栄通記

sakaidoori.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2009年 07月 16日

1035) 写真ライブラリー 「三大学合同写真展’09」 終了・7月7日(火)~7月12日(日)

○ 三大学合同写真展 ’09

 会場:札幌市写真ライブラリー
    中央区北2条東4丁目
     サッポロファクトリー・レンガ館3階
    電話(011)207-4445  

 会期:2009年7月7日(火)~7月12日(日)
 時間:10:00~19:00
    (初日は、12:00~。最終日は、~17:00まで。)

 【参加大学】
 札幌学院大学 北星学園大学 酪農学園大学

ーーーーーーーーーーーーーーーーー(7・11)

f0126829_10363485.jpg


 参加学生がかなりいて、大振りの作品は少なくて、一人一人が淡々と自分表現をしているという感じです。目立つ作品や大仰な作品はほとんどありません。写真は技術の修得も大事な要素なので、もっと失敗作があってもと思いました。

 そんな中で自分好みに出会う事ができた。名前を見れば顔見知りの学生だ、ちょっと驚いてしまった。

f0126829_10453375.jpg
     ↑:北星学園大学2年・長面川(なめかわ・ひとみ)、「窓/母校・団地」。

f0126829_1150121.jpgf0126829_11505445.jpg











f0126829_11515023.jpg
f0126829_11522217.jpg




 一つの事にテーマを絞って、展示全体に浮気心が無いのが良い。

 「どうしたの、この徹底振りは?」と聞けば。
 「窓を撮りたくて・・・、あまり面白くないんじゃないですか?」
 そんなことはない。
 窓、廊下、直線、斜線、四角、白と黒、光と影、それ以外は何も無いのが良い。なかなかこうは徹底できない。つい廊下に人やその影を入れたくなってしまうものだ。
 もちろん、白黒の色具合とか技術的な問題はいろいろあると思う。
 「なぜ『窓』なのか?光や影の意味は何なのか?」という、根源的な問い詰めも大事だ。が、全てが解決されて作品があるわけではないと思っている。自分の作品を見ることで撮影者もいろんなことが見えてくるのでは。

 空間越しに窓を見る。上から見る。下から見る。空間が廊下であったり通路であったり、空間と云う存在にもなる。光が表情を作る。窓からの光、窓を照らす光、必ず闇が生まれる。
 イメージが生まれる。イメージが膨らむとはどういうことか?
 ようやく長面川瞳の旅は始まった。いささかキツイ旅路かもしれない。


f0126829_11555318.jpg
     ↑:北星学園大学2年・安達花奈

f0126829_1204718.jpgf0126829_1211556.jpg













f0126829_1255359.jpgf0126829_1263797.jpg  









   ↑:北星学園大学4年・田村佳奈

 風景の取り込み。2点1組の組み作品でです。
 遠景をピンボケにして、ビシッと全体を睨みつけている。被写体一杯に、見たものは逃さないという強い思いを感じる。遠景と近景、ピンボケと適正な世界との対話が面白い。
 4年生だ。10点ほど、まとまった世界が見たいものです。

by sakaidoori | 2009-07-16 12:18 |    (写真ライブラリー) | Comments(0)


<< 1036) 開拓記念館 「第1...      1034) 槌本紘子のストック... >>