885)時計台 「第６回北海道高等学校文化連盟石狩支部美術部・顧問展」 終了・1月26日（月）～1月31日（土）

○　第６回 北海道高等学校文化連盟石狩支部美術部・顧問展

　会場：札幌時計台ギャラリー・３階全室
　　　　中央区北１西３・札幌時計台文化会館
　　　　（東西の中通りの北側にあるビル）
　　　　電話（０１１）２４１ー１８３１
　会期：2009年1月26日（月）～1月31日（土）
　時間：１０：００～１８：００　
　　　　　（最終日は、～１７：００まで）

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　３階全室を使っての展示です。
　「プラス・ワン」というグループで発表をされている画家達が額縁に拘らないでまとまって展示しています。いつもの上品さとは違った一面を覗かせていました。
　彼等「プラス・ワン」のメンバー達はこの２月にベトナムで同グループ名として展覧会を開くと聞いています。おそらく、その準備をかねた展示ではないでしょうか。心意気の高さを感じました。
　その作品を中心に掲載します。

　　　　　　↑：札幌拓北高校・谷口明志、「感情曲線」。













　勝手に「コンブ」と名づけている谷口作品です。立体的に壁から離して展示しているのではと勘違いしました。写真で見ても同じような錯覚を覚えます。壁面作品です。曲線の奥を細く手前を太くしたり、下の方は折れ曲がらせたりして、トリッキーな展示にしているからでしょう。コンブというよりも舌（べろ）がだらしくなくぶら下っている感じです。「だからどう何だ？」と聞かれても困るのです。「これをタイトルの『感情曲線』として見れ！ということか？」と聞かれても困ります。
　白壁に貼られた変な作品として楽しめれる人は楽しんでください。


　　　　　↑：齋藤周、「」（タイトルは不明。ゴメン！）
　ますますプライベート性を強めている齋藤ワールドです。バラバラの個々の作品は厭らしくも何ともないのですが、無造作に壁に並べられたり床に置かれたりしているのをみると、ググッとくるものがあります。何かしら秘め事を覗き見しているみたいで、心がざわつきます。



















　　　　　↑：石狩南高・坂東宏哉、「ｅａｒｔｈ（水）」。

　低い天井にいっぱいいっぱい占有した「水」のパネル。地球であり大地であり水でしょう。どこまで濃密に自然の色が出せるか、どこまで擬似的に自然が再生できるかにチャレンジしているみたいです。重厚一直線の坂東・ワールドです。


　以上がグループ「プラス・ワン」のメンバーだと思いました。他にも居られたならば僕の認識不足ということです。

　　　　　　↑：阿地信美智、「（不明）」・（小品です）。


　　　　　↑：札幌厚別高校・川上勉、「君は窓辺にたたずんでいた」。
　川上夫人にそっくりだ！奥さんを凛々しく綺麗に表現している、羨ましい限りだ。