栄通記

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2009年 03月 01日

926) ②コンチネンタル 「いのこり展」(4名の学生?のグループ展) 終了・2月24日(火)~3月1日(日)

○ いのこり展
   阿南沙織 大石若菜 中林亜沙子 宮川友維

    
 会場:コンチネンタル・ギャラリー
    南1条西11丁目 コンチネンタルビルB1F
    (西11丁目通の西側)
    電話(011)221-0488
 会期:2009年2月24日(火)~3月1日(日)
 時間:10:00~18:00
     (最終日は、~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーーーーー(2・28)

 (①の続き。)

 
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     ↑:中林亜沙子、「金明竹」・インスタレーション。

 会場中央にあるコンチネンタル特有の秘密の部屋が中林亜沙子の世界だ。
 悪ガキから返り血をもらいそうだ。小悪魔娘「アッ子」は何かに飢えているようだ。見ること見られることばかりの夢を見ているようだ。見つめる「何か」が大事なのではないだろう。「目が、目がアタイを締め付ける」とむせているようだ。

 「金明竹」とは落語の小噺のお題目。その粗筋もわからないし、作品との関連もトンとわからない。どうせ江戸時代ものならば春画を扱ってもらいたかった。近松の「女油地獄・・・」そんな世界の方が大人っぽくていいのだが、なにせ「いのこり展」だ。次回の「大人のための展覧会」の楽しみに取っておいたのだろう。「蛍の光」は近い。


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     ↑:左側が中林亜沙子・作、右側が宮川友維・作。

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     ↑:宮川友維、「いつか いつのひか」・アニメーションのための動画群。
 
 宮川友維は「いつか いつのひか」という映像作品(アニメ)の発表だ。そのアニメのためのカットの一部が綺麗に淡く展示されている。
 絵を見てもわかるように少年少女時代の初恋心がテーマだ。
 少年が2階の校舎の窓から外を見つめている。放課後の居残りのようだ。クラブ活動?下校する少女が通り過ぎて行く。少女は少年を微笑みながら見つめ、手を振り「さよなら」という聞こえない言葉を届ける。少年もそれに応える。・・・。
 淡く薄い画面、黄色と黄緑の世界。作家の夢見る色なのだろう。少年を甘美な世界に・・・、ちょっと恥ずかしくなるような宮川友維のロマンティシズム。
 初恋とは甘いものだ、思い出せば恥ずかしいものだ。そしてこういう映像はそういう気持ちを終わること無く再生産していくのだろう。


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     ↑:大石若菜・作。
 図録より作品を記します。
  ①、「ただ今ネガティブキャンペーン中につきコロタソ20%増量・アニメーション。
  ②、「眠りの森のおおおやさんとおおおおいしさん」・実写。

 彼女の映像を一本だけ見た。たぶんそれが②だと思うが不確かです。
 男(作者の父親?)が台所でエプロンをして鑿(ノミ)を研いでいる。作家のナレーションが流れている。やや早口言葉で昨日見た夢を語っている。ニコニコ声でお父さんが交通事故で死んだとか・・・・、(そんな語りだったと思うがはっきと覚えていない。)かなりシリアスな語りと男の淡々とした鑿の磨ぎ姿が滑稽というか恐いというか、ハラハラしながら見ていたが「はい、おしまい」、そんな言葉で語りが終わり映像も終わる。ショート・シュートでした。


 充実した展覧会だと思う。
 次は「いのこり」というなよなよしい言葉でなく、引き締まったネーミングで登場してもらいたい。所詮、人生とは心に宿題というか「いのこり」を引きずっているものだ。形だけでも「居残ってない」のが見たい。

by sakaidoori | 2009-03-01 23:10 | コンチネンタル


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