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栄通記

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2009年 02月 21日

917) ②写真ライブラリー 「札幌ビジュアルアーツ写真学科 卒業制作写真展」 2月18日(火)~2月22日(日)

○ 専門学校 札幌ビジュアルアーツ・写真学科
    卒業制作写真展

 会場:札幌市写真ライブラリー
    中央区北2条東4丁目
      サッポロファクトリー・レンガ館3階
    電話(011)207-4445  
 会期:2009年2月18日(火)~2月22日(日)
 時間:10:00~19:00
    (最終日は ~?:00まで。)

ーーーーーーーーーーーーーーーーー(2・20)

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 (①・916の続き。)

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     ↑:中明昌弘、「或肖像、或想像」。

 上が撮影者の野菜を組み立てての肖像画写真。下がそれらの写真作品を子供達に見せて書いてもらった絵、と説明書きにあります。
 この方法自体は取り立てて目新しくも無い。例えば、教育大学の学生が「子供にとっての絵画の可能性」という課題でパネル展示をするかもしれない。街中の公共空間の壁面を使っての展示も普通にあるだろう。
 していることはもしかしたら全く同じかもしれない。実際、説明書きには「小学校低学年の想像力を養うための教材としての写真」とある。
 だが、「ビジュアルアート」の卒業写真展の中でこういうのを見ると、ある種のアイロニーなり、この撮影者ならではの遊び心を感じてしまう。僕の誤解かもしれないが。


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     ↑:横塚大志、「バイタルチェック」。

 ピエロのパントタイム映像を見ているみたいです。痩せぎすで神経質な都会の青年のセンチメンタルな孤独と、自分しかできない哀しき曲芸の個性、その対比構成です。
 とても臭い、臭いがスケボーの動きが生きていて臭さも味になっている。心象的なムード先行の写真が無いのも良い。
 それにしてもスケボーの被写体と撮影者の呼吸はぴったりで感心ものだ。


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     ↑:李 嘉慧(韓国アンニャン芸術高校出身・韓国からの留学生)、「Fake」。
 「シンプルなものは美しい、美しさの中に遊び心を」、そんな見本のような作品。
 膝下のラインや素肌、若い生命力を思う。かかとの上がった姿も人目を引く。街中のショー・ウインド用に大きなポスターを作ってみたい。

 学生が会場にいたので話がしたくなった。写真のことよりも、その人のムードが知りたかった。優しく綺麗な日本語だ。日本語の感情表現もしっかりしている。昨年の年末にも資料館で韓国人の学生2人を見かけた。
 来日する韓国の観光旅行者も大事だが、こうして日本に何かを学びに来る男女の学生を見ていると嬉しくなる。彼等の人格は知らない。それで充分だ。ただ来てくれるだけで、会える機会があるだけで何かが生まれる。
 市役所の地下食堂でも予習として生徒に中国語を教えていた中国女性を見たことがある。キャリア・ウーマン的な美貌で30歳位だった。盗み聞きするその中国語の何て綺麗なこと!水玉の流れるようなリズムだった。途中に聞こえる彼女の日本語滑らかで、ついつい話しかけてしまった。


 被写体に対する考察、何を撮りたいかというテーマもしっかりしている。人間を撮る学生も沢山いた。一人ではあるが労働者を通して社会を見つめる作品もあった。ありきたりの風景や情緒・心象に流れすぎる作品は無かった。
 一方、より強い社会性や風俗、都市に迫る作品も無かった。それは今の時代に、学生には高望みなのだろうか?
 が、良い写真展だった。是非、個展・グループ展と発表し続けて、自己のテーマを掘り下げて欲しい。

by sakaidoori | 2009-02-21 22:28 | 写真ライブラリー


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