新道展にも出品しているチアキさんが大通公園2丁目で路上切り絵パフォーマンス。
午後7時頃から始めると聞いていた。当日は時計を忘れて適当に寄り道した。派手な着物スタイル、コミカルな津軽三味線、多くの人だかりと、なかなかの繁盛で、静かな動きで熱演中だった。
着物は動きやすいように後ろが割れていて、黒いパンストと足の動きのチラリズム、うらなり顔に柳腰、チョッピリ色気か健康的若女性美、夏の楽しい風物を見る事ができた。
老若男女が見物人だ。子供が投げ銭を持っていくと、サービス精神豊かなチアキさん、すかさず披露した作品をバインダーに収めてお土産に提供する。どっと立ちこめる笑い声、間髪はいる拍手喝采。笑顔を振る舞うチアキさんは慣れたものだ。
最後は会場の女の子を傍に寄せて、彼女の似顔絵切り絵で本日の演技は終了。いやいや、持参の垂れ幕を降ろして、「投げ銭をお願いします」と大書されている。一回りゆらりゆらりと垂れ幕をお披露目、お色気と華やかな一人無言劇は本当に終了だ。大きな投げ銭箱にお客さんは群れなし、お足には千円札も混じって、大盛況の夕闇の一時であった。
なお、本日のプロフィールには「キリガミスト 千陽(ちあき)」とあります。キリガミスト、なかなかコジャレたネーミングでした。
続けて沖縄からの訪問者が何やら披露する予定だったなかなか始まらない。次の用事と空腹模様なので退散する事になった。ほんの少し心残りなテレビ塔と噴水であった。