栄通記

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2009年 09月 04日

1089) たぴお 「益村信子・展  ※※ THE GIFT ※※」 8月31日(月)~9月5日(土)

○ 益村信子・展  PART18
    ※※ THE GIFT ※※ 


 会場:ギャラリーたぴお
    中央区北2条西2丁目・道特会館1F
    (中通りの西側の郵便局のあるビル。)
    電話・林(090)7050-3753

 会期:2009年8月31日(月)~9月5日(土)
 時間:11:00~19:00
(最終日は、~18:00まで)

ーーーーーーーーーーーーー(9・1)

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 今展は語らいの場だ。作品と訪問者と作者と空間がそれなりの場を占め、「これは何だろう?」と、そんなに悩まずに親しみながら、場を共有している。

 タイトルは「ギフト」。
 その言葉どおりに、3個の箱から丸い球体が大きく顔をのぞかせて、いまにも飛び出そうとしている。贈り物のようにして。
 全てが軽くやさしく揺れている。小さくて白い梱包材、コルク、球体、青い円柱、壁にはネットがウエーブを描いて影と共に踊っている。
 優しい空間だ。

 会場は明るい。大きめのスポットライトが真下を照らし、会場全体がいつになく平均した明るさだ。
 作家は宇宙や海が好きだ。もし、より宇宙空間的に、あるいは深海の底を意識して妖艶な世界を演出したいのならば、もっと光を落としたほうがいいかもしれない。そうすると会場は語らいの場から瞑想の場に変容するだろう。
 もしかしたら、作家はその日の気分によって照明を変えるかもしれない。円柱の位置も移動するかもしれない。
 宇宙は膨張している。海も上下に左右に動いている。ミクロの生き物の死骸が深海の底に日々沈んでいく。
 作家の心も一所にはいないだろう。僕らの心もそうだろう。全ては揺れている。雲のように、風のように。作家の好きな球体はいつも卵のようにそこにある。

 刻々変化する中で、どこか一期一会的な人との語らいや交わりを求めている展覧会だ。
 かつて益村信子・展を見た時は、「走る人・益村信子」であった。そのイメージは変えなければいけないようだ。
 落ち着き、転がり、開き、たむろし、何かを楽しんでいる。
 作家は茶会の主のようにたたずみ、一つ一つの作品は茶碗や小道具のようにして客人を楽しませている。


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by sakaidoori | 2009-09-04 23:31 |    (たぴお)


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