栄通記

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2011年 01月 07日

1418)終了「札幌学院大学 総合芸術研究会写真部 学外展’10」・資料館 12月14日(火)~12月19日(日)

○ 札幌学院大学総合芸術研究会写真部 
     学外展’10
  


 会場:札幌市資料館 2階全室
    中央区大通西13丁目 
     (旧札幌控訴院。
      大通公園の西の果て)
     電話(011)251-0731

 会期:2010年12月14日(火)~12月19日(日) 
 休み:月曜日
 時間:9:00~19:00
     (最終日は、~16:30まで。)

ーーーーーーーーーーーーー(12.16)


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 資料館全室を使っての写真展。
 以前は写真ライブラリー全室を使っていたが、そこが閉館になったので資料館の貸し切りになったようだ。
 ライブラリーで見た時よりも、スッキリして見れた。そこは広い、何となくだらだらと作品が流れていて、全体の強弱が薄かった。写真傾向として、メリハリの強い作品でバンバン迫る作品は少ない。身近なスナップの延長線上の作品が多いから、仕切り無しの広い会場で個性を見せるのにはそぐわなかったのかもしれない。
 資料館は部屋毎の広さも適当だし、独特な飾りと雰囲気があって、それとなくマッチしていた。

 僕個人は強い個性的作品が好きだから、まだまだ強くあって欲しい。だが、気分をそれとなく表現する若者を、淡々と部屋を換えながら見るのも悪くはなかった。


 部屋も多し、作品数も多し。真っ先に一番のお気に入りを載せて、適当に会場風景と作品を載せます。


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     ↑:2年・本間亜実、「道端 cigarettes」。

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 こういう目的と主張の強い作品が好きだ。小さい作品だが、このテーマにはよく合っている。出品数も多くて更に良い。しっかりと作品と撮影者とこちら側とが対話できて実に良い。
 「たばこ」というゴミを求める強い眼差し。人それぞれに見方があるだろうが、僕は都会と孤独を見た。淡い寂しさではない。歯切れの良い若さだ。
 次はもっと大きな作品群を見たいものだ。


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     ↑:2年・本間亜実、「火曜日は資源ゴミ」。

 上掲のタバコの作品と同じ学生。ゴミの好きな女性だ。優しく撮っている。


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          ↑:4年・吉崎悠太

 卒業組の合同写真コーナー。
 卒業後も良き伴としてカメラと付き合って下さい。そして、機会を見つけて発表して下さい。


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     ↑:4年・大塚洋紀、「静止」。

 撮影者のコメントには不気味な雰囲気を期待しているようだ。優しく被写体に迫る学生だから、「廃墟」のおぞましさは感じない。むしろ、見る物全てをフラットな地平線に置き換える空気感が好ましい。まさに、歴史性をそぎ落として「静止」へ・・・、静かな眼差し。


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     ↑:2年・鈴木李奈、「FRIENDS!」。

 僕はこういう「作る」写真に興味を持っている。

 擬人化された人形ではなく、自動運動する人形だ。
 遊びの世界、着せ替え人形の世界。普通に人形と遊んでいて、いつの間にか自分と人形の境界が無くなってしまい、そこをトコトンまで遊び抜くと、こちらの世界との交流が切れるから、堕ちない程度にこちらも人形になって、人形が人か、人が人形かと、最後は自分と人形の図鑑を作って、こちらとあちらの違いを確かめましょう・・・もっと大きな写真にして、物語がもっともっと羽ばたくような写真展を見たい。この部屋全部で「李奈のお部屋」だ。


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     ↑:Toshiaki Nishizawa、「Tower of nameless」。

 「名前のない塔」。
 白と線の好きな撮影者だ。線は見上げる角度からの立体線でないと落ち着かないのだろう。

 写真は何かを安直に再生できる。同時に、その写された世界とは全く違う造形なり思念の世界をも見せてくれる。しかも限りなく安直にその両者を実現させる。
 ニシザワ君の徹底心は好ましい。更に徹底するとどういうことになるのか?


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     ↑:2年・西川幸宏、「自分が素敵と思う事」。


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 愛すべき写真だ。優しいナルシストだ。あんまり普通なので、少し恥ずかしくなる。でも良い表情だ。



 撮った作品を見つめていると、もっと載せたいのですがこの辺で止めます。


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by sakaidoori | 2011-01-07 14:28 | 資料館


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