栄通記

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カテゴリ:粋ふよう( 11 )


2014年 07月 23日

2424) 「佐々木仁美個展 」 粋ふよう 終了/7月14日(月)~7月21日(月)

  



佐々木仁美個展       



 会場:ギャラリー・粋ふよう
      東区北25条東1丁目4-19
       (北東角地。
       玄関は北向き、北26条通りに面す。)
      電話(011)743-9070

 会期:2014年7月14日(月)~7月21日(月)
 休み:無し(日曜日が定休日ですが、今回はその日も開催。)
 時間:10:30~17:00 
      (最終日のみ、~16:00まで) 

※ 夜の展示 ⇒ 7/16(水) 18:00~20:00
※ 作家在廊日 ⇒ 多くの時間居るようにします。 
 
ーーーーーーーーーーーー(7.20)



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 (以下、敬称は省略させていただきます。)

 
 今展は既発表作品を中心にしている。その多くを既に見ている。だから新鮮さはないのだが、あらためて「うぶさ(初さ)」ということを考えた。

 彼女の魅力は「うぶさ」だ。それは彼女が「アーティストの卵といううぶさ」であり、「作風が幼いというか、かわいいというか、いじらしいというか、直向きというか、そういううぶさ」だ。ブロンズなどをメインにしているから、どうしても小振りになる。働きながらの制作だからだ。しかし、小振りということは彼女の性癖にもあっている。
 つまり、「手のひらが好き!作品を作るのが好き!とんかちトンカチと硬い金属に向き合ってあ~だこ~だと話しかけるのが好き!金属が作品になって手で握りしめるのが好き!小さな幸せ、それはみんなの幸せ」だから。

 上手くなると「うぶさ(初さ)」がなくなる。「巧み」になる。
 今の佐々木仁美の技量は「うぶさ100%」ではない。それなりの修得と未熟さの段階だ。
 そういう段階での表現としての「うぶさ」は今後どうなるのだろう?より上手くなると消えるのか?社会性を身につけると、他の要素、例えば人間関係の綾とかが加わるのだろうか?「甘い小さな夢」が「大きな理想郷」に昇華するのか?

 今の「うぶさ」が消えたって構わない。生きるとはそういうものだ。
 磨き上げた「うぶさ」、ヘンチクリンな「うぶさ」、大人拒否の「うぶさ」、それらは表現にとっては「崇高な幻、見果てぬ夢」だとも思っている。



 作品を載せていきます。



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   ↑:「空の種 大地の種」。



 僕はこういう何でもない造形が好きだ。全体の形に夢膨らむ。表面の細かいぶつぶつが一つのセールスポイントだ。個を表現したかったのかもしれない。のっぺらぼうのふくよか感の方が良いのか?それも一つの選択だ。
 他の作品もそうだが、擬人化された作品だろう。一つ一つが人間だ。住み家だ。社会を包んだ完結した世界だ。だから美術では「造形」というのだろう。




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   ↑:「日常」。





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   ↑:「空への憧れ」。






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   ↑:左から、「遠い春」、「奈良鹿さん」。





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 佐々木仁美渾身の力作でしょう。




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   ↑:「水のありか」。



 こういうのが私好みです。いびっちょで完結している。凹みも膨らみもあり立体そのものだ。どこか土の香もする。決して大きい作品に向いていない作家でもないだろう。この作品系統で大きな作品をゴロンゴロンと芝生公園に置いてみたい。
 大きなモニュメント作品となるとやっぱり鉄なのだろう。鉄作家との合作だって構わないのでは。





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   ↑:「カラフルな季節」。




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 最近の作品でしょう。一個一個は小さいが組み合わせたら大きくなる。形も千変万華だ。もっとも、数多く作るのはやっぱり大変でしょう。作家全ての悩みである「時間が無い」。職場を離脱したら「金がない」。仕方がない。今の生活を前提に少しずつ進めるしかない。






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 お家だけど人でしょう。仲の良い人達だ。
















    

by sakaidoori | 2014-07-23 16:42 | 粋ふよう | Comments(0)
2014年 03月 12日

2368) 「カトウタツヤ個展 『浮遊感』」 粋ふよう 終了/2月10日(月)~3月1日(土)

   



カトウタツヤ個展  浮遊感     



 会場:ギャラリー・粋ふよう
      東区北25条東1丁目4-19
       (北東角地。
       玄関は北向き、北26条通りに面す。)
      電話(011)743-9070

 会期:2012年2月10日(月)~3月1日(土)
 休み:日曜日(定休日)。
 時間:10:30~17:00 
      (最終日のみ、~16:00まで) 

※ 作家在廊日 ⇒ 2/11・15・22 3/1 
 
ーーーーーーーーーーーー(2.19)

 (以下、敬称は省略させていただきます。)



 「浮遊感」がテーマだ。さて、どんな浮遊感か?
 今回は「浮遊感」という言葉にこだわって作品を見ていこう。なぜなら、現代を象徴する言葉でもあるから。誰もがたびたび体験する現象だから。思想的にも気になる言葉だから。

 会場を左回りで見よう。





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 確かに何となく浮いている。体が浮いているのか、心が浮いているのか?行く当てもなく漂っているのか?「行く」という意志のない宙ぶらりんさか?遊んでいる感じもするが、何を遊んでいるのか?
 ただ、カトウ浮遊には所在なさと同時に強い顔も同時にある。

 今展は最近作の一挙大公開ではない。ある期間の作品群だから、一定のテーマの下で描かれたものではない。期せずして画家が推し進めている感性なり方向性に統一感があるのだろう。それらに「浮遊感」と名付けてみた。作品がそうあるというよりも、画家自身の最大の関心事が凝縮している言葉なのだろう。



 最近の大作を載せます。

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   ↑:JRタワー10周年記念 アートプラネッツグランプリ優秀賞受賞作品、「一歩ふみ出すたびだれかが驚きをもってふり返る」・F100号(1621×1303㎜) キャンバス ジェッソ アクリル絵具 鉛筆 他。



 面白い絵だ。四角い空間が空中浮遊だ。黒々とした墨がボテボテと丸く垂れている。画中の二人の人物にはこの垂れる墨は見えないだろう。あまりに現実離れしているから。

 タイトルな明快だ。空中浮遊している空間から「ふみ出す」のか!この四角い空間はある四次元の世界だろう。そこから別次元に行きたいのだ。彼女自体は浮いていない。浮いているのは彼女を成り立たせている空間だ、社会だ。つまり、人物は正気なのだが、彼を成り立たせている空間なり関係性全体が、人物を無視して存在しているのだろう。そこんところで生きている実感として「浮遊感」と画家は捉えている。だから、画家の仕事は、個人と廻りとの関係性を絵画的現実として「浮遊」させ、そこからの脱皮を絵画的に表現する。





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 結ばれた二人、なのだろう。それにしてもよそよそしい表情だ。肉体は豊満さを装い、しっかり存在している。でも、あたかも風船みたいに浮いてしまいそう、白いから。だから手を繋げて浮いていても居場所を確保したい。






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 カトウタツヤの絵は漫画的だ。リアルさを拒否したいのだろう。ユーモラスという武器で、我らの生きている四次元をうろついて、隙があれば窓という出口から別の四次元世界に行きたいのだろう。しかし、なかなか上手くはいかない。上掲作品、出口が漫画的に爆発して、人をあざ笑っているみたい。だから、人は何もなかったようにして通り過ぎるだけ、浮遊するだけ・・・。



 こんな感じで作品を見て回った。以下、言葉は省略します。出口を求めるカトウタツヤを眺めて下さい。




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by sakaidoori | 2014-03-12 07:00 | 粋ふよう | Comments(0)
2013年 08月 02日

2124)「第一回 ふれあい写真展」 粋ふよう 7月22日(月)~8月3日(土)

  

第一回 ふれあい写真展   


 会場:ギャラリー・粋ふよう
      東区北25条東1丁目4-19
       (北東角地。
       玄関は北向き、北26条通りに面す。)
      電話(011)743-9070

 会期:2013年7月22日(月)~8月3日(土)
 休み:日曜日(定休日)
 時間:10:30~18:00
     (最終日は、~17:00まで。) 

ーーーーーーーーーーーー(8.1)

 フリーペーパーや口コミで募集した写真展です。ですから、参加者同士が濃密な関係ではないのです。被写体自体はごく普通の日常的なもので、見慣れたものです。当館オーナーも特に写真に溺れているという方ではありません。なのに、「知り合い濃密写真展」という様相です。

 写真展参加への意欲、見ず知らずの中での展示スタイルの模索、狭い会場を「写真一杯楽しもう」という態度はたいしたものです。

 以下、全体風景を載せます。「写真を見せたい」という姿勢を見て下さい。


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 二部屋に仕切られた空間、その流れがわかりましたか?
 それはともかくとして、沢山の写真群です。

 何人か載せていきます。


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   ↑:ゆ季み

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 何てことのないアイデアですが、結構いけてる。夏の光を浴びて、実に良い感じ。
 綠の林が見えてる人です、その光をいつも見ている人です。何てことのないアイデアです。「面白そうだ、やってみようかな」と悩んだら彼女の作品を思いだそう。そして、やるっきゃない。



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   ↑:P & J、「空知・炭鉱の風景」。


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 いわゆる炭鉱跡地が被写体。元気一杯の貼り具合だ。素晴らしい。撮り手は真面目で優しい人だと思う。過去の炭鉱地の、今の普通な姿を残そうとしている。ですが、被写体の重みを感じすぎて腰が引けてる感じだ。作品が沈んで見えた。もっと中に入って楽しめばと思った。
 おそらく、不特定の人にこれだけの作品を見せるのは初めての経験かもしれない。そういう意味で、この人が一番の勉強をしたと思う。もっともっと楽しむ姿勢を、それこそ持ち前の素直さで発揮されたら。



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   ↑:撮影者・佐伯祐子


 藤本玲子人形写真集を利用しての作品みたいです。好きな人形を、好きな人形師の力を借りて、いろいろと自分で楽しんでいるのでしょう。写真ならではの応用利用でしょう。いろんな楽しみ方があるものです。



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   ↑:なるみ はるえ


 一人独自な世界を表現しています。いかせん、当方の写真では上手く報告できません。
 光る黒みに、赤みがぼーっと輝いている。花の魅力の一つです。
 この試みは面白い。もっともっと膨らみそうだ。



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   ↑:木谷修一


 生きているもの達を、こっそり優しく撮る人みたい。被写体の生き物の小ささが、この人の持ち味でしょう。
 僕も鳥を見ている。花も見ている。でも、こんな風に優しくとれない。



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   ↑:Yusuke Nakae


 素晴らしい。元気の良いこと最高だ。キャプションに曰く、「ニュージーランド、84日自転車の旅。撮った写真は約8,200枚」、エライ。
 お気に入りを選んだのだろうが、その基準もその時々で違うだろう。できるならば全部見せたいだろう。ピンボケを含めて。
 この人に出会えて良かった!!



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   ↑:中山弘樹


 綺麗な作品です。心象風景を通り越して、願望風景です。清楚な女性がいつも頭に棲んでいるのでしょう。触れてはいけない・・・愛でる女(ひと)なのでしょう。

by sakaidoori | 2013-08-02 00:03 | 粋ふよう | Comments(0)
2012年 09月 20日

1804) 「加我雅恵・個展」 粋ふよう  9月17日(月)~22日(祝・土)

  
加我雅恵・個展    


 会場:ギャラリー・粋ふよう
      東区北25条東1丁目4-19
       (北東角地。
       玄関は北向き、北26条通りに面す。)
      電話(011)743-9070

 会期:2012年9月17日(月)~22日(祝・土)
 休み:日曜日(定休日)。
 時間:10:30~18:00 
      (最終日のみ、~17:00まで) 

ーーーーーーーーーーーー(9.17)

 会場は二部屋。入り口の部屋から、左回りに全体を載せます。


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 次は、より小さい隣室の会場です。


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 額装のある2点が油彩、他は全てアクリル。

 見た瞬間、展示の仕方が不統一と思った。心象風の抽象画で、ざっくばらんな若さ、自由に描きたい精神でいろんなことを試みている。その試みが、展示の不統一感として見えたのだろう。

 たとえば、以下の2点の連作は全く無関係な位置の展示だ。
 (以下、敬称は省略させて頂きます。)


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     ↑:左から 「2012年1月30日 前」、「(同) 後」。

 (いつになく柔らかい若さ、女性感覚が出ていて興味を惹く。全体の中でも目立つ作品だと思う。)

 展示方法だが、僕だったら普通に対で並べる。並べるべきだとも思う。が、彼女は全く対に拘っていない。聞けば色合いによる会場構成とのことだ。つまり僕とは全く違う美的感覚で展示を、個展をしているのだ。そう思うと、はたと思考が止まってしまった。しばし時間をおいて、「さっきの、一緒に並べるという意見を撤回するは。絵もそうだが、もっともっと好きにしたらいい。」


 加我雅恵は絵画教室で絵を学んだ。そこはオーソドックスな近代ヨーロッパ美学・美術史を中心にしている。だから、彼女はそれらを意識的に規範にしている。そういう近代のいろんな試みと、画家自身の「いろいろやりたい気分」が重なって、同時に「自分らしさの模索」が現在のありようだと思っている。
 失礼な言い方だが、不器用なところがあるから、思考が規範に頼りがちなところがある。だが、そういう意識とは裏腹に、最近は情動が強く頭をもたげ始めて好ましく思っている。

 以前はより暗く、汚い印象もした。今展はより明るくなった、まるぽったりした線描も出てきた。何よりピンクが目に付くのが良い。だが、暗くったって構わない、汚くったって構わない。自己を信じてバンバンと描きすすめて欲しいものだ。不器用な人だと思っている。だから余計に好き勝手にバンバン行ったらいいのだろう。


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     ↑:左側、「北の聖者」・F10。右側、「ライトニング」・F4。


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     ↑:左側、「風の街を捨てて」・F10。右側、「銀の星」・F4。

by sakaidoori | 2012-09-20 11:57 | 粋ふよう | Comments(0)
2012年 05月 09日

1740) 「まさゆき・展」 粋ふよう 5月7日(月)~5月12日(土)

   

○ まさゆき・展  


 会場:ギャラリー・粋ふよう
      東区北25条東1丁目4-19
       (北東角地。
       玄関は北向き、北26条通りに面す。)
      電話(011)743-9070

 会期:2012年5月7日(月)~5月12日(土)
 休み:日曜日(定休日)。
 時間:10:30~18:00 
     (最終日のみ、~17:00まで)

※ 作家在廊日 ⇒ 5月7日(月)、8日(火)

ーーーーーーーーーーーー(4.21)

 久しぶりの粋ふようギャラリーです。会場全体をくまなく載せましょう。


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 この部屋の裏側にも空間はあるのですが、今回はここだけの展示です。
 作品はびっしりと壁を埋めていて賑々しそうだが、作品の色合いや図柄のために収まりが良い。


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 油彩画です。
 漫画のようなデザインのような軽いノリで、青年の日常と夢想の物語を切り取っている感じだ。面と線はお洒落に今風青年心象を爽やかに彩なしてはいるが、背景色は暗い。落ち込むほどの暗さではないが、斑点模様と重なり、お洒落感覚に棹さしている。
 面と線の造形はゆったりとした余裕がある。育ちの良い絵を連想するのだが、絵画全体では明るいばっかりではダメだよと自分に言い聞かせているみたい。

 当今、本州人の作品は巧みでお洒落さを基本にしている。乱れや汚れや過剰な力が浸入しても、お洒落や品の良さ優しさを否定することはない。
 道内人は一所懸命で真摯だが、野暮ったい乱れやパワー全開で画面を覆う傾向がある。無我夢中を良しとし、お洒落というバックボーンで作品を立ち上げきれない。

 まさゆき氏の絵画は、本州派?道内派?屈折とは言い切る自信はないが、「お洒落になりたい、なりきれない」、そんな青年の逡巡の中で、コンパクトに楽しんでいる。このコンパクト感には「今」がある。そこが、この絵の魅力と思った。


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by sakaidoori | 2012-05-09 22:13 | 粋ふよう | Comments(0)
2011年 04月 23日

1509) 「3rd GROW UP 」・粋ふよう 4月18日(月)~4月23日(土)

  
○ 3rd GROW UP 


 会場:ギャラリー・粋ふよう
    東区北25条東1丁目4-19
    (北東角地。
    玄関は北向き、北26条通りに面す。)
    電話(011)743-9070

 会期:2011年4月18日(月)~4月23日(土)
 休み:日曜日(定休日)。
 時間:10:30~18:00 
     (最終日のみ、~17:00まで)

 【参加作家】
 佐々木仁美 鈴木悠高 カトウ テツヤ タカダ ヨウ 小川豊 荒木紀理子 沼田祐輔 片山亜耶 中村美沙子 杉本大幸・・・以上、10名。

ーーーーーーーーーーーー(4.19)

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 ①の部屋、いつもは中央に接待用のテーブルと倚子がある。今回はそれを止めた。おかげで広い空間になった。ガラス越しの外光が部屋を包んでいる。コンパクトな優しい空間だ。

 「グロウ・アップ」、毎年開いていて第3回目だ。随分とメンバーが替わったようだ。固定してないという趣旨か?まだまだメンバーば定まらないということか?「若い人達」のグループ展だ、これも若さだろう。

 気になった作品を3点、そして気分の許す限りの掲載です。

 (以下、敬称は省略させて頂きます。)


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          ↑:佐々木仁美、「空っぽから生まれる」。

 アリ喰うバクのよう。
 設置場所が作品に華を添えている。光りが作品を照らし、空間にも進入して中から発散している。形の輪郭を作る金属線が、いかにも若い女性の可愛い明るさだ。細やかな細工仕立て、ほんわかしたボリューム感、金属による縫いぐるみだ。この透過性、良いムードだ。
 小品ばかり作る金属造形作家・佐々木仁美、時には、手のひらサイズから離れてはどうだろう。でも小さいのが好きだから、そこに落ち着くかもしれない。だったら、もっと多く作って「仁美の部屋」を。見に行こう。


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          ↑:荒木紀理子、「How do you do?」 「I think」。

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 線描画だ。僕は肉筆線が好きだから、直ぐにこういう作品には目がいく。そういう作品はなるべく多く載せたいと思っている。

 女の子が細やかに落書きをして遊んでいる。落書きと言っても、「汚いのはイヤ!可愛く可愛く部屋一杯夢見心地!」、背をまるめて一心不乱に線が生まれていくのだろう。丸まった線だ。


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     ↑:中村美沙子

 淡く明るい夢物語。
 展示作品よりも資料用のワーク・ブックの作品が大いに気に入った。おそらく在学中のものだろう。落書き風ドローイング集だ。そこには多くのドローイングがあった。ほんの1ページだけ載せます。


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          ↑:中村理紗子



 さて、このドローイングの世界は過去完了形なのか?今展の夢物語に重なるのか?気になるところだ。




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          ↑:カトウ タツヤ、「空」 「みつめる」。

 挑発的に絵画を楽しんでいるカトウタツヤ。遊び楽しんでいると言っても、絵画の可能性の試みをしていると思う。真剣ではあるが、まだ何かを主張したいという時期でもないのだろう。こちらも気長に今の作品を楽しんで、次の段階をまとう。5年先か、10年先か・・僕の死後かもしれない。


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          ↑:タカダヨウ、「晴れやかな空の下で腐る」。

 僕には深井克美風の「空の下で口を大きく開けて歌う人」に見えた。
 「腐る」、生身の人間にとっては問題だが、絵画にとっては夢ある言葉だ。


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          ↑:片山亜耶、「僕と神様の話」 「Help Me! Call Me! 世界と繋がりたくて」。

 血の好きな片山亜耶。生理、性器という窓を通して繋がりを模索ししている。もっとも性器を露わに画くことはないが。
 この冬、片山亜耶はサロン・コジカで個展をした。まだ載せてはいない。記念すべき初個展だ。今月中には載せよう。



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          ↑:鈴木悠高

 黄色の人・鈴木悠高。彼は北海道抽象派作家協会の同人だ。その協会展が市民会館で終わったばかりだ。残念だが、そこに氏の作品はなかった。体調の問題か、何らかの事情によるものだろう。今展とは比較にならない会場の広さなのに、見ることができなかった。楽しみにしていたのに。


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     ↑:小川豊

 同じ大きさで似た画題を色を変えての試み。その取り組みの成果は?
 今年のVOCA展に選抜されていた。おめでとう。

by sakaidoori | 2011-04-23 11:21 | 粋ふよう | Comments(3)
2010年 08月 11日

1331) 粋ふよう 「アフリカの罠 (主宰:高橋朋子)」 終了・8月2日(月)~8月7日(土)


○  アフリカの罠

 会場:ギャラリー・粋ふよう
    東区北25条東1丁目4-19
    (北東角地。
    玄関は北向き、北26条通りに面す。)
    電話(011)743-9070

 会期:2010年8月2日(月)~8月7日(土)
 休み:日曜日(定休日)
 時間:10:30~18:00 
     (最終日のみ、~17:00まで)

 (主宰:高橋朋子 ~ジンバブェ在住 音楽プロモーター)

ーーーーーーーーーーーー(8.7)

 毎年恒例のジンバヴエ在住の高橋朋子さん主催によるアフリカ民芸展です。当然販売がメインですが、作品が面白いので興味尽きない展覧会です。

 写真中心の紹介にします。


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     ↑:「シマウマ?」

 どこから見ても不思議な誇張美と安定感のある作品です。

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     ↑:ブッカー作。空き缶などの廃品を利用したリサイクル作品。

 小さいのに、とても精巧な作品。感心してしまった。1000円でワニを買った。


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     ↑:左側、ズゼ作・「1日のはじまり」。
     ↑:右側、ピーター・ウゥワンカレ作・「収穫」。

 縁取りは黒太で、明るく元気で力強い。おまけに形がまーるくフワッとしていて全くの僕好み。お尻フワフワ、スカートフワフワ、絵も気分も踊り出しそう。太陽サンサンで軽く腰を振っても汗一杯になりそう。


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 さがり物の光と影。

 アフリカ、それは僕にとっては見果てぬ大地になるだろう。光の中に「影」を負わされたアフリカ大陸の歴史。間違いなく白人がとんでもないことをした。共同体を残しつつも、共同体同士の関係を引き裂いてしまった。そして共同体を無視した国境という線を引き「国」の基を強制させた。だが、他者を責めてばかりでは解決にならないだろう。

 20歳代にアフリカに関心を持って少しばかりだが勉強した。あれから30年以上が過ぎた。経済復興はままならず、所得格差は一段と進んだ。内戦を含めた武力抗争は国内の憎しみばかりを増幅させている。もっとも大事な農業政策は個々の国で成果をみせつつも、結局は失敗を重ねている。豊かな地下資源は争奪の対象以外の何ものでもなく、憎しみは作れども豊かさには結びついてはいない。
40余り存在する国で、豊かさはともかくとして夢を語れる国があるのだろうか?僕の時代では無理だろう。次代を担う人達、今以上に大変ではあるが、期待する以外に明日は語れない。


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by sakaidoori | 2010-08-11 21:27 | 粋ふよう | Comments(0)
2009年 12月 17日

1132) 粋ふよう 「PROJECT 『GROW UP  vol .1』」 12月14日(月)~12月19日(土)

○ PROJECT
    GROW UP  vol .1


 会場:ギャラリー・粋ふよう
    東区北25条東1丁目4-19
    (北東角地。
    玄関は北向き、北26条通りに面す。)
    電話(011)743-9070

 会期:2009年12月14日(月)~12月19日(土)
 休み:日曜日(定休日)
 時間:11:00~18:00 
     (最終日のみ、~16:00まで)

 代表:沼田祐輔 沢田幸介

ーーーーーーーーーーーー(12・11)


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 f0126829_21412126.jpg    (↑:正面壁面。)









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  f0126829_21422731.jpg   (↑:入り口から左の壁面。)









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     (↑:全員ではないが、かなりの参加者の自己紹介ファイル・プォートフォリオ。)


・ 無名性のデザイン的展示、しっかり自己紹介のファイル集。


 表現者のネットワークを作りたい、そういう呼びかけで集まった17名の小品による展覧会。

 当館は、いつもは空間を二分して、広い空間ではないと思っていた。間仕切りを半分にするという工夫で、すっきりした展示が実現していた。始めて見るその開放感に、小さな満足感。

 そして、正面・左右と見渡すように壁面作品を見る・・・一切のキャプション無しの作品群だ。作家名はわからない。
 作品傾向は、若い感性のたゆたゆしいものが多い。イラスト、キャラクタター、絵画、版画・・・、強い主張はないが、丁寧にまとめている。しっかり今の作家自身の実力を見せていて、爽やかな展示だ。それにしても、個々の作家の個性を引き出そうという工夫ではなく、全体の作品ムードを伝えたいという展示だ。

 一方で、参加作家の自己PRファイル数はかなりの数だ。この姿勢は非常に良い事だ。良いことなのだが、肝心の参加作家とファイルがつながらない。

 「作品」-「作家名」-「ファイル」、三者がバラバラな世界。
 おそらく、それは主催者の不慣れが大きな原因だと思う。だから、それが悪いということを言いたいのではない。
 実作における無名性のデザイン感覚と、資料における強い自己主張、ーー両者の乖離が無意識に狭い会場でせめぎ合っていることに驚く。これが現在若者の性格・美学なのだろうか?
 しかも、当展は作家同士のネットワークを目的にしている。個人の名前でなくて、作品そのものが結び目になればという思いか?人より作品を優先したい、そういうことなのだろうか?


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     ↑:カトウテツヤ

 カトウテツヤの作品群が一番目をひく。実力的に、少し抜き出ている感じ。


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     ↑:沼田祐輔

 代表の一人の沼田祐輔・作、DM作品でもある。
 僕は単純にこういう可愛い娘が好きだから、ニンマリと笑ってしまった。少女趣味だ、漫画だ、と言われればそれまでだ。彼は他にもちゃんと絵画でポートレートを出品していた。顔を沢山画いているという。機会があれば、一挙大公開してもらいたい。



 以下、適当に作品を載せます。当会のデザイン的趣旨を尊重して、作家名は省略するかもしれません。

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     (↑:異星人的感覚。こういう若者展ではどうしても必要だ。)


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     (↑。同じ作家。右のグルグル巻は、背景の鮮やかさを減らしている。その分、グルグルに集中できて快感。)



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     (↑:鉛筆画。もっと見て見たい。それも大きい作品で。)



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     (↑:真四角、靴、水平ライン、配管ライン・・物と線と色の組み合わせが印象的。靴を金魚と間違えて、全体が水槽の中と勘違いしてしまった。)


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     ↑:青柳磨央

 版画。平均に軽い作品が多い中、一人激しい作風。原板と作品を並べたり大判の版画名刺を用意したりと、自己PRが好ましい。だから名前を覚えてしまった。
 

by sakaidoori | 2009-12-17 23:42 | 粋ふよう | Comments(2)
2009年 05月 28日

982) 粋ふよう 「カトウ タツヤ・絵画展」 5月25日(月)~5月30日(土)

○ カトウ タツヤ・絵画展

 会場:ギャラリー・粋ふよう
    東区北25条東1丁目4-19
    (北東角地。玄関は北向きで、北26条通りに面す。)
    電話(011)743-9070
 会期:2009年5月25日(月)~5月30日(土)
 休み:日曜日(定休日)
 時間:10:30~18:00 
     (最終日のみ、~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(5・7)

 時間に余裕が無いので、会場風景だけをを先に載せます。
 感想記は明日の夜遅くになります。土曜日までです。
 正規の美術大学を卒業したばかりの若い男性作家です。より独特の世界へと羽ばたいてもらいたい。今展では、ようやく色々な事をチャレンジする余裕を垣間見ます。


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     ↑:①(公募展に入選した大作。)

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     ↑:左から②、③(いずれも小品)。

 絵の中に人という存在をどう位置付けようか?そもそも絵に人を何故画くのか?人を描くこと事態にことさら悩みはないが、どうも絵における人のリアリティーに、いま一歩踏み込め切れない。そんなふうに今展の作家を見た。

 男が人を見る時、どうしても女という対幻想を想定したくなる。そういう強い性的なものはカトウ絵画には薄い。絵全体の軽さが、もしかしたら性的な事を避けている反映かもしれない。
 軽く淡く浮かぶように「色」がある、人の「形」がある。現在は絵画修行時代だから、一応は構成に拘って人と空間のあり方を追求している。特に大作にその度合いが強い。
 ①、あまりにオーソドックスな面作り、線の組み立て、破調無き寒色中心の色調だ。大学美術教育を受けた人だから、教科書的に迫ることは仕方がない。
 そして、気質かもしれないが何かを無意識に抑制しようとしていて、その抑制さとオーソッドクスさが物足りなさを強める。自分の感覚をもっと信じて「人という存在の所在無さ」を形に色に追求したらと思う。


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     ↑:④、大作。

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     ↑:⑤、小品の3連作。


 ④は最近の作品で、⑤も比較的新しいとのことだ。
 抑制気味の作家から、こういう絵の引き出しを見れる事はとても嬉しい。
 ④は友達との旅行の思い出を自分好みにアレンジしたものだ。色が沢山あって良い。形にもいろんな動きがある。冷ややかさは影を薄め、人や物を信じて温かい絵だ。何より良いことは、素直な気持ちを絵にした事だ。素直に画けば良い絵ができるというものではないが、カトウタツヤ君はそういう経験を大作にまとめた体験が少ないのではないか。こうして、自分の発散エネルギーを確認する事は良い事だと思う。

 ⑤の連作も面白い。伝統工芸と現代若者の絵巻物と言いたい。フワフワした「人という存在」をいろんなバリエーションの絵の中に入れている。おそらく、実験でもあろう。


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     ↑:⑥、中品。

 顔の恐さと、若い女性なのに裸体のお尻の垂れ下がりのアンバランスが面白い。
 時にはこの絵の女性のようにカトウ夜叉になるといいのだ。


 今展は画家のいろんなバリエーションがあって興味深かった。本格的絵画実験段階に入ったのだろう。ドンドンいろんなことをしたらいいと良いと思う。若い作家との交流展などもして、外からのエネルギーも時には必要かもしれない。友と旅したように、何かを得るものがあるかもしれない。


 最後に今展の「顔」を載せます。

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by sakaidoori | 2009-05-28 23:55 | 粋ふよう | Comments(2)
2008年 10月 31日

797) 粋ふよう 「ギャラリー粋ふよう賞受賞記念 加我雅恵・個展」 10月27日(月)~11月1日(土)

○ ギャラリー粋ふよう賞受賞記念
     加我雅恵・個展

 会場:ギャラリー・粋ふよう
    東区北25条東1丁目4-19
    (北東角地。玄関は北向きで、北26条通りに面す。)
    電話(011)743-9070
 会期:2008年10月27日(月)~11月1日(土)
 休み:日曜日(定休日)
 時間:10:30~18:00 
     (最終日のみ、~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(10・)

 狭い会場だから大作は少ないのかなと思ったがそうでもなかった。それに、しっかりと今の気持ちを出していて好感が持てた。会場には加我さんもおられて話も弾んだ。

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          ↑:大作は「ヨダカ残照」・F120。

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 ↑:左から、①「いっそカシオペアの隣で」・F50。②「宝石と星」・F50。

 まだまだ加我絵画は荒削りだ。何を求めてどの辺に着陸するのか僕には分からない。だが、絵が好きで絵しかないと思った人間が絵を描く。ところが子供の頃の落書きとは違って、大人になれば「何を」「如何に」描くかが問題になるだろう。もっと言えば「何故」描くのかがいつも頭の中に巣くっているだろう。
 加我さんの場合は過去の絵画の巨匠達との追体験を正直に画布に記録していくタイプであった思う。それはそれで良いのだが、絵画愛好家としては作品を見ても面白味に欠ける。最近、ようやく自分を出し始めたような気がする。

 一つにタイトルがそれを物語っている。中大作は夜空がテーマだ。暗がりの中でも一つ一つの存在は輝いている。たとえそれが社会にあっては目立たなくとも。社会(暗がり)の中で自己主張し始めた加我さん自身の声だろう。

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           ↑:③「夏の景色」・F15。         

 一つは自分の感性や感覚が正直に絵のリズムや構成となって反映し始めている。
 例えば上の「夏の景色」の構図。どこかカメラのレンズのようだ。それは
①の絵が窓から夜空を見上げている構図に対応している。自分の視線、視覚原風景をキャンバスという枠に再構成しているように思える。子供の頃、夜になると窓辺によりそっていろんな空想を楽しんでいたのだろう。絵としては黒い部分などぞんざい過ぎてまだまだという感じだが、シンプルに自分の感性を絵画言語に置き換えていると思う。それは無意識かも知れないが。
 幾つかの作品に細いロープを何重にもクロス状に縛ってある。窓の外の鉄格子のようだ。絵として成功しているかは疑問だが、今はこういうのをしたい時期なのだろう。鑑賞者は与えられたのを見るだけだ。

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          ↑:④「神々の楽園」・F40。

 上の絵、確かにマチスの影響のもとに描いたのだろう。だが、自分のリズムをつかもうとしているのが良い。習作の域を超えないが、こういうのを見るのは楽しい。
 会場ではピンクがやけに多いと思ったが、こうして写真を見直すと黄色に対する意識も強いようだ。

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 ↑:「想色」・F10。
 厚塗りで絵の具一杯の元気な絵だ。明るくて素直な絵だ。


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 また個展で会えるのを楽しみにしています。


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by sakaidoori | 2008-10-31 17:46 | 粋ふよう | Comments(0)