栄通記

sakaidoori.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2009年 08月 31日

1086) CAI02 「『そこから。』 佐藤翼・個展」 終了・8月22日(土)~8月29日(土)

○ 「そこから。」 佐藤翼・個展

 会場:CAI02・raum2・3
    中央区大通西5丁目 昭和ビル・B2 
    (地下鉄大通駅1番出口。
    注意⇒駅の階段を下りてはいけません。昭和ビルの地下2階です。)
    電話(011)802-6438

 会期:2009年8月22日(土)~8月29日(土)
 休み:日曜日(定休日)
 時間:13:00~23:00 

※ オープニング・パーティー ⇒ 初日 19:00~
                         20:00~ ライブ・パフォーマンス

ーーーーーーーーーーーーーーー(8・28・土)

1086) CAI02 「『そこから。』 佐藤翼・個展」 終了・8月22日(土)~8月29日(土)_f0126829_2243450.jpg
     (↑:会場入り口から。)

1086) CAI02 「『そこから。』 佐藤翼・個展」 終了・8月22日(土)~8月29日(土)_f0126829_225174.jpg
1086) CAI02 「『そこから。』 佐藤翼・個展」 終了・8月22日(土)~8月29日(土)_f0126829_2253731.jpg


1086) CAI02 「『そこから。』 佐藤翼・個展」 終了・8月22日(土)~8月29日(土)_f0126829_2255633.jpg


1086) CAI02 「『そこから。』 佐藤翼・個展」 終了・8月22日(土)~8月29日(土)_f0126829_2261824.jpg1086) CAI02 「『そこから。』 佐藤翼・個展」 終了・8月22日(土)~8月29日(土)_f0126829_2264168.jpg
1086) CAI02 「『そこから。』 佐藤翼・個展」 終了・8月22日(土)~8月29日(土)_f0126829_227095.jpg



1086) CAI02 「『そこから。』 佐藤翼・個展」 終了・8月22日(土)~8月29日(土)_f0126829_2272623.jpg
     (↑:会場の奥から。)


 うらやましい展覧会だ。たゆたゆしい若さに眩しさを覚える。
 
 学生の作品だ。卒業間近とのことだ。おそらく初個展だろう。
 初めて展覧会をする人達は、なぜだか作品の位置がやや高めだ。いや、高いというより、作家自身の目と高さと同じか、やや高めに展示する傾向があるようだ。作品の高さは作家の主張の一つの方法だから、決してそれだけで良し悪しを言うことはできない。
 だが、初個展の作家の場合には作品の高さまで意が廻らない。自分にとって心地良い高さが単純に良い位置なのだ。そして良い位置とはびしっと正面にすえることだ。

 佐藤翼。彼の自分の意志や好みは「オレがオレが」という強い主張からはかなり離れている。展示会場全体から作家の性格としての優しさが伝わってくる。この優しさが僕には眩しい。どこか無反省・無防備的に思えて、一層うらやましさが僕の心を満たしていく。
 作品に強い自己主張を求める僕には彼のような作品は緩いはずなのに、妙に心が淡々として、自分自身の心に隙間風が通る。なぜだろう?

 ・・・、・・・、

 おそらく自分自身の20代を思い出させるからだろう。あの頃の自分はどうだったのだろう・・・。彼の優しさが僕を回帰的気分に追いやる。


 作品は齋藤周を彷彿させる。大きな違いは「性」の距離感だろう。
 佐藤翼はあまりにギラギラ感が無さ過ぎる。名前の如く翼が生えていて、ひとところに執着しない。その空気感や事物への距離感などが彼のメイン・テーマなのだろう。
 ドローイングの上手いとか下手とかよりも、どれだけ佐藤翼らしい空気感や距離感を表現できたか、それが作品の質の基準になるのだろう。
 次回はどんなゆったりした部屋を作るのだろう?やさしさが一つの武器だ。やさしさが武器とは変な話だが。

by sakaidoori | 2009-08-31 22:11 | CAI02(昭和ビル)


<< ※ 栄通の案内板  9月(20...      1085) ト・オン 「plu... >>