栄通記

sakaidoori.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

カテゴリ:   (ニュー・スター)( 17 )


2015年 02月 21日

2465)「竹中春菜 橋本つぐみ(藤女子大写真部4年)二人展 reply」ニュー・スター 2月17 日(火)~3月2日(月)





竹中春菜 橋本つぐみ 二人展 
reply

 
(藤女子大学写真部4年)


 会場:ギャラリー ニュー・スター
      中央区南3条西7丁目・KAKU1階
       (西向き一方通行の道路の北側。
       美容室kamiyaの隣。)
 電話:
 期間:2015年2月17 日(火)~3月2日(月)
 休み:火曜日(定休日)
 時間:11:00~20:00
      (日曜日は~ 17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーー(2.20)



f0126829_10521360.jpg



f0126829_10534029.jpg



f0126829_10525197.jpg




 ビシッと決めたモノクロ・ワールドだ。

 橋本つぐみはやや淡い色調で心象気分。
 竹中春菜は黒の強さに変化をつけ、被写体そのものと向き合う姿勢。
 狭いギャラリーは二人の巣箱のようだ。ヒバリさえずる生娘(きむすめ)2人展だ。


 昨日拝見。それにしても良い天気だった。天気に誘われてか、3人の塊ができた。見知らぬ女性は気分は上々で目が笑っている。無言では立ち去りがたい雰囲気、何となく二言三言の立ち話。2月というのに春気分の陽気は他人同士を引きつける。
 もう一人の男性は顔見知りの写真家。始まったばかりというのに2度目の訪問という。これまた良い感じで立ち話だ。


 (以下、敬称は省略させていただきます。)



 左側の橋本つぐみから載せます。



f0126829_14265628.jpg




f0126829_1428476.jpg

f0126829_14281539.jpg





f0126829_14284844.jpg




f0126829_14292382.jpg


f0126829_14293452.jpg





f0126829_14302174.jpg






f0126829_14312274.jpg





f0126829_14305282.jpg




f0126829_18191549.jpg






 橋本つぐみは高校時代から写真発表をしていた。僕はその頃を全然知らない。彼女を知る人たちは大いなる期待で見守っていたはずだ。

 結果は・・・、僕は伸び悩みだったと思っている。
 大学入学時のお祝い桜写真も見た。同性愛者達の街中行進も撮っていた。「女」あるいは「女の子」の性にも取り組んでいた。藤女子大特有のモノクロで「風景」にもチャレンジしていた。
 圧巻は、今回の相方・竹中春菜がモデルだ。昭和ロマン的な「女の子」の標本世界でゾクゾクとした。抜群に良かった。橋本のテーマの一つ「女、女の子、性」にも適っていて、その自作の期待を高めた。

 しかし、ここからがいけなかった。相棒・竹中春菜への全面的な信頼は、他の被写体を強く見つめるキッカケにはなれなかった。

 もしかしたら橋本つぐみはセンチメンタルでロマンティックな女の子なのかもしれない。「何かを強く撮らないといけない」という自意識と、「自分の気持ちを吐き出したい」という感情が上手く重なっていないのかもしれない。

 今展、素直な作品だと思う。優しさもあり、男の撮るモノクロとちょっぴり違う感じだ。でも、結局は意図的に求めていたこととは随分違う位置にいる。自分に正直になたのだろう。回り道、試行錯誤の「卒業」という儀式だ。
 卒業後もモノクロに拘るのか?原点のカラーに戻ってより楽しく写真をするのか?な~に、焦ることはない。気長に続けて、大学時代とは違った橋本を見せたらいい。




 次は竹中春菜です。




f0126829_17384253.jpg




f0126829_17393335.jpg



 おーっ、森山大道顔負けの迫力だ。いきなりのハード・パンチだ。




f0126829_17461255.jpg




 この花は撮影者自身だ。

 竹中春菜は野に咲く花を愛する。綺麗とか可憐ではなく、強くしっかりそこにある、という姿を愛する。だから、単作で勝負するタイプだ。その一作の中に自分自身を含めた全部を表現する。そういう意味でのモノクロ派だ。ありのままの美ではなく、誇張を含めてあるべき姿としての美を探求している。理想や願望を強く自覚している。



f0126829_17414097.jpg


f0126829_17415059.jpg






f0126829_17454915.jpg



 まるで中国の「集合住宅のある風景」みたいだ。どこか場末がかって現代との断絶を感じる。それは「昔々~」とか、「トンネルを抜けると・・」で始まる物語の手法で、見る者を別次元に誘う。

 僕は先ほど、「竹中春菜は単作作家」だといった。今まではそうだった。ここにきて、彼女の中の物語が蠢き始めた感じだ。きっと今までは「自分らしくある」という写真に拘っていたのだろう。写真による存在証明だ。その段階は終わった。まさしく「卒業」した。今展は「物語の始まり、予告編」だ。展示作品の黒の色使いはかなりバラバラだ。意図したものではないだろう。あれもしたい、これもしたいという気持の表れだ。

 きっと、地道に写真努力をしたのだろう。気持ちの上では焦っていても、一歩一歩着実に技術と感性を磨いたのだろう。



f0126829_1813522.jpg



f0126829_18135160.jpg





f0126829_18143698.jpg




f0126829_18145049.jpg







  ------------

 以下、雑談。藤女子大とモノクロ雑考。



 藤女子大学写真部4年の竹中春菜と橋本つぐみの二人展。いわゆる卒業記念展だ。

 ここの写真部はモノトーンで有名だ。だからだから今展もモノトーンだ。

 不思議なものだ。他大学写真部も暗室の備えはあるのだが、今や発表はカラーが主流と言ってもいい。そして被写体は極々普通の身辺事情ばかりだ。
 その中で、女子大学なのに孤軍奮闘でモノクロ主体でやっている。さぞや男勝りの勝ち気な女性と思いきや、いたって普通ムードで可愛い女子学生ばかりだ。しかも小柄だ。暗室の中でジトーっと時間をかけて写真に向き合う。「良い黒よ黒よ、出てこい!」、「あ~、この淡い灰色が良いんだよな~」と自問自答しながら悪戦苦闘しているだろう。間違いなくそれは良いことだ。

 写真行為をすること、写真を知るには暗室体験は最高だ。悪いわけはない。ところがどうしたことか、この女子大学の卒業生達、卒業後の発表をあまり聞かない。

 何故か?僕は根ながら考えた。

 結論その一。
 モノクロからカラーへの意向に失敗したのだろう。変にモノクロに拘りすぎたのだ。
 卒業後に暗室制作を続けるのは至難だ。それに、これはどんな写真家にもいえるのだが、デジカメで膨大な写真を撮っている。至って普通の女の子がモノクロを続けるのには無理がある。

 結論その弐。
 モノクロは男の美学だと思っている。そこにはウソがある。いや、ウソばかりだ。だからカッコイイ。ウソの中で勝手に空想、妄想に浸ることができる。壮大なロマンに酔うことができる。
 だいたい、現在の美術は西洋価値観を前提にしている。その西洋美学&美学史は男の価値観の結晶だ。
 そのモノクロを普通の女の子が継続するには無理がある。

 結論その参。
 被写体としてはモノクロは何でも料理しやすい。料理とはまさに加工で、撮影者の美学に高めることだ。多重露光でとんでもない加工をしても、黒の美学を重んじるモノクロはあまり異様とは思わない。むしろ、「虚から実」というサインになる。
 その点、カラーは等身大を前提にしている。もちろんいかようにも加工できるのだが、加工それ自体が「実から虚」というサインになる。
 空想よりも生身の実感を愛する女性軍は、鑑賞はともかくとして、なかなか無意識的かつ自覚的に「虚」を前提にはしにくいのでは。

by sakaidoori | 2015-02-21 18:21 | ニュー・スター | Comments(0)
2014年 07月 21日

2420)「norik☆mikami個展(三上典子)『青の世界』~norik★vol.Ⅱ」ニュー・スター終了7/10 (木)~7/21(月)

   



norik☆ mikami個展 
  『青の世界
 

        ~norik★vol.Ⅱ(三上典子)  



 会場:ギャラリー ニュー・スター
      中央区南3条西7丁目・KAKU1階
       (西向き一方通行の道路の北側。
       美容室kamiyaの隣。)
 電話:(011)281-2909
 期間:2014年7月10 日(木)~7月21日(月)
 休み:火曜日(定休日)
 時間:11:00~20:00
      (日曜日は~ 17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーー(7.21)


 やっぱり個展ですよ。ちっちゃくっても大きくっても、自主開催でも企画であっても、無名人でも著名人でも、アマでもプロでも、学生でも教授でも、やっぱ個展だ。何故かというと、いろいろ理由はあるけれど、一切合切自分の好きにできるから、喜びも悲しみも全部自分だけのものだ。だから、責任もあるけど、自分に対するものだから、誰彼に迷惑がかかるというものでもない。そういう意味では企画個展は自主個展に負ける。なぜなら、企画者の意図が入るから。

 というわけで、札幌市内でも屈指の狭さ、しかも誰はばかることなく見ることができる。



f0126829_19353287.jpg



f0126829_19354589.jpg




 そんなわけで、ギャラリー ニュースターでのnorik☆mikami個展(三上典子)を報告します。ここでの個展をもっと多く載せたいのですが、なかなか作家に会うことができない。今回は関係者にバッタリあったので載せれます。






f0126829_1936145.jpg
 





f0126829_2049045.jpg


  




 今展、このテーブルとイスの設置に驚いた。目的は感想などを書いてもらうためのものだ。あるいは、ちょっと一息コーヒータイムということかもしれない。「おもてなし」?なんかこう、そういう配慮ということではなくて、作家の今展に対する入れ込みを感じて嬉しくなった。

 「おもてなし」かもしれないが、結果的には「三上博子の部屋。座敷牢でのワタシ」になっている。こういうことはここならではの効果だろう。



 
f0126829_2144620.jpg
   ↑:「music neco 2.」。




f0126829_2165998.jpg
   ↑:「うさぎ伯爵」。




f0126829_2184995.jpg


f0126829_219020.jpg
   ↑:左から、「1999年.その先の話」、「くまの木」。





f0126829_21103848.jpg
   ↑:(無題?)。




 描き手は間違いなく若い女性でしょ。一見したら「かわいい」感じで、それは間違いなくかわいいのだが、どうも仕草なり目付きがキツイ。描き手自身があれこれを強く見ていることなのか?あるいはだれかにこの座敷牢を見られているのか?あるいは、この空間に、普通のようでちょっと普通でない生き物がたむろしているのか?「かわいい作品」のつもりで見続けていたら、意外にも「かわいいだけじゃナイヨ!モノゴトを見かけで決めつけてはダメ!特に女の子をね」・・・そういう部屋だ。

 キツイところがある作品だけれど、ムワムワもくもくという穏やかならないところがあるんだけれど、絵本のように進む世界、少し変な生き物たちに囲まれて妄想のような空想のような、日常とは違った夢物語が頭や皮膚にしみこんでいる作家なのかな・・・。



f0126829_21241811.jpg
   ↑:「(記録不備)」。




f0126829_21302817.jpg
   ↑:「夢の中で飴玉が降ってきた」。




f0126829_2132969.jpg







f0126829_21325723.jpg






f0126829_2136069.jpg
   ↑:「うさぎの神様」。





f0126829_21373020.jpg







f0126829_21365327.jpg


by sakaidoori | 2014-07-21 21:56 | ニュー・スター | Comments(0)
2013年 05月 12日

2047)「NUKILLIZO 展 【POOL】」 ニュー・スター 5月2 日(木)~5月12日(日)


NUKILLIZO 展  【POOL 



 会場:ギャラリー ニュー・スター
      中央区南3条西7丁目・KAKU1階
       (西向き一方通行の道路の北側。
       美容室kamiyaの隣。)
 電話:
 期間:2013年5月2 日(木)~5月12日(日)
 休み:火曜日(定休日)
 時間:11:00~20:00
      (日曜日は~ 17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーー(5.9)


 たまたまニュースターの近くを通った。寄り道をして会場に行く。
 早い時間で、まだ開いていない。仕方がないから、窓越しで中を覗く。
 

f0126829_9145391.jpg



 おー、もしかしてヌキリゾー?あんまり真剣に覗き見していたからか、隣のお店から関係者が現れて開けてくれた。

 というわけで、改めて全容の掲載です。



f0126829_7353613.jpg





f0126829_7362131.jpg   





f0126829_737141.jpg





 壁面を書棚意匠にして、床には本の中身をちぎってはばらまくという元気な空間だ。

 きっと、妄想の世界を、「書物という物語」にしたのだろう。
 きっと、この暗い部屋であんまり本を読みすぎて、本が現実か、現実が本かが分からなくなったのだろう。ドン・キ・ホーテになってしまったのだ。



f0126829_7382163.jpg




f0126829_740435.jpg




f0126829_739514.jpg




f0126829_7394177.jpg



 ヌキリゾー、相変わらずの変人振りだ。
 エネルギーが溜まって溜まって仕方がないのだろう。嬉しい限りだ。

 会場にはDMの類はない。感想ノートなどもない。お持ち帰り用の今展の切り抜きはあるのだが、一切何事かを伏せている。見る人がいれば嬉しいが、それは二の次なのだろう。自分のエネルギーを吐き出して、物語を自分で見つめ直して、更に深々と物語に降りていきたいのだろう。


 今日の日曜日までです。もし近くに行く用事がありましたら覗いては。

by sakaidoori | 2013-05-12 09:34 | ニュー・スター | Comments(0)
2013年 04月 20日

2020) 「jobin. とpaterの二人展 『ハルナデ展2013』」 ニュー・スター 4月15 日(月)~4月29日(日)

jobin.pater の二人展

  HARUNADE2013 

  (ハルナデ展 2013)
 



 会場:ギャラリー ニュー・スター
      中央区南3条西7丁目・KAKU1階
       (西向き一方通行の道路の北側。
       美容室kamiyaの隣。)
 電話:
 期間:2013年4月15 日(月)~4月29日(日)
 休み:火曜日(定休日)
 時間:11:00~20:00
      (日曜日は~ 17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーー(4.19)


f0126829_062234.jpg



f0126829_051398.jpg



 何だかんだといって、札幌にも雪はなくなりました。そして、ジョビンとペーターの「ハルナデ展」がやってきました。

 男二人による、女っ気なしの何てことのない展覧会です。何てことはないのですが、なぜだか毎年楽しみにしている展覧会です。
 やっぱり地元なんですよ。「春」、人それぞれに思いは違うと思う。でも、心機一転というのか、着ている服も一枚減って身軽になる。「何だか良いことありますように」と、祈りと言うにはオーバーなんですが、心そわそわ浮き浮きと、そぞろ気分のお天とうさんです。そんな気分を「ハルナデ展」は盛り上げてくれるのです。
 ドアを開けて、「こんにちは、今年はこう来ましたか、ふむふむ。どうもありがとうさん。来年も合いましょう、さようなら」と別れの挨拶です。あっさりしたものです。重い言葉も軽い言葉もいらないのです。ちょっぴりウインクしておしまいです。

 皆さんも、南3条西7丁目のちっちゃな会場を覗いてみて下さい。そして、一緒になって春を楽しみましょう。良いことも悪いことも忘れて、男二人の心意気をもらいましょう。

 行くことが出来ない人のために、栄通さんから会場報告です。上手く気分が伝わればいいのですが、伝わらなくても構わないでしょう。



f0126829_0582991.jpg
f0126829_0584393.jpg




f0126829_119411.jpgf0126829_1201567.jpg
f0126829_119362.jpg



f0126829_121236.jpg
f0126829_1213262.jpg



 今年は巣箱のような箱が一杯です。「春立ち巣箱展」です。新入学に新入社員、リベンジの再就職と、世の中はは喜びと不安が色付いています。
 箱の中も適当に撮ったので載せてみます。どれがどの箱か分かるかな?


f0126829_1254223.jpg
f0126829_1261573.jpg



f0126829_1265756.jpg
f0126829_1271917.jpg




f0126829_1274694.jpg

f0126829_1281736.jpg




 アリさんの気分になって、床から会場を眺めると・・・、


f0126829_1294340.jpg



f0126829_132020.jpg
 それではサヨウナラ、です。

by sakaidoori | 2013-04-20 23:56 | ニュー・スター | Comments(1)
2012年 05月 07日

1734)「佐藤菜摘・個展 『こんぺいとう』」 ニュー・スター 5月6日(日)~5月12日(土)

  
○ 佐藤菜摘・個展 

      こんぺいとう
 


 会場:ギャラリー ニュー・スター
      中央区南3条西7丁目・KAKU1階
      (西向き一方通行の道路の北側。
       美容室kamiyaの隣。)

 期間:2012年5月6日(日)~5月12日(土)
 休み:火曜日(定休日)
 時間:11:00~20:00
      (日曜日は~ 17:00まで。)

ーーーーーーーーーーーーー(5.5)

f0126829_044968.jpg


 「初めての個展をします。ニュースターという小さいギャラリーです。見に来てくださ~い」


 ということでギャラリー ニュースターに行ってきた。


f0126829_93174.jpg いつもながらの、この異国情緒、しかも場末感覚、チョッピリ良い気分。








f0126829_975475.jpg



f0126829_9132428.jpg





 勇んでドアを開けると千客万来だ。入るに入れない、見るに見れない。そこはここの流儀で、軽く挨拶をしては入れ替わりだ。いつものことだが、しかしながらこの距離感だ。チョット胸そわそわしての春気分がまたまた良い感じ。












f0126829_9122851.jpg



f0126829_9183047.jpg



f0126829_9192312.jpg

f0126829_9193751.jpg




f0126829_9345251.jpg



f0126829_9352369.jpg



 かわいいのと、チョットすねたわんぱく娘がいる。「外でバンバンはしゃごうかな~、まてよ、世間には悪い人や恐い人がいるから、いじめられるかな~」と、赤いホッペを膨らまして、目尻、口元を尖らしての思案娘だ。

 僕としては、キャラクターの小憎らしさや可愛さを、沢山壁に表現したらと思うが、そこはまだまだ引っ込み思案の人なのだろう。
 でも、初陣の個展だ。これで良い。コンパクトだが、「佐藤菜摘はこんな気分なんだな~」というのはチャンと伝わってくる。まだまだ大学2年生だ。腕白さやカラフルな夢気分は、もっともっと大きくなるだろう。


f0126829_95545.jpg


f0126829_9552932.jpg



f0126829_956859.jpg
f0126829_9563615.jpg



f0126829_957485.jpg



f0126829_9572899.jpg


 お気に入りの作品。ピンボケしてしまった。




f0126829_1005410.jpg 振り返れば、お客さんも一緒になって写真撮影だ。日差しもあたり眩しい。













f0126829_1032235.jpg
















 

by sakaidoori | 2012-05-07 10:13 | ニュー・スター | Comments(0)
2012年 02月 26日

1635) 「齋藤由貴・個展 『星と夢のあいだ』」 ニュー・スター  終了・2月5日(日)~2月13日(月)

○ 齋藤由貴・個展 

    星と夢のあいだ


 会場:ギャラリー ニュー・スター
      中央区南3条西7丁目・KAKU1階
      (西向き一方通行の道路の北側。
       美容室kamiyaの隣。)

 期間:2012年2月5日(日)~2月13日(月)
 休み:火曜日(定休日)
 時間:11:00~20:00
     (日曜日&最終日は~ 17:00まで。)

ーーーーーーーーーーーーー(2.13)

f0126829_21411732.jpg



f0126829_21414825.jpg






f0126829_21441681.jpg



f0126829_22293325.jpg
          ↑:「くらげの夢を見た」。



 ご存じ、札幌軟石に包まれたギャラリー・ニュースターです。
 壁は支持体、壁模様は宇宙であり海、そして齋藤由貴の「星と夢のあいだ」です。

   ゆらゆら動く木、水族館のくらげ、満天の星。
   ずっと見ていると夢なのか、現実なのか・・・
   ・・・・。
        (会場の案内から。)


 昨年の春に、道教育大学・大学院修了。
 学生時代から青色と湯気気分・モクモク気分の画題に取り組んでいた。
 この「モクモク気分」が齋藤ワールドなのだが、今回のテーマに即して言えば、それは星の背後であり、夢の世界そのものなのだろう。「モクモク」とは言ったが、今展作品の青い縞はけっして滑らかではない。「モクモクよ、出てこい出てこい」と角張った雰囲気がある。少し角張ったかわいい丸ぶとだ。若さのエネルギーがその姿を模索しているよう。

 今展で僕は齋藤モクモク青にあらぬ夢を抱いた。それはモクモクの背後に心象気分や隠された実体に思いを馳せる事ではなく、「モクモクという絵画的実体そのもの」を見る事だ。最終的には何かの連想に支えられて、そのモクモク絵画を見る事になるだろ。それを星の世界に、夢に置き換えて語るかもしれない。だが、それは事後的解釈であり、絵画の楽しみだ。それより以前に、「驚きのモクモク」とでも言えばいいのか、「絵の青色モクモクが迫ってくる、あー迫ってくる」そんな体験をしてみたい。


f0126829_22323611.jpg
          ↑:「まぼろし」。


f0126829_22331043.jpg



f0126829_22354754.jpg
          ↑:「星と夢のあいだ」。

f0126829_22372192.jpg




f0126829_22384484.jpg



f0126829_22391574.jpg








 

by sakaidoori | 2012-02-26 00:01 | ニュー・スター | Comments(2)
2011年 04月 12日

1492) 「ハルナデ展 jobinとpaterの二人展」 ニュー・スター  4月3日(日)~4月15日(金)

○ ハルナデ展 

   jobinpaterの二人展
 


 会場:ギャラリー ニュー・スター
      中央区南3条西7丁目・KAKU1階
      (西向き一方通行の道路の北側。
       美容室kamiyaの隣。)

 期間:2011年4月3日(日)~4月15日(金)
 休み:火曜日(定休日)
 時間:11:00~20:00
     (日曜日は~ 17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーー(4.11)


f0126829_1739412.jpg



f0126829_1740773.jpg





 春になると小さい物置のような空間で、若い男二人がハルよハルよとささやき出す。その時期が今年も来た。そのささやきをお伝えしよう。


f0126829_17412286.jpg



f0126829_17482174.jpg


f0126829_1750476.jpg


f0126829_175030100.jpg



f0126829_17515716.jpg














f0126829_17522915.jpg














f0126829_17531348.jpg




 今年はエッセーのような展示だ。

 特に何かを言うでもなく、見せるでもなく、心の窓辺に寄りかかっては、ちょっと物憂げに本に目をやってはポーズをしてみたり、羽根ペンでポエムでも書こうか、手首を曲げてみたりまばたきしたり、することのない一時に身を委ねては空でも見ようか、顎を傾けてみる。そんな風に、こんな風に、体も心も遊んでみよう。そんな風にこんな風に春がやって来たようだ。

 ちょっぴり大人になったハルナデ展だった。


f0126829_18462122.jpg



f0126829_18473550.jpg
f0126829_1848228.jpg


by sakaidoori | 2011-04-12 19:01 | ニュー・スター | Comments(0)
2010年 10月 03日

1381) ニュー・スター「keiko kawano(ケイコ カワノ)・写真展 ”girly”」 終了・9月2日(木)~9月15日(水)


f0126829_1832186.jpg○ keiko kawano(ケイコ カワノ)・写真展

     ”girly"



 会場:ギャラリー ニュー・スター
     中央区南3条西7丁目・KAKU1階
     (西向き一方通行の道路の北側。
      美容室kamiyaの隣。)

 期間:2010年9月2日(木)~9月15日(水)
 休み:火曜日(定休日)
 時間:11:00~20:00
    (日曜日は~ 17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーー(9.13)

f0126829_18325440.jpg


f0126829_1834555.jpg


f0126829_183434100.jpg



 「girly・ガーリー」、ピッタシのネーミングだ。

 少女から女性へ、その狭間の美しさ切なさが牢獄のような部屋に充満していた。女が女を撮る、その美意識や性という秘部を惜しげもなく披露していて眩しい。「青春」という二文字が女に一層のエネルギーを注いでいた。
 ムード満点の仕上がり具合だが、ビシッと正面から被写体に迫っているのが良い。男の求めるエロスの影は薄い。美しくある自分、下着に包まれた女を見よ、「何て綺麗でしょ!」。美しくあるこの世界、このピンク・青・単色を輝かす光を見よ、「何て眩しいのかしら!」。随伴する影、目に見える美しき写真の光と影を見よ、「このときめきを伝えたい!」、と言っている。
 その主張の素直さ、健康さが更に眩しい。


f0126829_2145168.jpg


 ペルシャの首長き花瓶に繋がりそうな細きボディーライン。手がやけに力強くてリアルだ。額を持っている手が、現実感があり過ぎるからだろう。それは撮影者の意図ではなかったと思う。現実的な手と現実感の無い体の輪郭線が面白い。


f0126829_21331172.jpg
f0126829_2134289.jpg


 バサラな髪に挑発的なしぐさ。さ~、怖い一人遊びを始めよう。


f0126829_21355730.jpg
f0126829_21363486.jpg


 見える顔、見えない顔。見つめる景色、見つめられる蝶。


f0126829_21392234.jpg


 光に包まれ、浮きつ沈みつ、ちょと気取ってロマンチックに。


f0126829_21422425.jpg


by sakaidoori | 2010-10-03 21:47 | ニュー・スター | Comments(0)
2010年 09月 21日

1378) ニュー・スター 「mamizu 第3回 展覧会 『はこいりむすめ』」 終了・9月18日(土)&19日(日)


○ mamizu (まみず) 第3会展覧会

    ひらいてむすんで
      はこいりむすめ


 会場:ギャラリー ニュー・スター
     中央区南3条西7丁目・KAKU1階
     (西向き一方通行の道路の北側。
      美容室kamiyaの隣。)

 期間:2010年9月18日(土)&19日(日)
 休み:火曜日(定休日)
 時間:11:00~20:00

ーーーーーーーーーーーーー(9.18)

 夕方の6時半頃に到着。もう辺りは暗い。入り口付近には多くのお客さんだ、それぞれの仲間たちで話が弾んでいた。
 そして、しっかりそこに居たマミとミズ、早速他のお客さんには失敬してお部屋の中に入り込んだ。

 何やら箱がぶら下がり、箱と箱とはリボンで結ばれている。床には小さな小さな折り紙のカケラ。七色の床はかわいくてバージンロードのよう、土足での入室に戸惑ってしまう。「女の子」の部屋に男性が入り込むのは、なかなか勇気がいるものだ。


f0126829_12584012.jpg



f0126829_12591097.jpg



f0126829_1259397.jpg



 女の子の手作り着せ替え人形のような部屋。

 入室すると本物の携帯電話が鳴って、お話をすることになる。
 「ハコイリムスメノ オウチニ キテクレテ アリガトウ」
  ミズの声が聞こえて、ちょっと恥ずかしドキドキ気分。
 「・・・」
  あれやこれやと簡単な会話。そして最後は、
 「コッチヲ ムイテ」
  振り向くとマミがカメラ目でこちらを見つめている。
  パシャリとカメラに収まって、ハコイリムスメのお友達になってしまった。


 マミの案内でつり下がった箱を開けてみる。中から二筋のリボンが降りてきて、小さな紙くずがひらひらと床に落ちていく。(あ~、床の紙くずはこれなのかと納得する。)リボンを他のリボンに結んで、網の目のような結ばれの世界ができていく。


f0126829_13211317.jpg


f0126829_13325229.jpg
f0126829_1333664.jpg



 左壁にはハコイリムスメの経歴が記されている。過ぎし人生というには若過ぎるが、誰でもが通る道だ。
 初恋、別れ、普通の学校生活・・・一大事件は200万の借金生活。月6万の返済生活、完済したかどうかは分からないが、「気になるアイツ」と出会い、2人生活・・推定年齢27、8歳のハコイリムスメだった。

 天井、空間。左壁、床と適当に埋まっている。右壁には何にもない。もったいない。うるさくなるかもしれないが、大きな仕事(表現)の練習のために、ささやかな工夫の欲しい所だった。省略の美学はまだ早い!


 たわいのないお遊びだった。こんな遊びも時には良いものだ。

 マミは札幌在住、ミズは大阪?在住。だからだろう、札幌から関西まで、ハコイリムスメ・ツアーがしてみたいと2人は言う。良き仲間を見つけて、できる所から開いていけばいい。
 何かがしたい、もっともっと弾けたいと念じている2人だ。「若さ」と「女の子性」を武器にして、ドンドン・ドンドン歩いたらいいのだ。
 そしてまた来年、札幌で会いましょう。もしかしたらひょっこりと、「ハコイリムスメ・ツアー」にお邪魔するかもしれない。


f0126829_13352142.jpg



f0126829_1335491.jpg

by sakaidoori | 2010-09-21 13:37 | ニュー・スター | Comments(0)
2010年 08月 23日

1348) ニュー・スター 「EnanyaとDemのちょいとそこまで お散歩ツアー! 2010」 8月17日(火)~8月30日(月)


○ EnanyaDem

   ちょいとそこまで
    お散歩ツアー!

            2010

 会場:ギャラリー ニュー・スター
     中央区南3条西7丁目・KAKU1階
     (西向き一方通行の道路の北側。
      美容室kamiyaの隣。)

 期間:2010年8月17日(火)~8月30日(月)
 休み:火曜日(定休日)
 時間:11:00~20:00
    (日曜日は~ 17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーー(8.22)

 お馴染みの穴蔵のようなギャラリーだ。


f0126829_10271544.jpg



f0126829_10291718.jpg



 2人展。


○ Demの場合


 向かって左がDemだろう。若い人とは思うが、無茶苦茶若い人ではないだろう。


f0126829_1052114.jpg



f0126829_10542891.jpg
f0126829_1056840.jpg
     ↑:左側、「男道 『テロリズム』 VA green インナーカード 原画」。
     ↑:右側、「2019 横浜 YUI 『DESTRUCTION』 ライブ・フライヤー 原画」。




 「ここは暗闇だ!!オレの絵は怖いぞ~、怖いぞ~・・・、ア~、昔はもっと怖い絵を描いたのに、ちょっと優しくなったかな~、う~ん、マッ良いか・・・」
 そんな呟きが聞こえる。「散歩ツアー、呟き編」だ。穴蔵を散歩の為に出るには出たものの、やっぱり穴蔵が恋しくて、僕たちに散歩がてらにおいでよと、手招きしているのだろう。

 カラーの作品もあるが、抜群にモノトーンのペン画のほうが面白い。
 以下、会場の資料集から。情念の爆発直前の雄叫びと、遊ばざるにはおれない男心を楽しんで下さい。


f0126829_1131261.jpgf0126829_1134412.jpg
f0126829_114056.jpg



f0126829_11102646.jpg
f0126829_11103822.jpg



f0126829_11111875.jpg
f0126829_11113279.jpg

     ↑:(左の作品が特にお気に入り。)




○ Enanyaの場合


f0126829_11155166.jpg



f0126829_11295673.jpg
          ↑:「やまのこ」。


 入り口から向かって右の壁はEnanyaだ。きっと、若い女性だろう。

 色が強くて、明るく元気な作品。穴蔵でもどこでも、太陽さんのようにキラキラ・ゴーイングだ。
 そうは言っても、この人の絵はもっともっと広々とした所が良い。大らかなところでノビノビ大作を見たいものだ。
 きっと物語が好きでしょう、どこまで続く「Enanya物語」です。


 微妙に呼吸の合った2人展です。個展でも充分にご自分の世界を披露してくれるでしょう。その時を楽しみにしています。


f0126829_11275120.jpg
f0126829_1128188.jpg


by sakaidoori | 2010-08-23 11:40 | ニュー・スター | Comments(4)