栄通記

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カテゴリ:百貨店( 4 )


2014年 07月 11日

2407)「高臣大介ガラス展 はつなつ。」 大丸札幌7階 7月9日(水)~7月15日(火)

  


 
高臣大介ガラス展  はつなつ  


  
 会場:大丸札幌店7階・暮らしの彩りコーナー
      中央区北5条西4丁目7
      (JR札幌駅の西側の建物)
     電話(011)828-1111

 会期:2014年7月9日(水)~7月15日(火)
 時間:10:00~20:00       

ーーーーーーーーーーーーーーーー(7.10)



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   ↑:(札幌駅。駅の左側が大丸札幌。目的地はその7階。) 



 銀行の次は百貨店だ。駅の隣だ。近い。
 高臣大介ガラス展なのだが、販売展だから本人もいるかもしれない。小雨模様で、なんだか恋人との逢瀬みたい。しかし、彼と僕とでは色気がなさ過ぎるか。



 (以下、敬称は省略させていただきます。)




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 男性が立っている。高臣大介だ。

 彼はガラス工芸家であり、「現代美術家」でもある。今回は現代美術や遊びの要素は薄い。百貨店での販売が主な目的だから当然と言えば当然だ。見慣れた高臣ガラスとその美ではあるが、わずかばかりの美術談義。一本歯の下駄を履いた男を横にして、天下の大丸札幌で写真が撮れるのも愉快なものだ。

 今回は言葉はこれにて終了。以下、適当に作品を載せていきます。「高臣大介の『はつなつ』」を楽しんで下さい。





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by sakaidoori | 2014-07-11 13:14 | 百貨店 | Comments(0)
2012年 06月 03日

1782)「高臣大介・ガラス展 (即売展)」 大丸札幌7階 5月30日(水)~6月5日(火)

 
○ 高臣大介・ガラス展 

  
 会場:大丸札幌店7階・暮らしの彩りコーナー
      中央区北5条西4丁目7
      (JR札幌駅の西側の建物)
     電話(011)828-1111

 会期:2012年5月30日(水)~6月5日(火)
 時間:10:00~20:00       

ーーーーーーーーーーーーーーーー(5.31)

 百貨店での即売展です。肩肘張らずに見ていって下さい。
 (写真をクリックして拡大して下さい。)


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 百貨店での高臣大介君を見たかった。残念ながら11時出勤とのことで、会えなかった。仕方がない。

 高臣コーナーには早くもそれなりのお客さんの数だ。彼の知名度によるものか、さすがはダイマルということか?


 人が去った後で、バリバチ写真だ。

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 お目当てはこれだ。


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 盟友・酒井博史君のための、「ハンコのためのガラス・オブジェ」である。即売品に「オブジェ」など、ちょっと格好いい言葉を並べすぎた。要するに印鑑になるわけだ。
 ボリューム満点で、ちょっと卑猥なところが気に入っている。


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 手斧のようなガッシリとした作品も見たことがある。残念ながら、そんな個性豊かな商品はお隠れであった。


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 「カトラリー置き」だ。「カトラリー」?人生初めての言葉だ。スプーン置きのようだ。日本式に言えば箸置きだ。なるほど、なるほど。感心して見ていたので、手も写真もブレてしまった。
 ならばと言うことで、栄通のアート風高臣大介展の紹介・・・


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 火曜日の6月5日までです。彼の好きな方、街に行かれたら立ち寄って下さい。


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by sakaidoori | 2012-06-03 08:39 | 百貨店 | Comments(0)
2012年 04月 06日

1689)「刻(トキヲキザム) 日章堂印房篆刻実演&販売 実演:酒井博史」大丸札幌7階 4月4日(水)~4月10日(火)

 
f0142432_064592.jpg  ○ (トキヲキザム) 

     日章堂印房篆刻実演 

       実演:酒井博史



 取扱商品:手彫り印鑑(石、実印、銀行印等)
         洞爺ガラス工房gla_gla製ガラス印鑑
         活版印刷名刺、手書き表札  

  
 会場:大丸札幌店7階・暮らしの彩りコーナー
      中央区北5条西4丁目7
      (JR札幌駅の西側の建物)
     電話(011)828-1111

 会期:2012年4月4日(水)~4月10日(火)
 時間:10:00~20:00       

ーーーーーーーーーーーーーーーー(4.5)

 栄通記には久しぶりに登場の酒井博史さんです。
 歌が上手くて、ついつい彼の本職を忘れてしまいます。活版印刷によるはんこ屋さん、が生業です。
 比較的暗いムードの好きな酒井さん、なんと札幌でも明るさ抜群の百貨店・大丸札幌店7階での「篆刻実演販売」です。
 4日からで、早速行ってきました。簡単ですが、その様子をお伝えします。


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 日章堂店主・酒井博史さんです。
 怒っているのでも、眠たいわけでもありません。真剣白羽の印鑑顔です。
 久しぶりに会って、それなりにお喋りをして、他愛のない時間を過ごしてきました。顔も引き締まっていて、すこぶる元気でした。今の状態は、僕よりも彼の方が好調かもしれません。光サンサンの大丸札幌店です。少しばかり上気ぶんかもしれません。 


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 お手伝いの今さんです。酒井さん、今さん、なかなか良い気分のお二人でした。


 簡単に商品をお伝えします。


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 製版機です。これで名刺なんかを刷るのでしょうか?あっ、活版刷り名刺も承っていますので、宜しくお願いします。


 店内でチラチラと写るガラス製品、気になるので登場させます。


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 印鑑の素材と商品のガラス製品が並んでいます。古風な印鑑と透明で輝いているガラス、グット・マッチングです。不思議ですね。
 ちなみにガラス制作者は盟友高臣大介さんです。「グラグラ」という愛称でご存じの方も多いでしょう。

 そのガラス印鑑、栄通好みがあるではありませんか。


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 びっしりガラスで詰まっていて、重量感と安定感は抜群です。手に持って安心、ちょっと卑猥なところも愛嬌で、好漢・高臣大介さんの傑作でしょう。


 会場のガラス印鑑をいろいろと試し押し、そんな遊びをしながらの大丸時間でした。


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 もしかして、JR札幌駅付近に行かれますか?ささやかな情報でした。関心のある方はちゅっと立ち寄っては。「栄通記、見た」と言っても何の特典もないでしょうが、少しは話の種にして下さい。

by sakaidoori | 2012-04-06 11:01 | 百貨店 | Comments(0)
2007年 04月 11日

136) ダイマル札幌店 「魯山人展」 4月9日まで(終了)

○ 美と食の探求者 「魯山人の宇宙展」

 会場:大丸札幌店7階ホール
    電話(011)828-1111
 会期:3月28日~4月9日(月)
 時間:10:00~20:00(最終日17:00)
 料金:有料

 魯山人(1883-1959)の作品はテレビや写真では見たことはあるが、実物は初めてだ。魯山人には先入見がある。彼は書、陶芸、食、古美術鑑識眼、文章と多芸多才を極めた人として紹介されている。同時に天才肌によくある話で、傲慢、不遜、我侭な人で、奇行、奇言も伝わってくる。もっとも知名度の割には作品そのもののイメージはつかめていなかったというのが本心なので、割と気楽に「巨匠」の陶芸作品を鑑賞することが出来た。

 最終日に一人で行った。相応の入場者だが、鑑賞の妨げになるということはない。4,5点ずつガラスに収められた陶器を、上から、斜めから、腰を折って真横から見た。焼き物は手に乗せて味わうのが一番だが、「名品」に初めからそういう気持ちでは接しない。その代わり、可能な限り近づいて見た。焼き物の展覧会の時には触るようにしている、この日の為のイメージ・トレーニングであった。それに、茶碗はともかくとして、食器というものは見た目が肝要である。色合いと形、食膳として利用する時は料理や他の器との、部屋全体との呼吸が大事だ。そういうマクロの世界と、器から食されて暫時器の模様が姿を現すミクロの世界の完結性が求められる。もっとも、今言った言葉は、魯山人の哲学で、魯山人に導かれて食の美の世界を考えているのだ。

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 魯山人の色は渋い。発色することなく、盛られる食材の色を引き立たせる按配だ。織部の緑色と地肌感の黄色が特に良かった。当然、黄瀬戸は素晴らしい。備前もあったが、余りに土色というか、鉄錆びに似て食器として使うにはかなり際立つ存在になりそうだった。食を生かすというより、器に合わせた料理を考えなければいけない作品だった。魯山人の才が表に出すぎている。無釉薬という直火による直接性がそうさせたのかもしれない。

f0126829_14574855.jpg 魯山人の形はふくよかで、ゆったりしている。鉢類がもっとも解り易い。両の手のひらに乗せると、すっぽりと収まりそうで、ボディー・ラインというのか、ヒップ・ラインというのか、手が何かを触ろうとした時に自然に向き合える、そういう様式美だ。健康的な肉感性を思った。彼はこういう肉付きの女性を理想としていたのではと、想像をたくましくしてしまった。年表によると彼は5度結婚をしている。彼女等の容姿を知りたくなった。
 それにしても5度の結婚とは凄い。おそらく不幸な出生、生い立ちに起因しているのであろう。彼の評伝は白崎秀雄の著作が定番のようだ。僕はまだ読んではいないが、おそらくその書物を下敷きにした紹介から彼の生い立ちを簡単に記しておきます。図録には載っていない。

 本名、房治郎。明治16年(1883年)に京都の上加茂神社の社家に生まれる。父・清操は出生前に自殺した。生母・登女(とめ)の不倫がもとでのこととされる。房次郎は琵琶湖畔の農家に捨て子同様に引き取られ、あまりの虐待に仲介した巡査の妻が引き取った。6歳の時に巡査の死により木版屋福田武三の養子になった。当然、使い走りとして酷使されたことだろう。(「ナルシズム」、中西信男・著、講談社現代新書より)
 生前の雅号。福田鴨亭(24歳頃)、福田大観(30歳頃)、32歳で北大路性に復帰、北大路魯卿(33歳頃)、37歳時に生母・登女死亡により家督相続(といっても、北大路性以外は何ら益する物は無かったと思う)。「魯」の字は中国の書人・顔魯公による。昭和34年(1959年)76歳、没。

 彼の凄さは生い立ちの貧相さが作品に反映されてないことだ。彼は藤原時代の美術を最高と断じた芸術家だ。王朝美学を理想としながら、その後の日本芸術の足跡を自己という右足と近代という左足で飛び跳ねた傑物だ。彼は書をスタートとして専門家の領域の人であった。なぜに書をそのままに開花させなかったのか。ある書家から、「書は江戸時代で終わったのですよ」という言葉を聞いたことがある。戦前の日本は貧富の差はなはなだしく、階級社会であった。今とは違ったパトロンが芸を育てる時代であった。この辺に、専門外の焼き物に書では成立不能な日本美の再生が可能になった時代的条件があったのではないだろうか。当然、パトロン無き現代ではなかなか魯山人のような美は再興しがたいであろう。現代の美とは何か、僕は「個による大衆消費美学」として考えている。

 会場には一部屋を設けて食卓や食膳を再現している。おおらかな器にはこのような広いテーブル、床の間のある広い部屋が似合う。貧なる生い立ちの自分には魯山人の作品を愛でる気持ちは高いが、使う気は全然しない。器が言っているのだ、「金無き輩(やから)は相手にせず」と。


 説明が最後になりました。カワシマ・コレクションという、窯出しから直ぐにコレクションにされた未使用の完全品が半分ほど。未使用のきらびやかさを堪能することが出来ました。残りは笠間日動美術館コレクションを中心にしての焼き物、掛け軸、絵画など。補修品(金継ぎ)もありました。(写真は会場販売、展示図録より。)

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 もっとも好きな作品。「ハケ目茶碗」 陶器 高9.5×径11.3。

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 「春風萬里荘」。魯山人窯芸研究所の諸施設の「母屋」といわれていたもの。実におおらか、雄大だ。
 

by sakaidoori | 2007-04-11 15:17 | 百貨店 | Comments(0)