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2017年 01月 16日

2537)「会議室で旧作による半日の写真・ミニ個展&批評会 岩田美津希(北海学園4年」市民活動S. 終了/12月8日

会議室で旧作による
 半日の写真・ミニ個展&批評会


◎第3回 岩田美津希(北海学園大学Ⅰ部4年) の場合 


 会場:かでる2・7(8階) 北海道市民活動促進センター
     札幌市北2条西7丁目

 会期:2016年12月18日(日)
 時間:13:30~17:45
    
◯第1回 長内正志(札幌大学4年) の場合 (11月20日)
◯第2回 篠原奈那子(藤女子大3年) の場合 (12月4日)

協力:群青展(代表 丸島均)
    
ーーーーーーーーーーーーーー(12.18)

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 おっ、エロスだ!官能だ!スケベだ!いいね~!!
 しかも、挑発的、攻撃的、オンナおんな女・真一文字だ!

 撮影者の意図に関係なく男はこういうのを見てスケベ顔になる。撮影者・岩田美津希にあれこれ会話する気にならない。例えば、「あんたの体、良いね~。オレと寝るかい?」など言えるものではない。

 そこまでいかなくても、より真摯に、「セルフでしょう?誰かに撮ってもらっているの?自分で撮るの?こういうポーズ、どんな時に思いつくの?思いついたら即実践するの?」
 真面目に尋ねられれば、懇切丁寧に岩田美津希は応えるだろう。いや、それ以上に自分の写真動機や悩みも積極的に披露すると思う。 
 この日はまさにそういう場であった。「イワタは・・・」と、自分の気持ちをわかってもらいたい、わかってもらいたいと、女の子っぽい表情・声色で語っていた。真摯で可愛い。



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 白が好きな岩田美津希だ。秘め事は暗い世界、闇夜でするもの。なのに白昼夢的な世界を愛する。エクスタシー的官能美には興味が無いのかもしれない。夢、それも攻撃的表情で夢舞台を演出している。むつまじき和合からは遠く、血しぶきを愛する。
 裸の岩田美津希も良いが、服を着たほうがもっといい。裸の性迫るオンナより、意識と文化を纏った女の方が良い。ただ勃起するよりも、あれこれと感情を見る方が良い。
 服を纏った岩田、きっと騙したいのだろう。誰を?変身したいのだろう。何に?
 裸の女は血しかまとえない。それに引き替え、百面相の着こなしの豊かさ!女は何にでもなれる!変身した姿を信じるか?白昼夢として、一人一人の岩田を置き去りにするか?

 男はロマンとして、時には理想化して女性を愛する。時には暴力的な支配下に置いて愛玩する。女は男の願望に応えるものだと思い込んでいる・・・多くの男は。
 女・岩田は、そういう男への反逆か?いや、女らしさを男抜きで追求しているのか?男にはわからない世界だ。



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 多くの方に来ていただいた。
 長い間居てくれた。
 長内、篠原、岩田、三者三様の語らいの場だった。


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 左から、篠原奈那子、長内正志、岩田美津希。

 ありがとうございました。

by sakaidoori | 2017-01-16 13:33 | 北海道市民活動センター | Comments(0)
2017年 01月 15日

2536)「会議室で旧作による半日の写真・ミニ個展&批評会 篠原奈那子(藤女子大3年」市民活動S 終了/12月4日

会議室で旧作による
 半日の写真・ミニ個展&批評会


◯第2回 篠原奈那子(藤女子大3年) の場合            

 会場:かでる2・7(8階) 北海道市民活動促進センター
     札幌市北2条西7丁目

 会期:2016年12月4日(日)
 時間:13:30~17:45
    
◯第1回 長内正志(札幌大学4年) の場合 (11月20日)
◯第3回 岩田美津希(北海学園大学Ⅰ部4年) の場合 (12月18日)

協力:群青展(代表 丸島均)
    
ーーーーーーーーーーーーーー(12.4)


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一番左側は前回紹介した長内正志君。
その隣の女性が今展の主役・篠原奈那子さん。
その隣の女性は藤女子大関係者。
その隣の男性は・・・。この日は隣のおじさんという感じでナナちゃんを見守っていた。お顔に似合わずやさしい方だ。



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 長内、篠原、岩田と2週間おきの個展だ。一つ一つは小さくキラリと輝き、青年たちに間違いなく「何か」を残したことだろう。その三つが重なり合って、一回り大きな青年劇に成長した。それを作ったのは彼等主役ではなく、訪問客たちだ。思わぬ人の入りだった。しかも、彼等は帰ることを忘れたのかしら・・・飽きることなくそこにいた。

 長内正志の場合は準備不足もあり、そこそこの入りだった。というか、僕はほとんど訪問客を期待していなかった!こんな場所に誰が来るのだろう?だから僕は最後まで居ると宣言した。誰も見なくてもいい!オレが見る!

 まずまずの成功裏に長内展は終わった。

 篠原展、群青フライヤーを関係者に渡す手配だ。その目論見も上手くいき、そこそこ以上の訪問客!しかも帰らない!狭い会場がむさ苦しい!
 藤女子大学関係者もかなり来てくれた。札大の長内君は、自分の大学との違いを嘆いていた。「良いな~、良いな~、藤はいいな~・・・」。まさしく、「藤の高嶺に、降る雪降る雪麗しく、見目麗しき乙女かな」と心で謳っていたことだろう。


 以下、作品を載せます。全部ではありません。半分?三分の二?


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 大きめの作品がびっしり引っ付いている。黒が眩しい。しかもこの黒、バライタという面倒な仕上げで、普通のフィルム仕上げよりも黒の色調が深い。撮影者は職人気質か?何かを撮る、というよりも黒を引き出すことに最大の魅力を感じているようだ。だから、見る人は作品の一つ一つを吟味して作品の魅力を語るより、会場に黒が踊っていることに魅了される。
 しかも、この三年間の作品をある程度はまとめて展示はしていても、どうしても全体のランダム感は拭えない。しかし、ランダムだからこそ、1年時から3年時までの黒表現の上達具合がファージーに配置されて黒が多方面に踊るという効果をもたらせた。おそらく、広くて綺麗な白壁に、時間をかけて作者好みで配列したら、一本調子で間延びしたものになるだろう。

 見る人は会場の黒世界と、とりとめのない被写体に篠原奈那子の可能性を感じたかもしれない。
 果たしてそうだろうか?黒の技術表現に、黒という装置に騙されているのかもしれない?

 ピン作として、飛び抜けて目を惹く作品がある。祖父の顔・目を撮ったものだ。歳をとった人間の表情の深みを黒がしっかり支え、老人の過ぎ越し人生の深みを表現している。人間リアリズム、社会派リアリズムそのものだ。しかし、他の人間を撮った作品の多くはセンチメンタルで弱々しい。祖父の作品は間違いなく例外だ。が、撮り手は例外という意識は無いだろう。おそらく、安心して接写し、被写体と黒表現があまりにマッチングが良かったからだろう。

 廃墟を撮った作品にも良いのがある。この場合も被写体に安心して迫り、いろいろ工夫して撮り、結果、黒が良き効果を発揮したのだろう。

 僕は黒表現のより未熟な淡い色調に、若さという魅力を感じる。素直で穏やかで瑞々しい!若さだ。あ~、若いな~!若いって良いな~!
 撮影者は心の淡いモヤモヤを作品化したいみたいだ。が、そのモヤモヤそのものに若さを感じる。

 会場をびっしり覆う黒の色調!倦まずたゆまず励んだ成果だ。素晴らしいと思う。
 しかし、やりたいことと、出てくる黒の魅力にギャップを感じる。
 黒は男が作った美学だ。そこに憧れがあるのだろ。憧れを越えて、「女にとっての黒」を見たいものだ。



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 当日頂いた作品。一番のお気に入り。

 帰路の後ろ姿。帰るところがある安堵感。黒がやさしく女性を包み、黒が若い生命力となって女性から発散している。
 女性自身が一日の最後の自転車旅行を楽しもうとしている。帰るところを明日を信じている。

by sakaidoori | 2017-01-15 22:29 | 北海道市民活動センター | Comments(0)
2017年 01月 14日

2535)「会議室で旧作による半日の写真・ミニ個展&批評会 長内正志(札大4年)」市民活動S. 終了/11月20日(日



会議室で旧作による
 半日の写真・ミニ個展&批評会


◎第1回 長内正志(札幌大学4年) の場合             

   会場:かでる2・7(8階) 北海道市民活動促進センター
     札幌市北2条西7丁目

 会期:2016年11月20日(日)
 時間:13:30~17:45
    
◯第2回 篠原奈那子(藤女子大3年) の場合 (12月4日)
◯第3回 岩田美津希(北海学園大学Ⅰ部4年) の場合 (12月18日)

協力:群青展(代表 丸島均)
    
ーーーーーーーーーーーーーー(11.20)

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学生3人によるリレー個展を僕(丸島)は企画した。
会場はカデル2・7 8階にある北海道市民活動センターだ。
ここは市民活動を支える場所だ。打ち合わせとか学習会などで利用される。当然、美術や写真などの個展会場ではない。
しかし、個展形式による学習会ということで「個展」を実行した。実際、学習会なのだ!しかも、不特定者にも来てもらうために葉書大のフライヤーも作った。会場利用としてはフライング気味ではある。

12時半から作業は開始。まずは長内正志と丸島で会場作りだ。
隣室とは隙間があるのでびっしりとパネルで壁を作る。イスは片付ける。中央の机は移動だ。パネルに机を引っ付けて真ん中を空間にし、会場作りは万全!

次ぎに設営だ。パネルに作品をベタベタと貼る!貼りきれない作品はテーブルの上に置く!オープン時間近くになって篠原奈那子が手伝いに到着。一瞬で状況を把握したようだ。無言で手際よく手伝う。頼りになる助っ人だ。都合50分で長内正志個展会場は完成した。

会場の様子です。


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次は作品群です。個別紹介はしません。



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 作品群は全て旧作だ。今日の日のための作品はない。
 長内正志は大学4年生。学生は年間かなりの展示機会がある。普通にチャンと出品していたら、4年生になればかなりある。
 長内正志は写真が大好きだ。他人よりも沢山出品する。だから、枯れ葉も山の賑わいのごとくに作品数はある。その作品をできるだけ多く持って来て会場に並べる。その全貌をみるのがこの個展リレーの最大の目的だ。広い会場で、設営時間が長いと、あれやこれやと展示に時間をつぶすだろう。試行錯誤をするだろう。そして小賢しいテーマで作品群を仕分けするだろう。
 それをさせないのが今展の第2の眼目だ。つべこべ考えずに、一気一気に個展会場を作る。方法はただただ感覚的に壁に貼って机に置くだけだ。
 その自作の山と撮影者・長内正志は対峙する。「旧作たちよ、さようなら~。オレには明日に向かって撮るだけだ」と、なったかどうか?

by sakaidoori | 2017-01-14 19:43 | 北海道市民活動センター | Comments(0)