カテゴリ:自由空間( 6 )


2017年 01月 21日

2550) 「長谷川雅志 展」 自由空間 1月?日(?)~1月28日(土)

長谷川雅志 
 

 会 場 : 自由空間
     中央区大通東1丁目3番地
      中央バス札幌ターミナルB1
      (地下1階は食堂街。その一画の広場。)
     電話

 会 期 : 2017年1月?日(?)~1月28日(土)
 時 間 : ?(10:00~20:00)

ーーーーーーーーーーーーーーーー(1.15)


 (以下、敬称は省略させていただきます。)


 中央バス・ターミナル地下に食堂街がある。バス待ちの人や付近のサラリーマンが利用している。その一角に空きスペースがあり、見事にギャラリーとして解放している。当然無料で利用できるであろう。管理は、その食堂街の中にある喫茶レ・ノールだ。オーナーはタピオの2代目オーナーであった林教司氏だ。

 自由空間・・・料理の臭い紛々とした何とも言えないギャラリーだ。
 アマチュアの学習発表空間、見るに値しない!などと宣(のたま)う事なかれ!アマチュアであれプロであれ、学習発表であれ勝負の場であれ、面白いものは面白い、面白くないものは面白くない。
 NHK日曜美術館を金科玉条のごとく、美や価値の基準にすべきではない。美術・芸術は徹底的な主観で見なければならない。主観で他人と対話をしなければならない。価値を共有すべきではない。他人と自分との価値の違いを徹底的に認識しなければならない。そこから、他者との交流が始まる。

 なぜこんな硬い丸島信条を語ったか!
 今回の展示は長谷川雅志だ。書と生地(布)という発表スタイル。見た目はたゆたゆしく、遊びほうけた風流芸事と思われよう。しかし、この遊びは北海道人には絶対にマネができない。伝統と今、遊びと技(わざ)、粋と屹立、女々しさと男らしさ、芸事と芸術・・・あれやこれやの二律背反が長谷川ワールドでせめぎ合っている。

 以下、作品を楽しんで下さい。僕の写真ごときでは手作りの技や繊細さは伝わらない。
 
 カレーの臭い紛々とする、その自由空間に足を運んで下さい。



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by sakaidoori | 2017-01-21 08:09 | 自由空間 | Comments(0)
2012年 04月 22日

1714)「平山生(いく)・いくびんの作品展 『いちまいでいのち』」 自由空間 4月2日(月)~5月5日(土)

 
○ イクピンの作品展 
     
     「いちまいでいのち」
 

                平山 生(いく) 
 

 会 場 : 自由空間
       中央区大通東1丁目3番地
        中央バス札幌ターミナルB1
        (地下1階は食堂街。その一画の広場。)
       電話

 会 期 : 2012年4月2日(月)~5月5日(土)
 時 間 : ?(10:00~20:00)

ーーーーーーーーーーーーーーーー(4.22)

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   自称高校生アーティスト「IKUPIN」の第一回目の個展です


 保育とか、小学校の低学年を相手にした折り紙教室展かな、遠目にはそんな感じだった。
 高校2年生のアイデア作品群だった。一枚の紙を、切れ端を出さずに、切って折って貼っての作品だ。
 展示は作品とともに、その展開図も飾られているから、創作、制作、その工夫が垣間見える。
 
 以下、個別作品を紹介します。


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 可愛いですね。それに、出てくる出てくるアイデアの和泉で、これから先の拡がりが想像されて楽しくなります。
 切れ端(ゴミ)を出さないでの制作は作者の拘りであって、それを聞かされた時に初めてこちらは驚くわけです。肝心なのは作品そのものと、その組み合わせ拡がり可能性だと思う。でも、それはあくまでも結果の話で、作り手は「一枚の紙」ということで、いろいろと創作意欲が湧くのでしょう。「紙とゴミをださない」という制約が可能性を拡げるのでしょう。


 一枚の紙を見てはあれこれと夢膨らみ、何やかやと生き物がうまれていく。紙の好きな人なのでしょう、手を細々と動かすのが好きなのでしょう、作った小物達といろいろと遊ぶのが好きなのでしょう、平山生さんという人は。
 大きな紙での壁一杯の物語、いつの日にか見れるでしょう。

 
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by sakaidoori | 2012-04-22 10:25 | 自由空間 | Comments(1)
2010年 04月 12日

1262) 自由空間 「山・展」 3月15日(月)~4月17日(土)

○ 山展

 ・会 場 : 自由空間
     中央区大通東1丁目・中央バス札幌ターミナルB1
     (地下1階は食堂街。その一画の広場。)
     電話
 ・会場:喫茶レ・ノール
     (自由空間と同じく、中央バスターミナル地下食堂街内の喫茶店。)

 会 期 : 2010年3月15日(月)~4月17日(土)
 時 間 : 自由空間 →10:00~20:00
      レ・ノール →10:00~18:00

 【参加作家】
 阿部啓八 佐藤悦實 下田敏泰 西澤宏生 野原賢治 林正重 本田滋

ーーーーーーーーーーーーーー(4・)

 自由空間のみ見てきました。

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 タイトル通りにただただ「山」を描いたグループ展です。なぜだか、同じ山が多い。作家毎ではなくて、山毎に紹介します。幸い、全ての山には登山道があり、登ったことのある山ばかりなので楽しい思い出も浮かんでくるものです。


・ 樽前山

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     ↑:左、阿部啓八、「樽前」・F20。
     ↑:右、佐藤悦實、「樽前山」・F20。

 樽前山はだだっ広い頂上部のドームが有名です。
 阿部啓八さんの肩肘張ったシルエットが面白い。りりしくスパッと画面を支配している。白さも大胆だ。季節は・・・?この白は雪なのか、たなびく霞なのか・・・?やはり雪なのだろう。それも雪解け時だろう。手前の青い横線は・・・川だろうか?小品だが山の存在感が際だつ雄渾な風景だ。


・ 手稲山

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     ↑:左、西澤宏生、「手稲山晩夏」・F20。
     ↑:右、佐藤悦實、「手稲山」・F20。

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          ↑:本田滋、「手稲おろし」・S15号。

 西澤さんは風の姿と終わろうとしている手稲山の夏を重ねている。おそらく新川だろう、山には川に雲がよく似合う。青さに山と風景の大きさ大らかさを求めているようだ。
 佐藤さん、雪道が山の裾を走っているのだろう。カシワ林の樹幹より手稲の山頂が見える。どこか古さと渋さを湛えた、北海道の姿だ。雪や葉っぱや、全てを円く描く作家だ。風景だが、どこかストーブを前にしているみたい。冬景色だからか?
 本田滋さん、風景を描いているのだが、作家自身の踊る気持ちが画面を覆っている。手稲おろしは冷たく刺すものがあると思う。その風すら絵の中では色をともなって人の心を躍らせる。


・ 斜里岳

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     ↑:左、林正重、「夕映えの斜里岳」・P20。
     ↑:右、西澤宏生、「清里の春」・F20。

 林正重さんは特徴ある山を描く。山全体の量塊を面として装飾的に再構成する。だから山の暖かさよりも、山を作っている理知さが伝わるかもしれない。それは冷たさとも見てとれる。重量感という山の存在よりも「絵としての存在感としての山」の追求なのだろう。前頭葉の知性を刺激する絵でもある。


・ 羊蹄山

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     ↑:左側、野原賢治、「山は・・・」(ニセコ羊蹄)・F25。
     ↑:右側、本田滋・「羊蹄・きらめき」・F4。

 野原賢治さんは山水画的理想郷としての風景だ。大いなる山は雲に覆われ、大地には川が流れ風が舞う、生きる術の田畑は秋には豊かな稔りをもたらすだろう。民家から笑い声が聞こえてきそうだ。



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     ↑:下田敏泰。左から、「厳冬の藻岩山」(旭山公園からの登山道より)、「ラッキーセブン」(台風直後の藻岩33ヵ所7番)

by sakaidoori | 2010-04-12 13:35 | 自由空間 | Comments(0)
2010年 02月 23日

1206) 自由空間 「柿崎秀樹・展」 2月15日(月)~3月13日(土)

○ 柿崎秀樹・展 

 会 場 : 自由空間
     中央区大通東1丁目・中央バス札幌ターミナルB1
     (地下1階は食堂街。その一画の広場。)
     電話

 会 期 : 2010年2月15日(月)~3月13日(土)
 時 間 : 10:00~20:00

ーーーーーーーーーーーーーーーー(2・20)

 (以下、敬称は省略させて頂きます。)

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     ↑:「黒い冬の心象と金色のレディーメイド」

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 実に痛快な個展だ。
 自由空間は中央バス・ターミナル地下食堂街の一角にある公共空間。だが、廻りには料理の匂いもしている、夜は酔客も通ることだろう。もっとも、一昔前の繁盛の面影は影を潜めてはいることだろう。ギャラリーとしてはとても変な空間だ。

 その料理と酒の場に、男っぽい作品が並んでいる。余裕を感じる「男のバラード・展」だ。
 個別作品のタイトルに、「レディーメイド」とか、「汚物」とか、風俗写真も利用したりしているから、反芸術・反社会性というアヴァンギャルト的要素の強い世界だ。ところが、描き殴り的作品は全くなく、仕上げが実に綺麗だ。反○○性というよりも、毒素+遊び+余裕というスパイスで、自分の表現スタイルを拡げようという意欲を感じる。毒素のための遊びなのか、遊びのための毒素なのか、その辺は見る人が判断して、今後の作家の意志・意欲を見つめたらいいのだろう。

 今や場末と化した地下食堂街だ。それでも清掃は行き届いて綺麗な場所だ。柿崎秀樹は刺青師にふんして、いろんな刻印をしている。都会と芸術がランデブーしている。根っこには大いなる反逆精神が渦巻いているのだろう。

 それにしても、こういう作品にはなかなかお目にかからない。実に爽快な思いだ。


 本展はいろんな作品の組み合わせである。個別スタイルと同時に、全体の流れも楽しみたいところだ。

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     ↑:「自動書記の戯れと、ホップなコラージュ」

 今展の中で、上の作品がもっとも気になるところだ。
 中の模様は、タイトルが示すように自由書記(ドローイング)でつづった作品が原点だ。それを切り取っては重ならないように貼り合わせる。このフワフワ感は毒師・柿崎秀樹の余裕の証だ。


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by sakaidoori | 2010-02-23 22:35 | 自由空間 | Comments(0)
2007年 11月 06日

391) 自由空間 「木曜クロッキー会展」 10月29日(月)~11月10日(土)

○ 木曜クロッキー会展

 会場:自由空間     
    大通東1丁目中央バスターミナル地下・同じフロアーにある喫茶レ・ノールが委託管理
 会期:2007年10月29日(月)~11月10日(土)
 時間:(10:00~20:00⇒左記の時間は目安です。DMに時間が未記入のため。)


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 「毎週木曜日の夜、中央バス札幌ターミナル地下の貸しホールでクロッキーを専門に描いている会の会員展です。・・・」

 会場には14人15点ほどの額装された作品が展示されている。大好きな方のクロッキー作品があったので、紹介したいと思う。

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 横井輝子さん。かなりの高齢の方です。元気さ、自由さがとても気に入っている。彼女の描く顔は似ているのが多くて、不満を持つ人がいるかもしれない。しかし、描かれた線と描いた人との強い一体感が伝わってきて、その魅力を減じることはない。是非、クロッキー展・作品展をしてもらいたい。

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 ↑:左側、リチャード・C・ジョーンズ。右側、西澤直樹。

 この会の案内状によると、5分×12ポーズ、3分×10ポーズと書いてある。クロッキーとは5分以内で裸婦・人物を描き上げるのだ。自分自身の見る目を鍛え上げ、自分の線をつかむことなのだな。(勝手な写真掲載ですが、展示空間の性格上、お許し頂けると思います。11・6)

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by sakaidoori | 2007-11-06 23:50 | 自由空間 | Comments(0)
2007年 04月 25日

159) 自由空間 「山崎幸治展」 ~4月28日まで

f0126829_17573891.jpg○ 第29回 山崎幸治ドローイング展

 会場:自由空間     
     大通東1丁目中央バスターミナル地下・同じフロアーにある喫茶レ・ノールが委託管理
 会期:4月16日~4月28日
 時間:10:00~20:00

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 無茶苦茶変というか不思議なギャラリー空間です。
 中央バスターミナルの地下は飲食街になっていて、その奥まった開けた空間の壁面を利用しての展示です。僕が立ち寄った時は関係者がいませんでしたが、おそらく大半は無人だと思います。盗難の危険はあると思いますが、そんなことにはお構いなく「どうぞ、見てください」と、作品は並べられています。酒に酔った珍客が絵を見るかどうかわかりませんが、昔風のホールのような場所で、周りに厨房の臭いをかぎながらの鑑賞は慣れるまで違和感を感じますが、だんだんと心地良い可笑しさがこみ上げてきて、無人の会場で一人楽しんできました。隣室に貸しホールがあってデッサン会や絵画教室を開いているようなので、そういう人たちが主に利用しているのでしょう。同じ地下に喫茶レ・ノールがあるのですが、そこのオーナーがビルの管理者から委託されて、出展作家の調整をしたりして運営されているようです。無料で利用できるのですが、今年は空きがないようです。関心のある方は一度鑑賞かてら、お話をしに行くといいと思います。

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f0126829_1861783.jpg さて、場所の説明が長くなりました。
 山崎さんです。絵画教室をお持ちになっていて、ご本人は道内公募展には関係していないのですが、お弟子さんは全道展などに出品していて、賞などもとられているようです。山崎さんの作品は他の場所でドローイングを見ているだけで油彩の大作はまだ見たことはありません。鋭く、才長けた線を色を出される人という印象です。ジャズを聴いているようなリズム感があります。期待に違わず、僕好みの作品でした。写真で見ると可愛い感じですが、鋭い迫力があります。コラージュなども織り込んで都会的な感じです。説明が後になりましたが、D.M.には「水彩・アクリル・コラージュの人物等のドローイングを展示します」とあります。


 ここもエントランス・ホールと同じで開放された公共空間と理解しています。撮影自由、ブログ掲載自由と理解しています。関係者からのクレームがあった時は、その時点で対応して行きたいと思っています。(撮影日4月18日。)

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by sakaidoori | 2007-04-25 18:08 | 自由空間 | Comments(0)