栄通記

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2017年 08月 17日

2571) 「岩佐俊宏 ~チカホで、100枚のスナップ写真を見る会 」チカホ 終了/8月14日(月)  18:00~




◎「
チカホで、丸島均と100枚のスナップ写真を見る会


2017年期 第5回
岩佐俊宏 (北海道大学写真部OB)の場合


場所:札幌市チカホ①②番出入り口付近の白くて丸いテーブル
   (銀だこやモスバーガーの前!)
日時:2017年8月14日(月) 18:00~23:00
-----------(8.14

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チカホのタコ焼き屋の前で、「100枚のスナップを見る会」を不定期的に開いている。
「会」とは言っても、「丸島がその人のスナップを見る」というものだ。何人か集まらないといけない、ではいつまでたっても始まらない。人が来ても来なくても「丸島が見る」でやっている。
とは言っても、お客さんは多い方が良い。常連的メンバーもいるにはいるが、この日は常連無しの4人の「見る会」、しかも、なんとなんと11時まで!食わず呑まずで長々とお喋りをしてしまった。集まった皆さん、ありがとうございました。

この日は東京在住の岩佐俊宏君(以下、敬称は省略させていただきます)。

190枚のスナップ、一目で「黒い!」っと叫んでしまった。昨年もこの時期に彼のスナップを見た。今回と似た感じだったが、「暗い」と記憶している。「黒い」も「暗い」も同じでは?と言われればそれまでだが、ただただ「黒い」スナップと向き合うことになった。
どんな「黒さ」かというと、ビシッとしている。企業戦士のように勝ち負けがはっきりしていて、曖昧さを許容しない。被写体をしっかり見つめて切り取って、「黒い」世界に放り込む。面白味には欠けるが、これだけ徹底していると清々しい。「黒い」というイメージには、どこか鬱積した人格的マイナスが付きものだ。嘔吐する、明日なき闇夜、光も出口もない部屋・・・だが岩佐・黒は若々しい。

集まった人に、自分好みを選んでもらった。いつもは4枚以下の選択だ。だが、「選ぶ」とい世界ではない。一塊でイメージを演出してもらった。


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「直線と色味」を強調した選択だ。
選んだ人が、「岩佐さん、黄色が好きなんですね」。
岩佐君、黄色好みを指摘されてちょっと困惑気味。「ほんとうだ。確かに黄色が多い・・・・・」。


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これは丸島がえらんだもの。「黒」を強調して、おしゃれに「女性」を配してみた。
無効の世界、それは幻想、妄想、落ち着き・・・そこからこちらの世界に行こうかな・・・行くまいかな・・・行っちゃおうかな・・・行くのを止めようかな・・・と、楽しく悩んでいる岩佐俊宏くんでした。




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これは、「思想表現」というよりも「遊び心」ですね。「光と影」を楽しみ、被写体に微笑み、線のリズムで皆さんに「こんにちは!」と挨拶しているみたい。


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こういうのも選んでみました。皆さんはどんなイメージですか?


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岩佐俊宏君です。



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帰宅は12時頃。
この日は妻が不在。というわけで、残り物で5色ご飯を作りました。
青年達との愛すべき時間をふりかえり・・・お腹にしみ入る夕ご飯でした。





by sakaidoori | 2017-08-17 14:29 | 100枚のスナップ | Comments(0)
2017年 01月 25日

2560) 「村田主馬 ~チカホで、100枚のスナップ写真を見る会 」チカホ 終了/10月16日(日)(日)  18:00~




◎「
チカホで、丸島均と100枚のスナップ写真を見る会


2016年期 第13回
村田主馬 (北星大学写真部)の場合


場所:札幌市チカホ①②番出入り口付近の白くて丸いテーブル
   (銀だこやモスバーガーの前!)
日時:2016年10月16日(日) 18:00~
-----------(10.16)
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 村田主馬君は群青展・後期「対展」に参加します。よろしくお願いします。 
※群青展 前期⇒1月26日(木)〜1月31日(火) 10:00〜19:00
     後期⇒2月2日(木)〜2月7日(火) 10:00〜19:00 
         (各会期最終日は、〜18:00まで)
       会場⇒アートスペース201(市内南2条西1丁目 山口ビル5階・6階)
~~~~~~~~~~~~~~~~(10.16)


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 写真の中央が村田君。その右が宍戸浩起君。

 2人は昨年の群青「対展」に参加した。当時、僕は彼等のことを一切知らなかった。群青に参加していた人の紹介だった。学年は違うし、学校も違うし、漂う空気感も違うし、声色も違うし、背丈も違うし、おそらく好みも違うと思う。なにからなにまで違っていそうだが・・・真面目なんだ!素直なんだ!写真に対して一途なんだ!二人とも!

 村田君は対展で女の子の足を撮っていた。
 僕が、「せっかく女の子の足を撮るのだから、もっともっと、もっともっと迫らないと!」「いえ~、これでせい一杯ですよ~~、女の子撮るの、初めてなんですよ~」と、弱音を吐いていた。嘘だろうと思っていた。

 女の子の足に迫れない青年だ。どんな作風なのかな?



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 なるほど、なるほど。正統・堅実派だ。これでは「女の子」を撮らないだろう。決して腰が惹いているのではない。接写はもとろんのこと、必要以上に被写体に迫らない。両手を拡げてやや大きめに風景と向かい合い、しっかり見つめる、撮る、という感じだ。だから、重厚さはあるが遊びとか動きには無頓着だ。

 女性集団の後ろ姿がある。遠目でも良い、村田距離感・重量感でこういう女性群のいろいろなバージョンを見たいものだ。展示作品に女性がなくてもいい。でも、こういうスナップに「女」が欠けるのは、女性大好きな丸島にとっては寂しい限りだ。




 この日は藤女子大学の学園祭に行った。もちろん目的は写真部だ。簡単に会場風景を紹介します。
 なぜ紹介するかというと、群青展には藤女子大関係者が7名もいるからです。なんでこうなったんだろう?7名の名前は、柚原果林 橋本つぐみ 竹中春奈 岩田千穂 佐々木彩乃 平間理彩 篠原奈那子 です。



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 群青参加者2名を掲載します。


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   ↑:4年・平間理彩


 勢いだけが平間ではない!そんな感じだ。





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   ↑:3年・篠原奈那子


 自転車の好きな学生だ。
 一枚一枚は強いし惹かれる・・・のだが・・・全体の印象が弱い。なぜだろう?



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by sakaidoori | 2017-01-25 00:24 | 100枚のスナップ | Comments(0)
2017年 01月 24日

2559) 「永倉理子 ~チカホで、100枚のスナップ写真を見る会 」チカホ 終了/10月8日(土)  18:00~

◎「チカホで、丸島均と100枚のスナップ写真を見る会

2016年期 第12回
永倉理子 (北海学園大学Ⅱ部写真部)の場合


場所:札幌市チカホ①②番出入り口付近の白くて丸いテーブル
   (銀だこやモスバーガーの前!)
日時:2016年10月8日(土) 18:00~
-----------(10.8)
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 永倉理子さんは群青展・前期「対展」に参加します。よろしくお願いします。 
 ※群青展 前期⇒1月26日(木)〜1月31日(火) 10:00〜19:00                         後期⇒2月2日(木)〜2月7日(火) 10:00〜19:00                                  (各会期最終日は、〜18:00まで)             
      会場⇒アートスペース201(市内南2条西1丁目 山口ビル5階・6階)
~~~~~~~~~~~~~~~~

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 あ~、本当に困った。
 こんなに徹底して、綺麗に、明るく、爽やかに撮れるなんて!
 確かに、爽やか系の雑誌の中ではありふれた世界かもしれない。人畜無害のただただ可愛いだけかもしれない。もしかしたら永倉理子は、そんなグラビア付きの女性雑誌や映像で育って、この世界が血肉化しているのかもしれない。

 しかし、しかし~~参った、まいった!



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 まずは、丸島が選んだ永倉ワールド!


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 どうです、この徹底したかわいさ美学!
 これをそのままA0の大きさにして壁にベタベタ張り巡らす。えっ、「普通じゃん」って!普通です。普通以外の何物でもない。しかし、何事もその道を徹底して出来るかどうかということです。なかなかこうはできない!出来ない、というより、あまりに綺麗で爽やかで、こんなのを何処までも貼り続けて、撮り続けて行く気にはならない、というのが普通です。誰に学ばずしても、すでに揺るぎなき美学・感性の持ち主!

 これで直ぐに展示として見せられるものができるかは、確かに疑問です。しかし、つまらん展示のノウハウに惑わされずに、自分を信じて進んで欲しいものです。




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 以上、丸島選定。本当に楽しいセレクトだった。
 いつも、何枚かのスナップを頂いている。この日も当然頂いた・・・はずなのに、家に帰ると写真がない!なぜだろう?なぜだろう?今度、もらうことにしよう。





 永倉感性は揺るぎのないものなのに、他のメンバーはやはり我が道を行くというセレクトをした。




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 何というセレクト!僕はノーテンキに爽やかハッピー・ライフで永倉ロマンに共鳴した。
 しかし、この参加者は、ハッピーな中に深みや幅を持たせた。もしかしたら逆かもしれない。普段の深み追求路線の中で、永倉ロマンに気持ちの良いコーヒータイムをしているのかもしれない。どこかもの悲しく花を愛でている、行き着く先の静けさにしみ入っている。





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 これまた何というセレクト!
 永倉ロマンは生の讃歌、生きてることの喜び、女であることの気持ちの良さを謳っている。なのにこの人は「死」を見つめている。どうしてこうなるの?
 きっとあまりに永倉ロマンは素直だから、素直にその席に浸るにはこわかったのかもしれない。



 それにしても、人はいろいろ、写真もいろいろだ。
 
 今回は4人の参加でした。これで充分なのですが、最近の集まりの良さを考えると、永倉さんには申し訳ない感じです。
 でも、静かにハッピー気分に浸かることが出来ました。ありがとうございました。




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by sakaidoori | 2017-01-24 09:24 | 100枚のスナップ | Comments(0)
2017年 01月 24日

2558)「宍戸浩起 ~チカホで、100枚のスナップ写真を見る会 」チカホ 終了/9月24日(土)  18:00~

 
◎「チカホで、丸島均と100枚のスナップ写真を見る会

2016年期 第11回
宍戸浩起 の場合


場所:札幌市チカホ①②番出入り口付近の白くて丸いテーブル
   (銀だこやモスバーガーの前!)
日時:2016年9月24日(土) 18:00~

ーーーーーーーーーーーーー(9.2)


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 上の写真、ピンボケですいません。我が愛カメラは少し暗がりだと直ぐピンボケ!一番ピンボケの左の青年が宍戸浩起君です。北海学園Ⅱ部写真部です。他の青年たちも北海学園繋がりです。
 若い方のニコニコムードを伝えたくて載せました。



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宍戸浩起君は北海学園大学Ⅱ部2年生、当然写真部だ。
宍戸浩起君は鉄道が大好きだ。そう、「トリテツ(撮り鉄)」君だ。
宍戸浩起君は旅が大好きだ。しかし、彼の関心は北海道だ。おーい、北海道っ子だ。
だから、撮っている世界も大体判ろうというものだ。
よころが、意外にも、「鉄」と「旅」はあたりまえの世界、写真はもっと羽ばたきたいと野心満々だ。
今回のスナップ、その野心がまだまだ開花していないが・・・彼は若い。二十歳?
写真への熱心さ、情熱、直向きさ、がむしゃらさ・・・ウブさを含めて実にメンコイ!
チャレンジ精神も旺盛!
ただただ頑張ってくれたまえ!



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 アイスクリームが選ばれている。僕にはこんな趣味はない。羨ましいような、かわゆいような、何か良い感じ。女の子が選んだのかな?二十歳過ぎの女性を「女の子」と呼ぶのは趣味ではないが、そう呼びたくなる「アイスクリーム」です。




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 ちょっとキザっぽい!写真だからこういう極端なのをバンバン撮って、「写真家」というプライドを育てねば、自覚せねばならないでしょう。

 それにしても「キザ」なセレクトです。





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 「なるほど」、というセレクトです。





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 これは僕が選んだのでしょう。
 だいたい僕はシリーズとしては選ばない。気になる写真を一枚、二枚と選んでいる。
 右上の青年がいたく気に入っている。もうもう、「さわやか」と言うほかないです。ポーズも最高、よくぞ恥ずかしくもなく撮りきった。



 すいませ~ん。ピンボケですが、皆さんの姿をお伝えします。



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こちらの方もよろしく。



明後日からです!


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by sakaidoori | 2017-01-24 01:16 | 100枚のスナップ | Comments(0)
2017年 01月 23日

2557)「岩佐俊宏 ~チカホで、100枚のスナップ写真を見る会 」チカホ 終了/8月17日(水)  18:30~





◎「チカホで、丸島均と100枚のスナップ写真を見る会

2016年期 第8回
岩佐俊宏 の場合


場所:札幌市チカホ①②番出入り口付近の白くて丸いテーブル
   (銀だこやモスバーガーの前!)
日時:2016年8月17日(水)
   18:30~

ーーーーーーーーーーーーー(8.17)
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 岩佐俊宏君は群青展・前期「対展」に参加します。よろしくお願いします。 
 ※群青展 前期⇒1月26日(木)〜1月31日(火) 10:00〜19:00                    後期⇒2月2日(木)〜2月7日(火) 10:00〜19:00                          (各会期最終日は、〜18:00まで)             
      会場⇒アートスペース201(市内南2条西1丁目 山口ビル5階・6階)
~~~~~~~~~~~~~~~~

 岩佐俊宏君は東京在住。お盆の帰省、良い機会だからスナップを見る会の開催だ。

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 写真には5人が写っている。確かこの日は、岩佐君の後輩も来たから、7名の参加だ。常連3名は不在で7名とは!しかもお盆の平日、なかなか良い溜まり場になったものだ。



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 誰がえらんだのだろう?

 それはともかくとして、彼の作品は平均暗い!青暗い!本人は剽軽な表情で、フットワークの良い人、反応の良い人、そんなイメージなのだが、この暗さは何だろう?ダークマターを追求しているみたい。身の回りには、目には見えず、触ることもできず、重さもないようでいて、それでいて間違いなく私たちに寄り添っている物体、何物かがびっしり詰まっている空間・・・そんな都会の中のボコンとした塊を追求しているみたい。

 スナップなのに岩佐・作品論から始まってしまった。彼の場合、スナップも作品も同列のようだ。だから作品論も成り立つのだろう。いつも真剣白羽で「身の回り」を見つめているのかもしれない。「いつも真剣白刃」といったが、それは誉め過ぎか。そんなに人は緊張しては生きてはいない。こういう風にしか見えない、撮れない、哀しい岩佐俊宏、といった方が良いかもしれない。「世間はこんなに明るいのに、どうして僕は暗くしか見えないのだろう」と、呟いている青年かもしれない。

 余談が長すぎました。そのくらい世界をどうぞ~。





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 ようやく遊び心と呼べるスナップの登場だ。しかし、誰も組み合わせとしては選ばなかった。 「これ、面白いねっ・・・これとこれを組み合わせるともっと楽しいわ!!ふふふ・・」という会話をこばむスナップ群!最後は暗さの極めつきを誰かが選んでくれた。
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 この暗さ!最高!


by sakaidoori | 2017-01-23 19:37 | 100枚のスナップ | Comments(0)
2017年 01月 20日

2548)「チカホで、100枚のスナップ写真を見る会 ~野呂田晋~」チカホ 終了/9月2日(金) 17:00~





チカホで、丸島均と100枚のスナップ写真を見る会


2016年期 第10回

野呂田晋 の場合



場所:札幌市チカホ①②番出入り口付近の白くて丸いテーブル
   (銀だこやモスバーガーの前!)
日時:2016年9月2日(金)
   17:00~

ーーーーーーーーーーーーー(9.2)

※ 来週から丸島企画・群青展が始まります。
  展覧会の初日に「岩田美津希+長内正志+篠原奈那子 +司会者+年配写真家」の、写真にまつわる身内的座談会を開催します。
 年配の一人、トップバッター的に司会者の横に座って頂くのが、今回掲載する野呂田晋さんです。適時、神成邦夫さん、吉田切羽さんにも司会者(丸島均)の助っ人役です。




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   ↑:(本日の主役・野呂田晋さん。)




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 野呂田晋さんの写真発表スタイルは、一口に言えば「変(へん)」だ。奇を衒ってのウケネライと見られても仕方がない。
 「ウケねらい」、それは悪いことではない。絵描きがコンペとか公募展で優秀賞を採りたいと思う。だから、必然的に、応募する団体の好みを考えて作品を構想する。実際、そういう涙ぐましい努力をした人が採用される。自分の好きなことを好きなように描いて、「見事一等賞」・・・それは無い。
 かの有名な藤田嗣治ですら、フランス人好みに気付き、その好みを作風化し、見事、世界の藤田嗣治になったのだから。


 野呂田晋さんの場合、本当はどうなんだろう?「奇を衒ったウケねらい」だけなの?
 画家の実力をスケッチ(デッサン)で推し量れるように、写真の場合はスナップを見れば、発表作品とは違った撮影者の気心を推し量れる。

 その野呂田晋・スナップ集です。見るのが楽しみです。




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 いきなり選ばれた参加者の好み。
 しかし、これは野呂田晋スナップのダイジェスト版と言いたい。
 要するに、「変」なスナップだらけなんだ。「これをとる」「あれにネライを定める」「心模様を写し撮る」ではない!なんだかしらないが、「撮っちゃった」だ。








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 同じ作品が多い二つの組み合わせ。
 微妙に両者のムードは違うのだが、今はその違いを無視しよう。まったく、どうでもいいスナップだらけだ。

 だから、「面白くない!」のならば話は簡単なのだが、丸島均はすこぶる楽しい。「何かを強く撮ろう!その何かに語らせよう!」という姿勢が乏しい。そこが最大の魅力だ。被写体の自由度が拡がる!心象などという小賢しい撮影者の主張ともおさらばだ。自分中心に見れて気分爽快だ。



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 これは神成邦夫さんの選んだものだろう。不思議不思議野呂田ワールドではあっても、しっかりご自身に合ったものを選び取る!嗅覚の下達した方だ。
 神成邦夫さんも座談会の強力な助っ人だ。氏は学生3人のミニ個展全てを見ている。若きエネルギーを頂いたことだろう。




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 丸島が選んだもの。なかなか良いものを選ぶことができた。




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by sakaidoori | 2017-01-20 23:05 | 100枚のスナップ | Comments(0)
2017年 01月 20日

2547)「チカホで、100枚のスナップ写真を見る会 ~長内正志(札大4年)~」チカホ 終了/2016年8月27日(土)

「チカホで、丸島均と100枚のスナップ写真を見る会」


2016年期 第9回

長内正志(札幌大学4年) の場合



場所:札幌市チカホ①②番出入り口付近の白くて丸いテーブル
   (銀だこやモスバーガーの前!)
日時:2016年8月27日(土)
   18:00~

ーーーーーーーーーーーーー(8.27)


 ※「スナップを見る会」、7回(オリンパスペン、8回(岩佐俊宏)を飛ばして9回の掲載です。
 理由は、1月26日午後6時~(アートスペース201)の座談会準備です。当日、篠原奈那子、岩田美津希、長内正志を中心にして若者にとっての写真座談を開きます。




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 この日は、群青展札大関係者のそろい踏みでした。少なくても7名の参加でした。



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 白い円テーブルに写真が一杯!この光景、良いですね~。そして何となくワイワイガヤガヤ、ぴ~ちくぱ~ちく群れるバカ者たちだ。

 長内君は気になる被写体をパチッ、とりあえず何でも良いみたい。何でも良いのだが、そこは長内イズムがあって、基本的には乗り物が大好きみたい。乗り物は街に沢山あるから、結果的には都会の風景を撮ることになる。飛行機が好きだから空を撮る。女性は、めったに現れない。せいぜい後ろ姿で、遠慮がちにパチリ。もしかしたら禁欲的に撮らないのかな?恥ずかしがり屋だから撮れないのが本当かもしれない。もったいない。

 それほど違いがあるとは思えない長内ワールド。
 それでも参加者は果敢に自分好みをつかみ取る。この微妙な違いを楽しんで下さい。


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 長内君は「強く」「これを撮る」が取り柄だ。人物写真はアクセントで選んだのだろう。それ以外は、「ただそれだけをかっこよく強く撮る」。



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 一つ前の組み合わせと同じ写真がある。でも、全体の雰囲気はかなり違う。人に焦点を当てている。しかも後ろ向きに!




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 被写体との一定の距離を保ち、どこか寒々とはしているが、人恋しさが伝わる。



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 真横に並んだカッターが何とも不気味。正攻法的都会の索莫さ。狂の演出。






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 横並びで視野に収まりが良い。都会での心和むシーン。




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 深い意味はないでしょう。幸せの七色十色一人旅。



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 青春はガッツだぜ!




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by sakaidoori | 2017-01-20 14:37 | 100枚のスナップ | Comments(0)
2017年 01月 20日

2546)「チカホで、100枚のスナップ写真を見る会 ~岩田美津希~」チカホ 終了/2016年7月29日(金) 18:00~

「チカホで、丸島均と100枚のスナップ写真を見る会」


2016年期 第6回

岩田美津希(北海学園大学Ⅰ部4年)
   の場合



場所:札幌市チカホ①②番出入り口付近の白くて丸いテーブル
   (銀だこやモスバーガーの前!)
日時:2016年7月29日(金)
   18:00~

ーーーーーーーーーーーーー(7.29)

※ 来週から丸島企画群青展が始まります。ですので、必然的に群青関連記事が多くなります。
  しかも、展覧会の初日に「岩田美津希+長内正志+篠原奈那子 +司会者+年配写真家」の、写真にまつわる身内的座談会を開催します。主役的3名の学生の記事を優先的に載せていきます。
  篠原奈那子の「見る会」報告はすみました。
  今回は岩田美津希です。近いうちに長内正志の登場です。 



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 何人来たのだろう?記録していないから正確にはわからない。写真が記録してくれている。少なくても8人はいる。僕だけの秘められた楽しみだったのに、だんだんと群青関係者が来るようになった。その他のお客さんもたまに来る。チカホを歩いていて、「丸島の顔発見!」という人もいる。続けていると思わぬ楽しみがあるものだ。


 さて、この日はセルフポートレートの岩田美津希。「美しい私・女表現」とはちと違う。「これも、いえ、これこそが私らしさ、美しき私です!」と言われればそれまでだが・・・女である「私」を撮る・撮られる・見る・見せる・見られるのに、美しさを意識しないはずはないから・・・、茶目っ気たっぷりで、どこか挑発的だ。

 さて、みんなが選んだ「私のコレクション」を見てみよう。


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 三人の若者の手、何を考えているのだろう?



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 白の好きな岩田美津希。なぜ?「だって、白昼夢なんだもん」




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 岩田美津希の「寂しがり屋、3点セット」。




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 これも寂しがり屋シリーズだが、レパートリーが広い。センチ。があれば、自虐的孤独もある。




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 脱ぐのが女か?着るのが女か?それが問題だ!




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 かなり攻撃的な写真もあるのです。でも、選ばれた世界はセンチメンタル・ミヅキです。この日の選者はセンチが多いのか?岩田美津希がセンチに夢見る人なのか?




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 これは丸島が選んだベスト・スリーです。丸島の好みが判ろうというものです。



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 これはなかなかの選定だ。




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by sakaidoori | 2017-01-20 07:32 | 100枚のスナップ | Comments(0)
2017年 01月 18日

2542)「丸島均と100枚のスナップ写真を見る会 ~篠原奈那子 の場合」かでる2・7 終了/7月9日(土)14:00~



丸島均と100枚のスナップ写真を見る会

2016年期 第4回


篠原奈那子 の場合



場所:「かでる2・7」 8階 北海道市民促進活動センター
  北2条西7丁目(西南角地)
日時:2016年7月9日(土)
   14:00~

ーーーーーーーーーーーーー(7.9)



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 「スナップを見る会」は、基本はチカホの白いテーブル開催です。
 この日は、「見る会」終了後に群青展会合を予定。会議の前のスナップ漫談の時間です。

 本日の主役は、前回同様に藤女子大学写真部3年生の篠原奈那子さん。部長を務めています。秋の小樽鉄路展でも代表と聞いています。群青でも何やかにやと応援してもらっています。頑張る女子大生!充実の学園生活でしょう。


 さて、藤女子大と言えばモノクロです。篠原奈那子さんはその代表者でしょう。前回の平間理彩さんも代表格です。先輩にあたるから大御所的です。しかし、平間さんはフィルムを絶対視していない。かたや篠原さんはフィルム・オンリーみたいです。この日の持参写真がそれを物語っている。
 ということは、「パチッ」とシャッターを押す機会の少ない人かもしれない。数少ない写真を「ジトッ」と眺め魅入っているのでしょう。暗室での時の流れに身を置くのを至上の喜びとしているかもしれません。

 ところで、スナップを見る立場だと、今回の持参品はサイズが大きくて素通りして見るには不便です。そして、他の人のスナップは、作品化を考えないで、自分の気の向くままに撮ったものがほとんどです。見る方は気楽な感じで、大量のスナップで、撮影者の立つ位置・姿勢・眼差しを想像することができる。流れる雲を見るようにスナップを流し見することによって。
 その点、この日の見る会は趣が違っている。幸い、会議室だったのでテーブルに写真を並べてその全容をまばたきで見ることができた。見るには便利だったが、手に取る感触、持って見る親近感はいつも見ているスナップ写真を見る会には及ばなかった。


 さー、皆が選んだ組み合わせです。






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 選ばれたポートレイト。表情いろいろで、女もいろいろ・・・いろいろなのが女性なのかもしれない。



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 これを選んだ方はよくわかる。佐々木練君でしょう。




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 キリリと引き締まった組み合わせだ。不思議なものだ。こんな風な組み合わせが見えるとは!感心の一語に尽きる。



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 これも好組み合わせだ。ポートレートが抜群の効果を発揮している。この人物がなければ、渋い心象風景だけとして枠にはめそう。空間の中に、人の生きてきた時間軸が生まれたみたい。



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 続きに続く好組み合わせシリーズだ。鏡や花は間違いなく主役だ。が、全体の中で生きている。3枚あることによって、全体の膨らみや奥域が生まれたみたいだ。




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 これは間違いなく僕が選んだものでしょう。対作品として。タイトルは「冷や汗」。




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 これも僕が選んだのかな~?覚えていません。タイルは、「穴」。
 しかし、他の方の選定の方が余裕を感じる。僕の選び方は無手勝流か、キリキリ選定かどちらかみたい。

 篠原さんは「目」が好きみたい。



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 さらに1枚加わった!誰かが足したのだろう。こちらの方がおもしろそうだ。



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 この組み合わせ!篠原奈那子嬢も「参った!」とつぶやいたことだろう。




 思うに、今回の写真は多くが作品になったか、作品候補だったと思う。
 失礼だが、参加者の選定・シリーズの方が、撮影者本人が選んだ出品作群よりも面白く思えた。素材が白黒ということで、虚構を演じることができたのだろう。写真の一つ一つが普通のスナップよりも完成度が高いから、色んな組み合わせに対応できたのだろう。それに、選ぶ方はかなり自由に操作した。
 その点、篠原奈那子さんは世界を狭く置き換えて選び抜こうとしている。余計な要素を排除している。この余計な世界にめくばせできるようなったら良い個展ができると思った。




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by sakaidoori | 2017-01-18 12:00 | 100枚のスナップ | Comments(0)
2017年 01月 18日

2541)「チカホで、100枚のスナップ写真を見る会 ~平間理彩~」チカホ 終了/2016年6月11日(土) 16:00~



「チカホで、丸島均と100枚のスナップ写真を見る会」


2016年期 第3回

平間理彩(藤女子大学4年) の場合


場所:札幌市チカホ①②番出入り口付近の白くて丸いテーブル
   (銀だこやモスバーガーの前!)
日時:2016年6月11日(日)
  16:00~

ーーーーーーーーーーーーー(6.11)


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 「スナップを見る会」、スナップ写真を沢山持って来て、ただただ見て楽しむものだ。スナップを通して,撮影者の写真姿勢、その心を僕は傍観者の視点で楽しんでいる。同席するのはほとんどが群青展参加の撮影者。彼等は撮る立場で楽しみ、勉強し、盗んでいるかもしれない。

 今シーズンは随分と開いた。3月から今年の1月まで、全部で16回。昨年の3月4月は絶不調だった。だから4月は閉店。秋も不調に陥ったが「見る会」だけは頑張った。
 なぜ頑張ったかというと、群青展を盛り上げるためだ。集まる人は少ないが、何かをしている姿だけは、何人かには伝わるだろう。伝わればマンパワーも、もっともっと膨らむかもしれない。


 というわけで。2016年度3回目の「見る会」です。

 今回は藤女子大学写真部4年生の平間理彩さん。

 藤と言えばモノクロです。実際、平間理彩さんの発表作品はモノクロだらけだと思う。ですが、こうしてデジカメなど、あれこれ撮っているのですね。

 この会のハイライトは、参加者がスナップを好みで選んで、どこが面白いかなどを楽しむことです。

 以下、選ばれた組み合わせを載せます。


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 テーマは「闇」ですね。



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 「カニ」と「家屋」の組み合わせで、「漁村の民家」ですか。ちょっと普通でした。



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 家屋では面白くないので、「自転車で逃げる逃げる女の子」の組み合わせ。こちらの方が抜群に面白い。タイトルがきめてですね。何にしよう~?



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 ピンボケですいません。




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 これは面白い!スケベに流れそうなシーンをググッと無機質空間が知性に置き換ている。



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 シブイ!!




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 この組み合わせは素晴らしい。誰が選んだの?
 どの一枚一枚にも人が見え隠れしている。作品全体が微妙に揺れている。心がザワザワする。3枚集まることによって、見えない世界の窓がポッカリと開き・・・その先には・・・。

 これを大きくして展示しても、作品として耐えられるだろうか?




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 これは多分、僕が選んだのでしょう。
 右側の写真、人の落ち着いたたたずまい、モノクロ特有の味わいがある。何より、撮り手と撮られる側の若さが画面を覆って眩しい。

 右側の写真は欲しいのです。でも、モデルが群青展参加者なので遠慮しました。
 それで、お持ち帰り用に選んだ丸島ベスト・スリーがこれです



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 何とも言えない組み合わせだ。ツー好み。




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by sakaidoori | 2017-01-18 00:49 | 100枚のスナップ | Comments(0)