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2010年 04月 14日
○ 大黒淳一 音の彫刻展 会場:CAI02・raum1 中央区大通西5丁目 昭和ビル・B2 (地下鉄大通駅1番出口。 注意⇒駅の階段を下りてはいけません。 昭和ビルの地下2階です。) 電話(011)802-6438 会期:2010年3月6日(土)~3月20日(土) 休み:日曜日(定休日) 時間:13:00~23:00 ※ オープニング・パーティー ⇒ 初日 19:00~ 主催:CAI現代美術研究所 ーーーーーーーーーーーーーーー(3・13) ![]() ![]() 音に絡む展覧会。 人は目に見えない事どもを何とかして伝えたいと思う。言葉として、文章として、そして目に見えるものとして。今展もその試みの一つなのだろう。 会場は写真を見てもわかるように、都会的殺風景な空間だ。黒による、面、円、線が空間を切っている。それらは音の発生・増幅・拡張・振幅としての装置であり、作品そのものだ。 そして・・・音が流れている。自然から拾ってきた鳥のさえずりや川の流れが、デジタル風な音感で響いている。 作家・大黒淳一氏は実に愉快な人だ。会場を「僕の部屋」として楽しんでいる。知らない訪問者に対して自分から出張って話しかけはしない。そこにいるだけで顔が緩んで他の人とは違うオーラを発している。余りにも普通の風情で、普通の風貌で、その普通さがとびきりなのだ。 作家の体からのオーラにはいろんなタイプがある。舞踊家の踊りのようなもの、宗教家のカリスマ的なもの、大黒氏の場合はオタク青年のようなやんちゃ心だ。(オタクをネクラなどと思う事なかれ!)僕の作った部屋を見てよ!わかってよ!楽しんでよ!と顔が語っている。体が揺れている。 おそらく、この部屋の装置は相当の値段のもので成り立っているのだろう。「音」の取り込みや加工、人には聞こえない音も流して、あらん限りの知恵を絞っているのだろう。道具の配置に始まり実際の音の流れを確認して、会場作りにはかなりの時間を割いているのだろう。現代文明の機械を駆使して、まさしく腕の見せ所だ。 だが、だからといって今展が「音の発表展」として成功したかどうかはわからない。あくまでも大黒淳一氏の音の美学世界を知る機会であった。こうして音にこだわり楽しんで他人に見せる人がいるんだ、そのことのインパクトが僕には心地良かった。 残念だが、僕には「音」を語る才覚には欠けている。以下、その装置をお見せして、簡単に語るに止めておきましょう。 ![]() 真ん中にスピーカーが内蔵されていて、自然から採った音が流れている。人には認識できない周波音も組み込まれていて、作家ならではの音になっているのだろう。 見てもわかるように、装置は首振り可能だ。優しく回すと音の響きが明確に変化する。しかも、直ぐ近くでいきなりスピーカーに耳をさらすと。聞こえない音(周波)が破壊的に体に迫る。音も暴力を秘めている証左だろう。 ![]() ![]() ![]() ![]() 吊り下げられた円盤のスピーカーに感応して、黒い線も震えている。 ![]() ![]() ←:何かの装置に載っかっていた部品。音に震えている。僕の手が震えているように見える。 ![]() ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ・ 街の風景 ![]() ![]() 久しぶりの栄通ベスト・ショット。街角の倉庫風の建物。 壁と窓の組み合わせが気に入る。模様が顔に見える。 突然、この模様に気が付いて振り返った。足下が凍っていたので、滑って転んだ。近所の方が心配げに声をかけてくれた。
by sakaidoori
| 2010-04-14 13:11
| CAI02(昭和ビル)
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アバウト
![]() 丸島 均。札幌を中心に美術ギャラリーの感想記、&雑記・紹介。写真は「平間理彩(藤女子大学写真部OG) 『熱帯夜』組作品の一点」。巡回展「それぞれの海.~」出品作品。2018.8.30記。2577)に説明有り。 by sakaidoori カレンダー
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