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2016年 05月 01日

2505) 「第7回 有限会社 ナカジテクス」 さいとう 4月26日(火)~5月1日(日)    


 
第7回
有限会社 ナカジテクス
                  


 会場:さいとうギャラリー
     中央区南1条西3丁目1
      ラ・ガレリア5階
      (北東角地。)
     電話(011)222-3698

 会期:2016年4月26日(火)~5月1日(日)
 休み:月曜日(定休日) 
 時間:10:30~18:30
     (最終日は、~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーー(4.28)


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   ↑:(さいとうギャラリーのあるラ・ガレリア ビル。)


 今日までの開催です。

 
 春ですね・・・、春春。雰囲気を味わって下さい。出品者は若い女性(学生)が大半、お客さんもやっぱり若い。淡いピンク、青、緑、黄色の可愛い世界です。

 細かく書くのは止めましょう。会場風景を沢山載せましょう。一応は歩く流れにしたいですが、あまり拘らないで下さい。



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 3人だけ個別紹介をします。


ミカミイズミ(ダルマ商会)の場合

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 今展は7回目になる。道都大学中嶋ゼミの」現役が主体だが、OB/OGも適当に参加している。何人か常連がいて、ミカミイズミもその一人だ。染色家であり、漫画家であり、いろいろと細かく作る人だ。ダルマ的表情の可愛さが信条だが、ちょっとユーモラスにはみ出すのが良いところだ。
 今回は、その「はみ出し部分」が足りなかった。「さわやか、軽やか、ミカミイズミちゃんです」だ。淡々とした日々の繰り返しをちょっと幸せ気分で過ごしているのかもしれない。それはとても良いことだ。その気分で、ブラック・ユーモアも楽しんでくれたらと思った。



あらいしずか の場合。


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 OGのあらいしずか だ。
 もっと手広く店開きしたらいいのに。
 全体のボリューム感は今後の課題でしょう。作品の細かいところに、学生時代とは違った集中心を感じた。


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 細かく遊んでいる。良いですね~。



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 素材の毛糸?をまるくあしらって、床に敷き詰めている。こちらも線描と同じく埋める作業だ。何も考えずに作品に打ち込むことを始めたようだ。学生時代は授業(技術の習得や作品化)以外にも楽しいことが沢山あったのだろう。社会人になって、制作の楽しみを自覚し始めたのだろう。頑張って下さい。次回は毛糸玉を沢山作って、他の参加者を気にせずに大きく拡げよう。「大風呂敷の あらいしずか」をみたいものだ。



瀬川綺羅 の場合

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f0126829_9584036.jpg  多情多感な瀬川綺羅。「オシャレ大好き、攻め込むのも大好き、セクシャルに突き進みたい、世の中の不思議尖り部分を楽しみたい」、そんな人だ。要するに、エネルギーを持てあましている。たとえ「小品の商品中心の展覧会」であっても、もっともっと個性を発揮すればと思った。時代が「静かで仲良しクラブ」だから、目立ち度を押さえたのだろう。



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 上のカップ、「きらら不思議カップ」です。リバーシブル?あまり入らないコーヒーカップ。ひっくり返すとレモン絞り器。ティーカップ?

by sakaidoori | 2016-05-01 09:05 | さいとう | Comments(0)
2015年 02月 18日

2458)「永野曜一 個展 2015」 さいとう 終了/ 2月10日(火)~2月15日(日)

  


永野曜一 個展 2015       
     
             


 会場:さいとうギャラリー 5階  
     中央区南1条西3丁目1
      ラ・ガレリア5階
     電話(011)222-3698

 会期:2015年2月10日(火)~2月15日(日)
 休み:月曜日(定休日) 
 時間:10:30~18:30
     (最終日は、~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーー(2.13)


 会場風景を載せます。入口から右壁面、正面、左側の奥まった展示空間。



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 (以下、敬称は省略させていただきます。)



 会場風景をザッと見てもわかるように抽象絵画だ。
 やや薄塗りで勢い重視、そして重厚だ。色味なり筆さばきもその勢いの中でリズミカルに動いてはいるが、若者的な天真爛漫さで自由溌剌というものではない。心象風景ともとれるが、ある種のイメージの中に絵画的造形を試みているみたいだ。

 しかしだ。「永野曜一」の個別魅力を語る以前に、こういう「個展」を見れたこと自体が良かった。何と言えばいいのか・・・「画家」が「絵をしている」、「オレの絵は、世界はこれなんだ。見てくれ!」っとぶっつけている。そんなまっただ中で作品を観ている自分がいる、そのことが何とも心わくわくしてしまった。

 表現の基本は、何だかんだといって「自己表現」にあると思っている。その表現が単なる作家個人の価値(感覚)表現かもしれない、他者との関係を追求する社会派感覚や行動かもしれない。その表現が社会(他者)から認められようが、認められまいが、止むに止まれぬ「作家個人」がそこにある。だから、表現の基本は「個展」にあると僕は思っている。


 その個展が最近の札幌では少なくなった。札幌のギャラリーが少なくなってはいない。むしろ増えたと思っている。しかも、箱物的なギャラリー空間ではなくて、外光を取り入れた清潔で開放的な場であったり、特徴的な空間が増えた。独自の空間を設けた喫茶ギャラリーがその勢いの主体だろう。それは間違いなく良いことだ。

 しかし、作家自体が激増したとは思わない。結果どういう展覧会が増えたか?
 学生展が多くなった。グループ展が多くなった。喫茶ギャラリーの企画展が多くなった。
 若い作家にとっては良い環境になったと思う。発表歴の多い作家には無料展示の機会が増えただろう。

 良い環境にはなったが、「札幌の若い連中は面白い!」といえるほどの勢いはない。見慣れた作家の新境地を見る機会ばかりとはいえない。
 そして、ここが肝心なのだが永野曜一のような中年男性、及び中高年や初老、老人の男の個展が激減した。
 責任論でいえば、道内三大公募団体が責められても当然だろう。あそこには「純粋絵画」が沢山出品されているから。三団体で会員は300人はいるだろう。会友や一般を含めたら素晴らしい作家群だ。その作家達が個展をしない。何故か?あたかも公募団体が個の表現を押さえているかのようだ。



 「永野曜一 個展」、失礼な言い方だが、絶滅危惧種のような展覧会だ。・・・ふり返れば、そこには画家がいない・・・そんなことはないはずなのに。

 永野曜一が何を目指したいか?

 画家個人の自由な精神を、絵画という枠に如何に合致させるか、がテーマなのだろうか?最終的には、画家である以上、絵画枠の中の姿が画家の自由な精神だ。
 「描くこと」によって、画家自身が気付かなかった自由精神にも目覚めるはずだ。
 「描くこと」、画家自身が「見ること」、他者に「見せること」・・・「絵画」と「自由精神」の問答をしているようだった。

 何も焦って言語化することはないだろう。この2,3年の発表ぶりは元気そのものだ。孤軍奮闘かもしれないが頑張って欲しい。



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   ↑:「風のかたみ」・F50。




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   ↑:「いつかの空」・F20。




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   ↑:左側、「黄土」・F8。
   ↑:右側、「風景」・F10。




f0126829_10325675.jpg   →:「庭の木立」・F8。

by sakaidoori | 2015-02-18 11:12 | さいとう | Comments(0)
2015年 02月 03日

2453)①「第17回 多摩美術大学版画科OB展」 さいとう 終了/1月27日(火)~2月1日(日)

   

第18回
多摩美術大学版画科OB展
  
             


 会場:さいとうギャラリー
     中央区南1条西3丁目1
      ラ・ガレリア5階
     電話(011)222-3698

 会期:2015年1月27日(火)~2月1日(日)
 時間:10:30~18:30
     (最終日は、~16:30まで)

※ ミニ・パーティー ⇒ 1/31(土) 17:00頃~

 【参加作家】
 一般展示 :青柳絵美 いけやちょう 石原誠 上田政臣 御囲章 小川了子 川田竜輔 川村紗耶佳 佐治直魅 佐野広章 三瓶光夫 篠田亜希子 谷黒佐和子 富田恵 中嶋咲子(mocha)平出彩 ネモトサトコ 友野直美 Sulley
 招待出品 :佐竹邦子
 小作品展示:高橋亜弓 宮崎文子 吉見律子
 ・・・23名?。 

ーーーーーーーーーーーーーーー(1.31)


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 道外作家の雰囲気が味わえる、それが大きな鑑賞目的だ。もっとも、道内出身者や道内居住者ありだから、少しは道内の雰囲気はあるだろう。とにかく海の向こうの雰囲気を味わいたいんだ。

 ところで、その雰囲気だが、グル-プというものは生き物だから流れを感じる。「これが全国傾向の一つなのか」、と思ったりする。以前は、版画技術を含めて、「版画」への拘りが強かったと思う。それが暫時「美術・絵画」になってきている。そして、より女性らしくなっていて、素直な自分気分を醸し出している。本の挿絵に使いたくなる作品が多い。

 「女性気分」、これは良いことだと思う。何だかんだと言って、美術はパトロンのものであったし男が制作していた。流れとして女流が優位を占めるようになったのは歴史的にも最近だろう。ここに登場する作家が歴史に名を残すか?そんなことはどうでもいいことだろう。美術の底流として「女」が無遠慮に闊歩し始めた。男の作った美学概念など道端に置き去りにして、ノーテンキに前に進んで欲しい。価値や評価は後からくるものだから。



 何人か載せます。ここが辛いところで、毎年見ていると定番の作家が気になってしまい、載せる傾向が決まってしまう。仕方がない。所詮自分好みで進めるしかないのだから。

 女を誉めそやしたから男から入ります。



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   ↑:御囲章。左側、「ただ見ているだけ」・64×48㎝ 油性インクによる木版凸版 2014年。



 作風は毎年同じで、一人我が道を楽しむという高踏的マイペース派だ。よく分からないところが一杯あって、いつもあっけらかんとして見ていた。
 それが、何故か今回は不思議に楽しく見れた。何故だろう?見慣れたせいか?多分・・・以前は発散拡大型でワイルド感があった。そのワイルドさというか勢いについて行けなかったんだと思う。今回、収縮型というか、収まりが良くて、いろいろ表現されてはいても構図に納まっている。等身感覚なのが落ち着きになっているのだろう。それが良い事かどうかは分からないが、愛着を感じた。




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   ↑:三瓶光夫



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   ↑:三瓶光夫、「不安と向き合う」・65×80㎝ クラフトテープ版による凹版/メディウムはがし刷り 2015年。



 御囲章に愛着を感じたのだが、三瓶光夫には寂しがり屋の人間味を感じてしまった。タイトルは「不安」が基調だが、不安の原点には「一人ぼっちかもしれない孤独感」を思った。
 三瓶光夫も以前は男っぽい塊だった。外に打って出ていた。今回は頑張る姿勢から一歩離れて、心象風景を素直に表現しているみたい。




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   ↑:ネモトサトコ



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   ↑:ネモトサトコ、上段中央の「奇妙な果実」(F50 アクリル コラージュ 2015年)の部分図。


 以前は、台座のような首が特徴的だった。口が半開き、両目も焦点が合っていない感じで、どこかとぼけた雰囲気があった。「虚空を眺める女、あるいは虚空の女」とでも言えばよかったのか。
 今回は、かつての方向での変な雰囲気作りは止めたようだ。文庫本の挿絵に合いそうだ。顔の周りはちょっと装飾的で、普通に貴婦人?ふふふ・・・。




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   ↑:右側、平出彩、「待ち合わせ」・91.5×109㎝ 油性・水性混合木版 2014年。


 いわゆるリトグラフなのかな?
 「待ちあわせ」で足下の描写だから、人待つ気分が寂しいのかな、と思うのだが、華やいだ色の世界だ。「待ちあわせ」という不安、期待、夢・・・なんかそんな意地らしい女の子心を感じてしまった。それにしても逞しい足だ。柔な作家ではないのかもしれない。


   ↑:左側、石原誠、「流れてゆく」・モノタイプ 2014年。





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   ↑:石原誠、「ニュータウンへ帰る」・モノタイプ 2014年。



 家並みなんですね、街並みなんですね。見続けていると、建物が人物に見えてきはじめ、そのうちに絵の模様が人物群に見え始めて、色は楽しいのだが、街並み特有の哀愁も感じてしまった。





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   ↑:青柳絵美。左側「どこまでも」・42×49㎝ 水性木版 2014年。右側「ここにいるよ」・42×49㎝ 水性木版 2015年。


 青の好きな夢物語。宇宙なのか海の中なのか、天女なのか人魚なのか?色気はないが可愛いな。左側の作品、白い塊、僕には無い感覚だから興味津々だ。



 ②に続く。(もう少し載せたいのですが、期待しないで下さい。)

by sakaidoori | 2015-02-03 19:29 | さいとう | Comments(0)
2014年 07月 30日

2433)「櫻井マチ子展」さいとう 7月29日(火)~8月3日(日)

 

   




櫻井マチ子        
     
             


 会場:さいとうギャラリー 5階  
     中央区南1条西3丁目1
      ラ・ガレリア5階
     電話(011)222-3698

 会期:2014年7月29日(火)~8月3日(日)
 休み:月曜日(定休日) 
 時間:10:30~18:30
     (最終日は、~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーー(7.30)

 (以下、敬称は省略させていただきます。)



 可愛いのだけどチョットエッチで、かなりエロスの櫻井マチ子。そこは同じなのだが、今回はモノトーン調だ。カラフル、ワンダフル櫻井マチ子が大変身!

 まずは会場風景と作品群です。微妙なグラデーションから来る爽やかさは全然ダメな写真です。でも、画題のムードだけはお伝えしたいから、多めに載せます。



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 飽きることなく滞廊した。
 「栄通はスケベだから、櫻井エロスが好きなだけだろう」と仰るかもしれない。

 「櫻井エロス」。確かに「エロス」なのだが、妄想が次から次にわき起こることはない。そもそも女性の描く絵画には男の妄想に訴えるものはない。「エロスという画題」から、次から次へとイマジネーションが膨らむ、と言ったらいいと思う。女性自身は化粧をし着飾って変身を普通に楽しんでいる。確かに男に見せるためではあるが、自分自身に惚れ込むためでもあろう。そういう日々の営みのように櫻井マチ子は絵画で「エロス」を楽しんでいる、そこが一番の魅力だ。
 性行為に至るための挑発のようなものだ。どういう挑発かは個々人によって違うように画家によって違う。櫻井エロスは、あっけらかんだ。大っぴらに笑える。隠微さが全くない。女史の人生の綾は絵画のグラデーションと色々燦々に現れてはいるが、人生の怨念とか憎しみとかは絵画からスポット抜け落ちている。実にあっさりしたもので「性」のみを語り合える。「清く明るく正しく」スケベなことを語り合うことができる。

 もうこれは、完璧な開き直りだ。この堂々とした開き直りも櫻井絵画の魅力だ。

 今回、新たな開き直りのお披露目だ。ピンクなどの色気を使わずに、輪郭線と形とモノトーン調のグラデーションでエロっぽく登場だ。偉大なるセールスポイントは「のどチンコ」だ。堪能して欲しい。
 そして抽象も登場だ。それらは「精子」と戯れている姿だろう。元気な精子、弱った精子、死にそうな精子、立つ精子・・・「おとこの人、ガンバって!」という愛のエールかもしれない。





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   ↑:左から、「デュエット」、「あこがれ」。








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   ↑:「んあ~」




 しっかりと「のどチンコ」を見て下さい。素晴らしい。指先の下の方もしっかり見てやって下さい。







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 この「精子シリーズ(?)」はシンプルさとグラデーションが命です。ふくよかな形などは上の写真でも少しはわかりますが、色味は全然ダメです。是非、原画を!

 ところで下の写真の壁を見て欲しい。



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 絵のようなシミのような円印!意図的なのかたまたまなのか、櫻井マチ子遊び心にピッタリだ!完璧な円形、でもチョットいびつなのも良い。空間造形なるものを研究されている方、是非是非ご高覧あれ。






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 今展にはいくつか山があって、この4組の「精子シリーズ」は最も大きなものだ。
 4組は「春夏秋冬」とのことだ。上の作品が「春」にあたり、「さぁ、綠が膨らんできたぞ~、がんばるぞ~」だ。

 下が「冬」にあたり、「つつましやかにひっそりと。それでも一大事があればかけつけるぞ~」だ。





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   ↑:「ん・あ~ ミニ」。



 この「のどチンコシリーズ」も大きな山だ。
 ステップ踏みながら威張って唄っている。男だか女だかわからん存在だ。
 
 しかし、しかし、しかし、この「のどチンコ」惚れ惚れしますな~。




 最後に、今展の隠れた一品を掲載します。


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 どうです、このあっけらかんな嫌らしさ!何を描いているかというと・・・、そんな説明はバカらしい。心ゆくまで男と女の健康的な戯れをお楽しみ下さい。






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f0126829_9202648.jpg →:「ふむふむ」。

by sakaidoori | 2014-07-30 23:51 | さいとう | Comments(2)
2014年 07月 28日

2430)「小泉満惠 磁器作品展」さいとう 終了/7月22日(火)~7月27日(日)

 

   




小泉満惠 磁器作品展        
     
             


 会場:さいとうギャラリー 5階  
     中央区南1条西3丁目1
      ラ・ガレリア5階
     電話(011)222-3698

 会期:2014年7月22日(火)~7月27日(日)
 休み:月曜日(定休日) 
 時間:10:30~18:30
     (最終日は、~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーー(7.25)


 会場正面は--


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 右側は--



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 ようやく札幌も夏です。晴れた日、雨の日、蒸し暑い日と、喜んだり不平を言ったりの毎日です。
 そんな日々、皆様はどうお過ごしでしょうか?私はと言えば、チャリンコで絵を見に行ったり、ブログで「あ~でもない、こ~でもない」とつぶやいては駄文を綴ったり、孫に会ってはニコニコしたり、手抜きの家庭菜園をぼ~と眺めたりと、平々凡々の毎日です。

 今回は小泉満惠さんの磁器を載せます。
 白さです、特徴は。「磁器だから『白』は当たり前だろう!」と仰るかもしれません。全くその通りです。栄通の文章の無さです。絵付けと、手びねりと、形と・・・まぁ一般的な焼き物の楽しみ方の範囲ですが、爽やか気分になります。
 この工芸家は適当に遊ぶのですが、僕としてはその方面が特に気がかりなのですが、今回は普通に「さわやかに、上品に」ゆったりと見せています。

 さて、そのゆったり気分を「栄通記」で再現できるかどうか!とてもそんな自信はないのですが、写真を載せていきましょう。「小泉・白」を楽しんで下さい。華奢なその形も。




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 上の写真のおちょこの中は---


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 メロン釉みたいですね。実際、そんな風なことをお客さんに説明していました。





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 上の作品、芸森でのコンペで最高賞を確保です。賞金総額は・・・?

 骨髄を輪切りにしたような形だ。器の突端に銀粉のような粉をまぶしているのが女性作品らしい。ひらひらヒダヒダと女性の色香です。
 凹みの部分に料理とか飾り物を置いて目を楽しませてくれるでしょう。わずかにしか添えられないから、実用としては不便でしょうが、無駄とも思える小粋な配列が良いのでしょう。物を入れて愛でる作品でしょう。





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 最後は無地の手びねりコーナーです。




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by sakaidoori | 2014-07-28 10:20 | さいとう | Comments(0)
2014年 07月 18日

2415)「4LDK-マイハート-(教育大2年生・・しゅーるできゅーとな7人の展)」さいとう 終了2/18(火)~2/23(日)

   




4LDK -マイハート 

    しゅーるできゅーとな7人の展覧会        
     
             


 会場:さいとうギャラリー 5階  
     中央区南1条西3丁目1
      ラ・ガレリア5階
     電話(011)222-3698

 会期:2014年2月18日(火)~2月23日(日)
 休み:月曜日(定休日) 
 時間:10:30~18:30
     (最終日は、~17:00まで)

 【参加学生】
 北海道教育大学岩見沢校 芸術課程 美術コース
 津畑クミ 泉菜月 林満奈美 大澤とま 山本泉 阿部静香 花井みか
 ・・・以上7名。

ーーーーーーーーーーーーーー(2.22)


 (今年2月の展覧会です。以前に8割ほど書いていてそのままでした。
 この時は2年生の展覧会、今は教育大3年生です。4年生になれば忙しくなります。これからの10ヶ月、ガンガン突きすすんで欲しいです。その体験を踏まえて、卒展制作に励んで欲しいです。思うに、教育大生は1年遅い、ノンビリしている。もっともっと美術高揚感、制作スピードを高めて欲しい。欲しい、欲しい、欲しい・・・の栄通記でした。)




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 教育大学2年女子有志の展覧会。


 コンパクトにキュッと身を引き締めて、清潔でちょっと不思議、ほんのりセクシー、そしてかわいく・・そんな展覧会だ。
 こぢんまりと収めているのがもの足りない。でも女の子っぽいかわいさが空間作りの基本みたいだ。ワイルドに迫力満点では趣旨にそむくのだろう。ということは、個別作品は弱いのだが、全体意志はしっかりしている、ということだ。
 とにかく、乙女心というのか、普段着のシュールというのか、これでも可愛さ控えめというのか、それなりのムードがかもし出されていて、軽いふわふわドキドキ気分だ。そこがとても良かった。




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   ↑:(全て)津畑クミ



 こまるく色っぽくの津畑クミだ。小品ばかりだが、絵画に立体にいろいろそろえて意欲満点だ。こういうのをキュートとかコケティッシュというのかな。
 今回は単作での主張だ。この小娘達が沢山集まってもっと大きな河になって何かを奏でたらと思った。




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   ↑:津畑クミ、「おやすみなさい」。



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   ↑:津畑クミ、「女」。







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   ↑:林満奈美、「おしまいのはじまり」。




 簡単な線描?で反物?を作るとは!。肉声を拒む和の空間と、描き描きウーマンの根性(感性)との勝負だ。肉声を上手い具合に綺麗に収めたものだ。






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   ↑:花井みか、「悲しみ幾千年」。



 小さい世界だが鏡という凶器だ。狂気とは裏腹な関係だ。おもちゃの遊びのように可愛く見せている。







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   ↑:山本泉。左から、「ちぐはぐ」、「気付いてほしい」。



 迷える子羊の一人旅か?






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   ↑:阿部静香、「Temperature」。




 以下、泉菜月の小物小品によるインスタレーション風世界が続きます。


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   ↑:泉菜月、「畸形の魚いつまでも綠の川を泳ぐ」。





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   ↑:以上、泉菜月




 泉菜月が何をしたいのかはよくわかりません。空間を使って、他人と自分との距離感、間合いを推し量っているみたい。あるいは自分の立つ位置を確認しているのか?魚になって他人という川を泳いでみた。何が見えるかな、何が見えるかな、何もないかもしれないな、でも気になるな、魚よサカナよ、どこに行こうかな、良い友達はいないかな・・・。








 次は大澤とまの漫画です。




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   ↑:(全部)大澤とま。左側は「4点」。中央は「3点」。右側は映像で「浮遊」。




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   ↑:(以上、左側作品の部分図。)





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   ↑:(右側作品の部分図。)



 要するに漫画です。ちっちゃいし、しかも僕は老眼だから細かくは見れなかった。で、何を思ったかというと、この人は壁中を自分の漫画で埋めたいのかな?これだとギラギラ増殖派だ。それとも、今展のようにデザイン風に貼り合わせて、「漫画だってお洒落にインテリアになるのよ」ということかな?これだとモダンモダンの装飾派だ。

 日本漫画は一部ではあるが世界言語になりつつある。それは有名人だけが闊歩する場ではない。そこが日本漫画のいいところで、日本人が描けば世界に羽ばたく可能性がある。美術界で培われた「構図」だとか、「マチエール」だとか、「空間」とかを木っ端微塵にしかねない怖さを秘めて、堂々と世界の表舞台に躍り出た。

 大澤とまがどういう自覚で漫画に取り組んでいるかは知らない。ただ好きなだけかも。
 「枠」に納まった漫画たち。それは美術の皮肉とも思える。いや、漫画そのものが美術界では異分子だった。今は表看板の一つだ。無名の漫画家達のどうでもいい漫画が、これら表看板の漫画を支えている。さて、大澤漫画、趣味や楽しみ以上の何かを目指しているのか?





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   ~~~~~~~~~~~~~


 作品鑑賞は2月22日。真冬真っ盛りだ。




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by sakaidoori | 2014-07-18 09:37 | さいとう | Comments(0)
2014年 03月 20日

2377) 「杉原潤一個展」 さいとう 3月18日(火)~3月23日(日)

   

杉原潤一個展      
     
             


 会場:さいとうギャラリー 5階  
     中央区南1条西3丁目1
      ラ・ガレリア5階
     電話(011)222-3698

 会期:2014年3月18日(火)~3月23日(日)
 休み:月曜日(定休日) 
 時間:10:30~18:30
     (最終日は、~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーー(3.19)


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 (以下、敬称は省略させていただきます。)


 杉原潤一は今春道都大学を卒業する。中嶋ゼミ生だからシルクスクリーンを学んだ。

 幾つかの作品傾向があるのだが、以下の作品群が抜群に良い。それをまず載せます。



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   ↑:「ある角度からの町」。




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   ↑:「町娘猫 ナターシャ」。





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   ↑:「無人の町」。





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   ↑:「かくれんぼ」。






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   ↑:「chik-show天国」。






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   ↑:「町外れの家」。



 青年・杉原潤一の真夜中のロマンだ。人の姿はない。人家があるから必要ないんだ。青年はちょっぴり寂しがりやみたいだから、お家を積み木のようにして、その影に隠れている。一本の道、行こうか行くまいか?それに、大好きな動物があちこちで番人をしている。今は人無し風景の方が夢が膨らむ。



 卒業記念展を兼ねているから、「シルクスクリーン、しっかり学んだ作品よありがとう!」そんな感じで近作旧作が誇らしげに並んでいる。デザイン性なり不思議な造形美なりと若者らしい格好良さも表現している。先に載せた作品群はそういう「上手さや格好良さ」ではなくて、自分だけの物語、本当の自分らしさをやっとつかんだ喜びだ。シルクスクリーンは棚に上げて肉筆画だ。技術の習得はせねばならない。でも、覚えた技術を全て使い切れば良い作品ができるか?そうはさせないのが美術の女神だ。木版画のような上掲の作品群、女神が微笑んでいるみたい。

 建物の輪郭線、屋根を這うかっちゃき線、上手い線の必要はない。本物らしさをなぞる必要もない。下手そうに見えても「その人らしさ」が「線」に乗り移れば、見る人は嬉しく楽しく心が躍る。あちこちに破線も見える、かっちゃきかっちゃきで「腕が鳴る鳴る法隆寺」だ!絶好調の杉原潤一だ。




 他の作品も見て下さい。ほとんどがシルクスクリーンでしょう。




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   ↑:左から、「猫背猫『マツ』」、「猫背猫『ハルオ』」








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   ↑:「さよならアンダーソン」。




 以前に見た作品。自分好みだ。








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   ↑:「海中運河」。





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   ↑:よくばりケイティ」。




 杉原潤一版「花鳥風月」だ。自信と自慢の一作だろう。





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   ↑:左から、「マカマカ」、「土曜の『牛』の日」。

by sakaidoori | 2014-03-20 23:18 | さいとう | Comments(1)
2014年 03月 16日

2370) 「内海眞治個展 『モダンフラワー』 Styling:高橋道男」 さいとう 3月11日(火)~3月16日(日)



   


内海眞治個展 
モダンフラワー 


 Styling:高橋道男
     
     
             


 会場:さいとうギャラリー 5階  
     中央区南1条西3丁目1
      ラ・ガレリア5階
     電話(011)222-3698

 会期:2014年3月11日(火)~3月16日(日)
 休み:月曜日(定休日) 
 時間:10:30~18:30
     (最終日は、~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーー(3.6)


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 「モダン・フラワー」、何て素敵な響きだろう。恋し懐かしシャッター街の「スナック現代」だ。

 「モダン、モダン、モダン・・・」。
 かつて「モダン ガール」を「モガ」と呼んだ時代があった。「モダン ボーイ」は「モボ」だ。昭和初期前後の頃という。それ以前には「大正ロマン」華やかし頃で、やはり洋物に憧れだ。明治には「鹿鳴館」が赤裸々な洋式崇拝だ。

 「モダン、モダーン、モダ~ン」。
 古きを愛するロマンチスト内海眞治だ。愛と哀しみを込めて「モダン・アート(展)」で現代に勝負してきた。
 天才が軽々越える常識ライン!彼は超凡人姿勢で常識愛というボーダーラインを越えんと、あれこれチャレンジしてきた。涙ぐましい努力だ。一つの頂点がメタボによる中年女性美讃歌であった。今は軽々した境地だ。メタボだとかドロドロという赤裸々な闘いではダメだと悟ったのか、「美の権化」である花にいろいろと味付けだ。今ではとても恥ずかしくて冠し得ない「モダン フラワー」で「現代美術」にチャレンジだ。

 以下、ドン・キ・ホーテ的な氏の努力を見て下さい。
 「生け花師?」は高橋道男氏だ。セルバンテスで登場、意欲的助っ人です。




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 枯れ花にスプレーで色づけお化粧。





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 今展、「華やか」というよりも、すきま風をともないながら、何かを求めている感じ。手には花束、気持は天空、足下はふらつき加減、それでも進む内海根性だ。 





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 内海眞治氏と、氏の熱烈なファンである若き金属造形作家。
 内海氏、「これから、美術のことで彼女と多いに語り合わねばならん。栄通氏よ、早く帰り給え」。




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by sakaidoori | 2014-03-16 12:04 | さいとう | Comments(0)
2014年 03月 03日

2357) 「亀井由利展」 さいとう 終了/2月25日(火)~3月2日(日)

   


亀井由利     
     
             


 会場:さいとうギャラリー 5階  
     中央区南1条西3丁目1
      ラ・ガレリア5階
     電話(011)222-3698

 会期:2014年2月25日(火)~3月2日(日)
 休み:月曜日(定休日) 
 時間:10:30~18:30
     (最終日は、~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーー(1.27)

 (以下、敬称は省略させていただきます。)


 精力的に発表し続けている亀井由利。さいとうギャラリーでは初の個展だ。


 会場風景を載せます。入口正面から右に回ります。




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 新道展に所属している。会場風景を見ても分かるように、公募展的な大作は無い。モノトーンによるドロッピングを主要な技法にしているが、バリバリ爛漫に散りばめてはいない。今回は、そんな強烈な個性発揮ではなく、ムードを大事にしているみたいだ。当館特有の気品とお洒落を、落ち着きと心地良さを。そして、静かにいろいろな事を試みている。
 それに、画家のスタンスは「女という肉体と生命礼賛」だ。情熱的で大河的大作であっても、今展のような慎ましやかなイメージであっても、あれこれと吹き出る根っ子は同じなのだろう。


 僕にとっては落ち着きよりも、いろんな試みを見れてよかった。色の競合、ドロッピングの強弱、流れや勢いの違い、などなど・・・何よりタイトルが明示する造形世界と心象世界との接点を楽しんだ。
 以前の「死」のイメージはほとんど消えた。「淡々とした日常としての良き生」があるのみだ。赤と緑の補色関係は「仲良し」関係だ。対立補強よりも、からまって一つになる。静かな落ち着いた人生・・・を歩む・・・。





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   ↑:「平地」。



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   ↑:「ラーの眼A」、「ラーの眼B」。





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   ↑:「窟」。





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   ↑:「町」。





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   ↑:「大地A」。




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   ↑:「生命の樹」。




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   ↑:「杜」。



 ボディー(体)という塊。
 亀井由利にとっては全ての塊が体という有機体なのだろう。この場合、体という美術的な造形感覚も含んではいるのだが、その体を構成している器官、細胞などの有機的関連と密度が大事なのだろう。結局それらは「生命」に統合されるのだが、僕はその「生命体」よりも小さい世界の一粒一粒の組み合わせ、流れに関心がいく。





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   ↑:「(?)」。





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by sakaidoori | 2014-03-03 08:27 | さいとう | Comments(0)
2014年 02月 04日

2335)③「第17回 多摩美術大学版画科OB展」 さいとう 終了/1月28日(火)~2月2日(日)

   

第17回 
多摩美術大学版画科OB
  
             


 会場:さいとうギャラリー
     中央区南1条西3丁目1
      ラ・ガレリア5階
     電話(011)222-3698

 会期:2011年1月28日(火)~2月2日(日)
 時間:10:30~18:30
     (最終日は、~16:30まで)

※ ミニ・パーティー ⇒ 2/1(土) 17:00頃~

 【参加作家】
 いけやりょう 石原誠 伊藤あずさ 上田政臣 御囲章 小川了子 Sulley 三瓶光夫 竹腰桃子 友野直美 中嶋咲子(mocha) ネモトサトコ 岡田育美 川田竜輔 川村紗耶佳 佐治直魅 阪てるみ 濱田路子 早川純子 保坂洋平 吉川奈菜子 山口菜摘 佐竹邦子 
 岩永りぼん 前田純平 宮崎文子 庄司光里 南館麻美子 吉見律子 他
・・・29名?。 

ーーーーーーーーーーーーーーー(1.27)

 2327)①、2331)②の続き。

 (以下、敬称は省略させていただきます。)



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 個別作品を掲載していきます。前回とは逆に入口から載せます。


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   ↑:岡田育美。左から、「prismatic of form」・水性油性混合版画 120×106㎝ 2013年。「花歌」・同 98×78㎝ 2012年。



 ベタッとした妖艶感覚と、まだまだ幼さを残した花柄のボリューム感。動きも面白い。不思議さと真面目さが織りなして、ちょとゾワゾワ気分が心地良い。





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   ↑:竹越桃子。左側、「枯野」・木版リトグラフ 910×300㎜。右側。「雨足の下」・同 600×450㎜。



 日本画的空間世界で、ギスギスしたシルエットが特徴だ。空間の淡さと植物の図太さとの対比で竹越流の生命力表現なのだろう。






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   ↑:川村紗耶佳。左2点は、「scene 1と2」・水性木版画 53×52㎝ 2013年。右側、「each」・水性木版画 箔押し 93×92㎝ 2013年。  



 とても若い感性だ。実際、会場には作家もおられたがとても若い。
 強さやべたつき感はいや。ひとりぼっちの心象気分、誰かと何かと結ばれたい・・・結ばれていいのかしら・・・。

 川村紗耶佳は平岸高校を5年前に卒業したとのことだ。本編にも高校時代の作品が掲載されていた。こうして大学卒業後に作品を見、作家自身とも挨拶を交わせれるとは!今度はこの淡泊な世界がどう変化するかを、毎年の今展で楽しもう。





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   ↑:佐竹邦子。左、「windos-50」・木によるリトグラフ 65×45㎝。中央、「windos-56」・同 140×85㎝。右側、「Gossip season」・同 40×40㎝。



 いつものように何が何やら訳の分からない画題だ。おそらく想像上の動植物だろう。そんな変な生きもののライフパワー全開で画面をのたうち回る。その世界は例年と同じなのだが、水色やピンクとカラフル一杯さわやか佐竹ワールドだ。確か、どす黒いパワー作家だと思ったが・・・。実際、こんな不思議な生きものワールドに日本的アッサリ美は意外極まりない。
 



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   ↑:濱田路子。左側、「交錯」・水性木版 水彩 91×88㎝ 2013年。中央、「連鎖」・同 91×88㎝ 2013年。右側、「K.O.」、水性木版 40×40㎝ 2013年。



 迫力満点だ。久しぶりに見る情念丸出しワールドだ。誰かを打ちのめしたいのか?自分をトコトン追い詰めたいのか?おそらく両方だろう。着飾ることが嫌いな濱田路子、いや一切の虚飾を拒否する濱田路子だ。この姿は青春の記念碑?満たされぬ情念のはけ口はどこに行くのだろう?






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   ↑:sully、「JAZZと絵本のような物語」・版表現 2014年。



 渋い作品だ。そして楽しさが後から追っかけてくる感じで、そこがジャズなのだろう。ドロドロ派とか爽やか派とか、そんなくくり方とは違った独自の世界を持った作家だ。






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   ↑:佐治直魅。右側、「PLANET -Earthly hymn-」・木版画 80×65㎝ 2011年。



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   ↑:佐治直魅、「PLANET -Venus」・木版画 40×51㎝ 2010㎝。



 ピンクの惑星だ。ピンクか・・・。ただただピンクの星を美しく眺めるばかりだ。




 ④に続く。

by sakaidoori | 2014-02-04 07:00 | さいとう | Comments(0)