栄通記

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2009年 07月 06日

1030) さいとう 「沼田彩子・個展」 終了・6月30日(火)~7月5日(日)

○ 沼田彩子・個展

 会場:さいとうギャラリー
    中央区南1条西3丁目1
      ラ・ガレリア5階
     (北東角地。
      1階が日産のショールーム。)
     電話(011)222-3698

 会期:2009年6月30日(火)~7月5日(日)
 時間:10:30~18:30
     (最終日は、~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーーー(7・4)
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 ’04年3月、道教育大学札幌校・油彩研究室卒業生。

 在学中の学内展や道展のなかで単作を見続けている。ようやくまとまって見る事ができた。
 クローズ・アップした顔やその周囲の背景をダブらせて描く、ピンクと茶の間をざっくばらんなタッチで横断し動きがある、激しさや動きの割には女性は美顔、そんな印象だった。

 画面に占めている人物のダブル画像は、人間の明と闇の追求かと初めは思ったが、どうも顔が美しすぎるので、心理追求の痕跡と見るのは保留にしている。
 心理よりも生理のほうを強く主張する作家のようだ。というか、自分自身のエネルギッシュさが素直に綺麗に表現されているみたい。

 絵の波動は人と人、物と物の間の見えない交流なのかもしれない。が、画家自身の投影とも思える。人物以外に画面には登場せず、その人物のエネルギーが行き場を求めているみたい。
 「何か」を描こうという強い意識が、どうしても絵を自己中心にさせている。自己中心で良いのだ。だが、画題の幅が限られているので、自己のエネルギーの方向が常に一定で安定しているのが気になる。おそらく肉体が好きな画家だろう。生身の皮膚から発する汗や匂いや産毛の生命力を、なんとかして無臭無触の絵画にしたいのだろう。

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 今展、多くの小品中品があった。「体」にしばられない画題だ。抽象画だ。画家の気分をキャンバスとの会話で表現したのだろう。大作の大仰さが抜けて色と形の遊びになっている。大作が皮膚からの波動としたならば、これらは皮膚の色模様だ。
 波動には短波、中波、長波とあるだろう。アルファ波、ベータ波、ガンマー波もあるだろう。当然、沼田・波にもいろいろあるはずだ。

 生理を表現する画家だと思う。その正直さは強情さでもあろう。正直・強情、さらにチャレンジ精神・自由度・しなやかさが加わればと思う。


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by sakaidoori | 2009-07-06 13:19 | さいとう


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