栄通記

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2011年 01月 31日

1447)①「道教育大学実験芸術専攻生有志卒業制作展 居間 (4名参加)」資料館 終了1月25日(火)~1月30日(日)


○ 北海道教育大学・実験芸術専攻生有志卒業制作展

    居間(いま) ーLving roomー
  


◎ 札幌展

   会場:札幌市資料館 2階
    中央区大通西13丁目 
     (旧札幌控訴院。
      大通公園の西の果て)
     電話(011)251-0731

 会期:2011年1月25日(火)~1月30日(日) 
 休み:月曜日
 時間:9:00~19:00
     (最終日は、~17:00まで。)


◎ 岩見沢展

   会場:そらち炭鉱の記憶マネージメントセンター 
   期間:2月28日~3月14日
   (詳細は別記にて紹介予定。)

 【参加学生】
 秋元さなえ 太田里美 中村絵美 森本めぐみ

ーーーーーーーーーーーーー(1.29)

 (時間がないので、区切りいい所で止めます。当然。続きを書きます。)

 個別に四つの展覧会を報告しますが、初めに全体の印象を書きます。
 初めに4会場の風景を載せます。


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     ↑:(A室・中村絵美、「Lying Spot」。


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     ↑:(B室・秋元さなえ、「芝生の川にいる魚」。)


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     ↑:(C室・森本めぐみ、「くぼみの火山」。)


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     ↑:(D室・太田理美、「『られる』のチカラで造られる」。)


 教育大学岩見沢校美術コースの実験芸術専攻の有志4人展だ。

 本展はインスタレーション形式になっている。4人のオムニバスと言っていいかもしれない。
 そういう意味では卒展であっても日頃見られない意欲的なことだから、まずこういう試みをしたこと自体は素晴らしいと思う。卒業展という「学業」と離れて、他の学生、若手、中堅、ベテランと実施してもらいたい。

 正直に言って、見て意欲をそそられる展示にはなっていない。
 「自分」に拘った展示だ。それは構わないし、全ての始まりはそこからだから当然なことだ。残念なのは中途半端なのだ。その結果が自己や自己を取り巻く環境のの美化になっている。美化するならもっと徹底的に過剰なものとして、あるいは演技としてほしい。要するに嘘が無さ過ぎる。嘘から生まれる誠(まこと)もあると思う。

 そういう意味では美術芸術以前の自己整理展だ。自己以外の環境が、卒業すれば敵になるかもしれない。そういう環境と向き合う為の「卒業」展だと思う。学生展と思えば仕方がないことではある。多くのあらぬ事を彼女等に望むことを止めよう。彼女等の「今」に即して、次を期待しよう。


 個別の記事は間違いなく書きます。週末になる予定。


 続く

by sakaidoori | 2011-01-31 12:54 | 資料館 | Comments(0)
2011年 01月 31日

※1446) 小休止です。5日から再開します。

 今日から旅行の為に休みます。
 フェリーに2泊、宮城県玉作温泉1泊、山形県天童温泉に1泊、4泊5日の船と温泉の旅です。
 旅行代金2万2千円という安直なチラシに乗っかかりました。殊更何をするでもなく、ただ船内をブラブラ、温泉宿の付近をブラブラ、そして温泉に入ってブラブラです。
 今年はしっかりと道内道外を漫遊したいと思っています。ブログは書く時はしっかり書いて、しっかり短中長期と休むと思います。

 寒い中、皆様もお体はにはご注意されて、しっかり遊ばれて下さい。

 4日には帰省ですが、5日は絵を見に行こうと思っています。もしかしたら再開は6日になるかもしれません。

by sakaidoori | 2011-01-31 11:35 | ★ 挨拶・リンク | Comments(0)
2011年 01月 30日

1445)「MIDORI KATOU(加藤 翠)・個展 都会にかかる虹」・資料館 終了・1月25日(火)~1月30日(日)

○ MIDORI KATOU
    (加藤 翠)・個展
 

      都会にかかる虹
  

 会場:札幌市資料館ミニギャラリー 2階・B室
      中央区大通西13丁目 
      (旧札幌控訴院。
      大通公園の西の果て)
      電話(011)251-0731

 会期:2011年1月25日(火)~1月30日(日) 
 休み:月曜日
 時間:9:00~19:00
     (最終日は、~17:00まで。)

ーーーーーーーーーーーーー(1.29)

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 予備知識もないまま入室、カラフルで派手な写真にちょっと戸惑う。同時に、その小ささには肩すかしをくらった感じだ。
 コスプレとまではいかないが、ミーハー調の目立つ撮影者もおられる。この会場にこの衣装は似合う。良い気分でお話を伺う、と・・・何と高校3年生とのことだ。素晴らしい!作品の小ささという弱さはさておいて、目立ちがり屋のやる気満々さが伝わって最高ではないか。


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 加藤翠の美少女ワンダフル・ワールドだ。普段着無視の顔、風貌、衣装がいい。
 モデルは友達知人だ。彼女達持参の化粧衣装のようだ。そして、彼女達の魅力を伝えるような写真に心がけたとのことだ。撮影者の好みにまかせて、その要求の世界で撮りまくったと思いがちだが、そうだはなさそうだ。モデルの世間離れしたやる気満々のポーズは、モデル自身の変身スタイルなのだろう。それに乗っかかるようにして撮影されたのかもしれない。その辺のモデルと作品化のプロセスを詳しくは聞かなかった。だが、そんな細かいことに拘るのは小休止だ。派手でカラフルで挑発的、そしてうっとりさせる仕草の平成美少女連合群である。

 話を元に戻して、撮影者が高校3年生女子ということが嬉しい。彼女達にとってこの写真の世界は、そこまで自分が変身するかは別にして、非常識の不真面目な世界ではないであろう。狭い仲間内では当たり前なことであろう。そして写真は日常のありふれた世界だ。この、10代の女性にとってのカラフルなモデルの世界と写真はもっともっと自然な社会現象であり、美術行為だと思う。それなのになかなか見ることができなかった。大学生の写真部作品でほんの少しばかり触れる時があるが、だれもこのドハデな自己顕示欲の世界を発表しようとはしない。あまりにも心象スナップが多すぎる。作る写真、作る世界、嘘の絵空事から拡がる大きな心模様、僕が待っていた世界であった。

 さー、加藤翠君は今春から大学生だ。もっと大きなサイズに大きな心を取り込んでくれるであろう。


 (お詫び。タイトルも付いているのですが、メモに失敗したので省略します。)



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by sakaidoori | 2011-01-30 22:11 | 資料館 | Comments(0)
2011年 01月 30日

1444)「CHAPTER ONE・写真展 岸野友遊 菊池弘樹 板垣祐作 高橋遥」・創 1月26日(金)~1月31日(木)


○ CHAPTER ONE・写真展

  岸野友遊
  菊池弘樹
  板垣祐作
  高橋 遥



 会場:ギャラリー創(ソウ)
     中央区南9条西6丁目1-36
      U-STAGE・1F
      (地下鉄中島公園駅から西に徒歩5分。
      南9条通り沿いの南側。)
     ※駐車場は2台分完備
    電話(011)562ー7762

 会期:2011年1月26日(金)~1月31日(木)
 休み:火曜日(定休日)
 時間:10:00~18:00
     (最終日は、~17:00まで)

ーーーーーーーーーーー(1.29)

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専門学校・札幌ビジュアルアーツ写真学科現役1年生男女二人、2年生男子一人、OB一人、合計4人のグループ展。

 それぞれの撮影者はしっかりと自作を語って意いた。写真を学ぶ意識、取り組む姿勢が高いのだと思う。気持ち良い会話ができた。
 会場で述べた感想の焼き写しになるが、以下、会場入り口順番に書いていきます。


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     ↑:1年・高橋遥、「古い家/生命線」。


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 今展のメンバーでは唯一の女性、だからかどうか物語性が他よりも強い。リズミカルな展示で独自性を出している。
 「古い家」とは自分がかつて住んでいた所だ。だから「過去の思いで」が出発点で、そこに着目しつつ「今という生命」が主旨のようだ。

 「古い家」という現場の臨場感を伝えるというよりも、そこでの断片を切り取ってスタジオなりで再構成して、ある種の叙情的雰囲気を伝えた感じ。
 展示作品を見る上では、流れにもうすこしメリハリがあった方がより物語的だと思った。作品の大きさに変化をつけたり、スタジオ的な作りを感じたり、写真加工などからそう思ったのだろう。今思うに、大きさは単なる装飾やレイアウトで、一つ一つの作品に軽重はないのだろう。だから、これ見よがしに目立つ作品を作りたくなかったのだろう。
 作るという物語性と、被写体を愛して生まれるイメージ世界、その絡み合う世界は個展向きの人と思った。個展向きだが、一点を魅せる強さというか個性がひ弱な感じもした。きっと今回は遠慮があたのだろう。


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     ↑:1年・板垣祐作、「prologue/dialogue」。

 意味深なタイトルだけに、その作品構成を一つにまとめて語るにはなかなか言葉がでてこない。

 撮影者は「風景」キャッチ能力に優れているようだ。何にでも反応して、直ぐに自分の世界に切り取ってしまう。この「何にでも」が困ったもので、見る方としては的が絞りづらくて困ってしまう。的を絞らないということも撮影者の意図だから、こちらのとまどいも仕方がない。

 思うに、撮影者にとって風景は方便で、「風景」に拘って欲しくないのだろう。世界との交信として風景があり、風景の窓口としての写真の切り口がある。「そこを見れ、そして撮影者・板垣祐作の感覚と対話をしてくれ」、そういうことなのだろう。被写体の鑑賞ではなく、被写体という切り口との対話なのだろう。
 その思いは素晴らしい。強情な美学の持ち主だ。だが、彼自身が「風景」との対話に未知数な所が多いとも感じた。多感ではあるが深度が不明だ。展示は結論でなく過程でもある。もう少し幅を狭めて対話の幅を絞ってはどうだろう。そのことが撮影者自身の「世界」との対話の深化に繋がると思う。その積み重ねの結果として、全方位的なとらえどころのない本格個展だ。「prologue/dialogue」(序章・入り口/対話)としての板垣・感性とのしっかりした対話が始まるのでは。

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 絵画的造形性や、「ドア・すき間」などの象徴性をバシッと取り入れた強い作品群だ。



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          ↑:OB・岸野友遊、「Structure」(建造物)。

 主旨・主張が明快で分かりやすく楽しい。都会大好き、建造物大好き、ジェームズ・ディーン大好きだ。
 背景に空や雲などを入れず、被写体を枠一杯にはめているのが好ましい。ますます、「これを見ろ」という一点集中主義だ。

 建物は直線という輪郭線・機能線・合理主義精神が王者だ。それでは人が住むには味気ない、だから曲線も意図的に組み込まれもする。いわゆる遊びだ。
 都会という合理精神に遊びなどまっぴらゴメンだ、というのが今展の撮影者の意志だ。そしてその反抗者としての「理由なき反抗=ジェームズ・ディーン」の登場である。彼は直線なんか嫌いだ、という理由ある反抗で若者の支持を得た。ということは、撮影者・岸野友遊君は曲線満載の、輝けるロック青年独り立ちの世界も大好きかもしれない。次はもっと肉感的な作品で勝負するかもしれない。

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 ドアという覗き窓、カメラのシャッター・アイのような螺旋風景、栄通お気に入りの風景だ。



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     ↑:2年・菊池弘樹、上は「Dear」 下は「壁を前にした女」。


 白黒の強さ、自然と人、静と動、あの世的な静寂と現世の遊び、そんな諸々を二グループで表現している。なかなか見事だ。風景写真は精神性を帯びている風にも見えるが、そうではないだろう。2項対立構図の中から生まれた流れだろう。撮影者の目配りの広さの結果だと思う。そして、メインは女を撮った写真群と判断した。

 作品は白黒明快だ。それを貫くのは心象性ではなく遊びだ。本当は「女」の魅力を直接に表現したいのだが、女を引き立たせる為に壁や影などという間接技で勝負だ。しかも、女を引き立たせない為にインパクトの強い自然写真だ。面白い撮影者だ。女を見ていると、いろんな夢が飛び交うのだろう。それを種にして写真の世界で拡がって遊ぶのだろう。
 学校の卒業展にも出品するとのこと。8日からの資料館、18日からの富士フォトサロンです。ヌードとのことだ。乞御期待!!


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 帰り際に4人の記念写真。
 これが面白い。自然体の人、視線をわざとあらぬ方に向ける人、グッと力強さを目に溜め込む人、人の良い笑顔の二重まぶた、意外な不揃いのリンゴ達だった。
 是非是非、今後ともグループ展個展と開いて欲しい若者達でもあった。

by sakaidoori | 2011-01-30 17:26 | 創(そう) | Comments(0)
2011年 01月 28日

1443)①「多摩美術大学版画科OB展 2011」・さいとう 1月25日(火)~1月30日(日)

○ 多摩美術大学版画科OB展
            2011
 


 会場:さいとうギャラリー
     中央区南1条西3丁目1
      ラ・ガレリア5階
      (北東角地。
      1階が日産のショールーム。)
     電話(011)222-3698

 会期:2011年1月25日(火)~1月30日(日)
 時間:10:30~18:30
     (最終日は、~16:30まで)

※ オープニング・パーティー ⇒ 初日 17:00~18:30

 【参加作家】
 石原誠 伊藤あずさ 大久保拓子 太田マリコ 御囲章 小川了子 小田麻子 川田竜輔 小竹美雪 佐竹邦子 澤村佳代子 三瓶光夫 島田北斗 鈴村優 高橋亜弓 竹腰桃子 谷黒佐和子 友野直美 西岡久實 ネモトサチコ 堀田恵理 宮崎文子 渡邊慶子・・・以上、21名。 

ーーーーーーーーーーーーーーー(1.28)

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 道外作家が多く参加しているし、毎年見ているので何かと楽しみ募る版画展です。オープニング・パーティーにも出席したかったのですが、野暮用で不参加。好漢・川田竜輔君とも会えずに残念なことをしました。

 さて今年の全体の印象です。
 白黒木版による強き輪郭バリバリ、腐食技法による強き心象バリバリ。そんな作風は少なかった。リトグラフや着彩による具象形の多さと相まって絵画的な趣が強かった。要するに、古典的版画らしさの薄い版画展という感じ。
 それなりにロマンティックな作品も多いのですが、若き女性感覚むき出しのメルヘンやロマン過多の作品も少なめで、堅実な感じ。
 特大の作品も少なく、ボリューム的には控えめ、そんなこんなの印象です。


 20名以上の参加です。比較的入り口作品から順番に、10名ほどを目安に載せていきます。まずは①として半分の5名です。日曜日までです。


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     ↑:谷黒佐和子、(左の大きい作品)「丘を越えた」・木版 61×80㎝ 2009年。

 フフフとほほ笑んでしまいました。木版なんですね。


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     ↑:小竹美雪、「frolic_flitting around_5」・インタリオ コラージュ 85㎝×85㎝2006年。


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     ↑:小竹美雪、「one motion_6 7 8」・インタリオ コラージュ 45×45㎝ 2007年。

 透けるような淡い感情線。ミトコンドリアのような遺伝子生命体かな?「美雪」、名前のような作品。ガーゼのような張り紙が重ねられ、「肌色に包まれ、破れる破れない、透ける透けない」世界での色と線の小踊り。

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          ↑:大久保拓子、「傷跡の標本」・ミクスト メディア 24.2×19.2㎝ 他 2008年 2010年。


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 北海道が遠いから小品を持ってきたのではないでしょう。小さな小さな世界が好きなのでしょう。
 「傷跡」や「人」の標本です。「標本」とはどこか惨いところのあるものです。美の結晶と記憶をひとまずの目的にして、その先にあるものは・・・。


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     ↑:友野直美、(左側) 「また くる」・凸版 凹版 40×51㎝ 2011年。


 空間を版特有の重なりで友野風ボリューム感を出し、画題の輪郭線との絡み合いで詩情を醸し出す、そういう作家として楽しんでいます。強すぎない程度に凛とした姿を表現したかったのでしょう。その行き過ぎが右側のやや大きめの作品になったようです。
 友野風のボリューム感と詩情、沢山制作して、その足跡を早くみたいものです。


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     ↑:宮崎文子、(左側) 「守る」・リトグラフ 86×56㎝ 2009年。(中央) 「スロット・マシーン」・リトグラフ 83×56.5㎝。


 いろんな要素を組み合わせて一つにするタイプのようです。人への関心がユーモラスに表現されている。青年らしい深刻な思いを、情緒で包んでいる。棟方志功ばりのリアルに関心を抱きながらも、ポエムに重きがあるよう。



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 ②に続く

by sakaidoori | 2011-01-28 21:43 | さいとう | Comments(2)
2011年 01月 27日

1442)「今荘義男 大林雅・二人展」・たぴお 1月24日(月)~1月29日(土)


○ 今荘義男 大林雅・二人展 

   
 会場:ギャラリーたぴお
    中央区北2条西2丁目・道特会館1F
    (中通りの西側の郵便局のあるビル。)
    電話・林(090)7050-3753

 会期:2011年1月24日(月)~1月29日(土)
 休み:日曜日(定休日)
 時間:11:00~19:00
     (最終日は、~17:00まで)

※ オープニング・パーティー ⇒ 初日 18:00~

ーーーーーーーーーーーー(1.27)

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     ↑:(大林雅・作品群。)


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     ↑:(今荘義男・作品群。)


 (以下、敬称は省略させて頂きます。)

 画風の全く異なる二人だ。どうなるのかな?そんな思いで入室した。
 驚いた。見事な関係を生んでいる。特に、こむら返し&腸捻転・画風の大林雅の力の入れよう!照明に当たってバンバン輝いている。
 対する今荘義男、日頃の古武士的気骨さを和らげた大きさで、軽く大林・念力をかわしている。マイペースにかわしつつ、男っぽく受け応えてもいる。二人の物怖じしない関係が実に楽しい。画風画題を越えた絵の根っ子での対話だ。見れそうで見れないベテラン男子画家2人展だ。


・ 大林雅・増殖シリーズ 

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 こういう作風は自己あるいは人間深層の探求と理解している。悶え苦しみ、かつ生きる存在としての自己、あるいは人間への全面的関心だ。自己と自己自身との断絶、自己と社会との断絶・・・等々、「断絶」と「存在」がキーワードだろう。
 おそらく、氏の出発はそういうものがあったはずだ。だが、近年の氏の画面からは激しい怒りや苦悶は伺えない。むしろ、整形手術をした後の醜い己の面構えを見て、「この身も体もどうしたら自然や社会と処していけるのだろう?」という寂しがり屋の呟きが聞こえてきそうだった。異端児になれない異物の悲哀を感じていた。そこに、ユーモラスを画風に取り込む、あるいはそういう画風の仲間達とのグループ展で、笑いの要素を意識していたと思う。
 だが、今回の作品の強さはどうしたことだろう?もうこの姿で生きるしかないという開き直りというべきか。異物という生き物として逃げもしない、告発もしない、あざ笑いもしない、存在していることだけはしっかり主張する。そんな画家の姿勢を見た。




・ 今荘義男・古里シリーズ

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 今展の今荘義男は小作だが余裕綽々な感じだ。それは2人展の相手に対して、大地という場と空間を提供しているようだ。暴れる大林・ワールドtの呼吸を楽しんでいるようだ。

 2人展にもいろいろあるものだ。どれが誰だかわからない融合展。互いの存在を無視した別々展。互いの領分を侵さない棲み分け展。相対立する主張を見せることによって、何かが生まれる可能性展・・。
 今展は対決でも区別でもなく、どこかしら友情に支えられた絵描きの根っ子の確認展であった。

  春の北海道抽象派作家展も控えています。氏の関してはその時にも語る機会があるでしょう。

by sakaidoori | 2011-01-27 23:17 | たぴお | Comments(0)
2011年 01月 26日

1441)終了「石井誠・展 『LIMIT #1:痕跡』」 ト・オン・カフエ 1月11日(火)~1月23日(日)




○ 石井誠・展  LIMIT  
             #1:痕跡 


 会場:TO OV cafe(ト・オン・カフエ)
     中央区南9西3-1-1
       マジソンハイツ1F
     (地下鉄中島公園駅下車。
     北東に徒歩2分。北東角地。)
      電話(011)299ー6380

 会期:2011年1月11日(火)~1月23日(日)
 休み:会期中は無休
 時間:10:30~22:00
    (日曜日は、10:30~20:00)

ーーーーーーーーーーーーーーー(1.21)

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 (以下、敬称は省略させて頂きます。)

 店舗は喫茶室と展示室に完全に別れている。

 石井誠は昨春道都大学を卒業した。中島ゼミでシルクスクリーンを学んだ。現在は同大学の履修生として在席し、今春、京都精華大学大学院・芸術専攻科に進学される。

 卒業後もしっかり大作を発表している。大学生時代も個展やグループ展と意欲的に美術・芸術に関わっていたから、たくましさは現在進行形だ。
 大学院と進学も決まった中での個展、淡々とあれこれの美とロマンを見せている。

 面白いのは、物語風の肉筆画だ。水彩画と聞いたがはっきり覚えてはいない。
 タイトルが示すように、有名な小説などから画題をとったようだ。石井・ロマンが素直に出ている。しかもこの色合いは道都大学時代色だ。ガシッとした線と茶系で渋く重厚だ。ボロボロのすり切れた革靴の歩みが聞こえる。
 いい記念だから全6点載せます。好きで描きはしたものの、シルク作品の意図的な虚構性を組み込んではいない。本に触発されたものをストレートに出したから、チョット恥ずかしいものがあるかもしれない。石井誠流の大人の絵本だ。


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     ↑:左から 「チルチルとミチル」、「モモ」。


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     ↑:左から 「鳥を捕る人」、「ジョバンニ」。


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     ↑:左から 「千夜一夜物語」、「赤い蝋燭と人形」。


   ーーーーーー

 次はメイン会場の作品を載せます。


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     ↑①:左から 「砂時計」、「黒い水」。


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          ↑②:「」。
 

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     ↑③:左から 「乗りかけた船」、「ゆりかごとネットワーク」。


 物語を背景にして、スピード感・リズム感で賑やかに重厚に、が出発だと思う。その初期の方向性の現在の姿が①、②の作品群だ。初めの頃の汚さ拙さを構築美で衣替えを計っている。男気の石井誠だ、渋い一色で男味を表に出す。角に丸みがでてきて男立ちを和らげている。

 ③は随分と日本画の箔を意識したみたいだ。雰囲気は少し重たいが、装飾なり余白美にチャレンジしている。要するにいろいろなことを今は試みている。にぎやかさが好きなのだが、それではロマンを充分に汲めない。いろいろな美の表現と自己表現とを問答しているのだろう。

 この探求する姿を、このまま京都の大学院に持ち込むのだろう。しかし、そこは清なる日本美の聖域である。田舎者を寄せ付けない気位がある。うるささを好む石井誠ではあるが、きっと洗練されるだろう。それは挫折感という痛みをともなうかもしれない。いや、すでにその方向は今展にも出ているのだから、自然に京都美を受け入れるかもしれない。だが変化するのは間違いない。
 さて、京都で如何に変身するか?変身せざるか?深化するかしないか?楽しみにしよう。
 

by sakaidoori | 2011-01-26 23:40 | (カフェ)ト・オン | Comments(0)
2011年 01月 25日

1440)終了「【風の彩・本田滋 展】 《ふり向けば北の街》」・(カフェ)北都館 1月17日(月)~1月23日(日)

○ 【風の彩 ・ 本田滋 展】

   《ふり向けば北の街
 


 会場:カフェ&ケーキ&ギャラリー・北都館
     西区琴似1条3丁目1-14
      (地下鉄琴似駅5番出口。
      第一病院向い)
     電話(011)643-5051 
 
 会期:2011年1月17日(月)~1月23日(日)
 休み:年中無休
 時間:10:00~22:00
     (日曜日は、~17:00まで。営業は20:00まで。)

ーーーーーーーーーーーーーーー(1.21)

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 賑やかさ楽しさを信条とする本田滋さんの個展です。

 (以下、敬称は省略させて頂きます。)

 イメージ性の強い花や風景を描いている。特に、「都会の風景画」は自由さが際だっている。そこには人為的な建物や車や物がある。いろんな直線や曲線に色がある。何と言ってもゴチャゴチャした雑踏がある。人間を描きたくなければ建物や乗り物を擬人化すればいい。人間を風景として挿入して遊ぶのも絵画的だ。

 自然と向き合いたい時は風景画にすればいい。そこでは樹や草や」山や川は友達だ。風がある、匂いがする、空気がある。目に見えぬ流れは色となって本田・絵画で踊り出す。

 色合い、筆さばき、構築性、構成と、全てが小躍りした姿は確かに本田・絵画の魅力だ。
 だが、氏はアクリル絵画を始めて日が浅い。絵作りの発展途上だ。躍動感を前提にしながら、いろいろと絵画上の工夫を試みている。特に、二次平面の立体化、自己流の魅力を引き出すのに相当励んでいる。そういう意味では今までの全作は試作だ。それは勉強であり、チャレンジする楽しみの足跡だ。しかも、あれもしたいこれもしたいと欲張りだ。「オレ流」だから、良作もあれば凡作もある。
 「凡作」、この言葉は本田絵画にふさわしい。凡にして凡々、ヘタウマなどと褒める必要はない。描きたい絵描きが描きまくる姿だ。そのエネルギーを褒めてはいけない。画家である以上当たり前の行為なのだ。凡なることを前提にしながら、氏の絵画が高まるのを楽しもう。


 ところで、今展はいつになくコンパクトで温和しい。大きさが真四角(スクエアー)ということもあり、左右に拡がらず、上下に伸びることなく風景がある。色合いや筆さばきなど全ては本田風なのだが、外に拡散するのを阻んでいる。一歩退いた本田・ワールドだ。現在の心境が絵画工夫とマッチした姿だろう。キュッと引き締まっている。これもまた良いものだ。下の作品が今展一のお気に入りです。
 (写真は原作以上に細々している。つくづく写真の嘘と誠を感じ入る。)


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          ↑:「雨模様の手稲」・S8号。

 視点が真ん中に真ん中に誘導される。そこは賑々しい。都会を楽しむ喧噪さ。



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          ↑:「北街通り」・S15号。


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          ↑:「小樽 初夏日」。S8号。


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          ↑:「憩いの風」・S15号。



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          ↑:「秋彩(あきさい)の公園」・S8号。


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          ↑:「風に立つ (北広島黒い森美術館近く)」・S15号。



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     ↑:左から 「紅色の花銀 (小樽にて)」・S8号。「裏参道の路(みち)」・S8号。


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 全ての指揮者は本田滋だ。うるさいほどのダンスだ、リズムだ。絵に静けさを求める人は見ないほうがいい。人間嫌いな人も見ない方がいい。でも、時にはこっそり見るのも良い。



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     ↑:「ストレリチア」・S15号。

by sakaidoori | 2011-01-25 15:45 | (カフェ)北都館 | Comments(1)
2011年 01月 24日

1439)「大森みゆき・作品展 『フェルトの野鳥達』」 カフェ・エスキス 1月13日(木)~2月8日(火)



○ 大森みゆき・作品展

    『フェルトの野鳥達
 


 会場:カフェ エスキス
    中央区北1条西23丁目1-1
      メゾンドブーケ円山1F
    (南東角地)
    電話(011)615-2334

 期間:2011年1月13日(木)~2月8日(火)
 休み:水曜日(定休日) ※2月1日(火)は臨時休業
 時間:12:00~24:00
    (日・祝日は、~21:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーーーー(1.24)

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          ↑:(喫茶店入り口の風景。)


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 今日は北海道神宮でエナガを見た、ウソを見た。藻岩山の山腹でアカゲラやコゲラを見た。鳥が見れるというので喫茶エスキスに立ち寄ることにした。
 嬉しいねー、微笑ましいねー、フェルトの小鳥たちがチルチルミチルよろしく青い鳥籠から顔を出して迎えてくれた。

 真冬の鳥たちだ、ちょっと着ぶくれ気味だ。喫茶店仕様とみえて赤ちゃん顔の可愛さだ。仕草も野性味は遠慮してチャーミングだ。そういえば、全体のプロモーションも赤ちゃん並みの四頭身で憎めない。
 この鳥たちの素顔、何て総称したらいいいのだろう?猫なぜ風の癒し系でなく、腹を抱えて笑うお笑い系でなく、見本のような図鑑系でもなく、鳥の真実に迫るリアル系でもなく・・・、

 この日の店内はお客さんが一杯、ということで会場の全体風景は割愛です。
 以下、一つ一つの鳥を載せます。相変わらず宜しくない写真です。


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     ↑:左から 「キレンジャク」、「コゲラ」。





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     ↑:左から 「ヤマガラ」、「シジュウカラ」。




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     ↑:左から 「オオマシコ」、「ヒヨドリ」。




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 次はスズメです。もしかしたら作家が一番力を入れている作品群かもしれない。なぜなら、顔を余り可愛くしていないから。

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     ↑:左から 「コマドリ」、「シマエナガ(島柄長)」。




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     ↑:左から 「ジョウビタキ」、「アカショウビン」。



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     ↑:左から 「ミソサザイ(鷦鷯)」、「カワラヒワ」。




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          ↑:「マヒワ(真鶸)」。




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          ↑:「モズ(鵙)」。

by sakaidoori | 2011-01-24 22:22 | (カフェ)エスキス | Comments(0)
2011年 01月 23日

1438)②「白鳥信之・展」・エッセ  1月11日(火)~1月23日(日)

○ 白鳥信之・展 

 会場:ギャラリー・エッセ
     北区北9条西3丁目9-1 
       ル・ノール北9条ビル1階
     (南北に走る片側2車線道路の東側。)
     電話(011)708-0606

 会期:2011年1月11日(火)~1月23日(日)
 休み:月曜日
 時間:10:00~19:00
     (最終日は、~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーーーーー(1.11)

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          ↑:「忘れ難き人  野村利春さん。長崎県北松浦郡福島町出身」。


 (以下、敬称は省略させて頂きます。)

 私はこの作品が一番好きだった。具象展なるが故に魅せられた作品と言っていいだろう。

 この作品は今展では趣を異にしている。
 農作業夫や年配者の人物を見せる中で、比較的若い現場作業夫だ。
 何より異質なのは、他の全作品がなにがしかの誇らしさに包まれているのに、唯一木訥で、むしろいじけ気味の人物であることだ。

 白鳥信之は存在の本質を追究する画家だ。いや、「本質」は画家にあっては瞬時に了解し、その存在の厳かさや尊厳を追い求めている画家と言った方がいい。
 「尊厳」は静かな祭壇になり、見果てぬ夢(ロマン)への讃歌にもなる。
 男が夢を描く時には女が一番手っ取り早い。そして甘さが強くなった時の白鳥・女性画はロマン過多になり、追求する所の絵画美の本質が薄くなる。男が女を描く時の魅力と危険性を、素直に絵にする時がある。

 人間くさい存在を描く時には年配者が良い。その皺ほど、「人間」を感じる時はない。リアリズムの興るゆえんである。しかし、氏は細密に描いてはいるが、線描みなぎる細密描写を好まない。氏の持つ体質的な詩情がそれを欲しないのだろう。代わりに日本美の一つである伶俐な空気描写、間という存在描写で対象に迫る。

 だが、どうしても人を描けばロマンやヒューマニズムで覆われがちになる。愛や倫理観がダイレクトに見る側に伝わる。それは画家自身の発する信念や強さが絵を成り立たせているからだろう。だから意外にも、絵と見る者の関係は絵からの一方通行なのだ。
 僕が好きと言った若き労務者作品は余りに普通の姿だ。モデルは凡庸な優しき人のようだ。「弱き人」を画家は描いている。確かにそれも白鳥・ロマンの裏返しかもしれない。だが、裏返しの一方通行はここにはない。画家はかなりの自己制御をして、人物を「普通の人」にすることに徹している。愛を抑え、静かに見せている。
 モデルは在日朝鮮人のように見える。日本社会で底辺に生きた人かもしれない。ただ働くことだけの生涯ではなかったのか。愚痴ることもなく、そして人知れず他界されたことだろう。賢治のデクノボウを見る思いだ。
 社会的リアリズムを廃し、ロマン主義を拒否し、居合い抜き的な勝負絵とは無縁だ。白鳥・詩情で存在のリアリズムを追求している。


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 今展は2部構成になっている。

 風景(空間)に収まる人物絵画群。大作、力作ばかりだ。背景の描き方で画境の流れがみれる。写実重点、空間処理としての自然景、抽象(イメージ)描写、と背景処理はいろいろある。
 林檎の静物画を狂言回しのようにして、小さな肖像画群。自然体を良しとする表情と風采だ。遺影と見る人も多いことだろう。

 こういう展示方法は、普通は大作重視だ。小品のポートレートは大事な余韻として機能する。
 だが、今展の小品群は重い。広い窓際に配置されてもっとも目立つ。光も燦々と受けて輝いている。要するに、意図的に一等席を小品群で埋めている。大作、小作のバランスが普通とは逆転している。おかげで大作の魅力に目が行き届かない。つまり、ベターな展示だがベストではない。
 今秋、東京で二部屋を借りた個展をされるとのことだ。その準備をも兼ねた個展なのだろう。大作、小作の響き合いを確認しているのだ。だから積極的にDMを市内に配布しなかったのだろう。

 他に余韻として女性画がある。直立した女性画は1986年とサインがある。画家になり始めの頃の絵という。その凄みと力強さは今でも傑作と言っていいだろう。

 絵から赤裸々な力強さや凄みを消去すること、そういう変遷の帰結が「忘れがたき人」と理解した。


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  1945年 喜茂別町生まれ
  1986年 札幌大同ギャラリーで個展
       
 この個展が実質的な初個展だろう。というか、かなり後れて油彩画を独学された方だ。ここから画業が始まる。

by sakaidoori | 2011-01-23 20:20 | エッセ | Comments(0)