栄通記

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2009年 12月 10日

1116) 時計台 「佐藤愛子・作品展」 終了・9月28日(月)~10月3日(土)

○ 佐藤愛子・作品展

 会場:札幌時計台ギャラリー・2階B室
    中央区北1西3・札幌時計台文化会館
    (東西に走る仲通りの北側のビル)
    電話(011)241ー1831

 会期:2009年9月28日(月)~10月3日(土)
 時間:10:00~18:00 
     (最終日は、~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーー(10・3)

 (2ヶ月前の個展です。記憶が怪しげになっていますが、好きな作家なので記録として載せておきます。以下、敬称は省略。)

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 佐藤愛子は新道展の会員、春陽会の会友。公募展系の画家だ。函館在住で決して若い画家ではない。
 物の形にこだわらないで、力を込めて画くタイプ。溢れんばかりのカラーと、ドローイング風のモノトーンを得意とする。

 僕にとっては初めての佐藤愛子・個展だ。大いに楽しみにしていた。てっきり100号以上の大作で会場を埋め尽くすと思いきや、溢れんばかりの小品展示になっていた。一見売り画廊の展示場に見えるが、ただ単に会場を埋め尽くそう、持参したから訪問者に少しでも一杯見せちゃおう、という画家のサービス精神だ。

 小品のこの賑々しさは彼女らしいと思ったが、デッサン研究中という作品も多くあり、作品の選択には問題を残したと思う。
 大作を覆う溢れんばかりの情熱、右に左にねじれる絵画空間、そこからかもしだされるユニークな絵空事の世界、「日常性を軽く明るく楽しく吹き飛ばしちゃおう」、そんな勢いが画家の持ち味だ。そういう絵に徹してもらいたかったが、すこしばかりさみしかった。
 小品は確かに画家らしいのだが、チャレンジ・愛子の姿からは遠かった。

 多分、個展経験が浅いのだろう。それと、画題に乗り物や動物を描く人だが、それらと静かに楽しみたいという雰囲気が今展には強かった。もしかしたら可愛いペットに何かあったのかもしれない。今展の画家の心はチョッとブルーなのだろう。

 次回に大胆な作品群を期待しよう。

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     ↑:「追憶」・F130。

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     ↑:「ペットと私」・F130。


 今展の大作はこの2点のみ。
 「追憶」は大きさや色の多さにに反してコンパクトにまとまっている。


 以下、小品ばかり載せます。僕は基本的に画家が好きなので、こういう作品をまとまって見る機会自体は良かった。


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     ↑:左、「わたしと犬」・F8。右、「ママ」・F4。


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     ↑:左、「馬草刈」・F8。右、「デストニー」・F8。


 可愛くて愛すべき小品群です。画題に寄せる画家の愛情が伝わってきます。
 もっと小品を載せて、彼女の魅力を伝えたいところです。

by sakaidoori | 2009-12-10 21:55 |    (時計台)


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