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2011年 10月 20日

1583) ②「藤女子大学写真部 籐陽祭展 (第48回 藤陽祭・藤女子大学祭)」 藤女子大学 終了10月15・16日

○ 藤女子大学写真部 籐陽祭展
      (第48回 藤陽祭・藤女子大学祭) 
    
           踊る大走写戦



 会場:藤女子大学北16条キャンパス
     北区北16条西2丁目
      本館6階655教室 
     
 会期:2011年10月15・16日(土・日) 
 時間:10:00~18:00
     
ーーーーーーーーーーーー(10.16 日)

 (1582番の続き。)


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 「100人の笑顔」です。部員全員集合の笑顔スナップ集です。何だか明るくて元気良くて羨ましいです。あんまりまぶしすぎて、ニッコリ笑ってサヨナラを言ってきました。


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 こちらも総合作品展。
 壁一面にTシャツが並べばもっと楽しいのだろう。でも、そうなれば写真展の雰囲気を壊すのかもしれない。それはそれで学祭的なんだが・・・。
 キチンと行儀良く並んだシャツ・・・、藤の女学生達はおとなしい性格なのかな。



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     ↑:柚原果林(3年)、「妖精といた夏」。

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 「一夏の爽やかで楽しかった夏の思い出」、そんな感じの少しセンチメンタルなスナップ集。ほんの少しボカシ風な感触で、そこに誰かを想っているのでしょう。
 サー、時は秋だ。直ぐに冬だ。雪の中にどんな妖精を見るのだろう。


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     ↑:以上、全て中出里菜(3年)。


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 どのスナップも素晴らしい。しっかり被写体を見つめ、強くシャッターを押している。濃いめの色合いは、子供達の生きる姿の覇気でもある。
 できることならば、もう少し大きめな作品で見たかった。もっと強い迫力が伝わるだろう。


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               ↑:内田優美(4年)。


 唯一の4年生作品。さすがに白黒のメリハリは今展一だろう。
 人物のいない都会風景の中に、一枚だけ見返り美人の街中作品を挿入している。両者のムードはかなり違う。それでも、脇を締めてコンパクトにキュッとまとめる姿勢は共通していている感じ。



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     ↑:熊林(1年)。


 それなりに大きな作品だが、オレンジのプレートも大胆に大きい。微笑ましい。
 「お昼・夕暮れ・もっと夕暮れ」の三点セット。明るさの違いが今回のテーマだ。残念だが、その主旨は成功したとは思えないが、それなりに面白い組作品だ。こういう風にしてモノトーンの、光の捉え方や表現力を身に付けていくのだろう。

by sakaidoori | 2011-10-20 17:26 | 学校構内 | Comments(0)
2011年 10月 19日

1582) ①「藤女子大学写真部 籐陽祭展 (第48回 藤陽祭・藤女子大学祭)」 藤女子大学 終了10月15・16日

○ 藤女子大学写真部 籐陽祭展
      (第48回 藤陽祭・藤女子大学祭) 
    
           踊る大走写戦


 会場:藤女子大学北16条キャンパス
     北区北16条西2丁目
      本館6階655教室 
     
 会期:2011年10月15・16日(土・日) 
 時間:10:00~18:00
     

ーーーーーーーーーーーーー(10.16 日)

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 白目の広い会場の中で、少しおとなしい展示だ。近々になるまで会場が定まらなかったらしい。場に合わせた作品作りができなかったのだろう。仕方がない。僕の場合、若い方の作品展は量にみなぎるエネルギーを求めている。要するに、若さのエネルギーに圧倒されたいわけだ。

 ところでエネルギーと言えば、当写真部のメリハリの効いた白黒写真パワーは有名だ。その白黒の性質だが、今展は強さよりもマロヤカであり微妙なムードだ。
 極端な心象風景に傾かず、それぞれの個性を楽しむことができた。
 多人数の参加者です。会話をした学生を中心にして載せていきます。

 
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 左側が本田みなみ(3年)さん、右側が金川史歩(3年)さん。なかなかの好対照の二人。
 本田さんは被写体との距離感も近くて粘着的だ。黒から白に移っていく階調がねっとりしていて元気が良い。「古くってもまだまだ生きてるぞ・・」と言っているみたい。

 対する金川さん、被写体に対しあっさりした愛情で迫る、白黒中間色で存在感や空気感を表現する人と理解している。今回、ちょっと作品数が少ないのが残念なところであった。
 「ゾウの花子」さんだ。標本ではあるが記念写真だ。黒はやさしく、白もやさしく・・・たんたんと花子に向き合っている。公開標本ということで、好き放題に撮影できなかったとのことだ。


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 以上、本田みなみさん。往年のモダンジャズのジャケットに使いたい。


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 以上、金川史歩さん。
 カラー作品、一番上のニギニギしく楽しい雰囲気が個人的には好きだ。撮影者は真ん中がお気に入りとのこと。やはりモノトーン感覚と言うべきか、闇が好きなのだろう。引き込む世界を作りたいのだろう。



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     ↑:白浜典子


 綺麗だ。なかなか魅せてくれる撮影者だ。一枚一枚は目・喉・手などを強調しながら、流れるような配置だ。部分の集積ながら全体へのイメージはしっかりして大きな世界だ。視点といい切り取りといい撮影根性といい素晴らしい。
 今展のモノトーンは湯気上がり気分だ。他にもモノトーンの引き出しはあるのだろうか?気になる白浜典子さんだ。


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     ↑:橋本つぐみ(1年)。


 1年生ということで撮影力・表現力はおぼつかない。何よりの弱点は被写体に対して遠慮がちなことだ。しかし、撮りたいテーマは明快で好感がもてる。

 左側右側は「手」がテーマ。撮影者同様に子供っぽさが露わだ。そういう意味では自分の世界を確認している「手の世界」でもある。沢山の手を撮って、ベタベタと貼ってみて、その「手」とにらめっこしたらいいのだろう。

 さて、右側左側が大いなる課題であり次回への宿題でもある。被写体は「レインボーマーチ札幌」というイベントだ。それは性的少数者の存在をアピールするためのものだ。社会性・文化性の高いテーマを選択したものだ。若者らしい真摯さが良い。しかし、作品を見てもわかるように、その表現力はまだまだだ。今回はこれで充分だろう。次回はググッと!!楽しみにしています。


 
 (なかなか書き進めません。もう少し載せたいと思うので②に続く・・・。)

by sakaidoori | 2011-10-19 18:19 | 学校構内 | Comments(0)
2011年 05月 07日

1536) 後「藤女子大学3月展 2011年 (当大学写真部展)」 資料館 終了3月8日(火)~3月13日(日)


○ 2011年
  藤女子大学3月展

   (藤女子大学写真部展)
    


 会場:札幌市資料館 2階 室
    中央区大通西13丁目 
     (旧札幌控訴院。
      大通公園の西の果て)
     電話(011)251-0731

 会期:2011年3月8日(火)~3月13日(日) 
 休み:月曜日
 時間:9:00~19:00
     (最終日は、~17:00まで。)

ーーーーーーーーーーーーー(3.11)

 (1535番前半の続き。)


 前半の第1室に続いての第2室です。


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     ↑:1年 松原成美

 左の家屋内部の作品は今展でのお気に入りの一つだ。
 外から入る光が、屋内での柱で区切られた空間でそれぞれ独立して存在して居るみたい。光が宿る間仕切りの、それぞれの物語を思う。そして、別々の空間を占める人達が光を背に入り口から入ってくる。いよいよ物語が始まる・・・。



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     ↑:1年 櫻井菜乃葉

 唯一のカラー作品。これでは余りにも普通だった。もっと大きな作品にしたらよかったのに。
 きっと人間が好きなのだろう。もっと勇気をもって迫ったらいいのに。


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     ↑:3年 内田優美

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 組作品を3組出品。組あるいは対という考え方の表現を面白いと思う。評価は別として大いにチャレンジすべき形態テーマだと思う。
 組提示は興味を惹くのだが、全体との整合性というのか、フィット感が薄くて迫力に欠けた。それと、組展示ということを意識しすぎて、展示の方法までいじりすぎて、慌ただしい感じだ。それは組にする思想的突っ込みの弱さでもあった。どういう視点で組みにするのかは、何の為の組み提示か、に行き着くと思う。

 上の林の倒木?をテーマにした組み作品、組みの主張が弱い。これは左の1点で強く見せるか、連作にするかの方が成功しただろう。それにしても難しい被写体で組みにしたものだ。感心した。


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     ↑:3年 竹林里奈

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 覗きレンズ撮りにこだわっている竹林里奈。
 今回はその視点で3枚色違いの提示だ。いつも思うのだが作品が小さすぎるのでは。顔が入るくらいの大きさにして、大胆なトリッキーさを取り入れたらと思う。そして、この手法の基礎編は卒業して、大胆な応用編を見せて欲しい。覗き窓の向こうが建物ばかりではもったいない。見た目の驚きは存在の本質に迫るキッカケになるだろう。


 
 いよいよ最後です。
 今回は前回の始まりと、後半の始まりとその最後に強いアクセントがあった。


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     ↑:1年 白濱典子

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 今展一の強さだ。しかも1年生とは嬉しくなってしまう。
 とにかく対象を食い入るようにしてみている。結果としてその場の空気感や存在感が出ている。なぜそこを見つめるのか?そこが写真を通して僕らに感じされれば最高だが、焦ることはないだろう。とにかく今はしっかりと対象を見つめて、それを脳裏と写真に「記録」すればいいのだ。今後を楽しみにしよう。




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by sakaidoori | 2011-05-07 06:28 | 資料館 | Comments(2)
2011年 05月 06日

1535) 前「藤女子大学3月展 2011年 (当大学写真部展)」 資料館 終了3月8日(火)~3月13日(日)

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○ 2011年
  藤女子大学3月展
   (藤女子大学写真部展)
    


 会場:札幌市資料館 2階 室
    中央区大通西13丁目 
     (旧札幌控訴院。
      大通公園の西の果て)
     電話(011)251-0731

 会期:2011年3月8日(火)~3月13日(日) 
 休み:月曜日
 時間:9:00~19:00
     (最終日は、~17:00まで。)

ーーーーーーーーーーーーー(3.11)

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 (2ヶ月前の学生写真部写真展。)

 特に低学年の作品が気になった。彼女等を含めて、なるべく多くの人を載せます。
 前半の第1室から。

 藤女子大学写真部といえばモノトーンを好む。その傾向は維持されているが、近年は以前のようなメリハリの強い作品は少なくなった気がする。光強ければ主義主張の強さを思う。光薄ければ心象風景さを思う。今展、その両極端な作品はない。一人一人が淡々と白黒というスナップと向き合っている感じ。
 会場で始めて学生に会うことができた。なぜだか当写真部展には人が居ない時ばかりだった。折角力の入った展覧会をしているのにどうしたことか。部員はそれなりにいるのだから、是非どなたかが居て欲しい。それは彼女達にとっても悪いことではないと思う。


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     ↑:2年 金川史歩

 下は廃墟。その流れで上の作品を見たので、どこか廃墟じみたものと錯覚してしまった。人の住んでいる居住空間のスナップだ。
 うらぶれた風景を優しく撮る学生だ。もっとも、僕は「廃墟」そのものの敗残の姿に、何とはなしに物思いに耽る。金川史歩の場合は違うのだろう。人間臭であれ光や色であれほのかなたたずまいが好きなだけかもしれない。たまたま今回はうらぶれているスポットなのだろう。
 空気感を大事にしたいから、おだやかなモノトーンにしたまでなのかもしれない。微妙な色や光の差異に敏感なのだろう。そして小さい世界を愛するのだろう。

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 破れたビニールシートなのに、始めからこうしてそこに在ったみたい。窓越しの光、ビニールを透かす光、光の当たらないぼやけた暗闇、人の敗残の姿をこんなに優しく撮って良いのだろうか?



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     ↑:1年 藤井友紀子
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 同じ廃墟だが、藤井友紀子の場合は物そのものに関心があるようだ。残念なのは被写体への踏み込みが弱く見える。腰が退けた感じだ。それは1年生だからだろう。
 上の玄関の写真は良い。撮影者の足が入り口近くにある。



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     ↑:2年 中出里奈

 展示風景のまとまりに意を使いすぎたようだ。作品も魚眼レンズではないが、輪郭ラインなどが不自然に膨らんで見える。被写体がバリバリの近代建築だと、その幾何学模様や誇張美を統一展示で楽しんだりもできる。今作の場合は被写体自体に味わいと強いメッセージがあるから、誇張されたスナップ写真は作りすぎの感じがする。強く見る撮影者のようだ。普通に風景に強く向き合えばと思った。



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          ↑:3年 田村愛弓

 対象をドーンと大きく撮っている。

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          ↑:3年 田村愛弓?。



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     ↑:2年 柚原果林

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 何でもないない現場をしっかり見ようとする気持ちは伝わる。伝わるが、内容に共感するには至らない。そういう僕のような鑑賞者の感覚など無視して、もっと強く見つめて妥協せず仕上げて欲しい。



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     ↑:2年 本田みなみ

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 テーマは「線 交差 十字」と「光」、と同時にその線を作る被写体自身。
 明快な意図に基づいた展示だ。しっかりしたテーマを持続させ、集中して研究する、何て学生らしいのだろう。その成果は必ず実るだろう。

by sakaidoori | 2011-05-06 18:13 | 資料館 | Comments(2)