栄通記

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2009年 05月 22日

976) たぴお 「写羅 SHARA Vol.Ⅱ(写真展)」 終了・5月11日(月)~5月16日(土)

○ 写羅 SHARA Vol.Ⅱ
    (写真展)

 会場:ギャラリーたぴお
    中央区北2条西2丁目・道特会館1F
    (中通りの西側の郵便局のあるビル。)
    電話・林(090)7050-3753
 会期:2009年5月11日(月)~5月16日(土)
 時間:11:00~19:00(あるいは18:00)

※オープニング・パーティー : 初日 18:00~

 【参加作家】
 大友洋子 為岡進 林教司 藤川弘毅 山下敦子 YUKI

ーーーーーーーーーーーーーー(5・16)

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 マイペースにそれぞれの写真展だ。参加者はたぴおに集う有志といえばいいのだろう。しかし、それ以外には写真表現としての結びつきは薄い。そこがこの展覧会の良いところで、それなりに落ち着いた場になっていて心が和む。

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     ↑:藤川弘毅

 最近の藤川弘毅は面白い。
 どこぞで手に入れた不用品を、自分好みにアレンジしてオブジェにしている。再生された素材を作家自身が楽しんでいるみたい。ことさら「スゴイ!」というのでは無い。チョッと大仰なところもあるが、何とも言えない魅力がある。素材に手を加えないのが藤川オブジェの特徴で、地の素材が自然にこちらになびく時はハッとさせられる。彼はたぴおのグループ展には極力参加している。なかなか真似のできない意欲だ。こうして継続的に発表することによって、表現したいことの型や質が向上していると思う。

 彼は写真の専門家だ。今回は以前に撮った写真に古物の枠をはめての展示だ。(僕の紹介写真ではチョッと見た目とは違う印象になってしまった。)
 モデルは作家好みなのか、額が広く丸ぽちゃで小柄な若い女性だ。背景のコンクリートと修道女風の黒い衣装、ポーズが少しわざとらしいがセールス・ポイントの黒枠の強さにぴったりだ。この枠は囲炉裏とのことだ。ドーンとした存在感がある。あまり拾い物に手を加えない作家だが、さすがに中を走る横材は斜めに切り落として、粋にモデルを飾っている。
 黒枠(囲炉裏)を見せる作品だが、黒枠だけでは面白くない。美女との組み合わせは合うのか合わないか?枠、コンクリート、黒衣装、セクシーな赤いベルト、魅力的なモデル、充分に僕の目を楽しませてくれた。

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     ↑:大友洋子

 道内の港の見える場所でのスナップ。
 ただただ風景の中の「存在」を淡々としっかり撮っている。人は何故海に心惹かれるのだろう?海に立つ岩の姿に目が止まるのだろう?ありふれてはいるが、やはり空のカモメが気になる。港は人の証?人工物がやけに青い世界とマッチしている。
 真直ぐに撮影者は被写体を見つめている。

 
 面白い組み合わせの写真展だった。今回は他の方は割愛させて頂きます。

by sakaidoori | 2009-05-22 22:40 |    (たぴお) | Trackback | Comments(0)
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