栄通記

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2007年 04月 28日

お休み

 四日ほど休みます。
 コメント等の返事はできませんので宜しくお願いします。

○ アリアンス・フランシーズの写真展(5月12日まで。これは面白い)
○ ミクロ最後の展示会(2階がにぎにぎしくて楽しかった。)
○ 藤谷ドローイング・ライブ(初日だけ見てきました。余裕とハングリーのライブ。)
○ 北浦晃氏の昨年の美唄展
○ 大山由之記念美術館25周年展(4月15日終了)

 など、後日記事にしたいと思います。

by sakaidoori | 2007-04-28 21:28 | ★ 案内&情報 | Comments(0)
2007年 04月 28日

164) アートマン 「藤谷ライブ」 4月28日(土)~29日(日)

f0126829_2112334.jpg○ 藤谷康晴による公開ライブ・ドローイング「白と黒のサティスファクション」

 会 場 : ART-MAN gallery
     南4東4・西向き(隣がカレー屋さん) 
     電話(200)4121
 会 期 : 4月28日(土)~29日(日)
 時 間 : 11:00~19:00

 今日の模様。(続き


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   別の壁。
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by sakaidoori | 2007-04-28 21:02 | アートマン | Comments(0)
2007年 04月 28日

162) アート・スペース201 「Wunder Kammer」・女性若人展 ~5月1日(火)まで

○ Wunder Kammer  若い女性8名によるグループ展

 会場:アートスペース201 6F 
    南2西1-7-8 山口中央ビル・北向き
    電話(251)-1418
 会期:4月26日~5月1日
 時間:10:00~19:00(最終日は早めに終わります)

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 出品作家
 阿南沙織(教育大4年、視覚映像デザイン専攻)、中林亜沙子(同4年、同専攻)、稲船愛子(同4年、情報デザイン専攻)、木下亜里紗(同4年、同専攻)田中那奈(同3年、同専攻)、門間真貴子(同3年、油彩専攻)、小阪祐美子(CAI現代芸術研究所第9期卒)、中村香織(〈株〉キューズダイニング・グラフィック・デザイナー) 以上8名。

 案内書より、
 ー「ヴンダー・カマー」とはドイツ語で「驚異の部屋」を意味します。
 20代の女の子8人による展覧会です。
 この不思議な世界をお楽しみ下さい。ー

 会場にいた稲船さんと主に会話をしてきた。
 確かに、それなりに、間違いなく面白い。面白いが、8人参加ということで皆さん出品数に遠慮があって、空間が間延びしているのがもったいなかった。若い人の発表では不足の失敗よりも過剰な失敗の方が益があると思う。それと、不足数を指摘すると「時間が無かった」という返事をよく耳にする。わからないでもないが、学生あるいは若い時代に時間が無いというのは困る。が、経験をつむための失敗だ。それと、君たち若い発表者がドンドン出て来てくれないと、鑑賞者は面白くないのだ。少々の批判などは相手にせず、ガンガン自己表現して欲しい。それが一番の鑑賞者冥利に尽きるのだ。
 もう一つ苦言。案内書に「女の子」とある。二十歳過ぎて、自分の事を宣伝するのに子供呼ばわりは反対です。びしっと「女性」でいいのでは。この「子供」呼ばわりは、僕達中高年にも責任がある。若い男女を「この子」と呼ぶのをよく聞く。時代の風潮かも知れないが、「子」呼ばわりは悪いことだと思っている。作品以前の話が長くなって申し訳ない。


 「女(の子)という性、と美」を中心にして集まった仲間達のようだ。かなり刺激的で大胆でもある。4名、写真をアップにします。

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 中林さん「ヤズー」。
 最も肉感的な作品でした。「女、血、窓、布」、こういう作品は出来栄えよりも、表現できることに意義があるのだ。彼女に3畳の部屋を与えたら、どう工夫するのだろう。見てみたいものだ。

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 稲船さん、「いばら」。
 CGです。作品はこの他に少し小さめのが2点あります。コンピューター用の筆で描いてプリントしたもの。画面全体を緩めてないのがいい。作品を1点見ればわかるが、物語を絵画化したもの。グリム童話の「いばら」がかなり残酷なのを最近知って、驚いたとのこと。男性を中性化したり、両性化する傾向があるようだ。どこまで原作を自分の物語にできるか大胆にしてもらいたい。もっともっと描けばキッと自分の中の物語が作品化されることによって、自動運動を起こすことでしょう。もうすぐ、コンチネンタルでグループ展だと思いますが出品するそうです。見に行きます。

 
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 木下さん、「雄花」。
 シンプルで直裁で大胆な写真。「・・許されない楽園・・・それは人間であるがゆえに存在する世界なのか」と作家は問うています。一番上はなんでしょうか、青春そのものですね。もう4点一組見たかった。

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 門間さん、「better days not included」。
 ネール・アートというのですか。爪飾りを標本のようにして展示したもの。5本一組にしてあるのが、変にリアリティーを感じました。一個一個も綺麗が全体のレイアウトも素敵だと思いました。キャプションが作品の綺麗さを否定するかのようにして、やけに大きくて汚くぞんざいなのが若さを感じた。普通に綺麗さで完結した方が良いと思うのだが、これが門間流なのでしょう。

 再び言いますが、他の作品を含めて結構面白いです。テーマは統一されているのですがギクシャクシャクした展示が残念と思うと同時に、次を期待したくなります。


 
 

by sakaidoori | 2007-04-28 00:03 | アートスペース201 | Comments(0)
2007年 04月 27日

161) 時計台 「佐藤萬寿夫展」・油彩 ~4月28日(日)まで

○ 佐藤萬寿夫展

 会場:時計台ギャラリー 2階A室
    北1西3 札幌時計台文化会館・中通り南向き
    電話(011)241-1831
 会期:4月23日~4月28日(土)
 時間:10:00~18:00 (最終日17:00まで)

 会場は右回りで作家の一日の時間の移ろいを絵画化している。それは四季の流れとも呼応しているであろう。順番は作家の時の流れであるが、面白いことに作家の「時をかく見れよ」という主張になっている。順番に写真を載せます、まず作家の主張に耳を傾けよう。

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        ↑① 
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        ↑②
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        ↑③
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        ↑④
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        ↑⑤

 ①は夜明け前でしょうか。四季に当てはめれば、春近き冬。
 ②は夜明け時の、朝もやの中に森が白んできて、一日の始まり。生あるものの鴇を告げようとしているようです。春です。
 ③~④はうららかに時は流れ、緑の世界が生物の最も活動の旺盛な昼でしょう。全体が夏ではないでしょうか。佐藤氏にとっては青き世界、海の色が最も象徴的な夏と聴きました。
 ⑤は夕方、秋です。

 問題は夕方、秋の3枚の絵だ。ピンクは以前にも見ているので、色としては驚かない。黄色の作品は佐藤氏にとっては珍しいのでは。それはともかく、黄色が夕方というのは夕焼けをイメージしてのことと思うのだが、見た目の色のイメージは赤味がなく、一杯一杯の輝く黄色で僕には太陽として、昼・夏の色に見える。たそがれ時のどこか憂愁漂う色ではないのだ。そして、この黄色の作品とピンクの作品が会場ではひときわ目に飛び込んで、それまでのさわやかなリズム、叙情性とは異質な、突き抜けた華やいだ生命の讃歌として強い印象を与える。このシリーズには厳寒の冬はない、不気味な夜はない。秋や夕暮れはそういうものを人の心に準備させるものだが、佐藤絵画にはそういう不安・不定・不気味さは無縁なものとして、夕暮れが提示される。

 希望に満ちた夕方、「一日もしっかり生きた、明るく輝いて一日を終わろう、明日も静かな祈りに始まって一所懸命に凛と生きよう」。黄色やピンクや緑の夕景色はそう語っているようだ。

 D.M.の柴橋伴夫氏によると、「今回は、『風の旋律』をテーマにしてそれをじっくり温めて、『四季の詩』として集大成しようとしている。・・・」と、あります。北海道らしい自然、風景、四季折々の姿を、風に見たり空気に見たり森に見たりするでしょう。ほとんど似た画題、構成ですが大作の並んだ姿は壮観でもあり、飽きることはないでしょう。

 1994年 瀬棚郡今金町生
 1980年 新道展会員推挙
 2001年 札幌中央郵便局定年退職
 2006年 秋の叙勲、「瑞宝単光賞」受賞 天皇陛下に拝謁の栄を賜る 
       (管理職でもないのに、この賞を授かることは異例のことだそうです)

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by sakaidoori | 2007-04-27 10:27 | 時計台 | Comments(1)
2007年 04月 26日

160) CAI 「とうめいのかたち展」・アクリル他 ~4月30日まで

○ とうめいのかたち展  ーthe forms of transparencyー
若手デザイナーによる家具・プロダクトのプロタイプの提案

 会場:CAI現代研究所
     北1西28
     電話(011)643-2404
 会期:4月14日~4月30日(月)
 時間:13:00~19:00
 休み:日曜日

 案内パンフより
 「『とうめいのかたち展』はアクリル樹脂加工メーカー『(株)さくら樹脂』と若手デザイナーの共同による家具・プロダクトのプロタイプの展覧会です。2006年東京で開催され好評を博した本展が札幌・大阪に巡回することになりました。
 工場の持つ優れた技術を様々な『とうめいのかたち』に定着し、独特の視覚的効果や使い方を導くデザインの魅力が、共同作業・少量多品種によるものづくりの可能性を鮮明に浮かべ上がらせます。」

 

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 会場に500円で資料を兼ねたパンフが売ってあったのですが、それを買わずに1000円で立方体のアクリル作品を買ったので、出品作家のことなど全然書くことができません。悪しからず。

 やや黒ずんだコンクリートに囲まれたCAIの部屋が、機能的ですが綺麗な綺麗な光の空間になっています。光が目的ではなくて、光によってその存在を高めるアクリルなどの作品が怪しげな魅力を発揮しているのです。一点一点は小さくて、機能的都会的輪郭ラインですが、触る楽しむというより見て楽しむ作品ばかりです。
 薄く数色で色づけされたお碗のような作品などは傑作です。横から見れば盃形なのがはっきりわかるのですが、上から見ると光と色の錯覚で卵形の立方体に見えるのです。何とも不思議な魔法の玉です。実用性というより、広い空間のテーブルや台の上に置いて、小さな力でその部屋全体を少しねじれた和む空間に仕上げてくれるでしょう。
 メモなどを貼り付けるボードがあります。たんなるアクリル板なのですが、なかに飾りのように3cm位の虫ピンが適当に敷き詰められているのです。単なるデザインと思ったら、この虫ピンが鉄の役割をしていて、上から磁石のついた玉で何かを貼り付けるのです。デザインと実用性、アイデアには脱帽です。

 などなど、一つ一つの作品はどこか工夫がされていて、贅沢なことです。普段とは違ったCAIの空間です。チョッと立ち寄っては、視覚芸術、実用性、デザインと意匠などいろいろと考えさせられます。販売を最優先展示ならば、三越などの方があっているでしょう。実際、やや高めの価格ですから、そちらの方が売れると思うのです。見るほうとしては四方八方からの光燦燦としたショールームよりも、光を効果的に配したCAIのような場所のほうがその魅力をより楽しめます。




 

by sakaidoori | 2007-04-26 09:38 | CAI(円山) | Comments(1)
2007年 04月 25日

159) 自由空間 「山崎幸治展」 ~4月28日まで

f0126829_17573891.jpg○ 第29回 山崎幸治ドローイング展

 会場:自由空間     
     大通東1丁目中央バスターミナル地下・同じフロアーにある喫茶レ・ノールが委託管理
 会期:4月16日~4月28日
 時間:10:00~20:00

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 無茶苦茶変というか不思議なギャラリー空間です。
 中央バスターミナルの地下は飲食街になっていて、その奥まった開けた空間の壁面を利用しての展示です。僕が立ち寄った時は関係者がいませんでしたが、おそらく大半は無人だと思います。盗難の危険はあると思いますが、そんなことにはお構いなく「どうぞ、見てください」と、作品は並べられています。酒に酔った珍客が絵を見るかどうかわかりませんが、昔風のホールのような場所で、周りに厨房の臭いをかぎながらの鑑賞は慣れるまで違和感を感じますが、だんだんと心地良い可笑しさがこみ上げてきて、無人の会場で一人楽しんできました。隣室に貸しホールがあってデッサン会や絵画教室を開いているようなので、そういう人たちが主に利用しているのでしょう。同じ地下に喫茶レ・ノールがあるのですが、そこのオーナーがビルの管理者から委託されて、出展作家の調整をしたりして運営されているようです。無料で利用できるのですが、今年は空きがないようです。関心のある方は一度鑑賞かてら、お話をしに行くといいと思います。

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f0126829_1861783.jpg さて、場所の説明が長くなりました。
 山崎さんです。絵画教室をお持ちになっていて、ご本人は道内公募展には関係していないのですが、お弟子さんは全道展などに出品していて、賞などもとられているようです。山崎さんの作品は他の場所でドローイングを見ているだけで油彩の大作はまだ見たことはありません。鋭く、才長けた線を色を出される人という印象です。ジャズを聴いているようなリズム感があります。期待に違わず、僕好みの作品でした。写真で見ると可愛い感じですが、鋭い迫力があります。コラージュなども織り込んで都会的な感じです。説明が後になりましたが、D.M.には「水彩・アクリル・コラージュの人物等のドローイングを展示します」とあります。


 ここもエントランス・ホールと同じで開放された公共空間と理解しています。撮影自由、ブログ掲載自由と理解しています。関係者からのクレームがあった時は、その時点で対応して行きたいと思っています。(撮影日4月18日。)

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by sakaidoori | 2007-04-25 18:08 | 自由空間 | Comments(0)
2007年 04月 25日

158) 門馬 「本田征爾展」・水彩 ~4月30日まで

f0126829_13332529.jpg○ 本田征爾展  -幻灯生物ー

 会場:中央区旭ヶ丘2丁目3-38
     門馬 ANNEX・バス停旭ヶ丘高校前近く 
     電話(562)1055
 会期:4月21日~4月30日(月)・無休
 時間:11:00~19:00

 



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 「泳ぐ人・本田征爾」

  1977年 京都生(バリバリの関西人です)。
  2000年 北大水産学部卒。
  2003年 京都の画廊にて初個展。以来、エルエテ・乙画廊・門馬アネックスと個展活動。
  2002年~ マグロ延縄調査船に乗船。一度船に乗ると半年ほど帰らないこともある。近々二ヶ月の乗船予定。


 この半年間、船に乗って青い空や海ばかり見て、ゆらゆらゆれながら描きためた作品展だ。マグロを獲るのが目的だが僕らにはあまり目にすることのできない物もあるであろう。具体的にどんな仕事をしているのだろうといつも思うのだが、会えばわけの解らないことをだべってきて帰ってしまう。そんなことでは本田君に申し訳ないので、しっかり紹介しよう。


 本田征爾、自信をもって海から帰ってきたようだ。
 失礼な言い方だが、本田君の体型は線描質的なところがあって、絵にもユーモアの中にカキッと現れてポキッと消える線質なところがあって、ニッコリ笑う余韻があった。今展を見て思ったのだが、以前は見えるもの描きたいものが技術的にも描けれなくて、少しごまかし気分で綺麗に可笑しく描いていたのだろう。だから、描かれた絵のイメージとは裏腹に結構作家は苦しんでいたのだ。対象としての「何か」を描いていたのだ。彼は乗船すると、いつも頭の中で泳いでいる。泳いでいるとその前後左右に何かの気配を感じるのだが、それらを想像して、願望として描いていた。今は見えるとは言わないが、描くことによって現れる姿に確かな手応えを持ち始めたようだ。
 おかしな魚たちがゆったりとアネックスの白い海を泳いでいる。やけに白い海だ。白昼夢・・。今展の魚たちはようやく誇らしげにその姿を現したばかりだ。「眠れる海の美魚」たちよ、本田君にだまされて十重二十重に群れなし、僕を見返してくれたまえ。

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 左は少しエッチですネ。右は自画像。チョッとカッコ良すぎるかも。

 タイトルだけ紹介します。写真との関係を書けなくてすいません。
 「虚空の産卵」、「白瞑」、「ミルトンの卵」、「青灰止まり」、「めがねのめだま」、「闇色の魚」、「阿蘭陀の魚」、「ツカマエタ」、「花咲甲虫」、「花色」他

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by sakaidoori | 2007-04-25 13:55 | 門馬・ANNEX | Comments(0)
2007年 04月 24日

157) 登山 「藻岩山 531m」

 日曜日(22日)に藻岩山に登った。
 今年初めての登山だ。大きな声で言うには恥ずかしいが、登山には違いない。5分も歩けば直ぐに雪道になり、夏用登山靴に簡易アイゼンを付けてて登っていくのだ。この山は真冬でもしっかりと道ができていて、長靴で心配なく登れる。それだけ、たくさんの人が登っている、愛されている山だ。途中に33地蔵仏が適当な間隔で並んでいるが、雪は払われて大事にされている。雪降れば、まってましとばかりに頑張って除雪をされる方がいるのであろう。感心なことである。
 慈恵会病院前のふん詰まりに登山入り口がある。すぐ傍に奥井理ギャラリーがある。1時間半で登れる。たくさんの人とすれ違うことができる。日曜日だが子供達には会えなかった。登山人口は中高年を筆頭に増えていると思うのだが、低年齢層は15年前に比べて暫時減少しているようだ。そういう子供を持つ親があまり登山をしてないということなのだろうか。
 登山自体の魅力には欠けるが、体慣らしには格好の山だ。夏山しか登らないが、今年はいくつ登ることができるのかな。二、三回はテントを担いで山中泊をするつもりだ。女房と二人でだ。この時ばかりは僕が重たい荷物を持つので、少しは女房殿に感謝されているだろう。テント泊ー飯を食い、日が沈み、星を眺め、ただ寝るだけ。・・・藻岩山の写真紹介をさせて下さい。

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 3年前の9月8日台風はこの山にも大きな打撃を与えた。登山道の整備以外は何ら台風の後始末をしなくて、自然回復を待つというのがこの山の方針だ。50分ほどで稜線に着くが、そこからの反対側の姿は無残である。こちら側の沢筋も相当に被害は大きい。沢を一気に大風が下って行った様子がよくわかる。
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f0126829_2312445.jpgf0126829_2313915.jpg 山腹からの写真。






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 頂上からの写真。


 山といえば花です。
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 左:エゾエンゴサク。右:エンレイソウ。

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 フキノトウ。

by sakaidoori | 2007-04-24 22:54 | ◎ 山 | Comments(0)
2007年 04月 24日

156) ミヤシタ 「安住公美子展」・油彩 ~5月6日(日)まで

○ 安住公美子展

 会場:ギャラリーミヤシタ
    南5西20-1-38 西向き  
    電話(011)562-6977
 会期:4月18日~5月6日(日)
 休み:月曜日
 時間:12:00~19:00 (最終日17:00)

 総合タイトルはないが、個別タイトルから「生命の誕生と、その後」、あるいは「安住絵画による系統樹」と思う。全体の写真と個別の写真紹介をします。

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 ドアを開けて入ると、真っ先に目に入る風景。正面の黄色い作品が目の飛び込む。個人的にはもっとも印象に残る作品。

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 入場して右側を向いた時の風景。この柱がミヤシタの一大特徴で、市内のギャラリーで最も頑固な場にしている。

 
 次に順番に作品とタイトルを紹介します。

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 「太古の海」Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ。かなり分厚い枠仕上げ。

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 「発生」。太古の海に覆われた風景に、稲妻のような何かの刺激をイメージしたものか。こうして生命は誕生した。はるかはるか何億年前の物語。

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 左:「sea soup」、スープ状の海?ということでしょうか。D.M.に採用された作品。
 右:「共生」。もう一作となりにも有ります。

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 左から「形成」、「退化」、「進化」。小さいからでしょうか、印象の薄い作品群です。

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 最後の壁二面。左の壁の作品、「aquare」。よく意味はわからないが「水」という意味では。(訂正:aquare→square 正方形。)
 右壁の作品、「phylogentic」Ⅰ・Ⅱ。これもよく解らないが、「系統発生」という意味か。描かれた画題が樹ですから、今までの総括として「系統樹」として理解しています。(訂正:phylogentic→phylogenetic tree 系統樹。)


 はたしてどれだけ僕の写真で作家の視覚表現を伝えることができたかは疑問です。ムードだけでもと思います。総合タイトルも僕の勝手な理解ですから、タイトルに合わせて皆さんで感じてください。部屋に花が飾ってありました。贈り主の名がないので作家が用意したのでしょうか。もしそうならば、生命の象徴として敢て作家の手仕事の中に挿入したのでしょう。

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by sakaidoori | 2007-04-24 22:25 | ミヤシタ | Comments(2)
2007年 04月 23日

155) テンポラリー 「木村環作品展」・鉛筆画 ~5月6日まで

○ 木村環作品展  「Life Goes On」

 会場:テンポラリー スペース
     北16西5 北大斜め通り・西向き 隣はテーラー岩澤
     電話(011)737-5503
 会期:4月17日~5月6日(日)
 時間:11:00~19:00

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 (左の写真は上の左の作品の部分図。文章の敬称は省略します。)











 昨日でサード・イヤーの木村環個展は終わった。まるで、その個展を引き継ぐかのようにしてテンポラリーで個展が始まった。いや、既に始まっていた。ギャラリー巡りをしている人ならば、この作品展がギャラリー側のリクエストによるもので、作家・木村環がそれに応えたものではないかと思うであろう。見事に応えたものだ。これほどの反応をテンポラリーは予想していたのだろうか?もし、三ヶ月前ならば木村環はこれほど自分をさらけ出すことができたであろうか?

 展示は17日から始まっている。一日にどれほど彼女がテンポラリー会場にいるのかは知らない。会場と自宅で描き継ぎ、順次できた作品を展示していくのだ。現在10作ほど並んでいる。最終日の5月6日までに、あと10作ほど追加予定だ。サード・イヤーの場合は構想を練って、環ワールドを体系的にまとめあげたことだろう。僕はこの個展を「少しシュールでグロテスクな世界」と紹介した。今展は急な発表だし、元々発表経験など多くはないので、今展構想は薄いもやのようなものだろう。過去に書き溜めた作品を見せるという選択は捨てた。「今の自分を吐き出す、他人に見せる、その人達の反応を知りたい」、これが全てだ。だから僕も単純だが率直な印象を書こう。「少女的戯れとエロティシズム」と。玉、目、髪、性へのこだわりを強くしている。作品は綺麗だ。四つの道具立てを宝箱に一つ一つ仕舞い込むように丁寧に美しく仕上げている。グロテスクさは消え、シュールさは幻想・f0126829_1713678.jpgロマンへと化粧直しをした。だから、すこし画題を換えれば化粧品の宣伝ポスターにもなれる。少女向けのコミックにもなれる。誤解なきよう。そうなることが悪いと言っているのではない。そう書けば今展の環ワールドがわかりやすいと思ったまでだ。エロスと言ったが一点の作品以外は少女性が強い。僕はその絵がたまらなく好きだ。少女とも少年ともいえぬ胸薄く弱々しげなボディー・ライン。弥勒のような笑みと隠された瞳。この中性的な美にぞくぞくしてしまった。他の女の子らしい笑み、仕草にはない魅力を見出した。
 オドロオドロさは今展では影が薄い。それが今後消えてしまうとは思わない。今展の目は皆一様でキャラクター的だが、並行的な視線で対象を見ていないところがある。もし少女的な笑みが消えた時、この目に不可思議な像が写るかもしれない。つまらない予想は止めよう。

 ライブ・ドローイングの藤谷康晴は対象を見ることを止め、己自身のエネルギーと戦っている。斉藤周は他者は問う存在ではなく既にある者として認めその関係を楽しむかのような場所に自己を置いている。木村環は今展でしっかりと自分と対峙して、美しくさらけ出している。彼・彼女等は今制作に燃えている。何と方向と結果の違うことか。一つにくくれないところが見るものを刺激する。遅れて出てきた木村環、面白い人が現れた。(敬称は省略させていただきました。)

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 この壁の空間にこれから作品が埋まっていく。

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※ 参考記事:122) CD&ギャラリー、サード・イアー「木村環個展」

by sakaidoori | 2007-04-23 14:24 | テンポラリー | Comments(0)