栄通記

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2010年 04月 02日

1249) CAI02 「sit.  風間天心(風間真吾 東川町東川寺僧侶)」 4月1日(土)~4月10日(土)

○ sit.
      風間天心


 会場:CAI02・raum1
    中央区大通西5丁目 昭和ビル・B2 
    (地下鉄大通駅1番出口。
    注意⇒駅の階段を下りてはいけません。
        昭和ビルの地下2階です。)
    電話(011)802-6438

 会期:2010年4月1日(土)~4月10日(土)
 休み:日曜日(定休日)
 時間:13:00~23:00 

※ イベント ⇒ 「応量器展鉢」 毎日 14:00~15:00
          (永平寺の作法にのっとた食事法をご覧頂きます。) 

ーーーーーーーーーーーーーーー(4・1)

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 座禅です。もっぱら座禅を本分とする永平寺系住職による座禅行の観覧展です。
 坊さんが只座禅をし、僕たちは只見るだけです。

 
 なぜ、僧侶・風間天心は座禅を、あるいはその儀式を見せるのか?
 座禅という宗教行為が、一般社会人の精神世界に寄与するという仏教者による宣伝には違いない。形を変えた仏教の普及・啓蒙活動です。
 それだけか?ここのところはよくわからないが、それだけでは無いだろうということにしておきたい。
 風間天心は「風間真吾」という名で美術行為をしている。本格的絵画も描ける人だが、ある時から自己表現の美術行為から、社会との関係性を追求するインスタレーション作家という側面を強くしている。
 だから、職業としての僧侶がその根幹をなす「座禅行」をパフォーマンス的に披露するのも、見る人との何らかの関係を作ろうとしているのだと思う。もっとも、明確な戦術・戦略に基づいたパフォーマンスというよりも、自身の不退転の決意表明のような儀式的側面が強いかもしれない。

 それはともかくとして、見る僕らにはどんな意義があるのだろう?
 昔、 田中泯という舞踏家が、市内を逆立ちをして歩くのを見たことがある。彼は陰部を袋で隠しただけの裸姿で、しかも逆立ち歩行だけの演技だ。見る人達はゾロゾロと彼の歩みを追うだけだ。あまりにも異体な姿と長時間の逆立ち行為に驚かされながら、いつまで続くのかと危ぶみながら、ぞろぞろ歩いては見続けるばかりだ。最後はいきなり「オシマイ!」と口ずさびながらポンと立ち姿にもどり、散会。全てはそれで終わった。1時間ぐらいだったか?

 さて、この「座禅鑑賞会」、見る人に何かを与えることができたか?なにはともあれ、札幌という地方都市の地下蔵での本格的職業人による変な展覧会?です。


 ちなみに座禅のスケジュールは決まっています。
 
 13:00~13:40 (40分間の)座禅。
 13:40~13:50 (10分間の)歩行禅。
 13:50~14:00 (10分間の)休憩。

 14:00~15:00 (1時間の)永平寺の儀式にのっとた小食。

 15:00~ ・・・
   ・・ ~23:00 最初の1時間のスタイルが閉廊時間まで延々と続きます。

 以下、歩行禅の様子を載せます。


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 始まりと終わりは写真の右壁に向かってお辞儀をします。

 隣室では修行のようすのイラスト、数字の宇宙的禅問答のようなデザイン模様、鑑賞者との名刺交換、小食のビデオが流れています。
 次回は小食模様をお伝えしたいと思います。


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なんでもありの「現代美術」です。

by sakaidoori | 2010-04-02 14:40 | CAI02(昭和ビル) | Trackback | Comments(0)
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