栄通記

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2010年 03月 21日

1234) 資料館 「札幌啓成高校美術部OB展」 終了・3月16日(火)~3月22日(日)

○ 札幌啓成高校美術部OB

 会場:札幌市資料館2階・4室
    中央区大通西13丁目 
     (旧札幌控訴院。
      大通公園の西の果て)
     電話(011)251-0731

 会期:2010年3月16日(火)~3月22日(日)
 時間:9:00~19:00

 【参加作家】
 北海道教育大学岩見沢校・五十嵐あり沙 伊藤早耶 下山善生 橋本智恵 和田奈桜子
 札幌大谷大学短期大学部・小笠原あかね 加茂川麻衣 川嶋玲子 瀬川花凛 
 札幌市立大学・小路恭平

 
ーーーーーーーーーーーーーーー(3・16)

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 資料館でのOB展だから、20代30代の社会人の展覧会と思った。案の定、作品は小さい。社会人になっても絵を描きたいという姿勢に思えた。ところが、キャプションを読むと全員大学生だ。しかも比較的低学年であった。

 
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     ↑:道立教育大学岩見沢校・伊藤早耶、「少女セロハン」・3分。

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 伊藤沙耶さんのビデオが面白かった。
 何かを象徴するかのように冬景色の中での木々の立ち姿、卵の絵がひび割れていく。男の肌を求めているのか手がうごめく、カニを食べたくて手がせわしなく動き、はさみが入る。成人式の晴れ着姿・・おそらく作家自身だろう、晴れがましく誇らしい気分が伝わってくる・・・なぜだか、ザーメンのような液体が画面に流れる・・・黒い手も・・・。

 極端な明暗の変化や、大仰な画面構成も無い。過度の心象性を排除して、やや象徴的な画像を流しながら、女としての自己成長の姿がシンプルに流れていく。自己演出のほのかな性表現は、美しくありたいという願望だろう。モデルは作家自身だが全体テーマは「女」だ。タイトルの「少女セロハン」、セロハンを手で揉む時の音が流れていた。少女の成長、微妙で劇的な変化の象徴なのだろう、その心理的軌跡の映像化と理解した。

 わかりやすい映像だ。小細工や際だったテクニックもなく、素直な表現で好感が持てた。まさしく「いつの間にか少女は・・、大人に成っていく・・・」


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     ↑:大谷短大・小笠原あかね、「あしあーと」・F10 油彩 アクリル、「MY STYLE」・F8。

 小さな絵だ。壁への落書きの絵は、実際に壁に殴り画きをしたいのだと思う。来年はこの会場で、そういうパフォーマンスをしたらいのに!


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     ↑:大谷短大・加茂川麻衣、「不定形(習作)」・F15 アクリル。

 円やカラフルな色は暖かい気分なのに、何故だか人物は面白くない顔をしている。大きな絵のためのエスキスかもしれない。面白くない気分とバラ色の外の世界との対比?


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     ↑:教育大学岩見沢校・和田奈桜子。左から「ヒルツカタ」・油彩 F30、「芽吹く」・同。



 今展は現役の大学生の展覧会だ。おそらく第1回目だと思う。大学の低学年だから仕方が無いが、少しおとなし過ぎたようだ。初めてだから手探りなのだろう。それぞれが学校行事で学外に発表する機会があることでしょう。次回は、この展覧会ならではという趣向が欲しいものです。

by sakaidoori | 2010-03-21 21:56 | 資料館


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