栄通記

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2009年 12月 13日

1123) ②苫小牧・工房REO 「樽前arty 2009」 終了・9月16日(水)~9月23日(水・祝)


○ 樽前arty 2009

 会場:工房REO
    苫小牧市字樽前114
    電話
    事務局・090-7519-0429

 会期:2009年9月16日(水)~9月23日(水・祝)
 時間:10:00~19:00
     (最終日は、~18:00まで)

※ アーティー・パーティー ⇒9月19日 18:30~ 500円

◎ 樽前野外美術展
    ギャラリー・・・樽前小学校周辺・・・散歩道

 【参加作家】
 阿地信美智 加藤宏子 川上りえ 下沢敏也 谷口明志 藤沢レオ 藤本和彦

ーーーーーーーーーーー(9・23)

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 川上りえ・作品の後は、一端道を戻るようにして小学校の正門前を通る。何気に覗くグランドは広い。祝日だから子供も居ない。今日は札幌人の付き添いをしてくれるだけだ。

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 これは作品ではありません。
 単に砂場にビニール・シートをかぶせているだけ。

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 小学校の正門前のバス停。
 普通は「○○小学校前」となるはずなのに、なぜだか「王子正門通」。もしかしたら、この学校は、王子製紙の関連跡地を利用して建てられたのかもしれない。
 その真直ぐ通りを、美術マップは真直ぐ行くように指示している。何となく右側に美術品が見える。

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     ↑:③ 加藤宏子、「壁際の舟」・石。

 何となく行儀よく座るのには斜めになっていて都合が悪い。居心地は悪いが、その悪さが大理石?の重厚さを伝えていて、遊び心を満足させてくれる。
 通学の子ども達は何人座ってくれたことだろう?座る子ども等のスナップ写真を何枚も撮りたいものだ。この学校には何人の子供が通っているのだろう?
 ちんみに、この作品は先の道展の屋外入り口に展示されていた。


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 樽前山神社。
 何の由緒書きもない。仕方がないから調べてみた。
 (以下、「樽前」という言葉が頻繁に登場します。わかりやすく書いたのですがわかりにくい。※~※の部分は無視してくださったほうがいいです。)

※ かつて当地がニシンイワシで栄えていた頃、その中心地に樽前権現社があった。そこに、かの有名な円空仏が奉納されていたとのことだ。
 明治になって、その権現社は現在の苫小牧市街に樽前山神社として移転した。繁栄の場に御移りされたわけだ。今でも立派な神社が聳え立っている。
 ところで、元の権現社も「樽前神社」として新たに設けられ、その後移転はしたものの、「錦岡樽前神社」として元の地に戻ったと辞書には書かれている。現存するその神社に円空仏が安置されている。
 「錦岡樽前神社」が昔の「樽前権現社」の跡地のように書かれているが、錦岡が江戸時代に繁栄していたのだろうか?なぜ錦岡なのだろう?
 そして、今目にしている「樽前山神社」。この場所は江戸時代の権現社の跡地では無いが、その直系をを引いているのではないだろうか。なぜなら、栄えた場所の近くだと思うからだ。小さいがとても気になる神社である。
 「樽前の樽前山神社」、「錦岡の錦岡樽前神社」、「苫小牧市街の樽前神社」それらを結ぶ「江戸時代・樽前の樽前権現社」。樽前・苫小牧に行く楽しみがふえたというものだ。




 さて、光燦々のアスファルト道を後にして、マップに導かれて小学校隣接の森の中へと入っていく。ここからは芸森の野外彫刻のような感じで、森との語りを作家達が試みている。今までの作品が光の強さに主眼があった。明かりがあっての見えないものへのこだわりであった。これからは森の闇が登場する。


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     ↑:藤本和彦、「土ころび」・木材 人工芝。


 う~ん、なんて言えばいいのだろう。自然物・自然色に対して直角志向の人工色・人工物だ。
 「何だろう?何だろう?」。ただただつぶやくばかりだ。
 自然の中での人工物、そのミスマッチを確認し、果たしてミスマッチかグッドマッチかを作者自身が見つめているようだ。誰かの為というよりも、作家自身の遊び心を触発させる為の作品に思える。樽前の地で、自由に不自由なことを試みた感じ。


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  いったん休んで、③に続く

 

by sakaidoori | 2009-12-13 22:54 | [苫小牧]博物館


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