カテゴリ: 六花亭( 8 )


2014年 02月 27日

2356)「菱野史彦 『My Funny Stove』 第3期収蔵作家展」六花亭・福住店 2月1日(土)~2月28日(金)

   




菱野史彦 
My Funny Stove
   



    六花ファイル第4期収蔵作家作品展 


   

 会場:六花亭・福住店(2F喫茶室)
      豊平区福住2条5丁目1
      (地下鉄東豊線・福住駅から徒歩10分) 
     電話(0120)012-666

 会期:2014年2月1日(土)~2月28日(金)
 休み:(無し)
 時間:11:00~17:30
     (LO.17:00)

 企画:六花ファイル

ーーーーーーーーーーーーーーー(2.26)


 (以下、敬称は省略させていただきます。)



 「菱野史彦のストーブ王国」、というよりも、「みんな仲良しストーブ村、村長はヒシノさん」とでした。




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 菱野ストーブ村の全景でした。

 その住人を少しばかり紹介しましょう。



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 ストーブ顔の住人がこっちを向いての泣き笑いだ。ユーモラスと言えばユーモラス、それにしてもどれもこれも丁寧で綺麗でこざっぱりして、しっかりとしている。堂々とした大人の遊技だ。

 菱野史彦は猛タックルで大作にチャレンジしている。何が悲しくてこんな小さな世界に根を張って、王国を作ろうとしているのだろう?ストーブが好きだと言えばそれまでだ。息抜き?にしては四角四面の几帳面さだ。これが菱野流の息抜きなのか?

 確かにユーモラスだ。が、そんなに頑張らないで、もっと砕けたすと~ぶ君もあるのでは。しかし、手抜きは許されないのだろう。たとえ小なりとも作品なのだ。一所懸命に作るのだ・・・そんな作家の声が聞こえそうだ。愛すべき鉄人・菱野史彦だ。





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by sakaidoori | 2014-02-27 00:16 |  六花亭 | Comments(0)
2013年 11月 16日

2308)「半谷(はんがい)学 『秋の漂い 冬の群れ』 第3期作品展」六花亭・福住店 10月1日(火)~11月30日(土)

     

  

半谷学(はんがい まなぶ) 
   秋の漂い 冬の群れ
       



    六花ファイル第3期収蔵作家作品展 


   

 会場:六花亭・福住店(2F喫茶室)
      豊平区福住2条5丁目1
      (地下鉄東豊線・福住駅から徒歩10分) 
     電話(0120)012-666

 会期:2013年10月1日(火)~11月30日(土)
 休み:
 時間:11:00~17:30
     (LO.17:00)

 企画:六花ファイル

ーーーーーーーーーーーーーーー(11.13)



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 今展はこの光景で尽きる。
 いきなりどでかい葉っぱのお迎えだ。歩く邪魔にはならないが、「何でこんな葉っぱ、がここにあるの?!!」決してモンクではありません。喫茶店でのこの頑張り根性に脱帽だ。



 『入口への階段でこの大きさだ。さては、喫茶室は凄いことになっているのでは・・・』、そんな思いで階段から中の様子を覗き込む。





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 期待とは裏腹に、店内は普通だ。
 その全体をお見せしたいが、お客さんで満席です。作品としては階段で充分でしょう。つまり、今展の作家の意図は、入場直前の秋気分満喫、お店では喫茶の邪魔にならない雰囲気作り、そんな装飾としての葉っぱたちでしょう。季節感の演出です。


 満席のイスとテーブル、人の入れ替わりの間に撮った作品のたたずまいを載せましょう。



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   中は人でいっぱい
   手招き、お喋り、忙しおばちゃま
   老夫婦、写メでケーキを撮ってニンマリ顔
   こちらは一人で読書三昧
   黙々とコーヒーをすする中年夫婦
   柱に隠れて見えない二人、黒髪だけが揺れている
   真剣白羽でパソコンとにらめっこ。ちょっと知的な一人嬢
   腕組みしながらの女性二人、唇だけは上下にピクピク
   あとから来たお客さん、少ない席に思案顔
   娘三人と思ったら、お母さん親子に学生友達 
    ・・・
   いろんな人が周りにお構いなしに自分の世界
   シェフ・スタイルのウエイトレス、お忙しそうに右に左に
    ・・・
   これから始まる六花亭芝居
   そんな夢見心地で葉っぱを見つめ

    あ~秋も終わるな・・・と独りごち・・・もうすぐ雪が始まる






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 作家のことは全く分かりません。何となく十勝の人というイメージ、でもどうだか。
 素材は手製の紙のようだった。繊維?が鮮明なのが印象的。色も光を吸い込んでいて明るい。爽やかな秋色です。「半谷学、気持ちの大きな人」、そんなイメージだ。




    ~~~~~~~~~



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   ↑:(2013.11.13 16:04)


 頭上は暗雲がたなびいているが、遠くの空は明るかった。もうすぐ日没だ。

by sakaidoori | 2013-11-16 21:08 |  六花亭 | Comments(0)
2013年 10月 15日

2261)「武田響 『碧と赤』 第3期収蔵作家作品展」六花亭・福住店 終了/9月1日(日)~9月30日(月)

  

  

武田響 「    



    六花ファイル第3期収蔵作家作品展 


   

 会場:六花亭・福住店(2F喫茶室)
      豊平区福住2条5丁目1
      (地下鉄東豊線・福住駅から徒歩10分) 
     電話(0120)012-666

 会期:2013年9月1日(日)~9月30日(月)
 休み:
 時間:11:00~17:30
     (LO.17:00)

 企画:六花ファイル

ーーーーーーーーーーーーーーー(9.29)


 タイトルは「碧と赤」。それは2階に上がる階段壁の作品群の「碧」、それと喫茶ルームの「赤」です。
 喫茶店という関係上、作品配置は散漫とした感じです。ですから、「気負って作品を見る必要はありません。ただちょっと、『碧と赤』が目に入ったな。イスとドレスと花列車か・・・それも良いな。と思って頂ければ充分です」と作家はつぶやいていた。



 その会談壁の作品をまずは載せます。



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 こんな壁を素通りしながら、喫茶店に入ります。作品と言っても、床の間のような一隅に赤いイスと帽子があるだけです。



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 赤いイスと帽子。ちょっと寂しいので小さな陶板作品が、会場にちらほら。結局、陶板なんて要らないのだろう。イスと帽子を見てもらいたいのだろう。

 「なぜって?」わからない。

 作家は白い会場を見て、何にもない世界を見てしまったのだろう。
 「自分には何があるのだろう?もしかしたら、この会場のように何にもないかもしれない。・・・でも昔見たちっちゃな夢や物語は心に残っている。あの赤い帽子やイスが。それを置いてみましょう」
 「一緒に見てくれる人がいたら嬉しいな。知らない人大好き!だって、お話をしなくてもいいもの。その人の表情を見るだけでいいの」



 この日はなぜかしらノンビリ空間だった。それでも客さんは適当に楽しんでいて、全風景はお預けです。



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 さて、想い出の「赤」から、やっぱり想い出の「碧」を見ながら帰ることにしましょう。



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 もしかしたら、今展はこれだけで充分かもしれない。武田郷の「ちっちゃ幸せ運び」だから。



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by sakaidoori | 2013-10-15 07:00 |  六花亭 | Comments(0)
2013年 08月 06日

2130)「細木るみ子展 ~客観素描2013~ 第3期収蔵作家作品展」六花亭・福住店 8月1日(木)~8月31日(土)

  

細木るみ子展  客観素描2013  



    六花ファイル第3期収蔵作家作品展 


   

 会場:六花亭・福住店(2F喫茶室)
      豊平区福住2条5丁目1
      (地下鉄東豊線・福住駅から徒歩10分) 
     電話(0120)012-666

 会期:2013年8月1日(木)~8月31日(土)
 休み:
 時間:11:00~17:30
     (L.O.17:00)

 企画:六花ファイル

ーーーーーーーーーーーーーーー(8.3)

 会場は2階。


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 不思議な世界だ。「何が楽しくて、いや哀しくて鉛筆にこんなに執念を込めているのだろう、まるで禅坊主のように」、と誰かに言われそうだ。


 僕はこの会場の無機質な雰囲気、ざっくばらんな清潔感が好きだ。今回は作品との絡みもミスマッチのよな、グッドマッチで良い。
 完璧な平面作品です。桜吹雪のような華やかな作品ではないのですが、会場の空気と一緒になって、作品が咲くのだろう。だから、飲食室ですが、広く会場を載せます。



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   ↑:①




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   ↑:②



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   ↑:(①の写真の作品群。)


 左から順番に載せます。作品は全て紙と鉛筆です。


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   ↑:「あいている道 ⅰ」・2009年 730×710㎜。


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   ↑:「氷解」・2009年 790×545㎜。



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   ↑:「季節の塊」・2008年 595×670㎜。




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   ↑:②の写真の作品。「Texture of the light」・2013年 730×710㎜。



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   ↑:(上掲作品の部分図。)




 「心象風景」と言い切りたいが、ちょっとズレる。かといって、タイトルにあるよな「客観素描」という言葉には違和感を持つ。その言葉に、「心を落ち着かせて、無の境地になって、世界を異界を二次元世界に転写する」という意味を込めているのだろう。

 だが、それは作家の見果てぬ願望にも聞こえる。そもそも素描ほど肉声露わな表現はないと思っている。作品全般の印象は、感情を理知的に抑え、抑えても出てくる「何か」と格闘する、その痕跡ともとれる。痕跡ではあるが、やはり無意識、無自覚な強い願望、心象が投影されているのだろう。作品にある種の統合性があるから。もっとも、作品の調和性は見えない異界の秩序なのだ、と言われるかもしれない。

 いずれにせよ、自己を含めた世界に調和を見、無の境地になって理知的にその境界を確認してい。そして感情を・・・感情をどうしようかと思案げだ。感情を抑えても出てくる絵画ワールド、抑えるが故にわき出す細木ワールドかもしれない。



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   ↑:(一番下の作品。)「Movement of the light ⅰ」・2011年 530×455㎜。





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   ↑:(真ん中の作品)「Movement of the light ⅱ」・2012年 530×455㎜。


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   ↑:(上掲作品の部分図。)



 プロローグは昇り階段だ。繋ぎ的場だ。そこに近作がある。
 本来ならば本会場に置くべきだが、そこは喫茶店で、立って見せるにはなじまない、と思ったのか?何はともあれ真っ先に見せたかったのか?あるいは、階段ということに意味を込めたかったのか?いずれにせよ今の彼女だ。

 激しさを増している。が・・・感情と言うより全身これ皮膚感覚になりつつある。紙質の凸凹が皮膚で、皮膚という受信器そのものが表に出ようとしている。とても「客観」とは言えない。よほどこの言葉に愛着があるのだろう。作品そのものとは異質なのに。作品の成り立ちが「かくあれ(客観)」、との思いだろう。









    ---------


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 この日は札幌ドームで日ハムの野球日だった。観戦後の散々と帰る人の列姿を眺めることになった。ただ歩いている感じでオーラを感じない。「負けたかな?」・・・やっぱり負けていた。歩く姿はウソをつかない。

by sakaidoori | 2013-08-06 10:01 |  六花亭 | Comments(0)
2013年 07月 25日

2111) 「中新[ARATA NAKA] 真空スケッチ 第3期収蔵作家作品展」 六花亭・福住店 6月1日(土)~7月31日(水)

  

中新[ARATA NAKA]   

「真空スケッチ」 


     六花ファイル第3期収蔵作家作品展 

   

 会場:六花亭・福住店(2F喫茶室)
      豊平区福住2条5丁目1
      (地下鉄東豊線・福住駅から徒歩10分) 
     電話(0120)012-666

 会期:2013年6月1日(土)~7月31日(水)
 休み:
 時間:11:00~17:30

 企画:六花ファイル

ーーーーーーーーーーーーーーー(7.22)


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 博物館?図書館?と思いたくなる重厚な建物。

 1階は六花亭のお菓子売り場。何の変哲もなく売られている。
 2階が作品を展示している喫茶店。コーヒー一杯200円?250円?という安さで飲み放題。美術品陳列と言えば豪華だが、恐ろしく庶民的な開放感がウリだ。コーヒーを飲みたくて行くのではない。作品を見るのが好きだ。ついでにここの気ままさを楽しんでいる。

 喫茶店だ。お客さんに注意しての写真撮影。もちろん隠し撮りではない。知った店員などはいない。「常識の範囲内で好きにどうぞ」、がここのスタンスだ。というか、お客を見て見ぬをふりだ。厨房が忙しくて、店内は無視なのかもしれない。いえいえ、そんなことはないでしょう。これも一つの気配りです。



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 メインの美術作品陳列コーナー。
 残りは店内の壁に適当に飾られている。

 今回の中新(なか あたる)ワールドは、まるで壁に引かれたおしゃれなスケッチ。あってもなくても構わないのだが、やっぱり線があって、何かを描いているみたいで、そうするとふと優しい気分にもなれて、差し込む光も和らぐ感じで・・・あってもなくても構わないのだが、あった方が壁とも友達になれて、空気もおいしく感じて良いのかもしれない。


 以下、作品と店舗内を掲載します。「真空スケッチ」作品同様に、「真空キッサ」を気ままに感じて下さい。



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 次回へ繋がる中新ワールドでしょう。彼の基本にある、「風景」、「思いで」、「空間」、「空気という存在」、「線」・・・そして空間に線を引くという行為。引き裂かれつつも、繋がり結ばれる空間。線を結ぶことによって、過去が今と重なるのでしょう。いくつかの異相空間に特定の位置が与えられるのでしょう。

by sakaidoori | 2013-07-25 00:06 |  六花亭 | Comments(2)
2012年 11月 23日

1881) 「松田郁美 展 ~群~ 第3期収蔵作家作品展」 六花亭・福住店 11月1日(木)~11月30日(金)

松田郁美 展 

  ~


    六花ファイル第3期収蔵作家作品展 
   

 会場:六花亭・福住店(2F喫茶室)
      豊平区福住2条5丁目1
      (地下鉄東豊線・福住駅から徒歩10分) 
     電話(0120)012-666

 会期:2012年11月1日(木)~11月30日(金)
 休み:
 時間:11:00~17:30

 企画:六花ファイル

ーーーーーーーーーーーーーーー(11.22)



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 喫茶店というのにこの迫力、恐れ入った。
 ここは喫茶店だが、あまりゴチャゴチャせず、無味乾燥とも思えるざっくばらんさだ。テーブルも固定式にはせず、10人の客が来れば、それに合わせて好き勝手に配置ができる。広めの空間で空気と会話を楽しむところだ。

 この機能的というか、現代的というか、余計さを排除した間取りで、可能な限り大きな作品が店内にボンボンとある。作品にとってはお客やテーブルが装飾になっていて、それらを支配する勢いが今展の松田郁美作品にはあった。遠くから眺めて力量を発揮していた。
 鉄だ、金属だ。ジュエリー的感覚は否定しないが、重量感、存在感剥き出しのチャレンジ精神だ、清々しいものがある。

 とは言っても、今作にお洒落さは充分にある。もし、普通の発表重視の空間であったならば、この破綻なき完結さ、現代版王朝美学風が気になるかもしれない。だが、今展は買い物ついでに人の集う場で、おしゃれ感覚と金属の存在感を重ね合わせる、それもテーマだ。
 「松田郁美の金属」が「六花亭・喫茶室」でお洒落に重くはしゃぎまわる。そんな個展だった。



 追記:松田作品は部品が重なり複合し、増殖繰り返しで成り立っています。その辺りも注して見て下さい。作品の部分写真も多く載せました。参考になると思います。


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by sakaidoori | 2012-11-23 10:49 |  六花亭 | Comments(0)
2012年 10月 27日

1847) 「守屋美保 『コンステレーション』」 六花亭・福住店 10月1日(月)~10月31日(水)

  
六花ファイル 第3期収蔵作家作品展 

守屋美保 
      コンステレーション
  


 会場:六花亭・福住店(2F喫茶室)
      豊平区福住2条5丁目1
      (地下鉄東豊線・福住駅から徒歩10分) 
     電話(0120)012-666

 会期:2012年10月1日(月)~10月31日(水) 
 休み:
 時間:11:00~17:30
     (最終日は、~17:00まで)

 企画:六花ファイル

ーーーーーーーーーーーーーーー(4.29)

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 会場は2階の喫茶室。無機質的でざっくばらんな空間だ。六花亭の勧める「ニュー・リーズナブル・コーヒー・タイム、ニュー・シンプル・アート・ルーム、」だ。


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          ↑:「にのつぎ / three」・紙 耐水性ペン 2012年。


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   1985年 長野県生まれ (以前、1983年と誤記していました。11月20日訂正。)
   2008年 愛知県立芸術大学卒業
   2010年  同校大学院修了


 
 何かに触発されて心の中の襞に埋め込んでいたイメージが湧いてくる。膨らんでくる。その命名しがたいものを確認するようにして形にしていく。その為には綺麗に丁寧に濃密に、誰にでも分かるようにはっきりさせていきたい。そうすれば、一個一個の作品は別々の時と場所で生まれもしたが、一つのまとまった星の群れになるかもしれない。それは私という存在が一つという証かもしれない。私は私が一つであることを願う。
 その私を通して作品を見る人と一つの世界でくくられるかもしれない。くくられなくても、私の一つの世界は皆さんの世界と、何処かでほんの少しは近づいているかもしれない。
 私の線の網の目が、見る人の目と重なり、昨日までは「あなたと私」に重なるものがわからなかったのに、誘い合う言葉が生まれればいい。


 それにしても、女性の増殖する精神は何と男と違うことか。爆発することなく内側に内側にへばりつき、いつしか内側を変質させては未知なものを生ませようとする。それは増殖の結果の破壊に通じるものではあるが、破壊という瓦礫の山をふわっと抜けては次の目標物に焦点を合わせる。何という軽さだ。
 ぎこちなさをわざと残したようなイメージ作品もある。尖った画家自身の精神を露わにしたいのだろう。
 
画家の小指のツメは7㎝位は伸びているのだろう。そのツメに触れない方が無難かもしれない。でも気になる細く伸びきった爪だ。


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          ↑:「眠れる星」・2011年 紙 耐水性ペン。

 他の多くの線描画と違い、何と「肉」そのものに見えることか。画家は「眠り」を含意している。目を見開いたまま眠っているようだ。体内の筋肉は眠りに「無知」なようだ。


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     ↑:「浮島 2」・2011年 紙 耐水性ペン。

 このアワのような白い塊は何なのだろう。雪のような実体のあるボリューム感を伴わない。何処かに堕ちていく平面的な穴だ。


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     ↑:「ed-rawn / The conclusion has been portrayed」・2008年 キャンバス 油彩。


 喫茶室にも大きめの似たような作品があるが、どちらもキャンバスに油彩だ。てっきりペンだと思った。
 油彩のドローイングは、線描の一様な図柄と無地の白で成り立っている。まるで心理学の精神分析を見る思いだ。描かれない白、そこは膨らむのか?線で埋められのか?あるいは、線描は白で埋められるのか?他を埋め尽くすのか?「あなたは線の味方?白の味方?」


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     ↑:「the prey」・2012年 455×380㎜ 紙 耐水性ペン。
     
 サイケな作品だ。いろんな生き物が重なり合っている。それにしても「白」の部分が不気味だ。どの作品も「白」が魅力的だ。



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by sakaidoori | 2012-10-27 08:08 |  六花亭 | Comments(1)
2011年 05月 01日

1521) 「山本雄基・個展 『グレーゾーンが踊っている』」 六花亭・福住店 終了4月1日(金)~4月30日(土)

○ 山本雄基・個展 

     グレーゾーンが踊っている
 


 会場:六花亭・福住店(2F喫茶室)
      豊平区福住2条5丁目1
      (地下鉄東豊線・福住駅から徒歩10分) 
     電話(0120)012-666

 会期:2011年4月1日(水)~4月30日(金)
 休み:
 時間:11:00~17:30
     (最終日は、~17:00まで)

 企画:六花ファイル

ーーーーーーーーーーーーーーー(4.29)

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 お菓子の六花亭。
 帯広の本店には北海道的な広い柏林に、ゆったりとした美術館を持っている。幾つかの建物があり、散策気分で一日を楽しむことができる。
 また、ある支店では音楽会を催したりと芸術に明るく、一見リッチ高級志向に思える。今回掲載の福住店のたたずまいも広い駐車場があり、煉瓦造りの建物といい、何やら敷居が高そうだ。(いったいこの建物は何だったんだろう?)
 ところが2階の喫茶室に入ると、余計な物は一切無く、イスもテーブルも安直この上ない。それらは簡単に移動できるし、お客さんの数に合わせて幾通りにも配置換えも可能だろう。そしてケーキやコーヒーのお値段、いわゆる「リーズナブル」、お安く気軽にどうぞ、というものだ。「リッチとリーズナブル」、まさに日本が到着した姿を正直に表現した店舗戦略だ。

 そういう現在日本市民感覚のお店で、山本雄基・作品が常設のようにして白い空間に並んでいた。
 その日は祝日でお店は大盛況、お客さんはだんだん増えていき、とうとう座って並び始めた。ゆっくりと店内との関わりで作品を載せたいがとても無理だった。

 作品のある喫茶店は2階、その様子です。


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 そして2階に至る階段の壁。


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     ↑:(見上げれば、そこは山本グレーゾーン。)


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     ↑:(今展一の小ささ。でも、色燦々、光り燦々で一番幸せ気分。当然ながら売れていた。幾らだろう?。右側の写真は小品を横から撮ったもの。絵の重なりを確認して下さい。)



 今展の目玉は6点組の作品だろう。まさしく山本・レインボーで、ここの空間、この壁面、そして喫茶店を考えてのものだろう。会場にフィットして、目立たずに心なごませ華やいでいる、それがコンセプトだろう。もちろん、山本雄基が作品に込める「見える見えない」というテーマが、この空間でどう活かされるかをためしているのだ。

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 何てハッピーな絵だろう。一点の曇りもない。
 「見える見えない」、見えるところも見えないところも良い気分、とはこういう作品をいうのだろう。色が何層にも重ねられている。その間間に水玉がある。その模様や色が絵画という空間の中で息づいている。「踊っている」と氏は語る。
 画家はいつものように、簡単な言葉ではあるが難しく自作を語っている。確かにその言葉は画家には絶対に必要だろう。だが、作品は「うるさい」と言っているようだ。「そんな言葉でないと僕の良い気分を語れないのか!僕を生んだ山本雄基パパ、パパの気持ちは分かった。でも、僕はパパの言葉の奴隷じゃないよ。美味しくケーキが食べれないじゃないか」、6色レインボーは「作品の自立」を訴える。さて、山本パパは語るのを止めるだろうか?山本雄基という若さが、作品を離れて僕らに訴えたいのだろう。そういう意味ではまだ画家でないのかもしれない。

 喫茶店の真ん中で、画家直前の姿で仁王立ちしている。若さの眩しい山本雄基であった。



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 この日は自宅でコーヒーを飲み過ぎた。お昼に甘すぎるお菓子を食べた。だからミニ・パフェを食べた。350円。)



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     ↑:(2階の喫茶室からの風景。)


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     ↑:(店舗の裏側の風景。畑もあり、新しくはあるが時代がかったレンガ倉庫。)

by sakaidoori | 2011-05-01 11:09 |  六花亭 | Comments(2)