栄通記

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2009年 07月 07日

1032) ト・オン・カフエ 「清武昌 洞口友香・二人展 ~Klang~」 終了・6月23日(火)~7月5日(日)

○ 清武昌 洞口友香・二人展
    ~Klang~ 
 

 会場:TO OV cafe(ト・オン・カフエ)
    中央区南9西3-1-1・マジソンハイツ1F
    (地下鉄中島公園駅から東北に徒歩2分)
    電話(011)299ー6380

 会期:2009年6月23日(火)~7月5日(日)
 休み:会期中は無休
 時間:10:30~22:00
     (日曜日は、~20:00まで。)

ーーーーーーーーーーーーーーー(7・4)

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 四角い部屋の右側が道都大2年・清武昌君、反対側が同大学1年・洞口友香(ゆか)さん、手前のジュースが僕の飲み物。

 共に泡や細胞が増殖しているような世界だが、男女の違いが明瞭だ。
 清武君はゆらめく膨張心理と安定の間を揺れている。男心だ。
 洞口さんは渋く七色が輝いている。海の底を覗いているみたい。揺れているようで揺れていなそうで、不安というにはちょっと違う世界。まろやかで優しくて綺麗だ。これが女心というものか?


 夜の喫茶店で良いムードで並んでいる。上品と言えるだろう。
 この上品さが僕には物足りなかった。
 作品は二人とも興味深い。だが、学生にとっての2人展ということをもっともっと考えて欲しい。闘うか調和するか、それとも互いに我が道を行くとか、無手勝流のアンバランスさ、そういう目的意識が少ない展覧会だった。相手が男だとか女だとか異性だとかは関係ない。
 特に洞口友香さん、もう少し見たいという欲求不満を残した。折角の発表する機会だ、もっと欲を出せばよかったのに。その欲が会場を別な空間にしたかもしれない。
 今展には小品が3点あった。あの作品を少なくても10点以上出して、全体で大作とは違った味を出したらよかったのに。

○ 清武昌の場合。

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 先日、音威子府で彼の個展を見た。赤い作品が初発表と思う。ニューヨークの安ホテルの屋根裏からひょっこり出てきたような作品だ。「清武君、自分の引き出しをいろいろとこじ開けてるな」という作品だ。
 彼は公募展を大作の発表の場としている。グループ展とか、こういう展覧会でいろんなことを試みたら良いのだ。公募展の弊害はどうしても型に陥りがちになる。そこのみを発表の場にするからだと思う。

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     ↑:「心の不在」。

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     ↑:「ある夜中」。

 共に面白いが、下の方が額に入ってないだけ好きだ。安定と不安定という境界を志向しているようだが、安定感が基本のようだ。赤と黒の重量感、一本足の立ち姿のバランス感覚、窓という向こうの世界、いろいろ妄想がやってくる。


○ 洞口友香の場合。

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     ↑:「やさしい刺」。

 背景が海の底とか細胞の塊とかのマクロの世界で、手前の模様がミジンコとかを顕微鏡で拡大されたもミクロの世界、そんなマクロ・ミクロ両用の世界の一元化に見えた。
 綺麗さ優しさに覆われていて、目のような何かが何か変な物を隠しているみたい。

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     ↑:左から、「底」、「ファースト」。

by sakaidoori | 2009-07-07 00:59 | (カフェ)ト・オン


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