栄通記

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2011年 04月 30日

1520) 「Bisen OBの彩展vol.4 ~彩 irodori~」 アートスペース201 終了4月21日(木)~4月26日(火)

 
○ Bisen OBの彩展 vol.4 

    ~彩 irodori
 


 会場:アートスペース201 
      南2条西1丁目7・山口中央ビル5階
      (東西に走る道路の南側。)
     電話(011)251-1418

 会期:2011年4月21日(木)~4月26日(火)
 休み:水曜日(定休日)
 時間:10:00~19:00
     (最終日は、~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーー(4.26)

 今年の美専(北海道芸術デザイン専門学校)の卒業展を見た。明るく大きく元気一杯だった。嬉しくなって本編に記した。
 その学校の卒業生展だ。当館6階全室を使っている。その規模の大きさに感心した。
 まず、3室の会場風景から始めます。


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          ↑:(以上、A室。)


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     ↑:(以上、B室。)


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     ↑:(以上、C室。)





 ご覧の通り作品は小振りだが、それは仕方がない。本展の目的は、学校卒業後も好きな絵を描き続けよう、互いに見せ合おう、知らない人にも見てもらおう、そして画こう。そういう画く励みの為の展覧会だからだ。

 訪問した時は最終日で、在校生が沢山いた。賑々しいことはいいことだ。それに、在校生にとっても画く刺激になるだろう。先輩を直に知る、同じ志を持つ年上の人との会話は興奮度が違うだろう。

 さて、今展のテーマは「春・初夏」、21名の参加者だ。
 自分好みを中心に、何人かの紹介になります。部屋に関係なく、ランダムにいきます。


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          ↑:片村早花、「おのまとぴあ」。

 今展一のお気に入り。普通に爽やかで明るい気分になってしまって、還暦近い男性としては少し恥ずかしくもあるのですが、やはりチャンと自分好みを伝えていきたいと思います。
 これは絵日記ですね。一年365枚とはいかないでしょうが、絵週記50枚あれば最高だ。
 「おのまとぴあ」、宮沢賢治の好きな擬声語です。喜びの「アッ」、驚きの「アッ」、哀しみの「アッ」、怒りの「アッ」、心からの「アッ」。静かに「アッ」、大きく「アッ」、優しく「アッ」、心から「アッ」・・・そんな「アッ」と絵との絡み合い、女の子の100葉の心模様があればと思う。


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     ↑:イラストレーション専攻 40期卒 初参加・涌井彩子、(始まる、成長をイメージする)。

 ジグソーパズルに組み込まれた、ちょっと不思議なムード。成長途上の妖艶さを妊んだ、空を見上げる娘心、そんなイメージを抱いた。次回はどんなピースがこの絵に継ぎ足されるのだろう。大きく大きく壁一面に拡がりたい、絵がそう言っているみたいだ。



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     ↑:イラストレーション専攻 39期卒 4回目・まつお あやの

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               ↑:「むれ」。

 輪郭のスッキリさ、色の重なるあでやかさ、そして単色の明快さ、そんな色のハーモニーを楽しみ、ちいさな紙の上のフリーハンドを楽しみ、一つ一つの作品ができていく。
 特に「むれ」が好きだ。ピンク地のツブツブの群れ、ツブツブの小さな窓、春です。


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     ↑:イラストレーション専攻 40期卒 初参加・早坂海治、「Obey daydream In Nil」。

 無意識界を楽しんでいる。


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     ↑:早坂海治

 やはり湧き出るイメージを愉しんでいる。しかしこの胆力、集中力は素晴らしい。粘着的に時間を忘れた没我状態なのだろう。若い描き手ではあるが、絵画に取り組む魅力、怖さ、凄さを垣間見ることができた。


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     ↑:イラストレーション専攻 40期卒 4回目・小林龍一、「」。

 しっかりした描写力によるハッピーな作品だ。この絵がもっと大きかったら、あるいは他の架空の動植物が絵巻物のようにして登場したら凄い迫力だ。この部屋一杯を龍一・ワンダーランドにしたら。



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     ↑:イラストレーション専攻 40期卒 4回目・KOICHI、「Awking」。

 ドーンと旅立ちましょう、ドーンと!



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          ↑:イラストレーション専攻 40期卒 初参加・ スズキ ラン

 満々開の春です。これ以上の幸せはない春です。
 「1987年生まれ、札幌市内デザイン会社勤務、トイカメラにはまってま~す」とのことです。
 次は夏をお願いします。


     ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 この日の風景。

 いつになく早寝をして、いつになく早起きをした。「早起きは三文の得」、など信じたことはない。朝寝坊・サボリマンへの愛のメッセージだろう。以下、三文の得の為の早朝ショット。



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 4:26。近所である東北通りの朝の風景。


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 5:28。日の出。久しぶりの御来光だ。良き日でありますように。

by sakaidoori | 2011-04-30 23:32 | アートスペース201 | Comments(0)
2011年 04月 30日

1519) 「片山亜耶 個展・A6」 コジカ 終了1月15日(土)~1月22日(土)

○ 片山亜耶 個展・A6  


 会場:サロン・コジカ
    中央区北3条東2丁目中西ビル1F
    (東西に走る南側。)
    電話(011)522-7660

 会期:2011年1月15日(土)~1月22日(土)
 休み:月・火曜日(定休日)
 時間:平日   → 18:00~22:00 
     土日祝 → 14:00~21:00

※ オープニング・パーティー ⇒ 初日 18:00~21:00

ーーーーーーーーーーーーーーー(1.21)

 1月の個展でしたがようやくの掲載です。今展に限らず、書くキッカケをずらすと限りなく書けれなくなってしまい、とうとう不報告です。何とそういう展覧会の多いこと!楽しみにしている方も居られるかもしれません。お許し頂きたい。

 (以下、敬称は省略させて頂きます。)

 片山亜耶初個展です。過去の小さな作品も交えながら、悩める乙女の一心不乱な様子を見て下さい。
 まずは会場風景から。というか、展覧会から時間も経ったので言葉少なにいきます。


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     ↑:(上のほうで横並びの小さな作品に注意して下さい。)

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 それではランダムに個別作品です。


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 妄想というか。心のドロドロを吐き出している。

 男がそうであるよに、女とて性の悩みは尽きないだろう。年齢に関係なく「性」は一人高揚する。若い時には特に激しい。肉体行為以前の性妄想だからだ。あれこれといやらしきことに情念を燃やす。それで欲求不満がすっきり気分になれば幸いだが、なかなかそうはならない。肉体行為が保証されていないからだろう。妄想は時に激しい自己嫌悪をともない、飢餓阿修羅にもなりかねない。
 そういう性衝動と、性に支えられた美術表現とはどういう関係になるのだろう。片山亜耶の場合はどうなのか?

 片山亜耶は「女の子」と「性」と「血」を表現する。「食」と「手」も飛び交う。そこに男の影は見えない。
 絵画は説明ではなく気分だと思っている。何を画いたかと同時に、如何に画いたかが見る者を刺激する。
 だが今は、片山亜耶の「女と性と血」を愉しもう。「酒も恋」もない自虐的姿ではあるが、「今、ここから」という旅立ちのうぶ声を感じる。そのうぶ声に華を添えるように、葉書サイズの絵が上部に沢山並んでいる。折々の落書きお絵かきだ。今となっては「絵日記」と呼ぶべきものだろう。今展・うぶ声展の原点だ。それらを最後に載せよう。


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 最後にドローイング作品を。

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     ~~~~~~~~~~~~

 1月21日の札幌の風景。


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     ↑:(18:17 街中の風景。雪が懐かしい。少しブレている。)


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     ↑:(18:23 創成川上の横断歩道橋から。)

by sakaidoori | 2011-04-30 17:27 |  コジカ | Comments(0)
2011年 04月 30日

1518) アバウトの写真・30回目 「佐藤萬寿夫 ドローイング展Ⅲ」より 2011年4月26日撮影

  
○ 佐藤萬寿夫 ドローイング展Ⅲ」 より


 会場:札幌時計台ギャラリー 2階
      中央区北1条西3丁目
       札幌時計台文化会館
      (東西の中通りの北側にあるビル)
     電話(011)241ー1831

 会期:2011年4月25日(月)~4月30日(土)
 時間:10:00~18:00 
     (最終日は、~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーー(2011.4.26)

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               ↑:「白樺」。


 今回は佐藤萬寿夫さんの色鉛筆画を掲載します。

 個展には50点ほどの小品があります。この中から好みとはいえ一点を選ぶのは大変です。もし違った日に選んだならば別の作品になると思います。きっと家のある作品になるでしょう。家の作品でも、並んでいるのがいいのか、広場のあるのにしようか、たった一軒だけの明るいのにしようと迷うでしょう。
 そして選んだのが「白樺」です。

 白樺の枝先が震えながらそろって上を目指している。線の震え、微妙な揺れ、なぜだか胸がキュッと締められる。決して哀しい絵ではありません。哀しい気持ちにさせるというものでもありません。でも、心がハラハラするのです。そして道が一本、スルーっと横切るようにしてどこまでもどこまでも伸びています。緑の野地、茶は土色、黄色は・・・、お日様が浮かんでいます。

 もしかしたら、期間をおいて違う絵になるかもしれません。たった一点の掲載に忍びなくなるでしょうから。

by sakaidoori | 2011-04-30 09:45 | ★アバウトの写真について | Comments(1)
2011年 04月 29日

1517) 終了「第11回 二科北海道支部展(絵画)」・大同 4月21日(木)~4月26日(火)

  
○ 第11回 

  二科北海道支部展(絵画)
 


 会場:大同ギャラリー 3階4階
     中央区北3条西3丁目1
      大同生命ビル3階 4階
      (札幌駅前通りの東側のビル。
      南西角地 。)
    電話(011)241-8223

 会期:2011年4月21日(木)~4月26日(火)
 時間:10:00~18:00
    (最終日は、~16:30まで)

 【参加作家】
 熊谷邦子(札幌市) 飯田由美子(同) 新井千鶴子(同) 中田登(同) 平井久美子(同)  大築笙子(室蘭市) 北田弘美(同) 藤田美華(同) 浅水邦子(同) 薗田郁夫(芽室町) 田中睦子(遠軽町) 柴崎康男(伊達市)・・・12名。 

ーーーーーーーーーーーーーー(4.19)

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          ↑:(3階の風景。)


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          ↑:(4階の風景。)


 全国公募団体・二科の道支部展です。それぞれの作家がそれぞれの思いで大作を出品。札幌在住者が半数以上、女性対男性の比率は3:1、年齢構成は全く不明だが、昨年出品していなかった藤田美華さんがかなり若そうだ。画風に関しては、抽象系が多いとか、リアルな写実追求でもなく、オーソドックスな営みという印象。公募展系という統一感はあるが、目立った統一感はない。

 以下、会場でお話のできた作家、好みの作品を中心にして記します。 
 (以下、敬称は省略させて頂きます。)


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     ↑:新井千鶴子、「楽しい空間 A B」・F100.

 今展一の好みが下のチューブの作品だ。
 小さなチューブが100号という大きさに負けていない。色も小刻みに散りばめられ、ねじれたチューブと一緒になって楽しそうに蠢いている。古き物だって今もしっかり役に立っている、そんな小さな喜びを大きな絵にして誇っている。
 ありきたりの「静物」が100号の大きさでどうなのか?と問われれば、ビンの絵は弱い。おそらく、絵画全体の空間作りと、ビンのボリューム感とがアンバランスに見えるからだ。ビンは楽しく伸び縮みしているのに、遠慮がちだ。
 黒が廻りを覆って攻めている、白がボリューム満点で中央で拡がっている、そしてビンやチューブや色が点景として散りばめられている。そんな案配で絵画空間を問うている。問うているのが真っ先に感じらるのが新井・絵画の面白くないところだ。理知的工夫が先に感じて、感じる楽しみを抑えている。絵の為の空間であって、チューブやビンや新井千鶴子の為の空間とはチョット違うみたい。
 それにしても「黒で楽しい空間を作る」、これは難しい。


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     ↑:藤田実華、上から 「oh-miracle!」・F50、「夢をのせて」・F80。

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 ゴチャゴチャした世界を、落書き感覚で強引に組み立てている。これが若さなのだろう。怖い物知らずの強引さが新鮮だ。
 可愛い系のキャラ顔に似合わない濃厚な画きッぷり、そこがイラストではなく絵画ということだろう。暗い世界での夢見心地、そこでの気ままなお絵かき雰囲気、線描も自由気で溌剌としている。さてこの暗さ、いつまで続くのだろう?


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          ↑:佐々木治子、「黒法師の花」・F100。

 軽い動き、軽い音楽、軽いポエム、そんな日常の中での気軽な気ままさを空間に見る。丁寧なあどけない輪郭線が絵の初々しさと重なっている。
 それにしても全体の暗い色調は何故なのだろう?どこか遠慮がちに絵に取り組んでいるからか?普通にいろんな色を楽しまれたらと思う。そしてもっと気ままになれたら、もっと素敵だろう。更に大胆な気ままな空間・・・それは画家の求めるところか?少なくとも、僕は朝陽のような明るさが増し、のんびりした空気を見たい。


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          ↑:平井久美子、「創世記 Ⅱ」・F80。

 明明快快なシュールな絵だ。あらぬ世界だ。あらぬ世界ではあるが、暗さや妖気や破綻は感じられない。SF小説からヒントを得たような世界で、物語世界を空想して遊んでいる。日常も楽しいが、想像世界も楽しいものだ。そこは何でも自由だから、そんな画家の面持ちが想像される。

 しかし本当に自由か?「自由」、それがこの絵の課題ではなかろうか。シュールなのに、あまりに絵画の約束事に縛られすぎているようだ。
 おそらく、壊れた卵と落下線がこの絵の生命線に思える。全てはそれに縛られ、収束し、ミクロコスモスを形作っている。自由よりも平等さが強い。
 粘着的な画質感だ。光りも強い。だが、発散・開放型と言うより収縮安定型でもある。その安定性が構図の安定を求めすぎた。全ての画題が過不足無く収まった。始祖鳥の躍動感、生命力、意外性も表現し切れていない。全体がオドロオドロした雰囲気を持ちながら、普通に終わっている。SF小説で言えば、明るい未来の最終章という感じだ。ハッとするドラマが見たいところだった。画家は絵画に対して何かを遠慮しているのだろう。心を開かねば!


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     ↑:中田登、左から 「さっぽろ雪まつり」・F10、「ART in ART 11」。

 「雪まつり」の小品に画家の持ち味がでていると思う。ほのぼのとした明るさと優しい世界だ。それに、適度に嘘を絵の中に挿入して遊んでいる。例えば、これ見よがしに旧拓銀ビルの廻りで大きくクレーンが画かれている。こんな風に見えるわけがない。遊びではあるが、この絵画風景が札幌という街の一つの時代の証という心意気だろう。画家の持つ律儀さと優しさや遊び心が程良くマッチしている。
 しかし、大作の何と硬いことか!!「クラインの壺」や娘や老婆にも見える二重像などが画かれている。シュールな人影もある。それらは絵画の遊びだろう。遊びがメインの主題ならば、残念ながらその遊びは伝わらない。原因は画家自身の内発性が乏しいからだ。上手いとか下手とかの問題でなく、画家と見る者の視線が対等ではないからだ。まず泣き笑い苦しむ画家が地平線にいる、その姿を僕らは絵として見る、その対等な眼差しが希薄に思える。
 優しい画家なのに、その体質に合った画題を選ばれたらと思う。


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          ↑:清水邦子。左から 「時空の流れ」、「時空のつなぎ」・共に F80。


 赤だ赤だ、朱だ朱だ。刺激的な絵だ。個展で全壁赤だらけ、そんな空間を見たい。是非!!



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          ↑:北田弘美。左から 「文楽 Ⅰ・Ⅱ」・F100 F80。


 

by sakaidoori | 2011-04-29 19:00 | 大同 | Comments(2)
2011年 04月 29日

1516) ②「第2回 (有)ナカジテクス (道都大中島ゼミ展)」 さいとう 4月26日(火)~5月1日(日)

  
○ 第2回 有限会社 ナカジテクス

   道都大学中島ゼミ・グループ展


 会場:さいとうギャラリー

ーーーーーーーーーーーーーー(4.26)

 (1515番①の続き。)


 前回は第一室と第二室を載せました。第三室から始めます。そして時間に余裕があれば後にもどりましょう。


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          ↑:工藤ユウ、「干し物」。

 副社長?の工藤ユウ。干し物シリーズを邁進中だ。抱えているのは、手作り「がま口」です。地味だ!渋い!
 とても堅実な作風で、版画としての模様の繋ぎ目や細い線描がセールス・ポイント。その輪郭線描、神経質ではあるが滑らかさは見せるものがある。いずれにせよ、倦まずたゆまず職人的こだわりで一所懸命である。
 それはそうなのだが、イメージを膨らませていろんな干し物にチャレンジしてもらいたい。


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          ↑:杉原友紀、「もんじゅの知恵」。

f0126829_7583330.jpg 「消しゴムはんこ」でもお馴染みの杉原友紀。5㎝四方の蔵書印を注文したくなった。幾らだろう?その時はお安く宜しくです。

 テキスタイル、一枚仕立てがなかなかの迫力だ。画面一杯に隙間なく埋まるシルクのデザイン。疲れを知らない元気さだ。モコモコ、モコモコ膨らむ感官、湧き出る湧き出る水玉模様、溢れる溢れる友紀の遊び心だ。



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          ↑:アライシズカ、「スイスイスイ」。

f0126829_8153189.jpg 壁と一体化したイスにビックリした。透明人間のように誰かが座っているみたい。

 今回のテキスタイル模様は可愛さ元気さがウリのようだ。それぞれが生んだキャラ、全員集合でお祭りである。
 







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          ↑:スギモトマイ

 そしてこれは完全にお祭りの出店感覚、お菓子や金魚すくいで「どーんとこさい(道都娘祭)」。男性もいるではないかと指摘する無かれ。娘の廻りのブーメランだ。



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by sakaidoori | 2011-04-29 08:44 | さいとう | Comments(2)
2011年 04月 28日

1515) ①「第2回 (有)ナカジテクス (道都大中島ゼミ展)」 さいとう 4月26日(火)~5月1日(日)

 
 ○ 第2回 有限会社 ナカジテクス

   (道都大学中島ゼミ・グループ展)


 会場:さいとうギャラリー
     中央区南1条西3丁目1
      ラ・ガレリア5階
      (北東角地。
      1階が日産のショールーム。)
     電話(011)222-3698

 会期:2011年4月26日(火)~5月1日(日)
 時間:10:30~18:30
     (最終日は、~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーー(4.26)

 元気一杯の部屋だ。
 道都大・中島ゼミはシルクスクリーンを教えている。表現様式は二つあり、支持体が紙の場合の版画と、衣へのテキスタイルだ。今展の場合はテキスタイルを基本にして、あれこれと楽しんでいる。会社形式というスタイルでしっかり販売もしていて、なかなかのお祭り気分だ。当然、制作スタッフがあれこれと近づいては話しかけてくれる。現役学生の初心な対応と、OB・OGのこなれた笑顔が入り交じって愉快だ。これを読まれている読者諸兄、若い方は一緒になって楽しんで下さい。年配者は若人の試みと思って、しかめっ面をしながら心をなごませて下さい。

 それでは会場を案内します。適当に個々の作家作品を記しますが適当になるかもしれません。悪しからず。
 
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          ↑:ミカミイズミのコーナー。

 今回はシックな色合いです。いつもながらに、否、いつも以上に絶好調です。床材へのシルクスクリーンの応用が新機軸。転写、転写、テンシャ、テンシャ、何でもシルク、シルクにできないことはない。


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 「ネッチャン、これいくら?」
 「ハイ、500円」
 と、僕も一つ買っちゃった。
 売り子さんはミカミさんではありません。ミカミさんは社長ということで、とてもエライ。お客様との接待で忙しい。ということで、新入社員の○○さん、果たして今日の売上は目標に届いたかしら?


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          ↑:shino.

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          ↑:「夜照」



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 第一室から第二室へ行きます。

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 ご存じ「森迫暁夫・ワールド」。エッ、モリサコさんを知らない!それではこれを機会にしっかり覚えて下さい。今後も栄通記に登場願うと思います。だんだんと、クッション仕立ても柄とマッチして良い感じです。


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          ↑:橘内美貴子、「一反サラシ コロコロまわるよトカゲドン 他」。

 爽やかなコーナーです。ここはいち早く夏です。どこの衣類売り場も季節をかなり先行しているものです。一歩先を行っている、ですね。とは言っても、彼女の雰囲気はこんな感じです。
 
 ようやく中島ゼミから浴衣が出てきた。僕はしきりに言っている。テキスタイルの柄をぶら下げて見せるのは基本中の基本だ。だが、いつもいつもただぶら下げているのでは芸が無さ過ぎる。服飾デザインの学生に頼んで浴衣とか洋服をを作ってもらい、そのデザインの実用性なり、ファッション性を具体的に楽しんだらどうかと。
 ようやく浴衣が見れた。橘内さんは自分で仕立てたそうです。ご苦労さん。初めはやはり自縫いですね。


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 「橘内・和風コーナー」とはうって変わって若者向けファッション・ルームです。
 「内山恵利 村井結花 佐々木汐里」に」よる合作コーナー?(間違っているかもしれません。)


 
 (長くなったので②に続く。)

by sakaidoori | 2011-04-28 21:19 | さいとう | Comments(0)
2011年 04月 28日

1514) 「佐藤萬寿夫 ドローイング展Ⅲ」 時計台 4月25日(月)~4月30日(土)

  
○ 佐藤萬寿夫 ドローイング展Ⅲ
 

 会場:札幌時計台ギャラリー 2階
      中央区北1条西3丁目
       札幌時計台文化会館
      (東西の中通りの北側にあるビル)
     電話(011)241ー1831

 会期:2011年4月25日(月)~4月30日(土)
 時間:10:00~18:00 
     (最終日は、~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーー(4.26)

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     ↑:左から 「夜空の明るみ」、「ほほえみ」。



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     ↑:左から 「時の流れ」、「立ち上がる」。



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     ↑:共に「丘の家」。



 文章、及び追加写真は明日にします。
 4月30日(土)まで。


 (以下、28日に記す。遅くなってすいませんでした。


 明るい、強く明るい。
 線や形はたゆたゆしい。童画のような稚拙な雰囲気で、コンパクトにキュッと引き締まっている。子供がしっかりとイメージを留めている感じだ。邪念を払った大人の画家の感性そのもののようだ。
 色鉛筆だから、どうしても色は線として現れ、色=線になり、色と線の固まりで造形となる。ボリューム感を作っている。もちろん質感もだ。
 そして線というものはストレートだ。丁寧にゆっくりと引かれた氏の揺れた線が、懐かしき心と、何処かに置き去りにしていたゆったりとした遊び心を甦らせる。

 「重なりと響き合い」がマスオ・ワールドの基本であろう。それは色や線の「重なりと響き合い」であり、画題・・花々や木々や家々や人々や空気や風や広場・・も、全ては全体として理解すべきものであろう。「生きる喜び」であり、「生への讃歌」であり「共にあるものへの感謝」として。
 それは全くそうなのだが、倦むことなく見続けていくと、その家や木に「個」を感じる。それは「孤」でもある。「個と個の結ばれ」としての家々であり、木々であり、風達の絡み合いだ。それらは「結ばれ」として絵として完成されるのだが、画家自身の「孤」がどこにあるのかという思いが強くなる。

 脳梗塞で倒れ、今なお利き手や会話を不自由にし、意識と行動の大半を「画く」ことに費やす画家のありよう。おそらく絵に対する内側からのみの発散は、発病以前よりも強くなったであろう。「画くことのみ」という強い衝動を原点にしているから、無用な「個」の内省からは遠くなったかもしれない。
 だが、そこに「個・孤」を見る。うかがい知れない「個」を見る。それは「佐藤萬寿夫」という生身の人間ではないかもしれない。「画家・サトウ マスオ」という想像上の孤の姿なのだろう。


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          ↑:「広場」。


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          ↑:左から 「風のあそび」 「広場」。


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          ↑:左から 「かなたへ」、「家路」。


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          ↑:「白樺」。



 愛着深い小品が沢山並んでいます。もっと載せたいのですがキリがありません。
 今週の土曜日までです。

by sakaidoori | 2011-04-28 08:29 | 時計台 | Comments(0)
2011年 04月 26日

1513) 「第156回テーマ展 北の手仕事 これから・・・」 開拓記念館 1月22日(土)~5月8日(日)

○ 第156回テーマ展

   北の手仕事 これから・・・
  カンナ イカラカラアシ ルウェタパンナ


      {また、あたらしいものを作りました} 
     

 会場:北海道開拓記念館
      札幌市厚別区厚別町小野幌53-2
     電話(011)898-0456
     ファクス(011)898-2657

 会期:2011年1月22日(土)~3月31日(木)5月8日(日)
 休み:平日の月曜日(定休日)、他  
 時間:9:30~16:30
 料金:無料

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー(3.16)

 予定されていた土偶展が、今時の東北大震災の為に中止になりました。中止とはいっても、おそらく来年以降の遅くない時期に開催されると思います。その穴埋めを兼ねて、今展が5月8日(日)まで延長されました。掲載が滞っていたのですが、幸いに会期中に報告できることになりました。
 それでは会場風景から・・・。


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 会場が一望できる。明るくスカッとしていて気持ちが良い。遠目にも古くささは感じず綺麗だ。それもそのはず、一点をのぞいて真新しい複製(レプリカ)だからだ。アイヌ衣服の伝統を学ぶ為に、アイヌによって制作された伝統衣服の複製品だからだ。制作者はアイヌとは限らない。アイヌ衣服に関心がある人によって作られている。この明るさ新しさが本展の第一の印象だ。現在の博物館はビジュアル化に力を入れている。面目躍如たる光景だ。


 ビジュアル化は親しむ展示を心がけるものだ。それが円環展示なのだろうが、今展の真の親しさは、それぞれの作品の作品解説だ。制作動機なり苦労談がある。全てが全て面白いというわけではないのだが、本当に正直な学びの言葉がある。歳を召された女性の言葉が大半だろう、優しく微笑ましい。

 「徳川義親候が着たアイヌ文様の複製です。全体に大変でしたが、曲線とツノの部分が大変でした。それでもこのような作品は、そうそう作れるものではないので、光栄に思っています」

 「この着物の文様は左右対称でないところに興味と魅力を感じ、作ってみたい気持ちになりました。まだまだ下手ですが、楽しみながら制作しました」

 こんな感じです。面白いでしょう。等身大の博物館です。普段の学術専門用語を駆使した解説文つき博物品、それはそれで仕方がないのでしょうが、一工夫二工夫欲しいところです。


 次に感心したのが、しっかりと制作者のお名前があるのです。ここでの制作者は伝統工芸を生業にしている方達ではないでしょう。一般人です。だから名前を出す職業上のメリットはありません。制作者が和人の場合、名前をだされても何ら特別な思いは湧きません。ですが、民族的伝統を学んでいるアイヌ自身もおられるでしょう。特に「アイヌ」と表記をしていないので、読む側は分かりませんが、それでも出品されているアイヌにとっては名前の公表にいろんな思いがあるでしょう。特に高齢の方でしたら尚更です。


 実はこの明るさ親しさ名前の公開などは、博物館の単なる思いつきではありません。博物館が先住民族や少数民族とどう関わるかという今日的問題があるのです。特に、「今」の彼等(先住・少数民族)を語ることが課題になっているのです。今展の場合は「アイヌ文化としての衣服」、その「現在の有り様」に努めているのです。「博物館から古きアイヌを知る」ではなく、「博物館で今のアイヌと関わる」ということです。今展がそれに充分に応えているかは見て判断して下さい。今展が全てではなく、今後も「今のアイヌ」を博物館として問い続け発信するのです。見守り、問題があれば共に悩みましょう。


 今展は「アイヌ文化を学び継承する女性の会(カリプ)・上武やすこ子会長 津田命子世話人」の協力によるものです。
 各地域でアイヌ衣服などを研究しているグループの連合会のようなものです。高齢化などの色々な理由で今展を一区切りにして解散します。「カリプ」は解散しますが、それぞれの会は今まで通りの活動をされるでしょう。


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 ↑:展示中唯一の見本と複製作品のコンビ。
   「カパラミプ(女性用、木綿の晴れ着)」、虎尾ハル氏着用。

 これだけ豊富な木綿地ということで、江戸後期から明治にかけてということになるのでしょう。もし、機械縫いでしたら明治のそれなりの時期になるのでしょうか。






 (個別作品の写真などを追加します。)





 

by sakaidoori | 2011-04-26 09:56 | ☆北海道開拓記念館 | Comments(0)
2011年 04月 25日

1512) 「前田育子・展  廃陶 ーA環ー」 ト・オン・カフエ 4月19日(火)~5月1日(日)

   
○ 前田育子・展 

    廃陶 ーA環ー
  


 会場:TO OV cafe(ト・オン・カフエ)
      中央区南9西3-1-1
       マジソンハイツ1F
      (地下鉄中島公園駅下車。
      北東に徒歩2分。北東角地。)
     電話(011)299ー6380

 会期:2011年4月19日(火)~5月1日(日)
 休み:会期中は無休
 時間:10:30~22:00
    (日曜日は、10:30~20:00)
 電話:(011)299-6380

※ 作家在廊予定 ⇒ 初日、週末

ーーーーーーーーーーーーーーー(4.19)

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     ↑:(外からの風景。右側が当館。)


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 (以下、敬称は省略させて頂きます。)

 壊れた陶器を固めたドーナツが並んでいる。
 剛直で図太いドーナツだ。美を誇るというより、ただ並んでいるだけに見える。
 ドーナツ状の作品(陶オブジェ)は面白いが、僕には作品自体を強く語る気が起こらない。確かに前田育子は壊れた物を取り込んで、何かの形に再生する。しかも、表面を壊し、サイボーグの内部を見せるようにして内面を晒す。それらは「時」の取り込みであり、「再生」でもあろう。その意味では、このドーナツもこれまでの前田育子の美と思想の世界だ。だば、何故ドーナツなのだろう?もちろん、作者なりの理由はあるのだろうが、見る側としては必然性を感じない。このギャップは何だろう?

 制作過程を聞くことにしよう。
 5年ほど前、江別セラミック・センターの焼き物展(?)において、参加作家達の作品を持ち寄ってもらい、それらを作家以外の人に壊してもらう。その固められた物が今作のドーナツ達だ。その壊した状況が展示された写真だ。壁に画かれたドアのような線描は、その時の空間の意味だろう。

 「ドーナツを作りたいから陶器を壊したのではない。他人の陶作品を壊させたいからドーナツを作った」、そう僕は理解した。キーは「壊させる」、「壊す」、そして「壊れる」であり、その証としての「ドーナツとして作品」だ。
 前田育子は「壊」ということに並々ならぬ関心を抱いている作家なのだろう。「生まれるー壊れるー自然に戻る」という自然の自壊作用、そこが間違いなく創作の原点だと思うが、ただそれだけを見つめることに満足ができなくなったのかもしれない。

 使える利器を意図的に壊させるという「非常識」!!その非常識には賛否両論あろう。賛成するにしても、壊すことを生理的に嫌う人もあろう。美という静的な視覚の中に、攻撃的な行為が作品に込まれている。壊す時の音の響きは記憶に残るだろう。それらは、陶器の破片跡の鋭利さに現れている。丸みがない。それを和らげる為に、作品の廻りに素焼き片を優しくまぶしている。だが、基本は鋭利な残痕の露わな跡だ。真新しい割れ目は古さがなく、生っぽく内側をさらけ出されているとしか見えない。

 「非常識」という美術行為、いや社会行為だろう。その行為は「美」とは全然関係がない。たとえドーナツが美しくとも。作品ではなく、それら全課程の主張が今展なのだろう。
 骨太で気の荒いドーナツであった。久しぶりに「非常識」を味わった。苦かった。


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by sakaidoori | 2011-04-25 23:32 | (カフェ)ト・オン | Comments(0)
2011年 04月 24日

1511) 「NUKILLIZO 沼霧蔵・個展」・新さっぽろ 4月20日(水)~5月2日(月)

○ NUKILLIZO 沼霧蔵・個展 


 会場:新さっぽろギャラリー
    厚別区厚別中央2条5丁目6-3
     デュオ2・5階
    (デュオは地下鉄新札幌駅周辺にあるショッピング・ビル。
     地下鉄&JR新札幌駅と直結)
    電話・花田(090)9439-7921

 会期:2011年4月20日(水)~5月2日(月)
 休み:火曜日(定休日)
 時間:10:00~19:00 

ーーーーーーーーーーーーーー(4.23)

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 エスカレーター前のギャラリーは目立つ。黒くて何が何やら分からないムードが目の前に突然現れて、通行人の足を誘っていた。
 
 ドロッピング、マーブリング、箸を筆先にしてのドローイングにより、黒地に人体や顔が湧き出るように描かれている。
 主に顔を中心にして画かれている。画面上部をよく見ると、オドロオドロした雰囲気の顔が見える。

 実は、今作はアトリエを借りての公開制作で出来上がったものばかりだ。今展直前、九日間を借り切って、寝食制作三昧の日々であった。公開制作最終日に、その様子を見た。場所はイベント・スペースATTICKだ。百聞は一見に如かず、その様子も近々掲載する予定だ。


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 なかなかの迫力だ。今展の代表作だろう。一枚一枚を見るのもよし、左2枚、右4枚の組でも見れよう、あるいは6枚全体でもいい。例えば「ヌキリゾー版、風神雷神図」として。もっとも、今展のテーマは「閻魔」だ。
 閻魔、地獄の支配者だ。闇夜の象徴として、目に見えぬ力の源泉として、絵画の中で大きく振る舞っている。
 大きく成長したヌキリゾーだ。成長過程の「閻魔・ヌキリゾー」でもある。
 その年齢、技法等々は制作現場で推し量ることができるでしょう。乞うご期待!!


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 舞踏家・紅月鴉海を画いたもの。ライブ制作最終日に、その舞踏家が作品を横にして演じた。作品は2枚ずつ表現されていて、右側から「這う、立つ、歩く、地に戻る」というイメージだ。まさしく舞踏家は暗闇の中で床に寝そべり、乳房も露わに這い回っていた。アングラ舞踏であった。


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by sakaidoori | 2011-04-24 21:28 | 新さっぽろg. | Comments(0)