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第50回記念 道都大学
中島ゼミ展
ー型と版をめぐる
5人と22人の冒険ー
会場:札幌市民ギャラリー
中央区南2東6(北西角地)
電話(011)271-5471
会期:2011年5月11日(水)~5月15日(日)
【個展メンバー】
阿部真大 石井誠 犬養康太 松浦進
大泉力也 松本ナオヤ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー(5.15)
1548番①、1555番②、1557番③の続き。
(以下、敬称は省略させて頂きます。)
個展は、何故かしら会場奥からの記載です。
次なる人は石井誠です。
◎
石井誠個展
石井誠は昨年の卒業生だ。そして今春、京都の大学に行かれたという。芸術の志覚めやらぬ、新しき門出でもある。
今展、今までの道都大学での諸々の取得の披露でもあるが、新天地での新入生という新鮮な気持ちでの発表だろう。
石井誠青年は賑々しさが出発だった。決して心象風景的なまどろんだ世界からの自己表現ではなかった。だが、道都大学時代は技術も習得し、表現の幅としてたゆたゆしいのも試みていた。シルクの空間表現にもチャレンジしていた。確かにそれも石井誠だろう。
しかし、今展はごっつ男っぽい作品が多い。おそらく、不退転の出発なのだから、まずは自己の原点に忠実にということか。色つや、線描バリバリの表現主義を基本としている。音楽性は柔と思ったのか、押し止めている。いささか、はやる気持ちを抑えがたしという個展でもあった。
京都で何年学ぶのかは分からない。どうなるのかも分からない。だが、間違いなく今展の風貌を一変するだろう。その記録として、以下に出品風景を載せておこう。
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