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栄通記

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2010年 08月 19日

1343) 登山 2010.8.18 「銭函天狗山 536.7m 銭函コース  晴れ」


 絵を見に小樽に行く。

 小樽美術館に沿って走る旧手宮線でビニールを敷いて昼食をとる。

 数は少ないがいろんな人が通りすがっていく。家族、恋人同士、細身のおじさん、何となく会釈をしたりしなかったりと、まったるい時間が過ぎていく。暑き小樽の昼下がり、小劇場を見る思いだ。二本の線路は恋人たちには良い遊び場のようだ。手に手を取り合って、互いを助け合いながら線路の上を歩いていく。女性の弾んだ声が青空に響く。
 そのうちに外人も通りすがる。夫と子供を追いかけてきた奥さんに、「コンニチハ」としっかり声をかけられる。半ズボン姿で白い肌をむき出しにしたスタイルは、やっぱり外人である。


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 昼食を済ませてから銭函天狗山(536.7m)に登った。本当に久しぶりの登山だ。





 登山口は高速道路銭函IC料金所手前から細い脇道に入り、高速道路アンダーパスを通って大倉山学園を目指す。そこは障害者施設のコミュニティーを形成している。ひたすら細い道を上へ上へと一本道を上っていくと林道ゲートがあり登山口だ。脇に5、6台の駐車スペースがある。

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 1時間30分ほどの登山時間だ。

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 始まりはゆったりとしている。直ぐに真新しい砂防ダムがお出迎えだ。全く水が無い。さほど重要なダムとは思えない。直ぐ真下に福祉施設の塊があるので、雪解け時や集中豪雨などの万一の為のものであろう。それはそれで仕方がないことなのだが、何かしら腑に落ちない。山際や辺鄙な場所に福祉施設や老人ホームなどのコミュニティーを多く見かける。要するに社会的に使い勝手の悪い場所に彼等は追い込まれて生活しているのだ。その「社会的対策」として、このような立派な砂防ダムが必要なのだろう。以前登った時には、全く見かけなかった施設だ。


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 登山口から15分も歩けば、いきなり山荘が見える。某山岳会所有の銭天山荘だ。一般人は利用できない。山小屋を見れるのは、登山にとっての楽しみの一つだ。
 あたりは湿気っていて沢地形なのだが、水は見あたらない。雪解け時には豊富な水が流れているのだろう。夏場は水持参だと思う。蚊にはそれなりに食われた。次回は蚊取り線香を忘れないようにしよう。


 これから先、沢を登りながらの本格的登山だ。休むことなく登り一本だ。ほぼ全コース森林浴気分なので、日は遮られて登りやすい。そうは言っても、今は夏だ。気持ちよく登れるが全身汗びっしょりになった。


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 途中ガレ場があり、やっと眼下を見下ろすことができる。見晴らしはそこからも頂上付近からもたいした違いはない。一気に開けた「街の景色」は壮観だ。樺戸から増毛の山が石狩湾に沿って、横拡がりに見える。手稲山、奥手稲山が並んでいる。ゴルフコースも見える。山に来て自然破壊の象徴のようなゴルフ場を見るのがきらいな人もいるだろう。もっともだ。僕は気にしない。ここは北都・札幌の西の玄関口だ。都会人の高尚な遊び場を上から見下ろすのも悪くはない。

 砂利採掘場だろうか、山肌がむき出しの所もある。確かに寂しい眺めだ。

 ガレ場からも登りは続くが、所詮は短い登山時間だ。一踏ん張りして頂上に着いた。
 残念ながら、頂上からの見晴らしはイマイチだ。頂上手前の岩肌からの眺めを載せます。日差しは強いが、手頃なそよ風があり、ゆったりと我が町石狩を眺め続けた。

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 帰りの下りはかなり辛かった。思いの外に勾配があり、ただひたすらの下り道一本勝負だった。


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 以下、途中で見かけた花を記念に載せます。取り立てて珍しい花ではありません。
 おニューのバカチョン・デジカメ、接写による小さな花びらの撮影が難しい。名前は後で女房殿に教わってメモします。名前の分かる方が居られれば何なりと教えて下さい。


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 ↑:左から、「オオダイコンソウ」、「ミズヒキ」、「ノブキ」。


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 ↑:「ハエドクソウ」。「キンミズヒキ」、「エゾアジサイ」。


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 ↑:左から、「オトギリソウ」、「ハマナス」、「カワミドリ」。


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 ↑:左から、「カワラボウフウ」、中と右は「モイワシャジン」。

 ※ 下段の「モイワシャジン」は珍しいとのことでした。

by sakaidoori | 2010-08-19 13:06 | ◎ 山


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