栄通記

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2012年 10月 26日

1845)① 「支笏湖紅葉巡り (樽前山 王子製紙水力発電所 千歳川さけ孵化場)」

  

 本格的秋になった。今年の残暑は真夏並みだった。だから紅葉も心配だ。気を揉んでも仕方がない。遅いかもしれないとの思いで、支笏湖に見に行った。

 支笏湖までは遠い。例年とはかなり様子が違うが、やはり山は秋だ。葉っぱを落とした木々、枯れ葉色に染まる木、一方でまだまだしっかりと緑をたたえている木など、100%紅葉とは言い切りがたいが、青空の下での風景はやはり楽しいものだ。
 黄色を代表するシラカバの発色はダメなようだ。赤もあまり目立ってはいない。通りすがりの全体印象を記しておこう。


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 札幌から支笏湖に着いた辺りに、トイレのある休憩所がある。ポロピナイと呼ばれている。近くにキャンプ場もあったはずだ。
 上掲は、そこからドライブ・コースを撮ったもの。


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 恵庭岳方向の景色。


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 道路際の景色。


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 支笏湖温泉区域を過ぎると、道路は湖から一端離れる。支笏湖休暇村入り口を通りすぎて、その近くのモラップ山を迂回して道は進む。途中、ショートカットで砂利道の林道に入る。上の写真はその砂利道からの林の中の様子。
 下草も少ないから、何となく入り込んではぶらぶらと歩き回りたいのもだ。


 さて、本日の目的の樽前山登山だ。
 いつもは一気に樽前山を目指し、ぐるっと廻って風不死岳の麓を通り下山する。この下山しきったあたりの紅葉が素晴らしい。ミヤマナナカマドの赤景色だ。その景色は登山入り口全体を包んではいるが、樽前コースよりも、風不死岳コースの方が抜群に宜しい。というわけで、今日はいつもとは逆に風不死岳コースから樽前山に向かった。


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     ↑:(10:44。)


 登山口付近の景色。赤い山高帽が二つあるが、そこが登山口。


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 入山と同時に紅葉を期待したが、白んだ裸の木々を目にするばかり。ミヤマハンノキか?この白い雰囲気は山頂からでも際だって見えた。



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 直ぐにナナカマドが現れた。最近では一番の不作の年だろう。


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 遠目からの景色は素晴らしい。山の姿、湖、末広がりのすそ野の様子、空に雲、それらと単純な植生が重なり合い見飽きぬ景色を作っている。


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 右側が風不死岳、左側が風不死岳と樽前山の中間にある942峰。942峰は脇道だが、支笏湖側がよく見えるので、いつも立ち寄る。


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 羊蹄山が見える。黒い雲の右下に、薄い三角錐が見える。それだ。その左側の山並み、黒い雲の真下の山並みがニセコの山々だ。


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 女性の左後方の山が、今登った942峰。


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 さぁ、樽前山を目指そう。瓦礫地帯を歩むばかりだ。


 たいした項目ではありませんが、②に続きます。支笏湖の紅葉事情を、何となくお伝えしました。

by sakaidoori | 2012-10-26 10:10 | ◎ 山 | Comments(0)
2010年 09月 20日

1376) 道新ぎゃらりー 「2010 横山文代・個展  小樽・後志旅日記」 9月16日(木)~9月21日(火)


○ 2010 横山文代・個展

    小樽・後志旅日記



 会場:道新ぎゃらりー
    中央区大通西3丁目
     北海道新聞社北1条館1F・道新プラザ内
     (入り口は東向き)
    電話(011)221-2111

 会期:2010年9月16日(木)~9月21日(火)
 時間:10:00~19:00
     (最終日は、 ~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーーーー(9.18)

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 (以下、敬称は省略させて頂きます。)


 横山文代は漫画家であり、イラストレーターであり、油彩画家だ。その順番で今日がある。

 漫画家、そこでは絵空事の嘘の物語が楽しく元気よく展開しているのだろう。
 イラストレーター、今展を見ればわかるが本当のことを分かりやすく明るく伝えている。
 虚実の違いはあるが、明るく元気よく、そして人間が大好きという世界だ。(漫画の実作を見たことがないので推測の言葉ではあるが、あえて断定形を使いたい。)

 そして油彩画だ。漫画やイラストの延長上の人間大好きで、明るく元気な絵をめざすのならば話は簡単なのだ。ところが、彼女は本格「油彩風景画家」をめざしている。漫画やイラストで表現できないことがそこでは大きな比重を占めている。

 横山文代は明るく強い作品をめざしている。それは良い。そして「正直にありたい」と願っている。そういう人の絵は、どんな形であれ正直さが強く画面を覆う。問題は、絵画とはそもそも「嘘」なのだ。紙か板か生地などの表面を、作家の意思で画材が覆っているだけなのだ。「嘘」から出た「誠」を追求せねばならないのに、「実」の上に「誠」を彼女は重ねる。それでなくても絵画には自然に「作家の心根」が反映されるわけだから、「真、真,真」の作品になってしまう。だから「写真」に近づいてしまう。実際、そう言われている。個性的な絵をめざしながら、没個性の世界を漂っている。「風景の美」の虜になってしまい、「写実」に忠実なお姫様のようだ。「自己の信念という風景」を見るゆとりがないのだろう。

 だが、横山文代はそう言われても怒らない。丸顔の童顔に漫画のような苦笑を浮かべてお客との会話を続けていく。この天真爛漫な正直さ、その徹底振りは凄い。中途半端ではない。「写真」のように見られるのは不本意だろう、悔しいことだろう。だが、見られる事実を受け入れている。他者の言葉に真実を見いだそうとしている。本当に果てしなく正直な人だ。

 彼女がどこまで大成するかは分からない。だが、凄い勢いで制作している。しかも、発表している。
 当分は今の傾向が続くだろう。焦ることはない。風景にどんどん人物が入り込み、「人間万歳!!」の絵になるかもしれない。どう変化し深まるか、楽しみに見ていこう。


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          ↑:しりべし旅日記、「ブナの原生林」・100号。

 今展の力作。この作品がスタートだ。
 欲張りな人だ。あれもこれも描こうとして、特徴薄い作品になったのが残念。動じぬ「信念」があればと思う。


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          ↑:しりべし旅日記、「賀老の滝」・60号くらい?

 小さいけれども目立つ色の人物がいる。「なぜ描いたの?」「滝の大きさがわかるように」「ダメ!!!」


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     ↑:左から、「紅葉と初雪」 「中の植物園の紅葉」。

 左側の絵が好きだ。好みはもっと地平線を上にして、ピンクと白だらけだ。そこに横山文代ボリューム感なり、造形が生まれればと思った。


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          ↑:「夏へ」・小品。

 大海の中の中央に孤舟があるだけ。
 完成度は別にして、こういう僕好みの絵を描く人でもある。



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          ↑:記念すべき「しりべし旅日記 第1号」


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          ↑:比較的最近のイラスト。


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by sakaidoori | 2010-09-20 14:14 | 道新プラザ | Comments(2)