栄通記

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2010年 01月 26日

1170) 画廊喫茶・チャオ 「マンドリン・アンサンブル・チャオ IN チャオ」 1月24日(日)

○ マンドリン・アンサンブル・チャオ IN チャオ

 場所:画廊喫茶 チャオ
     北区北24条西4丁目 モンレーブ24ビル3F
     (南北に走る道路の西側。
     地下鉄北24条駅1番出口。
     出て左へ数mという近いビル。)
     電話(011)736-3434
 期間:2010年1月24日(日)
 時間:18:00~
 料金:(喫茶店の飲食代+アルファ)
    
ーーーーーーーーーーーー(1・24)

1170) 画廊喫茶・チャオ 「マンドリン・アンサンブル・チャオ IN チャオ」 1月24日(日)_f0126829_13465066.jpg


 二人のマンドリン、一オクターブ低い二人のマンドラ、二人のギター、女性6名によるマンドリン・アンサンブル。

 初めてマンドリン演奏会を聴いた。ルネッサンス風絵画の中で優雅にかん高く奏でる、時には吟遊詩人の持ち物だったり、琵琶法師のように。もちろん舞台はヨーロッパなのだが、それが僕の貧相なマンドリンという楽器のイメージだった。

 写真はそれなりに撮ったのですが、暗くてほとんどがピンボケでした。上の写真、左側の女性だけが特にボケています。彼女はこのアンサンブルの主旋律を奏でる第1マンドリンで、食い入るような元気さです。体はいつもスイングスイング、というわけでボケています。

 選曲はタンゴ、ルンバに映画音楽、韓流、中南米、内モンゴルにクラシックと、何でも好きな曲には挑戦です。
 明るく、明快に、時には水の流れのように、そんな感じのマンドリン。
 明快さ、軽快なテンポはタンゴやルンバがよく良く合います。内モンゴルの民族音楽は、モンゴル・ネズミ馬の快走曲。中国雑伎団的忙しさも加味されていて、モンゴルの複雑さが投影されています。マンドリンの明快な音色は、じゃじゃ馬娘風に跳んではねていて、手拍子足拍子の喝采です。
 「コンドルが飛んでいく」では、その明るい透明音が哀愁と重なり、涙涙で顔が熱くなります。音が乾燥していて、この乾燥感は日本には無くて、そこが見果てぬ夢に誘うのです。
 この辺は大衆楽器としてのマンドリンの魅力でしょう。当然、映画音楽にもピッタリですが、今回の選曲は僕には少しロマンチック過ぎた感じ。「太陽が一杯」や、「鉄道員」だったりしたら明るさの中の彼岸を感じたことでしょう。

 明るさと哀しみという意味ではクラシックも一つの聴き物です。一見、明快なリズムはバロック的かとも思えますが、流れるようなリズムとハーモニーは、間違いなくバロック以後です。この楽器が1800年頃に、イタリアで誕生したのも、主旋律を明快に奏でて愛を語りたいというイタリア人好みの反映かもしれない。伴奏が伴い、求愛を応援するのです。

1170) 画廊喫茶・チャオ 「マンドリン・アンサンブル・チャオ IN チャオ」 1月24日(日)_f0126829_11265923.jpg この日はギャラリー・たぴおオーナーの林教司さんも同席。あるクラッシック曲の時にメモ紙を掲げて感動にむせび泣きの様子。演奏終了後に感動の由来を話されていて、チャオ・ママがすかさず応えます。「森よ林よどこへ行く!」ロマンス・ブルーの穴に落ちかけた「画家・林教司」、苦笑いを浮かべながら現世に回帰という一コマです。音楽とは人を甘く懐かしく違う世界に導くものです。

 演奏はアンコールに、重ね重ねのアンコール。最後はグループの十八番の「郷愁」。おてんば娘振りの演奏で会場を楽しませてくれた第1マンドリン嬢が、まさしく「キョウシュウ」を込めて曲にまつわる話題と演奏で本当の終了です。
 幸い、この日のプログラム・メモを頂いたので、記しておきます。

 1. ラ・クンパルシータ(タンゴ)
    (トーク)
 2. ムーン・リバー
 3. シェルブールの雨傘
    (トーク)
 4. コンドルは飛んで行く
 5. ジャマイカ・ルンバ
    (トーク)
 6. 冬のソナタ
 7. 草原情歌(内モンゴルの民族音楽)
    (トーク)
 8. フニクリフニクラ(マンドリン発明国・イタリアの曲)

    《アンコール》
 9.マスカーニの間奏曲(林氏の思い出深い曲)
 10. 真珠採りの歌
 11. 郷愁

 
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 (↑:左側がマンドリン。右側が1オクターブ低いマンドラ。
 イチジクを半割したような可愛い姿です。弦はは2対で8本と本には説明されていますが、見なかった。残念!
 リュート族の仲間で、同じ弦楽器のギターとは区別されているようです。)


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by sakaidoori | 2010-01-26 12:08 | (画廊喫茶)チャオ 


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