栄通記

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2010年 12月 21日

1402) さいとう 「『うちゅう展』 内村恵利・松浦優香」 終了・12月14日(火)~12月19日(日)

○ うちゅう展 

  内村恵利(スクリーン・プリント)
  松浦優香(シルクスクリーン)
 
                 ・・・道都大中島ゼミ


 会場:さいとうギャラリー
     中央区南1条西3丁目1
      ラ・ガレリア5階
      (北東角地。
      1階が日産のショールーム。)
     電話(011)222-3698

 会期:20010年12月14日(火)~12月19日(日)
 時間:10:30~18:30
     (最終日は、~16:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーーー(12.14)

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          ↑:松浦優香。


 会場に松村優香・君が在郎。それなりの会話をしてきた。ということで、彼女中心の文章です。
 19歳と、キャプションに明記されている。誇らしげな数字だ。その若さ、凛々しい立ち姿に少しこちらがうろたえてしまった。


○ 松浦優香の場合

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          ↑:「ろくじはん」・シルクスクリーン(以下、全て同じ)。


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          ↑:「過剰な秩序」。


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          ↑:「ペロニカについて」。


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     ↑:左から、「蟠が凝結」 「乾燥した埃っぽい午後」。




 最上段の作品が一番好きだ。
 線が一番生き生きしていて、「まだまだ描きたい!」と言っているようだ。言っているのだが、描き止めている。描き止めないと作品にはならないという意識が先走りして、「見せる」という世界で、落ち着こう落ち着こうとしている。
 そもそもこの絵の原点は、落書きのような自由で気ままな気分が原点だったと思う。それを作品=絵画にしようとして、線描の気ままな気分や、拡がる夢を枠にはめてしまった。そして、枠の中の自由感情(線描世界)が可愛くたたずんでしまった。

 そういう目で他の作品を見ると、さらに線描が脇に追いやられている。線描を絵画という美の世界で温和しく演技させている。良く言えば、抑制が効いて感覚もバランス良く都会的だ。ちょっとクリスタルでカッコ良い。

 さて、松浦優香はクリスタルな方向に洗練させるのか?その場合、線描をどう収めるのか?ハイセンスな自由人として、程良く絵画の中に居場所を与えるのか?
 ただ今技術習得中の学生でもある。いろいろなことがしたいのだろう。ちょっと気になる線描ワールドであり、松浦優香であった。



○ 内山恵利の場合
 
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          ↑:内山恵利・テキスタイル(シルクスクリーン)。

 カラフルだ。手描きによる人相、面相、キャラクター相もにぎにぎしくて元気が良い。ヒョウキンで崩れそうな世界、暗くなりそうでやっぱりアニメ風に無邪気な世界だ。

 僕は中島ゼミ生のテキスタイルでいつも思う。少し展示方法がパターン化し過ぎている。
 今展、これだけ楽しく人目を惹く作品なのだから、会場構成に工夫が欲しい。会場作りを楽しんだらと思う。

 本当は浴衣なり、サリーなり、あるいはカーテンとか舞台衣装の壁面世界とか、もっともっと具体性を持たせたらと思う。そこまでするのが大変だったら、切った貼ったの壁面テキスタイル・コラージュとかテーブル・クロスとか。あるいは失敗作があったならば、それこそ切り売りなり切れ端プレゼントなり、要するに、二十歳の女性が喜びそうなサービス精神200%!そんな会場作りをしたらと思う。
 制作者が二十歳前後の女性なのだから、「こんなテキスタイルのお部屋に入りたいは!!」というのを、自問自答して作ればいいのに。

 あ~、夢多く抱かせるもったいない展示である。
 

by sakaidoori | 2010-12-21 11:01 | さいとう


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