栄通記

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2010年 08月 12日

1332) たぴお 「多田浩二・北欧写真展」 終了・8月2日(月)~8月7日(土)


○ 多田浩二・北欧写真展

 会場:ギャラリーたぴお
    中央区北2条西2丁目・道特会館1F
    (中通りの西側の郵便局のあるビル。)
    電話・林(090)7050-3753

 会期:2010年8月2日(月)~8月7日(土)
 休み:日曜日
 時間:11:00~19:00
     (最終日は、~17:00まで。)

※ 特別コンサート ⇒ 佐藤美津江とkanteleアンサンブル・みゅうによる
                  フィンランド民族楽器カンテレ・コンサート
                8月4日(水) 19:00~ 1500円

ーーーーーーーーーーーーー(8.3)

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 多田浩二さんの北欧の旅写真記。

 大学1年次にフィンランドからの留学生と友だちになり、それ以来北欧との縁が続いています。今は彼の地からの留学生をホーム・ステイとして受け入れているのです。ただ迎えるばかりでは面白くないということで、その人たちとの現地再会のための旅です。
 写真は単なる記録という意味でしかなかった。ところが知人の薦めで、旅行記念の写真展へと発展、そして栄通記登場です。
 初個展なのでDMには名前の記入漏れ!!


 確かにそれは個人の趣味の範囲なのですが、統一感があって面白い。撮影者の視点・感性が正直に表現されている。

 被写体は次の二つに限定される。 
 滞在先の友人とその家族のポートレイト。人に焦点を合わせない街の表情や身辺の切り取り。それらに混じってアクセントとしての風景。安定的な距離感と、やさしい空気感が特徴です。
 北欧だから「湖だろう、フィヨルドだろう」という関心は多田浩二さんにはないようだ。親しき人達と人の匂いのする人工物が好きなのです。人工物を包み込んだ場の雰囲気に何かしらの磁場を感じるタイプです。その感覚のズレの無さが初個展にもかかわらず、一定のリズムを保ってさりげない主張をしています。おそらく、撮影者の自覚外の出来事でしょう。

 会場には北欧の雰囲気を伝える道具が遠慮がちに展示されている。その中に、展覧会巡りの資料もあり、若干の「北欧現代美術」事情も伝えています。美術への関心の深さが撮影センスに繋がっているのでしょう。


 多田さんにはこれからも発表してもらいたい。
 というのは、氏は今後も北欧人と付き合うわけです。彼等と日本(北海道)をつなぐチャンネル・マンでもあるわけです。いろんな撮影視点が考えられるでしょう。「日本の中の北欧人」は定番です。より積極的な北欧人アプローチは、僕たちのステレオタイプ的な白人認識を修正させてくれるでしょう。
 今言ったことは多田・写真の手段的側面。その流れの中でヒューマニスト・多田浩二のアート表現が間違いなく深まる。単なる北欧紹介を超えて、彼等と積極的に芸術を語り、僕たちに新たな視野を提供するに違いない。5年後、10年後が楽しみな人です。


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 現代北欧美術のパンフから2作品だけ紹介します。


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by sakaidoori | 2010-08-12 20:39 |    (たぴお) | Trackback | Comments(0)
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