栄通記

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カテゴリ:アートスペース201( 82 )


2014年 07月 26日

2428)「『海老AB展 ビセン2GA・2GBポスター展」 アートスペース201 7月325日(木)~7月29日(火)

        

ビセン 2GA・2GB ポスター展 

     海老AB展」            



 会場:アートスペース201 6F 全室 
      中央区南2条西1丁目7
       山口中央ビル 6階 室
      (東西に走る道路の南側。)
     電話(011)251-1418

 会期:2014年7月325日(木)~7月29日(火)
 休み:水曜日(定休日)
 時間:10:00~19:00

ーーーーーーーーーーーーーー(7.25)


 大きくすっきり楽しい展覧会だ。

 ビセン(北海道芸術デザイン専門学校)の課外授業の一環展でもある。グラフィック専攻の二クラスの学生達だ。授業だから専攻学生は全員出品している。先生も在廊している。生徒も4人、受付を兼ねての出席。

 「ポスター展」、テーマは「わたし」。それと小冊子が並んでいる。6階3部屋での展示だが、まずは右側の部屋を載せます。「私」に注目して下さい。





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 中央にぶら下がっている作品は裏表別々です。このぶら下がりポスターはトリッキーな印象を会場に与えていた。





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 テーマが「わたし」とはなかなか悩ましい。だからというわけではないのだろうが、ポスターに付きものの標語だとか、月日や時間を明示した必要不可欠な告知文はない。だから、「わたし」ということがわからなかったら戸惑うかもしらない。

 ですから、以上のポスターを「わたし」として見て下さい。
 この場合、ほとんど全員が「自分自身」をテーマにしている。「『私』というものを人はどう考えるか?」という視点はない。だから、デザイン性の強い「絵画」ともいえる。


 どれもこれも面白くて、「この作品!」を選ぶことができなかった。主観性オンリーだし、学生の説明文も肉声を伝えているし、これはこれで一つの青春群像展だろう。






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   ↑:丸尾美波、「重ねる」。


 ピンクの◯◯でできている。重なって色も濃くなって、煙のようの舞い上がっている。気持がふんわりと大きくなっていく。一番好きな作品かもしれない。
 丸尾美波君は、「◯の形は自分で、だんだんと成長していく姿」と記している。こんなに淡くピンクに成長するなんて考えもつかない。見習いたいものだ。






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   ↑:橋本千春、「19」。



 セピア色でもないし、懐古趣味でもないのだが、今の「19歳のわたし」に過去のいろんな事が詰まっているという感じ。画面一杯に気を配り、動きも強さもあって目を惹いた。一枚の紙が映像のようでもあった。






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 小冊子は好き勝手に作っていいとのことだ。だったら、落書きお絵描き小さいの大好きな学生のことだ。小綺麗にすることだけを考えればいいのだから楽なものだろう。無理なく自然な小冊子軍団だった。



 

 次は真ん中の部屋です。




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   ↑:渡辺花梨、「Rising Mind」。






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   ↑:(?)。






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   ↑:奈良岡紗瑛、「N」。



 デザイン的には細い感じで完成度がもうちょっとか。でも、手作り風のレタリングを多用したり、空間の取り方とかで、やさしさとか暖かさを感じてしまった。「やさしいデザインで賞」でしょう。





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   ↑:石井麻保子、「他力本願系女子」。


 
 タイトルが素晴らしい。「他力本願」、「皆様のおかげで今の私はあります」の意だろう。でも、「彼方任せの人生」とか、「男が働き、あたしは好きな人生をおくる」とか、情けない意味にも取れるし、ブラック・ユーモアにもなる。頭の中が一杯一杯だから、キャラに収めてスッキリしているのかもしれない。






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   ↑:北川沙織、「私」。



 ちょっとニヒルな「私」だ。



※ 以下、今展に関する余談。

 絵画としての「私・自画像」はよく知られるところだ。ところが、今展のようにデザインやキャラ性の高い中で、ストレートに「私を表現する」というのは意外な盲点だ。
 今展の学生は、大半が女性で二十歳前後だろう。「女、真っ盛り」というよりも、「女(おんな)
予備軍としての『女の子』青春群像」だ。そして、「女の子」であろうがなかろうが、女性は自分自信を鏡でいつも見ている。そういう女性が「私」を絵画という枠でなく、何でもありの様式で取り組んでいる。
 テーマとしての「私」は決して自画像である必要はないであろう。「『私』という客観的存在を人はどう見つめているか?」とか、「『私』≒表現者の学生自身」という作品もあっていいと思う。
 が、今展の多くの作品は「自画像としての『私』」ばかりだ。ところが、見慣れている「絵画」ではなく、「キャラ」や「デザイン」で表現していて、そのことが意外に新鮮だった。



 閑話休題、展覧会の様子を伝えます。




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   ↑:亀山貴大、「子孫繁栄」。



 さすがは男子学生だ。高みから自分を見つめている。
 「子孫繁栄」は個人にとっても社会にとっても望ましい。が、「表現」となると価値あることでも「本当にそうかな!」ということになる。「増殖」が「永劫循環」にもなっていて、ブラックユーモア」どころではなくなる勢いだ。







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   ↑:宇賀友里奈、「LOVE」。



 作品としては余白の部分が軽すぎた感じだ。それと、頭の中のものたちも重なりもせずに動きが乏しい感じ。
 ところが、この余白部分にキャッチコピーや、例えば展覧会のタイトルや月日などの項目を入れると、作品の表情がもっと生き生きする感じだ。
 自立度は弱いが、他の要素とのマッチングは格段に良いと思う。






 最後は左側の部屋です。各部屋各部屋に気になる作品があるので、満遍なく報告することになりました。




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   ↑:中川原茉奈、「産みの苦しみ」。



 キツイ作品だ。学生の解説文も、作品以上にストレートな言葉で吐き出している。
 でも、このキツサを「産みの苦しみ」と語っているところに出口がある。





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   ↑:紺野静香、「おちょぼぐち」。



 自分のコンプレックスである「おちょぼぐち」がテーマ。
 たらこ唇で不気味に遊んでいる、そんなイメージだった。コンプレックスだったのか。こうして綺麗に?吐き出したら気持ちよかっただろう。

 しかし、僕もおちょぼぐちだがコンプレックスなど感じたことはない。同じ現象でも人それぞれなんだな。





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   ↑:芳賀彩緒里、「リュックの中身は?」。



 明るくて楽しい気分になってしまった。





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   ↑:藤田あい、「my hert is with you」。


 写真の好きな人なんだな。大きなカメラに小さな写真の組み合わせに発表者のカメラに対する愛を感じてしまった。





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   ↑:横溝静紅、「逃走劇」。



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 男が走って逃げているのか?女である横溝静紅が走っているのか?
 「男」が転がっている。

 いずれにせよ、男と闘っているのだろう。男と闘う?もちろん、「愛」という闘争なんだろう。
 作品はまだまだスポーツ選手のようだ。将来の男女相食む肉弾戦の予行練習かもしれない。





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 セーラー服の小冊子をめくっていたら、「下から覗いたら見えますよ」と受付嬢に教えてもらった。「ありがとう」と応えて実践した。確かに・・・。




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 「火曜日までです。是非見に来て下さい!!宜しくお願いしま~~す」

by sakaidoori | 2014-07-26 23:47 | アートスペース201 | Comments(0)
2014年 07月 07日

2399)「三大学合同写真展2014(札幌学院 北星学園 酪農学園)」 アートスペース201 7月3日(木)~7月8日(火)

    

三大学合同写真展 2014 

 札幌学院大学
 北星学園大学
 酪農学園大学
           



 会場:アートスペース201 5F 全室 
      中央区南2条西1丁目7
       山口中央ビル 6階 室
      (東西に走る道路の南側。)
     電話(011)251-1418

 会期:2014年7月3日(木)~7月8日(火)
 休み:水曜日(定休日)
 時間:10:00~19:00
      (最終日は、~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーー(7.5)


 それなりに楽しんだ。

 全体の印象としては、インパクトの強い作品が少ない。大所帯だから一人一作品なのは仕方がないが、そういう時はやっぱりより大きく出さないと!合い言葉は「大きく沢山!!」。ただ一枚の小さい作品を見ながら、「良いですね~」とか、「可愛い~」では、全く良くないし可愛くない。そういう楽しみ方は全てが許される恋人同士でするものだ。大きく沢山出して上手くなろうではないか。小なりとも芸術家の心意気を味わって気分を大きくしようではないか。

 ランダムに沢山撮ったのだが、1年生の作品が多かった。素直で簡単な視点が好印象なのだろう。



 学生3人と会話をした。どなたもそれなりに良い作品で、勝手に話を弾ませた。おかげで情報漏れにもなった。仕方がない。

 以下、会場風景を交えながら、個別作品を掲載していきます。大人数です、ほんのわずかの掲載です。




 会場は二部屋。右側のB室から始めます。



 (以下、敬称は省略させていただきます。)




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 左側の作品、タイトルが「見返り美人」だ。確かにそうだ。ニコニコしながら名付ける学生の顔が想像できて微笑ましかった。将来は美人かもしれないが、今は生き生きおませガールだ。良い雰囲気。





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   ↑:北星学園大学4年・高橋徹)、「つじつま」。




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 これは良い!

 普通の小さい作品を綺麗に沢山集めた。日常スナップに完璧に徹して、青年達の馬鹿さ加減や、自然や街角やあれやこれやを切り取っている。作品はあまりにも普通、フツウ、ふつう・・・普通以上を全く出ないのだが、「日常」が強く僕の目に迫る。これをリアルというのか?

 なぜこの作品を良いと思うのか?良い作品と感じる秘密がここにはあると思う。一考に値する問題だ。


 (それはともかくとして、作家やタイトルのメモを忘れた。T君ではと思うのだが、何とかして調べて記したいと思います。ゴメン!)






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   ↑:北星学園大学4年・榊原壌史・「ぐ」。



 全作とこの作品が飛び抜けて印象に残った。

 バカでかい作品は無理だから、貼り合わせだ。そうかもしれないが、切り貼りや不自然な合成が作品の良い味になるのが写真の強みだ。こうして大きく見せる榊原壌史に拍手喝采を贈ろう。

 裸婦(裸美人)だ。大きく引き延ばしているから粒子は粗く、しかも色味も淡い。「寝たくなる女」というより、「砂に混じり意識することを止める、そして見られる女になる」。

 この色調や粗さがベストかどうかはわからない。切り貼り具合は普通で、それがベストかどうか?だが、これだけ大きくすれば、いろんなことが見えてくるだろう。






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   ↑:札幌学院大学2年・永綱春奈、「くっだらともだち」。



 にやけたノビタ君だ。表情や仕草は、なんともバカ者というか若者というか・・・締まりなく涎を流さんばかりだ。憧れの彼女を眺めているみたい。そういう仲間を愛を込めて「くっだらともだち」と名付けた。

 今作はうまくいった。こういうのを最低でも4枚位は出品しないと。

 何を聞いても、「写真部に入ったばかりでワカラナイッス・・・ワカラナイッス・・・」とニコニコ顔の永綱春奈。笑顔を撮るのが好きな人かもしれない。人間の喜怒哀楽を永綱流にいろいろと切り取って欲しいものだ。






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   ↑:北星学園大学1年・大原美緒、「STOP」。



 会話した学生だ。これも良い作品だと思う。

 街のいろんな表情がコンパクトに凝縮していている。直線、曲線、丸・・車に建物に木々、そして白と黒の対比と、あれこれあるのだが煩くなくてしっかりしている。しかも、ちょっとピンボケで、で、見る側の意識や視点を優しくしている。鑑賞者は透明人間感覚で街を散歩している気分になる。ミラー効果というものか。

 1年生だ。今回は2枚だが次回は10枚だ。シリーズでもいいし、「うまく撮れた10枚」、いや「うまくない10枚」だっていいではないか。何でもない風景をちょっとヘンチクリンに、それがちょっぴり心にふんわり残れば。そんな気持で写真に取り組んでいるのだろう。さぁ~、一杯撮って、沢山大きく!!






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   ↑:北星学園大学3年・藤岡尚太郎、「秘密基地」。



 壊れた世界が好きな学生だろう。しっかり強く見つめているのが良い。
 一方で、性癖だろうが綺麗に型にしてしまう学生だ。綺麗さは悪いことでもないし、撮影者の美学だから仕方がない。


 ということは「廃墟的被写体」と「きちっとした美学」をどんな風に重ね合わせるかだ。「撮りたい思想」と「見せる美学」との関係だ。その辺がこの作品では弱いから、作品が平板になった。

 自身の若さというエネルギーをどこに持って行くかの問題だと思う。「壊れ」が好きなんだが、「壊れ」という対象の生命の痕跡のなれの果てに対して、表層の美学で覆ってしまった。だから、被写体に対していくつかの距離感を保って迫っていても、「こうしたら綺麗に見えるだろう」という「知恵」が作品の前に出てしまった。撮影は無我夢中の場合や計算ずくの場合といろいろだが、「被写体」と「撮り手の知恵」は強い緊張関係こそ望ましい。特に、こういう「壊れ」の場合は。

 最終的には自己の美学中心になるはずだ。だからこそ今は「壊れ」に強く拘らないと。そこにもっともっと撮影者自身のエネルギーを注がないと。エネルギーそのものに汗しないと。もっともっと闘わないと。
 藤岡尚太郎君、もっともっと頑張って下さい!






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   ↑:札幌学院大学1年・碓井絵里香、「ねむたい」。


 顔でねむけて、ボケピンでねむけて。でも何故か強い作品で、本当にねむいのかな~。真剣な眼差しだ。






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   ↑:札幌学院大学1年・木戸春希、「凜」。



 タイトル通りの作品だ。清々しい1年生だ。







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   ↑:北星学園大学1年・仁部敦元、(4枚組の1枚で、全体タイトルは)「光の道筋」。


 
 (アップした個別作品。)
 レールを見ているのだが、光と線路に導かれて奥の方に自然に目が行く。するとそこには何かが写っている。よく見ていくと鮮明になっていく。それでも部分部分が際立つだけで全体が定かではない。それでも、「何かがある」という意識がレールの先に人を追いやる。






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   ↑:北星学園大学1年・村田主馬、「影法師」。




 シリーズで撮っているのだが、撮り手の生理を確認しているような作品群だ。







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   ↑:(英文学科)2年・高野可奈子、(ノンタイトル)。 



 動物の表情にチャレンジ。組作品を全体で楽しんだ。そして、上掲のような切り口を見つけた。なかなかキツイ表情に迫る高野可奈子だ。





 余裕があれば隣室も報告したいですが・・・?

 ②に]続きたいのですが・・・。

by sakaidoori | 2014-07-07 09:19 | アートスペース201 | Comments(2)
2014年 02月 20日

※※) 「対展」終了

    
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 何はともあれ、18日火曜日18時40分に無事終了しました。撤去も問題なし、作品の返品や資料配布など若干の作業がありますが、小さな小さなイベントの終了です。

 4名ほどの方が来年の参加希望です。これは意外でした。
 参加撮影者の多くも来年の意欲を語ってくれました。無理なく継続活動ができるのも良いことです。

 来場者数ですが約125名位でしょう。この中には参加者親族も入っています。正直言って少ないでしょう。何だかんだと言って、「栄通記」あっての今展です。が、「栄通記」の動員力もしれたものでした。そのことを確認できたことが収穫です。
 何事も「初めてだから」という言葉に免じて良しという数字にしましょう。これが今展の実力であり魅了なのです。仕方がありません。

 
 間違いなく参加作品のコメントをこのブログに記していきます。ですから、ブログ上はまだまだ続く「対展」です。宜しく。



 寒い中をわざわざお越し下さった方々、ありがとうございました。
 来れないまでも、今展に関心を抱かれた方々、今後もよろしく。

 来年も「対展」として開催するつもりです。その時も再度よろしくお願いします。






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 恒例の打ち上げです。飛び入り女性含めての6名です。始まりはしっかりと各自の今展への感想です。

 顔は変わっていても、来年もこういう写真を載せれたらいいですね。







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   ↑:会場休憩所から見た屋外の風景。

by sakaidoori | 2014-02-20 18:20 | アートスペース201 | Comments(4)
2014年 02月 17日

2349)③「対展 若手による2点1組の写真展(企画/丸島 岩村)」アートスペース201 2月13日(木)~2月18日(火

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対展 若手による二点一組の写真展              



 会場:アートスペース201 6階C室   
      中央区南2条西1丁目7
       山口中央ビル  
      (東西に走る道路の南側。)
     電話(011)251-1418

 会期:2014年2月13日(木)~2月18日(火)   
 休み:水曜日(定休日)
 時間:10:00~19:00

 問い合わせ:丸島均 電話・090-2873-2250 

 企画:丸島均 岩村亮太 

 DM担当:宮崎茜   

 【参加作家】
 阿部雄(札幌大・写真部OB)    岩村亮太(小樽商大・写真部OB)    
 風間晴香(小樽商大・写真部OG)       金侑龍(CAI・卒)     
 酒井駿(札幌学院大・写真部OB)    清水隆利(小樽商大・卒)
 高橋彩美(札幌ビジュアルアート・卒)   多田浩二( )
 二宮翔平(札幌市立大・卒)       細野佑太(札幌ビジュアルアート・卒)
 宮崎茜(北海道教育大・写真部OG) 酒井樹生(みきお 北海道工業大・写真部OB)
 

ーーーーーーーーーーーーー(2.13)


 2346)①、2348)②の続き。


 今日明日と、あと二日間です。初期の予感通りというか、来館者はイマイチです。ただただ、一人でも多くと願うばかりです。


 なかなか作品の個別掲載ませはいきません。今も時間がありません。
 以下、若干の会場風景を載せるだけです。



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 「ご講評」という感じです。実際そうです。このお人からは感想を聞かねばなりません。



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 次は、髪を染める前と後の二宮翔平です。
 彼は背が高くて色白で、いかにもイケメンという感じのハンサム優しき青年です。それに声も良い。僕の真逆な風貌と思って下さい。



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 決して深刻な関係ではないのですが、写真の切り抜きとは変なものです。




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   ↑:左側、酒井樹生。右側、高橋彩美







 それでは。


 本日も僕は会場にいます。もし、このブログを見て来られることがありましたら、「マルシマさん」と声をかけて下さい。

by sakaidoori | 2014-02-17 09:05 | アートスペース201 | Comments(3)
2014年 02月 15日

2348)②「対展 若手による2点1組の写真展(企画/丸島 岩村)」アートスペース201 2月13日(木)~2月18日(火

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対展 若手による二点一組の写真展              



 会場:アートスペース201 6階C室   
      中央区南2条西1丁目7
       山口中央ビル  
      (東西に走る道路の南側。)
     電話(011)251-1418

 会期:2014年2月13日(木)~2月18日(火)   
 休み:水曜日(定休日)
 時間:10:00~19:00

 問い合わせ:丸島均 電話・090-2873-2250 

 企画:丸島均 岩村亮太 

 DM担当:宮崎茜   

 【参加作家】
 阿部雄(札幌大・写真部OB)    岩村亮太(小樽商大・写真部OB)    
 風間晴香(小樽商大・写真部OG)       金侑龍(CAI・卒)     
 酒井駿(札幌学院大・写真部OB)    清水隆利(小樽商大・卒)
 高橋彩美(札幌ビジュアルアート・卒)   多田浩二( )
 二宮翔平(札幌市立大・卒)       細野佑太(札幌ビジュアルアート・卒)
 宮崎茜(北海道教育大・写真部OG) 酒井樹生(みきお 北海道工業大・写真部OB)
 

ーーーーーーーーーーーーー(2.13)


 2346)①の続き。



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 2014年2月14日午前9時54分。地下鉄大通駅35番出口からの風景。

 昨日は初日、部屋の準備不足もありかなり早めに会場に行った。今日はのんびりだ。10時までに行けばいい。『何か良いことがあれば』、そんな期待だ。『さて、何人来てくれるのだろう?』、期待は膨らむばかりだ。


f0126829_002835.jpg  結論から言えば、本日の来場者は10名。ちなみに昨日は約30名。きっと少ない数字でしょう。仕方がない。これが僕らの実力だ。それはそれ、のんびりした時間だった。知り合いも来てくれ、仲間も何だかんだと4人も来た。まずは喜ばしき2日目だった。






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 さて、個別紹介に入る前に、展示の仕方を含めた今展の自己評価を簡明に記しておきます。


 今展の内容以前の内部的な自己評価(参加者の選考、各種準備、参加者相互の意思の疎通、今後の見通し)は別の問題として改めて記します。あくまでも展覧会の見た目の問題です。



 ① テーマである『対』という表現形式に関して。良し。

    この点に関しては満足しています。いろんな見方、考え方、取り組みがあるのだなと感心しています。「他の人はどうするのだろう?自分の作品が他と上手くかみ合うのかな?」という心配が各自それなりにあったと思う。12者12様で自慢できるものです。





 ② 被写体に関して。遊び、心象性、ロマン、美、意外性、空気感等々多々でそれなりに面白い。

    やはり社会性を打ち出す作品が皆無に近かった。この点に関しては、今展に限らず札幌での写真展一般にいえるので、時代の風潮なのだろう。
 細野佑太が通勤などの大衆一般を正面から撮っているのが頼もしい。それだけに、彼の作品が小振りなのが何とも残念でたまらない。

    一方、酒井駿は最後は好きな夜空に徹したのが良い。不本意なできだが「好きな被写体」で大きく臨んだ。北見から愛を込めて送ってくれた。それは鑑賞者にとっては無縁なことなのだが、この強い姿勢がなければ面白くない。僕は「何を出しても結構。ただ、作風ではなくて強い気持ちの作品を出してくれと頼んだ。何を出しても、その人の実力はそれなりに出るものだ。あとは拘りを問い、財産にすべきだろう。

 逆にいろんな「遊び心」を見れたのは良かった。
 金 侑龍は極小作品で意外性と遊び心丸出しで臨んだ。こういう表現もあるのだが、残念ながら今展に関しては却下だ。なぜなら、A4以上というルールを設定しているから。しかし、12人もいればこういう表現者もOKではある。天の邪鬼は表現には付きものだ。ただ、参加者との相互交流は上手くいくのだろうか?「関係ない」と言ってしまえばそれまでだが。 

   



 ③ 作品の大きさと、その結果生まれる全体の展示構成。やや不満。

    それなりの自己主張と見やすさが両立しているから「良し」ともいえる。
 が、僕は少々の見やすさを犠牲にしても、もう少し大振りの作品が欲しかった。こぢんまりとまとまるのが今展の目的ではないから。そういう意味でも、細野佑太が大きければと、彼には残念さが加わる。要するに僕は彼に多大な期待をしている。その期待の効果があってか、膨大な見本作品を持ってきてくれた。会場外に置いています。見本とは言え、素晴らしいとしか言いようがない。

 逆に多田浩二は企画者の意図を明快に理解し、大きく世界を作った。嬉しいと同時に救われた気分だ。写真家でない彼が一番大きな作品だ。企画を手がける人だからか。




 ④ 総合評価は?


   僕は他人に厳しく自分に甘い。自分の展覧会です。まずまずの成果だと思っています。鑑賞者の忌憚のない意見を聞きたい。宜しく。






 個別紹介をするつもりでしたが、③に続くです。



 以下、いくつかの作品毎に載せます。


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   ↑:右から:清水隆利、岩村亮太




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   ↑:右から:宮崎茜、酒井樹生、細野佑太




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   ↑:右から:風間晴香、酒井駿




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   ↑:右から:金侑龍、阿部優




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   ↑:右から:二宮翔平、高橋彩美




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   ↑:中央、多田浩二








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   ↑:(会場外に設置された参加者紹介コーナー。)






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   ↑:左側、細野佑太
   ↑:右側。上段が酒井駿(北見市在住)、下段が酒井樹生(旭川在住)。

by sakaidoori | 2014-02-15 01:29 | アートスペース201 | Comments(6)
2014年 02月 13日

2346)「対展 若手による2点1組の写真展(企画/丸島 岩村)」 アートスペース201 2月13日(木)~2月18日(火)

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対展 若手による二点一組の写真展              



 会場:アートスペース201 6階C室   
      中央区南2条西1丁目7
       山口中央ビル  
      (東西に走る道路の南側。)
     電話(011)251-1418

 会期:2014年2月13日(木)~2月18日(火)   
 休み:水曜日(定休日)
 時間:10:00~19:00

 問い合わせ:丸島均 電話・090-2873-2250 

 企画:丸島均 岩村亮太 

 DM担当:宮崎茜   

 【参加作家】
 阿部雄(札幌大・写真部OB)    岩村亮太(小樽商大・写真部OB)    
 風間晴香(小樽商大・写真部OG)       金侑龍(CAI・卒)     
 酒井駿(札幌学院大・写真部OB)    清水隆利(小樽商大・卒)
 高橋彩美(札幌ビジュアルアート・卒)   多田浩二( )
 二宮翔平(札幌市立大・卒)       細野佑太(札幌ビジュアルアート・卒)
 宮崎茜(北海道教育大・写真部OG) 酒井樹生(みきお 北海道工業大・写真部OB)
 

ーーーーーーーーーーーーー(2.13)



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   ↑:(会場のあるビルから近くの交差点を撮る。)



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   ↑:(会場・アートスペース201のある山口中央ビル。ここの6階)





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   ↑:(6階着。エレベーターのドアが開いた時の風景。)





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 両親だ。
 会場入口に立てばいやが上にも目に入る。対として、両親を選んだ行為に企画者は心打たれた。私は真っ先にこの作品を、一番良い場所に置いた。今展の第一の骨格だ。清水隆利の対作品。






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 会場に入るなり、一番大きな存在として手が迎えてくれる。今展の第2の柱だ。多田浩二の対作品。



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 入口にギラギラ赤く目立つ作品を並べた。今展の第3の柱だ。高橋彩美の対作品。




 展示は岩村亮太に任せたはずなのに、展示の骨格は僕が決めてしまった。

 以下、会場風景は・・・




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 第一号、第二号のお客さんだ。訪問者だ。嬉しくって嬉しくって、何かをあげたいが何もない。せめては僕と話し込んで楽しんでもらおう。




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 左回りで作品群として掲載します。



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 縦並びの対作品は酒井樹生。実家は札幌だが、仕事で旭川在住。日曜日には作品を見に札幌に来る。嬉しいことだ。
 仕事の都合で、参加は保留だった。だから、DMに彼の名前はない。それでも、期するものがあるのだ。忙しさをいとわずに、急遽出品。どんな人物か見て下さい。



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 酒井樹生(さかい みきお)。昨年北海道工業大学を卒業。同大学写真部OBだ。

 彼は平岸高校の卒業生という。2期生だ。瞬間、コンチネンタル・ギャラリーでの平岸高校美術発表展のことを思い出した。最終日にたまたま見に行った。生徒間でのトークのような、作品紹介のようなことをしていた。司会の女学生は私服スタイルで元気と威勢がいい。名指しされた男子生徒がたじろいでパクパクして対応していた。完全に腰は引いている。ならばと女学生は勢いを増し、そうすれば益々男子生徒は顔を赤らめて後ずさる。アッ、あの男子生徒が酒井君だったのでは!やさしく可愛くおとなしく・・・、その風貌は変わらない。目の素直さ直向きさをこの時始めて知った。





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 左側の段違いの対作品は酒井駿
 彼は北見在住で、作品は郵送。被写体は夜空だ。なかなか満足すべき色にはできなかったと語っていた。不本意だろう。だが、ここが出発だ。それに、本人が納得できなくても、作品は一人歩きする。どういう歩き方かをするのだろう。その確認も大事なことだ。彼はその反応を直接には知り得ない。常駐の僕がその手助けをせねばならない。




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   ↑:(2014年1月2日。)



 正月に街の喫茶店で会うことができた。2年ぶりだ。初めて会った札幌学院大学写真部卒展の時に、簡単だが将来するかもしれない写真展のお誘いをした。本当に嬉しそうな顔をして「是非、やりたいっすね~」との即答だった。
 音沙汰も無しに1年半後に電話をしたら覚えてくれた。そして、前回と同じように即決で参加してくれた。その時は札幌だったが、その後北見に転勤。そして正月2日に打ち合わせだ。

 2年前と同じよう笑顔だ、「自分でもいいっすか~」と、遠慮がちだが弾む声が印象的だった。誘ってよかった。





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 12人の対作品。明日は個別掲載します。

 是非お越し下さい。何にもありませんがお話をしましょう。「栄通記みたよ」と言って下さい。




ーーーーーーーーーーーー



 本日の朝日。




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   ↑:(2014年2月13日午前7時。)

by sakaidoori | 2014-02-13 23:39 | アートスペース201 | Comments(0)
2013年 08月 27日

2170)「私大合同展 (4大学美術部合同展)」アートスペース201 終了・8月22日(木)~8月27日(火)

    


私大合同展 

  北星学園大学アートクラブ 
 北海道工業大学美術部 
 札幌学院大学美術部 
 北海道武蔵女子短期大学美術部
  

              


 会場:アートスペース201 6階 A室  
      中央区南2条西1丁目7
       山口中央ビル  
      (東西に走る道路の南側。)
     電話(011)251-1418

 会期:2013年8月22日(木)~8月27日(火)
 休み:水曜日(定休日)
 時間:10:00~17:00

ーーーーーーーーーーーーーー(8.27)


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 美大に関係しない大学生が絵を楽しんでいる、できれば作品を通して、いろんな人と話をしたいな。大学の中だけの絵だから、街にでて皆さんと交流したいな、そんな展覧会です。

 参加学生が多いので、どうしても小振りになり、一人の作品数は一点になりがちだ。その辺はもの足りない。何人かはもっとはしゃいでもと思う。

 そんな中で、面白い学生に出会った。その1年の女学生作品を中心に語ろうと思う。
 その前に、全作品を載せます。



 会場を時計回りに進みます。


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 さて、お目当ての学生作品は--



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   ↑:北星学園大学1年・Wendie Takamiタカミ)。左から、「Kill me」、「Niki」、「The Light House」。


 作品としてはそれぞれが小さく光っている。左側は自虐的なのだが、絵としては凄みが薄い。もっともっと墜ちないと。
 真ん中は絵としては一番良いのだろう。良いはずだ。彼氏かどうかは知らないが、格好良く描いてあげましょうと、大きく相手と向き合っている。
 右側は幼稚さが魅力なのだろう。

 だが、今の段階で作品がどうのこうの言ってもしれている。まだまだだから。
 それよりもタカミの絵に対する意気込み、情熱は凄い。アートをもっともっとやりたい、と騒いでいた。ノーテンキなやる気はどこまで本気か、長続きするのかと心配もあるが、絵描きの卵としては好感度200%だ。いや、これほど前向きな、オーラ出しまくりの画家志望者は初めてだ。

 「今の大学を卒業したらフランスに行きたい。英語は大丈夫だ。今はフランス語を勉強している。自分の絵の型はまだまだだ・・・、私、アトピーだから自分の体を刻んで殺して生まれ変わりたい、そんな絵なんです。感情の起伏が激しいんです。この自分を刻んだ絵、鬱の時に描いたんです」

 「そうか、鬱の時か。ならば、凄みのある絵を描きたかったら鬱になったらいい。絵を描くから苦しむことはない。苦しみを全部絵にしたらいい」
 「それって、暗くないですか?」
 「暗いさ!だから良いんだ。自分の生の姿が絵に投影さえて、自分の絵になるんだ。そして鬱が回復したら、その時の絵を見せまくりに行ったらいい」

 ・・・

 そんな馬鹿話のような真剣なような、楽しき時間を過ごした。18歳の女学生と60歳の初老の会話だ。情景を想像して欲しい。

 とにかく沢山描くことだ。50号ぐらいも平気で描ける、時には壁で一気描きもできる。そして見せる機会を増やすことだ。
 大学1年とは素晴らしい。決して遅い始まりではない。頑張り給え。作品展がある時には教えて下さい。



 線描画、鉛筆画の類を記録したいと思っている。それらを含めて、何点か個別作品を載せます。



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   ↑:北星学園大学・平井美宇、「クワガタと猫」。




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   ↑:北海道武蔵女子短期大学・近間加奈恵、「線」。




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   ↑:北海道工業大学・高橋和奏、「夢中」。




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   ↑:北星学園大学・小杉茉由、「ひつじ」。

 描き手の小杉さんも羊さんみたいな人でした。優しさはそのままで、だんだんと強くしたらと思った。




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   ↑:北星学園大学・福永奈実、「#4046」。

 面白い絵だ。




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   ↑:北海道武蔵女子短期大学・桐木麻有、「珊瑚」。


 珊瑚よりも、青い世界の真ん中に何かがあるような感じがしたのが良かった。




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   ↑:北星学園大学・田淵圭祐、「女神」。


 シルバーの色は着色ではありません。
 シルバー粘土を乾かして、焼いて、磨いて、できあがり。と、田淵君は言っていました。
 小さいのが好きな田淵君。次回は最低でも10個だね。できれば30個!お願いします。



 タカミのスケッチ帳からもらった作品を載せます。


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by sakaidoori | 2013-08-27 23:51 | アートスペース201 | Comments(5)
2013年 08月 07日

2132)「芸術団Jam.24(加藤裕一 木村真哉 宮崎亨 八子晋嗣)」アートスペース201 終了8月1日(木)~8月6日(火

芸術団Jam.24 

  加藤裕一 
 木村真哉 
 宮崎亨 
 八子晋嗣
            


 会場:アートスペース201 6階 A室  
      中央区南2条西1丁目7
       山口中央ビル  
      (東西に走る道路の南側。)
     電話(011)251-1418

 会期:2013年8月1日(木)~8月6日(火)
 休み:水曜日(定休日)
 時間:10:00~19:00

※ ワーク・ショップ ⇒ 「エゾシカの角でワーク・ショップ」
            8/4(日) 13:00~12:00 無料


ーーーーーーーーーーーーーー(8.6)

 (以下、敬称は省略させていただきます。)


 地味な展覧会です。普段の美術発表も、また今展に対する態度もそれぞれ違います。
 ダントツに頑張る宮崎亨、道展にも発表していたが、今はグループ展中心でマイペースの八子晋嗣。少なくとも今展に参加して芸術心を維持している加藤裕一に木村真哉。もっとも、最後のお二方に関しては、僕が深く知らないだけのことです。

 会場をふさぐ勢いで賑わす、そんな風景ではない。淡々とした制作スタンスを淡々とのんびり時間を過ごす。
 毎年開催しているグループ展だ。今は不動のメンバーだ。また来年も会えれば・・・。いつもそんな気持ちで鑑賞を終える。
 

 まずは会場風景から。


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   ↑:(全作、宮崎亨。)



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 この写真はバックの絵画のためのものではありません。台を見て欲しい。



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   ↑:八子晋嗣、「(?)」。


 実は、これは作品を置くための台なのです。某学校に設置されるモニュメンタルな作品の台座です。だから、意味がないと言えば意味のない作品だ。おそらく、今はその制作に追われて、見せる作品がないのだろう。「えい!台座を見せちゃえ!」になっと思う。

 ここにそびえる八子晋嗣・作品、彼の人生中期・代表作になるだろう。できあがったら学校に見に行かねばならない。載せねばならない。断られなければ。

 遊び心満点の八子晋嗣。他の作品を載せます。


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   ↑:八子晋嗣。左から、「飾り棚」、「くたくた」。


 「くたくた」は上蓋を開けて小物入れになっている。入れ物よりも楽器として面白い。中が空洞なのと、蓋の隙間具合で、叩くといい音がした。




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   ↑:木村真哉。左から、「放心、それも生」・油彩。「生霊、それも生」・油彩。


 宮崎亨に影響されたのか、シュールな世界。彼の社会性を排して、より個人的なポエムを浮かべている。




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   ↑:加藤裕一、「空爪」・紙粘土。


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   ↑:加藤裕一、「裂爪」・紙粘土。



 両者共に一癖ありそうで気になる存在だ。上の作品は気持ちよさが忍び寄り、下の作品は小さな不気味さの音がする。



 会場風景で、壁作品を多く見たと思う。赤くてちょっと怖そうな世界だ。それらは宮崎亨・作品だ。
 彼は来年のこの時期に時計台ギャラリーで個展の予定だ。その準備作品が今展と理解した。構想の断片だ。昨年もそこで個展を開いた。やる気満々の人だ。
 今展、ほとんどが「生きる」だ。まさにそれを強く実践している。


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   ↑:宮崎亨、「生きる」。


 薄気味悪く思う人がいるかもしれない。でも、無意識な妄想なり異界を夢うつつに投影した世界ではないから、ドロドロ感は薄い。「生きる。オレは生きているんだ」と自分に、仲間に、他人に、社会に呼びかけている。情念発露を借りたメッセージ絵画ともとれる。
 メッセージ性が強くても構わない。ただ、絵画としては観念性が先走りしている感じで、他人への良き強制力は弱い。いや、若々しい未熟さと明快に記しておきたい。弱いが、それで良いのだ。彼はこの方向でまっしぐらに絵画制作に、美術の社会活動に励んでいる。今時珍しい一本気な人だ。画家として大成するかどうかは未知数だが、この姿勢何かを作り上げると思っている。



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   ↑:宮崎亨。左から、「心の穴が塞がった」・油彩。「北回帰線」・油彩。




f0126829_9334680.jpg →:宮崎亨、「情念が止まらない」・油彩。



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by sakaidoori | 2013-08-07 09:52 | アートスペース201 | Comments(0)
2013年 07月 23日

2107)①「三大学合同写真展2013(札幌学院 北星学園 酪農学園)」アートスペース201 終7月4日(木~7月9日(火

   

三大学合同写真展 2013 

 札幌学院大学
 北星学園大学
 酪農学園大学
           


 会場:アートスペース201 5or6F 全室 
      中央区南2条西1丁目7
       山口中央ビル 6階 室
      (東西に走る道路の南側。)
     電話(011)251-1418

 会期:2013年7月4日(木)~7月9日(火)
 休み:水曜日(定休日)
 時間:10:00~19:00
      (最終日は、~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーー(7.8)


 厳密には大学毎の展示になっているのでしょうが、あまり個別大学を強く訴えてはいない。それは主催者の強い意志なのか?せめて、大学別にタイトル・プレートなりを統一してくれたほうが変化が生まれて飽きないと思った。まだまだ個性薄き作品が多い。展示に工夫が欲しいところだ。

 というわけで何となくだらだらと沢山の作品を見ていくことになる。そしてお気に入りに出会ってはうなずき、会場の学生と会話をしたりと、それなりに楽しんできた。


 二部屋の展示。会場風景を載せます。全体雰囲気を確認して下さい。


 以下、全て右側の部屋。


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   ↑:北星学園大学4年・中野このみ、「潮騒」。


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 バライタです。しっとりした画質感と物語性がぴったりで、綺麗な世界だ。今展一の出来映えだと思う。というか、すでにある程度の技術と自分の世界を持っているみたいで、うらやましくなった。
 波打ち際の女と、少女っぽい所作、砂辺への落書きスタイルも小さな幸せだ・・・なんてことのない被写体なのに、ロマンがたっぷり詰まっていて、見つめてしまった。



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   ↑:北星学園大学・神 大登、「藤岡くん、神社と公園に行く」。


 僕は、こういう枠にはまった隙間なしのベタベタ貼り作品が好きだ。だから、どうしても載せたくなる。撮影者もこういう手法を只今勉強中なのだろう

 似た作品が多くて変化が乏しい感じ。それと、男と女を撮っているのだ。友達同士でも、恋人同士でも、この時ばかりのたまたま男女関係でもいい、もっと男女関係を強く表現したらいいのに。
 意外なのは、撮影者は男中心に撮っている。撮影者も男だから、もっと「男」に迫ればいいのに。



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   ↑:北星学園大学3年・高橋徹、「春に見た夢」。


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 大きめの作品が4枚、そこに小品を味付けに加える工夫だ。その魚君達は中央で泳いでいて、ちょっと気取った展示だ。全てが成功しているとは思わないが、いろいろしたいという意気込みが伝わってきて好ましい。

 大作の4枚が、ちょっとダブった感じだ。撮影者は夜桜を撮るのがイントロで、そこに集う人群れ、若者達を撮りたかったのだろう。その気持ちはよくわかるが、作品としては変化がなさ過ぎた。いや、微差を強烈に訴える力量に乏しかった。力量不足は仕方がない。次がある。
 それと、「夜桜」と「夜の若者」という二つの課題を等価に追求している。テーマは一つの方がいい。主従をはっきりさせて、従が隠し味を発揮できれば最高だ。


 ところで、撮影者・高橋徹君とは、以前会話をした仲だった。その時、「作品は大きく沢山」と語った。それを彼は実践したのだ。嬉しいね。
 「大きくしたらアラも欠点も見えて良いスねー。お金もかかったけど、仕方ないっす」屈託のない言葉が次々に聞けた。やる気満々だ。小さな体だが、背筋もビシッとして大きく見えた。発表時の女のオーラは時々出会うが、久しぶりに見る男のオーラがあった。


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   ↑:2年・藤岡尚太朗、「朱鞠内湖には大きいワニがいるんだ」。


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 バリバリの合成風で、いかにも「作った作品だ」、という強さが印象的。
 タイトルもそうだが、作品作りもいろいろと遊ぶ人だろう。2年生だ。大いに大きく遊んだ作品を続々と見せて下さい。期待しています。



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   ↑:北星学園大学4年・尾崎華、「夜溜り」。


 正直で気持ちの良い作品だ。
 「夜の祭り風景を遠くから撮ったら小さくなって見えないだろう。だからそれなりに接近して風景の意味を伝えたい」そんな印象だ。
 が、全体の距離感があまりに一定・安定していて、夜の不思議さが薄くなった。見えることで見えない楽しみが軽くなった感じだ。
 きっと正直な撮影者なのだろう。じっと真面目に相手を見つめている。



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   ↑:()。

 タイトル等のキャプションなしの作品。意図的所作だ。

 そういう作品は当ブログ向きではないのだが、作品は目立っていた。

 おしゃれな作品です。一応、後ろ姿の女性が写っているが、そこが中心ではないでしょう。優しい空気感の演出のようなものだ。その情景を見逃さずに、素早くふんわりと撮っている。



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   ↑:ナ・ヨンジェ、「部屋の心」。


 韓国人でしょう。留学生とのことです。国際的で羨ましいものだ。彼女の案内で韓国旅行撮影会、そんな機会があるのならば、関係者のような顔をして参加したいものだ。

 


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   ↑:北星学園大学2年・宮島佑佳、「まなざし」。


 べたっとした着色に大きく明快なまなざし。強さが良い。



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   ↑:札幌学院大学・山口眞里奈、「見上げればしあわせ」。


 初々しい作品です。見るのが楽しくて、撮るのが楽しくて、見せちゃいます、と言っている。



 意外に沢山載せてしまいました。左側の部屋が残っています。省略しては失礼でしょう。
 ということで、②に続く




f0126829_8485046.jpg →栄通の横顔シリーズ第2作。「高橋徹の右顔」。

by sakaidoori | 2013-07-23 09:05 | アートスペース201 | Comments(0)
2013年 04月 26日

2028)②「Bisen OBの彩展 彩vol.7 ~irodori~」 アートスペース201 4月18日(木)~4月23日(火)

   

Bisen OBの彩展 

  vol.7 ~irodori~
           


 会場:アートスペース201 5F DE室 
      中央区南2条西1丁目7
       山口中央ビル 6階 室
      (東西に走る道路の南側。)
     電話(011)251-1418

 会期:2013年4月18日(木)~4月23日(火)
 休み:水曜日(定休日)
 時間:10:00~19:00
      (最終日は、~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーー(4.22)


 2022)①の続き。

 前回はD室を載せました。今回は隣の部屋です。


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 (以下、敬称は省略させて頂きます。)


 なるべく沢山の個別作品を載せよう。選択基準は・・・、その日のカメラの趣くままです。深い意味はありません。

 深い意味はないのですが、一番は「ホナミちゃん」こと、北村保奈美です。



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     ↑:イラスト専攻 43期卒業 3回目参加・北村保奈美、「音楽ばーん」。


 「大きくって、うるんだ目配せの、可愛いホナミちゃん」、がいつもの北村保奈美だ。が、今回はいろいろとチャレンジ。
 真ん中に字を書いて、色も赤と黒の沈み調、画題はコミカルにポップ調・・・、大きくチャレンジだろう。あまり慣れないことだから、大きな「音楽ばーん」にはなってはいない。これはこれで良いことだが、保奈美ファンとしては2、3点は見たい。来月はギャラリーたぴおのグループ展に参加する。大変だろうが、その時には沢山見せてくれるだろう。「質より量」だ、「質はいつも付いてくる」。もっとも量をこなすのは時間的に大変だが・・・、そこは若さでカバーしてもらおう。



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     ↑:イラスト専攻 45期卒業 初参加・ヤスヲ、「脳内暖色」。


 不思議な絵だ。確かに暖色だ。「脳内暖色」、上手いネーミングだ。色でふんわり溶ろけそう。けっして甘ったるくはない。何を描いているか分からない世界で、この色の色感のように、何かに包まれて自分が無くなりそう。



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     ↑:イラスト専攻 39期 7回目参加・やまだるみ、「World of Mocute」。


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 色の絨毯に包まれて、いい気分。

 やまだるみ は絵本が好きだという。確かに今作は物語だ。旅するうさぎ(モキュート)、次はどこに行くのだろう?どんな冒険が待っているのだろう?いろいろワールドの旅路だ。

 折角だから、10枚位を綴って欲しい。この調子での10枚は大変かもしれない。ならば、葉っぱだけとか、広々とした海原だけとか、接写に望遠に展開を立体的にすればいい。鉛筆だけの線描画を挿入したっていい。とにかく、10枚、20枚の絵画物語・・・脳内物語を吐き出したらいい。



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          ↑:イラスト専攻 40期卒業 3回目参加・近藤麻美、「花」。


 普通に花なんですが、ただただ花が浮いているだけなんですが、フワフワ感というのか、上昇感というのか、沈み感というのか、妙に花を擬人化して眺めていた。



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     ↑:イラスト専攻 40期 7回目参加・オカチュウヤ。左から、「Birthday Suit」、「typography」。


 おっ、さすがは男の子、ちょっとHに見参見参。7回目参加だ。可愛い可愛いだけでは面白くない、ということだらろう。



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     ↑:イラスト専攻 40期 4回目参加・たみこ、「アルパカたちのバスタイム」。


 さわやかピンク、ふふふ・・・です。




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     ↑:イラスト専攻 39期卒業 5回目参加・米村華織、「四」。



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     ↑:イラスト専攻 45期 初参加・棟方美結、「fantasia」。


 かなり細かく仕上げている。



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     ↑:イラスト専攻 45期 初参加・キムラケイ、「spring has come」。


 確かに春気分ですが、春を通り越しての年間良い気分です。



 もっと載せたいのですが、この辺で止めておきます。

 上手い、確かに上手い。可愛さだって、言葉以上にはるかに魅力的だ。
 この技量がもっともっっと大きくなればと思う。ここから、2人展や3人展へと進めば。そして、小なりとも個展。自分が全ての責任を負い、自分だけの世界。自分だけなのに、絵は他人の世界にも迫るだろう、交流が生まれるだろう。
 「大きく、沢山」、若い人達への栄通からの願いです。


 (①、②と名前を含めてキャプション紹介の多い項目になりました。誤字や間違いがあるかもしれません。お気づきの方がおられたら、非公開でも連絡頂けたら助かります。)



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f0126829_16373364.jpg →:イラスト専攻 43期 初参加・薊流亜(あざみりゅうあ)、「ALL」。

by sakaidoori | 2013-04-26 20:15 | アートスペース201 | Comments(0)