栄通記

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2010年 04月 15日

1265) ①市民ギャラリー 「’10 第37回 北海道抽象派作家協会展」 4月13日(火)~4月18日(日)


○ ’10 第37回
    北海道抽象派作家協会展


 会場:札幌市民ギャラリー 
     中央区南2東6(北西角地)
     電話(011)271-5471

 会期:2010年4月13日(火)~4月18日(日)
 時間:10:30~18:00
   (初日は13:00~、最終日は~17:00まで。)

 【出品作家】
 同人:石川潤(新同人・七飯) 今庄義男(岩見沢) 岩田琿(七飯) 後藤和司(札幌) 佐々木美枝子(札幌) 鈴木悠高(札幌) 外山欽平(函館) 名畑美由紀(新同人・札幌) 林教司(岩見沢) 三浦恭三(小樽)・・・以上、10名。

 一般:甲斐野弘幸(札幌) 甲斐野市子(札幌) 笹岡素子(江別) 鈴木薫(札幌) 能登智子(札幌) 横山隆(札幌) 吉田英子(札幌) 柿崎秀樹(札幌) 風間虹樹(帯広)・・・以上、9名。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー(4・14)

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 昨日拝見、見応えのあるグループ展です。
 見応えがあるから、沢山の参加作家を書きたくなって、そして能力不足で書けなくなったのが昨年の栄通記です。これではイカンと思うので、今年は可能な範囲から始めて、少しでも多く紹介していきたいと思います。



 まずは第1弾、会場風景からです。

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          ↑:以上、第1室。





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          ↑:以上、第2室。



 広い壁を我が物顔で振る舞うのは誰か、天高くどこまでも上昇する人はいるのか、どんな作品が床を這い回るのか、ベテランと新人はどんな混じり合いをするのか、際だつ作品はあるのかないのか、今年は何色と呼ぶべき空間になるのか・・・。
 ただただ抽象というだけの作品展だ。抽象という定義もここではあまり問われていない。抽象という言葉の同志であって、強く「抽象運動」を人海戦術的に展開しているとも思えない。だから37回と続ける事ができたのだろう。細かい事は問わない、「抽象という指に止まれ」。そして年に1回、見る僕らは全体のイメージで心の中に「抽象」を蓄積していく。この会場の広さはとても重要だ。広さという物が空気が、作品を大きくもし小さくもする。
 (以下、敬称は省略させて頂きます。)


・ 林教司の場合


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          ↑:「種子」、4m×4m。

 やはり見せ方の巧みな作家だ。
 床に並べても可能だろう。それ以上に、天井に張り付けたくもなる。昇天として拝み見るのだ。その横を天窓からの光が四角く薄暗い部屋を横断する。朝な夕なに見上げるのだ。

 巨大にして完璧な球体。中心へは楕円模様という迷宮をかすめながら、完璧な愛と美の中心へ。種子、恥部、子宮、母胎、女体へと吸い込まれる。愛と美の理想郷が作家・林教司氏には見えもし感じもしているのだろうか?作品の前では見る人は作家と孤独者の立場になる。広い部屋に我一人君一人、願望としての永久の時間、永劫回帰。
 巨大だが薄塗りで淡い。その淡さが何かにすがりつきたそうな印象を受ける。紙の薄さが風に揺らぎそうだ。淡さと重なり哀愁感も漂っている。


  ②へ続く

by sakaidoori | 2010-04-15 12:48 | 市民ギャラリー


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