栄通記

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2009年 03月 16日

936) 資料館 「小樽商科大学・写真部 『三月展』」 終了・3月3日(火)~3月8日(日)

○ 小樽商科大学 写真部
    「三月展」

 会場:札幌市資料館2F・4室
     中央区大通西13丁目 
     (旧札幌控訴院、大通公園の西の果ての建物)
     電話(011)251-0731
 会期:2009年3月3日(火)~3月8日(日)
 時間:9:00~19:00
     (最終日は、~19:00まで)
  
ーーーーーーーーーーーーーーー(3・6)

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 小樽は向こうの町でチョッと遠い所だが、そこの小樽商科大学は写真部つながりで気分はとても近い学校だ。北海高校美術部の登石君も無事入学したとのことだ。ますます近くなった。

 この週の資料館は大学生を中心にした写真尽くめだった。極力全部載せたいと思う。
 
 さて、樽商大写真部、白黒ばかり。高学年はそれなりにインパクトはあったが低学年はこれからと言った感じ。内心もっと期待していた分物足りなかったのは事実だ。

○ 上の写真の右側の学生は1年生の飯田汐李(しおり)君。彼女から行きます。

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 たった4枚というのは実にもったいない。
 被写体が面白い。上の2枚だけを見ると、安宿かキャンプに泊った若人を連想する。下の写真を見ると6畳一間の部屋で生活するカップルを連想してしまう。写真は綺麗な物を撮ると相場が決まっているのだが、そういうことにお構いなくわびしく乱雑な部屋にチャレンジしている。
 残念なのは突込みが足りない。これでもかと言わんばかりに「男女が寝ていた」であろう残り香をカメラで追跡していかないと。グッと迫る!あるいは一歩引き下がって見渡す目が欲しかった。整理不能なぐらいの作品数を並べては。
 飯田君はネズミ小僧的ヒョウキンさがある。「女の子」というを利用して、何でももっともっと食らいつくフットワークを期待しています。


○ 次は上の写真の左側の村瀬沙紀(さき)君。

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 技術も良い。視点も良い。起承転結の四枚1組の配列で過不足も無い。
 最大の欠点はまとめすぎにあると思う。どう転んでもきっちりとまとめる人だから、数を増やすとか、あえて気に入らない写真でも展示効果のために挿入するとか、写真に冒険心があればと思う。
 それにしても素直な写真だ。風景にリズムを見ているのだろう。初々しさが伝わってくる。
 次回は2点1組の8枚構成、大きく多めの展示で心の可能性を拡げて下さい。楽しみにしています。


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     ↑:22歳・佐藤弘庸

 2人の学生の背景にある作品群の佐藤弘庸(ひろのぶ)君。
 人物をこそっと捕らえる視線です。
 上の女性の寝顔がお気に入り。美人ということもあるが、髪の黒、眉毛の黒、セーターの黒が良い。それらがリズミカルに肌の白を取り巻いている。


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     ↑:25歳・岩村亮太。

 白黒による都会の風景。人は殆んどがバックから撮っている。後姿というものは撮影者の力量に関わらず暗黙のメッセージを伝えるものだ。佐藤君といい岩村君といい、連続して覗き見的な人物像があるということに寂しさを覚える。きっちり写真を撮っている学生達だから、正面からの人物像も見たいものだ。確かに撮影者のプライバシーという問題があるから、いろいろと大変だとは思うが。


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     ↑:21歳・川本由依。

 視点は面白いのだがインパクトが小さい。何でだろう?線が細いのかな~?距離感が安定しているのかな~?好きな分、物足りなさの残る作品。


 他にも沢山ありましたがこれくらいにしておきます。

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by sakaidoori | 2009-03-16 23:06 | 資料館


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