栄通記

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カテゴリ:アートスペース201( 79 )


2015年 02月 23日

2467)「首展 (11名の立体作品展)」アートスペース201 終了/1月8日(木)~1月13日(火)

  





首展 

 【参加作家】
 秋山知子 安住賢一 伊藤幸子 桂充子 北村哲朗 園田陽子 長谷川裕恭 藤田尚宏 丸山恭子 武藤未知 山田吉泰   


 会場:アートスペース201 5階E室   
      中央区南2条西1丁目7
       山口中央ビル  
      (東西に走る道路の南側。)
     電話(011)251-1418

 会期:2015年1月8日(木)~1月13日(火)       
 休み:水曜日(定休日)
 時間:10:00~19:00
    (最終日は、~17:00まで。) 

ーーーーーーーーーーーーー(1.13)




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 とても楽しめた。

 はっきりとは分からないが、道展系の公募団体作家が主流の立体展と思い込んだ。公募展でよく見る胸像を見るのだろう、バリバリオーソドックス具象なのだろうと。

 入場するなり思わず笑ってしまった。新年のお笑い福袋館に入ったみたいだった。
 胸像ではなく、確かに首だ。いや、首を含んだ顔展だ。気分は遊び心展だ。
 「遊び心」、表現者にとってはなかなか面倒な言葉でもある。「遊び心展」がおふざけ手抜き展ではない。が、そんな余韻が日本語にあるのも事実だ。むしろ、そう思われることを逆手にとって、普段とはちと違う自分を表現しているのだろう。


 あまり多くの写真を撮らなかった。その範囲でなるべく多くの作品を載せます。とにかく見て、笑って下さい。




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   ↑:藤田尚宏、「未知の現象」・クスノキ ナラ 24×25×20㎝。



 タイトルの「未知の現象」とは意味深だが、そんなに難しく考えることもないだろう。新年、サラリーマン明日に向かって前進祈願か?しかし、真剣な表情の中に、驚き気分もありツイまじまじと魅入ってしまった。




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   ↑:?。(すいません。記録漏れ。)



 顔も髪形風の造形も見慣れた世界なのだが、コンパクトな収まり具合に夢を見てしまった。どんな夢かって?それは麗しき乙女が風舞う野を闊歩する姿です。きっと膝ぐらいのスカートでしょう。




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   ↑:?。(記録漏れ。)



 気になる巨大顔だ。誰が作ったのだろう?





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   ↑:北村哲朗






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   ↑:安住賢一、「陰」・セメントコンクリート 着色 15×17×20㎝。



 まるで「若きウェルテムの悩み」のよう。はたまた「生きるべきか死ぬべきか・・」。そういうイメージなんだ。そして大正時代や昭和前期の貧しくても生きることに精一杯な日本青年みたい。どこか古風な美学の持ち主では。その古風さで現在との対話を試みているのかも?




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   ↑:安住賢一、「隗」、セメントコンクリート 着色 11×13×15㎝。



 泥、あるいは壁から生まれた桃太郎みたい。





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   ↑:長谷川裕恭、「構造」・紙 ダンボール 37×47×22㎝。



 剽軽で楽しい。アッパレという感じだがタイトルに興醒めした。「構造」だ。造形作家であることをタイトルで証明しているみたい。単なる遊び心ではない、と言いたいのだろう。言わなくてもわかるのにな~。言えば関心感心がズッコケてしまう。





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   ↑:桂充子、「雪原で」、石膏 着色 30×20×25㎝。




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   ↑:武藤未知、「こもりく」、FRP 30×40×28㎝。



 普通の胸像展では御法度のような作品。そこが良い。「公募展だけの私を見ないで。いろいろ考えているし、できるのよ」と胸を張って言っているようだ。

 タイトルは「こもりく」。「構造」という野暮なタイトルではないが、逆にちょっと気取った感じ。「隠っている」の意?あるいは、古語で枕詞の「こもりくの」の意?普通に「タバコが似合わない女」、でいいと思うのだが、やっぱり作家という家業はいろいろな思いがあるのだろう。




 <span style="color:rgb(0,0,255);">もう少しありますが一端アップします



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   ↑:秋山知子、「記憶の方法」、石膏 他 25×25×35㎝。



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   ↑:?(記載漏れ。)





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   ↑:伊藤幸子、「葉の浪 Ⅰ&Ⅱ」、石膏 (Ⅰは)45×34×48㎝。

by sakaidoori | 2015-02-23 22:19 | アートスペース201 | Comments(0)
2015年 02月 20日

2463)⑥「丸島均と五つの展覧会 人展・日常展・対展・元気展・ループ」アートスペース201 2月5日~10日



丸島均と五つの展覧会  
 


◯6階C室
対展」(2点一組の写真を中心にした美術展) 

阿部雄 風間晴香 酒井駿 川口巧海 浅沼青夏 小澤千穂 佐々木練 高澤恵 庄内直人 外崎うらん Mana Harada  小﨑慎介・・・12名  
 
 
           

◯オープニング パーティー
   ⇒2月6日(金) 18:00~20:00(無料・自由参加)

  18:00~約18:40 各展示室を巡回して、簡単な作家&作品語り
  約18:40~20:00 6階で簡単な飲食会(持ち込み歓迎)

 会場:アートスペース201 5階6階全室   
      中央区南2条西1丁目7
       山口中央ビル  
      (東西に走る道路の南側。)
     電話(011)251-1418

 会期:2015年2月5日(木)~2月10日(火)
    (最終日は、~16:00まで。)   
 休み:水曜日(定休日)
 時間:10:00~19:00

 問い合わせ:丸島均 
  (携帯)090-2873-2250 marushima.h@softbank.ne.jp 

 企画:丸島均 鈴木悠高 

 


ーーーーーーーーーーーーー(2月)


 五つの展覧会を載せていきます。全作品載せる予定です。予定が未定で終わりかねないのが栄通記です。そういうことのないようにしたいです。


 まずは6階C室の「対展」から始めます。



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 入場して左回りに載せていきます。

 「対(つい)」、がミソです。「ネガとポジ」、「男と女」、「自然と人間」とか・・・。深く考えて作品化に取り組むととても面倒です。勢いで作品にするのも難しい。

 参加作品は「写真」に限定していません。「写真の要素」があればなんでもありです。当然、写真は加工・修正・トレミング・合成となんでもありです。格好良く言えば「現代美術展」です。



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   ↑:小﨑慎介(多摩美術大学造形表現学部卒)、「somewhere」。


 ともに版画のリトグラフ。右側は写真を利用している。まったくの暗闇の中で、四角い部屋と思いたくなる空間で明かりがあるだけ。対する左側は、リトグラフとしての完全な絵画、心象?象徴?。

 作風は抽象的で何やらわからず、「わからなさ」がポイントだろう。その「わからなさ」、何と言えばいいのか・・・黒が主体だから闇夜をさ迷うとか、見つめるというテーマもあるのだろうが、そんな深刻ばった気分よりも、若さの持つ華やかさを感じた。ロマンに流れず、深刻ばらず、強い自己主張を抑え、それでいて若さの持つ前向きで健全な力や感性を見た。


 小崎慎介は5階の「グループ『ループ』展」に参加している。東京在住。30歳代?。今年に入って急遽参加をお願いした。見てもわかるように技術も素晴らしく、何より格好良く決めてくる。そういう姿勢が今展に華を添えると思った。というわけで、あえて入口正面に独立して展示した。




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   ↑:Mana Harada、「デンキイゾン」。


 20代前半の若い写真家だ。
 こういう小さな展覧会にヌードの出品だ。嬉しいではないか。だから、一番目立つところに展示した。他の参加者の反対を押し切って強引にこの場所に決めた。

 セルフではない。どこかラリった感じで自己耽溺を通り越して、こちらを挑発している。女のハダカだから性欲とか感応性はあるにはあるが、そんな感じで見る人間をあざ笑っているようだ。自分の部屋だけが人生、アー電気デンキでんき・・・。

 撮影者の所在はどこにあるか?被写体はモデルではあるが、撮影者の分身に見えて仕方がない。モデルの個性を引き出すというより、モデルに自分という存在の分身を感じて、自分の問題として取り組んでいるみたいだ。「血や性の問題」、「家族」、「女」が課題なのだろう。



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   ↑:外崎うらん(札幌大学写真部OG)、「百年前にも会ったよね」。



 21歳だ。本当に若い。
 花は撮影者自身か?100年という主張、それは自身の永遠なる美とその力、生命力、他を圧する自己存在力、そんな思いの花に見えた。チョッピリ影を感じるが、ただただ前向きで健全な主張では深みがない。そんな主張に、かえって若さを感じた。


 外崎うらんは「人を撮る・展」にも参加している。また会えるでしょう。

 (作品紹介はどうしても個々バラバラになり静的だ。今展、僕がハダカの女の位置を指定したのだが、その作品に呼応するかのようにして作品が流れていた。なかなか良い感じだ。ちなみに、外崎うらん以下の作品配置に僕は関知していない。)




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   ↑:浅沼青夏(せいか・小樽商科大学写真部OB)、「ON&OFF」。



 一見、「演劇顔と素直な顔」の対比に見えた。そこに撮影者好みの淡いモノトーンで処理することによって、「女の秘密、あるいは人があること」を追求しているようだ。

 ところで、会場にモデル嬢が訪れた。写真の通りの美人だ。初対面なのにずーっと知り合いのような錯覚を覚えた。仕方がない、僕は写真という装置で記憶を占領されていたのだから。
 その彼女が言うには、「私はスッピンは嫌い。だから右の写真はいや。化粧している左側の顔が私自身だ・・・」と語っていた。「化粧は外向き、スッピンは内向き」と僕は思い込んでいた。実際、僕は鏡をあまり見ない。というか、自分の顔を見ると情けなくなる。
 「化粧をして凛々しい自分になる。それは演技としてではなく、生き様として」
 そんなモデルの言葉が不思議な「対」として記憶に残った。



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   ↑:阿部雄(札幌大学写真部OB)、「斜線」。



 「対」に拘った作品。

 阿部雄は昨年も対展に参加した。(ちなみに、昨年対展には12名が参加した。内、3名が再度対展参加。2名が「人を撮る・展」に参加。35%の継続率。)
 その時は本当に苦心していた。普段はあまり考えないで撮影している写真家だと思う。そうい人間が頭を悩ませた。その悩んだ痕跡が二枚の作品にびっしり現れていた。あまり考えすぎるとどうなるか?だいたい悪い結果になる。結果が悪くても成果が残ればいいのだが、悩めばいつも良い結果とは限らない。ましてや「対」は他人から求められたもので、内発的なものではない。あまり良い結果は期待できないだろう。

 しかしだ。阿部雄は何としたことか、悩んだ結果が楽しくなったみたいだ。その後の彼の姿勢は全然違っている。今展でも多くを手伝ってもらった。思うに、飛躍したい時期と、僕の提示が上手く重なったのだろう。

 そんな阿部雄の今作、作品の対への拘りよりも、伸び伸び作品を出したいな~という思いが伝わってくる。二枚の作品を越えて、彼の写真ライフの息吹が聞こえてきそうだ。



 続く





   -----------

 



 「五つの展覧会」、特に写真関係の展覧会の基礎になるのが「対展」です。昨年、この展覧会を初めて開いた。大学写真部を出たばかりのOB/OGがメインだった。今回も同じだ。今後もそうなります。が、彼等だけでは写真展としては面白くない。彼等にとっても刺激が薄い。そこで、若手に限定せずに僕好みの撮影者や美術家に参加を呼びかけた。と同時に、「対」という概念で全体をくくって、「表現とはなにか?」に取り組んでもらった。


 僕が参加者に呼びかけた合い言葉は、「質は問いません、とにかく一所懸命に取り組んで欲しい。他人から『どこが一所懸命なの?』と言われても、構わない。自意識として一所懸命に取り組んで欲しい」

 
 今回で2回目だ。5回は続けます。

 ところで、新しき卒業生は毎年出てくることになる。一度参加した方は基本的には次回も誘っている。それに、僕の見たい表現者が背景に沢山いる。というわけで、写真展関係は増えざるを得ない構造になっています。もっとも、僕の呼びかけに賛同してくれる人がいてのことですが。

by sakaidoori | 2015-02-20 10:16 | アートスペース201 | Comments(0)
2015年 02月 18日

2459)⑤「丸島均と五つの展覧会 人展・日常展・対展・元気展・ループ」アートスペース201 2月5日~10日

丸島均と五つの展覧会  


◯6階A室
「人を撮る・展」(写真展)
    

吉田切羽 二宮翔平 外崎うらん 細野佑太 



◯6階B室
「日常を撮る・展」(写真展)
 

西口由美恵 平間理彩 武藤昇太 佐藤水紀 小野寺宏弥 阿部雄・・・6名 


◯6階C室
「対展」(2点一組の写真を中心にした美術展)
 

阿部雄 風間晴香 酒井駿 川口巧海 浅沼青夏 小澤千穂 佐々木練 高澤恵 庄内直人 外崎うらん Mana Harada  小﨑慎介・・・12名  


◯5階D室
「元気展」(美術展)


チQ 佐々木幸(こう) 柿崎秀樹 越後光詞 ・・・4名


◯5階E室
グループ『ループ』
  ・・・多様な地域・ジャンル、境界を越えた活動を目指すノマド(遊牧民)的表現者集団


鈴木悠高(代表) カトウタツヤ 佐々木仁美 東影美紀子 小崎慎介 黒石美奈子 野嵜貴子 三上詩織 
 
           

◯オープニング パーティー
   ⇒2月6日(金) 18:00~20:00(無料・自由参加)

  18:00~約18:40 各展示室を巡回して、簡単な作家&作品語り
  約18:40~20:00 6階で簡単な飲食会(持ち込み歓迎)

 会場:アートスペース201 5階6階全室   
      中央区南2条西1丁目7
       山口中央ビル  
      (東西に走る道路の南側。)
     電話(011)251-1418

 会期:2015年2月5日(木)~2月10日(火)
    (最終日は、~16:00まで。)   
 休み:水曜日(定休日)
 時間:10:00~19:00

 問い合わせ:丸島均 
  (携帯)090-2873-2250 marushima.h@softbank.ne.jp 

 企画:丸島均 鈴木悠高 

 


ーーーーーーーーーーーーー(2月)



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   ↑:(「対展」会場より。)




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   ↑:(「元気展」会場より。)




 展覧会も無事終了しました。参加された作家さんたち、ご苦労様でした。見に来ていただいたお客様、ありがとうございました。見に来られないまでも、チョッピリは関心を持たれた方、次の機会にお会いしましょう。もっとも、小生は日々歳々記憶も途絶えがちです。何度お会いしてもお顔を忘れてしまい、お名前も何が何だか記憶から飛んでいってます。それでも、お会いしましょう。
 今回が2回目、あと3回で5回は続けます。だんだん良くなればいいのですが、どうなることでしょう。


 さて、以下、報告がてら記していきます。展覧会の主旨、作家紹介、作品感想ととりとめもなく書いていきます。「五つの展覧会」です。何回で終わるでしょうか?



 今回は報告記の第1回です。大上段的に全体の主旨なりを記します。


 「丸島均と五つの展覧会」、まずもって「丸島均」という固有名詞、しかも私自身の名前を冠した展覧会名に違和感をもたれたのでないでしょうか?
 今展は企画展と称して、私の名前があるから、私自身が会場なりを用意して作家を招待しているのではと思われているのでは?そうではありません。参加者の完全割り勘です。
 ならば、参加者相互が話し合って煮詰めていっての展覧会か?それも違います。
 私が「こんな展覧会をします。こんな参加費で参加しませんか?」というものです。

 しかも悪いことには、この総合タイトルはDMを作る段階で私が勝手につけたものです。ですから、参加者にとっては寝耳に水なのです。事後承諾でだまし討ちです。ですから、不本意ながら参加された作家がいることでしょう。作家諸氏にはお詫びします。


 何故こんな名前にしたか?いかようにも判断して下さい。参加者を利用した売名行為と思われても結構です。少なくとも、「誰が中心になって展覧会を開いたか」ということだけは明解です。



 次ぎに、「五つの展覧会」はそれぞれ独立したものです。

 前もって作品のすり合わせをしていない。各自がめいめい作品を持ち寄り、いきなりの展示。会場で初めて他の作品を知る。他の会場の様子を知る。全体の展覧会の姿を知る。各会場は一応のテーマに基づいてはいるが幅広くルーズなタイトルだ。「元気」、「人」、「日常」などなど。深い意味はない。非常に緩やかなまとまりで、それぞれ独立して、いろんな分野の作品がゴチャゴチャしている。しかも、僕自身が関知しないグループ展(「ループ」)も割り込んでいる(もっとも、初対面の作家作品ではない)。

 確かに私が全体を構想した。しかし、これほど上手くいくとは思わなかった。成功したと思っている。
 何故か?作家が全体に関係なく、表現者として作品本意で一所懸命に参加したからだ。間違いない。展覧会に至る経過はあまり誉められたものではないが、寄せ集めグループ展としては十二分の成果があったと思っている。

 例えば、こんな風に会場を見たことだろう。
 かりに5階から見始めたとする。絵画中心の美術のフロアーだ。左側の「元気展」。全く傾向を異にした4人の作品が伸び伸びと元気にある。動の部屋だ。右側は、あたかも売り画廊のようなたたずまいで質を誇示している。

 そして6階だ。
 美術の勢いと質を見た目に、若者の写真群が3部屋で競っている。その魅力を一言で言えば若さだ。30歳以上の出品者は3人だけだが、全体の素直な主張とグッド・マッチだ。非写真作品が2組あるのだが、何でもありの展覧会という主旨に慣れた目には軽い刺激になっただろう。


 ・・・・

 次回から、個別展覧会を報告します。



----------


 5階E室の「グループ・ループ」は一度も会場風景を載せていませんでした。ザッと全体を載せます。




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by sakaidoori | 2015-02-18 18:53 | アートスペース201 | Comments(0)
2015年 02月 09日

2456)④「丸島均と五つの展覧会 人展・日常展・対展・元気展・ループ」アートスペース201 2月5日~10日


丸島均と五つの展覧会  


◯6階A室
「人を撮る・展」(写真展)
    

吉田切羽 二宮翔平 外崎うらん 細野佑太 



◯6階B室
「日常を撮る・展」(写真展)
 

西口由美恵 平間理彩 武藤昇太 佐藤水紀 小野寺宏弥 阿部雄・・・6名 


◯6階C室
「対展」(2点一組の写真を中心にした美術展)
 

阿部雄 風間晴香 酒井駿 川口巧海 浅沼青夏 小澤千穂 佐々木練 高澤恵 庄内直人 外崎うらん Mana Harada  小崎慎介・・・12名  


◯5階D室
「元気展」(美術展)


チQ 佐々木幸(こう) 柿崎秀樹 越後光詞 ・・・4名


◯5階E室
グループ『ループ』
  ・・・多様な地域・ジャンル、境界を越えた活動を目指すノマド(遊牧民)的表現者集団


鈴木悠高(代表) カトウタツヤ 佐々木仁美 東影美紀子 小崎慎介 黒石美奈子 野嵜貴子 三上詩織 
 
           

◯オープニング パーティー
   ⇒2月6日(金) 18:00~20:00(無料・自由参加)

  18:00~約18:40 各展示室を巡回して、簡単な作家&作品語り
  約18:40~20:00 6階で簡単な飲食会(持ち込み歓迎)

 会場:アートスペース201 5階6階全室   
      中央区南2条西1丁目7
       山口中央ビル  
      (東西に走る道路の南側。)
     電話(011)251-1418

 会期:2015年2月5日(木)~2月10日(火)
    (最終日は、~16:00まで。)   
 休み:水曜日(定休日)
 時間:10:00~19:00

 問い合わせ:丸島均 
  (携帯)090-2873-2250 marushima.h@softbank.ne.jp 

 企画:丸島均 鈴木悠高 

 


ーーーーーーーーーーーーー(2.8)


 何だかんだと日々楽しい思いをしている。壁から作品が落ちてドキマギしても、あれこれと至らぬところを指摘されても、ハラハラ、キュンキュンしながら心は笑っている。だいたい僕は自分に甘い。他人にも過度な要求はしないから甘い。だから、今展の全体に対して満ち足りている。見る人に対して最高度のものを見せれたか?「最高度」、そんな言葉は僕の辞書にはない。今の実力はそれなりに表に出ただろう。それで充分だ。見る人が喜んでくれたら・・・僕の喜びはもっともっと高まるだろう。



 感想記を書く心の余裕がありません。
 会場風景を流れに沿って記していきます。



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   ↑:(会場の山口ビル前風景。)



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   ↑:(1階のエレベーター前風景。)




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   ↑:(写真中心の6階。エレベーター前から見た風景。)




◯「日常を撮る・展」の部屋



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   ↑:(B室「日常展」。)




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   ↑:(「日常展」の西口由美恵。)



 タイトルの「日常を撮る」、その説明は後回しだ。

 西口由美恵、大学2年生。この笑顔を見て欲しい。
 打ち合わせの時に、「作品、小さいのを沢山並べたいのですが・・・」。初対面の僕に対して、緊張していた。硬い表情での質問だった。
 「僕は学生写真展の会場で、『大きく沢山見せようよ!』と騒いでいます。だから、できればその方向で考えて下さい」
 彼女を含めてほとんどリクエストらいしいことは何も言っていない。ただ、「一所懸命に取り組んで欲しい。上手い作品を僕は期待していない。どだい、大学生に質など求めてはいません」

 西口由美恵はどう思ったか?間違いなく不本意だったと思う。ただ、彼女は素直だ。受け答える尖った嘴に真剣さを見た。しかし、大きく見せたことはないだろう。どうなることか?とても不安だった。

 今作、彼女は大きさにチャレンジした。しかも、面倒というか難しいというか、バライタ印刷で大きくした。しかも新作ばかりで沢山出した。僕の言葉に騙されて、「大きさ」に挑戦した成果だ。写真ばかりでなく自分が大きくなった。だから嬉しくて楽しくて仕方がないのだ。この笑顔を見て下さい。



◯「対展」の部屋



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 浅沼青夏の「対」作品とそのモデル。

 会場に美女が現れた。どこかで見た顔だ?はて、誰だったか?
 ・・・
 「私、この作品のモデルです・・・」
 な~んだ。毎日見ているではないか。
 何処で撮影したやら、化粧とスッピンのことやら、モデルとしてはどちらが好きかなど、全くどうでも良いことではあった話題は尽きなかった。




◯「人を撮る・展」の部屋から。




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   ↑:吉田切羽。「世界の中で」から。



 境界線を楽しく歩ける人・吉田切羽ワールドから、僕好みの一枚でした。キツイ色合いの中で後ろ髪が気になる娘さん。淡い春を感じてドキマキどきまき。




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 自作を語る外崎うらん(21歳)。

 実は、いきなり公開ミニ・トークを設けた。りりしい姿だ。いつものように、他を圧する勢いや自信満々な姿だ。が、どこかすっきり感があった。「発表できて良かった」、という小さな満足感を感じた。素直な姿だった。




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 手前の男性は参加者の細野佑太。外崎うらんの大事な大事なトークを記録している・・・のではありません。仕事をしているのです!意外にも仕事の鬼なのか?






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 いきなり座って何を始めたのだろう?
 いったい誰だ?

 旭丘高校2年生の翼君だ。折り紙をしている。
 昆虫などを得意としているが、今は抽象模様を手がけている。
 ということで、公開制作してもらった。




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◯5階の「元気展」から



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 チQだ。マンダラ・アートというのかな?その一気一気の公開制作だ。






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by sakaidoori | 2015-02-09 09:19 | アートスペース201 | Comments(1)
2015年 02月 08日

2455)③「丸島均と五つの展覧会 人展・日常展・対展・元気展・ループ」アートスペース201 2月5日~10日


丸島均と五つの展覧会  


◯6階A室
人を撮る・展」(写真展)
  

吉田切羽 二宮翔平 外崎うらん 細野佑太 



◯6階B室
日常を撮る・展」(写真展)


西口由美恵 平間理彩 武藤昇太 佐藤水紀 小野寺宏弥 阿部雄・・・6名 


◯6階C室
対展」(2点一組の写真を中心にした美術展)


阿部雄 風間晴香 酒井駿 川口巧海 浅沼青夏 小澤千穂 佐々木練 高澤恵 庄内直人 外崎うらん Mana Harada  小崎慎介・・・12名  


◯5階D室
「元気展」(美術展)


チQ 佐々木幸(こう) 柿崎秀樹 越後光詞 ・・・4名


◯5階E室
グループ『ループ』・・・多様な地域・ジャンル、境界を越えた活動を目指すノマド(遊牧民)的表現者集団


鈴木悠高(代表) カトウタツヤ 佐々木仁美 東影美紀子 小崎慎介 黒石美奈子 野嵜貴子 三上詩織 
 
           

◯オープニング パーティー
   ⇒2月6日(金) 18:00~20:00(無料・自由参加)


  18:00~約18:40 各展示室を巡回して、簡単な作家&作品語り
  約18:40~20:00 6階で簡単な飲食会(持ち込み歓迎)


 会場:アートスペース201 5階6階全室   
      中央区南2条西1丁目7
       山口中央ビル  
      (東西に走る道路の南側。)
     電話(011)251-1418

 会期:2015年2月5日(木)~2月10日(火)
    (最終日は、~18:00まで。)   
 休み:水曜日(定休日)
 時間:10:00~19:00

 問い合わせ:丸島均 
  (携帯)090-2873-2250 marushima.h@softbank.ne.jp 

 企画:丸島均 鈴木悠高 

 


ーーーーーーーーーーーーー(2.8)

 毎日少しでも報告するつもりでした。なかなかできないものですね。

 一昨日(6日・土)にオープニング パーティーを開催しました。望外の訪問者に驚くやら喜ぶやら、あれよあれよの華の金曜日だった。作家紹介という形で最初の45分が進行、私が司会をしていたので写真が撮れなかった。その場のたった2枚の写真報告です。関係者が記録していたと思うので、後日あらためて紹介できればと思っています。



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 「日常を・撮る」展で、自作を語る阿部雄。



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 聞き惚れる聴衆者。



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 阿部雄の隣に展示している平間理彩(藤女子大学2年)。スポット・ライトの下、嬉し恥ずかしの一コマ。何て言っていたか?「私、な~んにも考えていなくて・・・まずこれを撮って、そしてこれを撮って、その作品が気に入ったのでドーンと目立つ柱にして、それから他の作品をあしらって・・・」、その時そう言ったかどうかは不確かですが、そんな言葉を僕は聞いていた。




 「対展」と「元気展」は簡単に掲載しています。他の部屋も簡単に載せます。



◯6階B室「日常を撮る・展」



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◯6階A室「人を撮る・展」



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 仲良き二人だ。仲良きことは良いことだ。




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by sakaidoori | 2015-02-08 09:06 | アートスペース201 | Comments(0)
2015年 02月 06日

2455)②「丸島均と五つの展覧会 人展・日常展・対展・元気展・ループ」アートスペース201 2月5日~10日

「丸島均と五つの展覧会」の様子。



◯6回会場D室 「元気展」の様子 


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◯6階C室 「対展」の様子



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(2月6日記)

とうとう昨日から始まりました。


今日、18時からオープニング パーティーです。
参加は無料です。宜しく。



午後6時から午後6時40分までは各会場の紹介です。



その後は午後8時まで交流会です。簡単ですがお酒やお菓子や飲み物も用意します。

その後はも2次会を予定しています。



何だかんだで本展の報告が遅くなっています。近々、会場様子を載せます。乞うご期待?です。




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丸島均と五つの展覧会  


◯6階A室
人を撮る・展」(写真展)
  

吉田切羽 二宮翔平 外崎うらん 細野佑太 



◯6階B室
日常を撮る・展」(写真展)


西口由美恵 平間理彩 武藤昇太 佐藤水紀 小野寺宏弥 阿部雄・・・6名 


◯6階C室
対展」(2点一組の写真を中心にした美術展)


阿部雄 風間晴香 酒井駿 川口巧海 浅沼青夏 小澤千穂 佐々木練 高澤恵 庄内直人 外崎うらん Mana Harada  小崎慎介・・・12名  


◯5階D室
「元気展」(美術展)


チQ 佐々木幸(こう) 柿崎秀樹 越後光詞 ・・・4名


◯5階E室
グループ『ループ』・・・多様な地域・ジャンル、境界を越えた活動を目指すノマド(遊牧民)的表現者集団


鈴木悠高(代表) カトウタツヤ 佐々木仁美 東影美紀子 小崎慎介 黒石美奈子 野嵜貴子 三上詩織 
 
           

◯オープニング パーティー
   ⇒2月6日(金) 18:00~20:00(無料・自由参加)


  18:00~約18:40 各展示室を巡回して、簡単な作家&作品語り
  約18:40~20:00 6階で簡単な飲食会(持ち込み歓迎)


 会場:アートスペース201 5階6階全室   
      中央区南2条西1丁目7
       山口中央ビル  
      (東西に走る道路の南側。)
     電話(011)251-1418

 会期:2015年2月5日(木)~2月10日(火)
    (最終日は、~16:00まで。)   
 休み:水曜日(定休日)
 時間:10:00~19:00

 問い合わせ:丸島均 
  (携帯)090-2873-2250 marushima.h@softbank.ne.jp 

 企画:丸島均 鈴木悠高 

 


ーーーーーーーーーーーーー(2.2)

by sakaidoori | 2015-02-06 09:14 | アートスペース201 | Comments(0)
2015年 02月 06日

24※)「丸島均と五つの展覧会 人展・日常展・対展・元気展・ループ」アートスペース201 2月5日木~10日

(2月6日記)

とうとう昨日から始まりました。


今日、18時からオープニング パーティーです。
参加は無料です。宜しく。



午後6時から午後6時40分までは各会場の紹介です。



その後は午後8時まで交流会です。簡単ですがお酒やお菓子や飲み物も用意します。

その後はも2次会を予定しています。



何だかんだで本展の報告が遅くなっています。近々、会場様子を載せます。乞うご期待?です。




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丸島均と五つの展覧会  


◯6階A室
人を撮る・展」(写真展)
  

吉田切羽 二宮翔平 外崎うらん 細野佑太 



◯6階B室
日常を撮る・展」(写真展)


西口由美恵 平間理彩 武藤昇太 佐藤水紀 小野寺宏弥 阿部雄・・・6名 


◯6階C室
対展」(2点一組の写真を中心にした美術展)


阿部雄 風間晴香 酒井駿 川口巧海 浅沼青夏 小澤千穂 佐々木練 高澤恵 庄内直人 外崎うらん Mana Harada  小崎慎介・・・12名  


◯5階D室
「元気展」(美術展)


チQ 佐々木幸(こう) 柿崎秀樹 越後光詞 ・・・4名


◯5階E室
グループ『ループ』・・・多様な地域・ジャンル、境界を越えた活動を目指すノマド(遊牧民)的表現者集団


鈴木悠高(代表) カトウタツヤ 佐々木仁美 東影美紀子 小崎慎介 黒石美奈子 野嵜貴子 三上詩織 
 
           

◯オープニング パーティー
   ⇒2月6日(金) 18:00~20:00(無料・自由参加)


  18:00~約18:40 各展示室を巡回して、簡単な作家&作品語り
  約18:40~20:00 6階で簡単な飲食会(持ち込み歓迎)


 会場:アートスペース201 5階6階全室   
      中央区南2条西1丁目7
       山口中央ビル  
      (東西に走る道路の南側。)
     電話(011)251-1418

 会期:2015年2月5日(木)~2月10日(火)
    (最終日は、~16:00まで。)   
 休み:水曜日(定休日)
 時間:10:00~19:00

 問い合わせ:丸島均 
  (携帯)090-2873-2250 marushima.h@softbank.ne.jp 

 企画:丸島均 鈴木悠高 

 


ーーーーーーーーーーーーー(2.2)

 (長きにわたる休憩でした。
 決して止めたわけではないのです。ちょっと休憩のつもりが長くなり、そのうちに今展の準備にかまけてしまい、そして最後は体調不調で完全休養。

 しかし、再開です。「栄通記」がないと今展は実現しかなかった。今展の広報活動のためにも再開せねばならないのです。またまたよろしくお願いします。

 他の記事も書きますが、会期終了まで本項目はなるべく上部に載せます。)


 「丸島均と五つの展覧会」・・・まったく、作家よりも高みに立って自己宣伝をしている。僕の作品やコレクションなどは一切ありません。
 この言葉で参加者を集めてはいない。事後承諾です。
 五つの展覧会を纏める言葉が無かった。というか、もともと有機的関連などは求めていない。「写真などを含めた美術」というジャンルで、いろんな「表現」が錯綜し、種々雑多な関係性が生まれ、表現者自身、表現者同士、さらに鑑賞者へと膨らむ、いろんな可能性や気付きになれば・・・そして、他者に少しでも認められてマイペースで楽しくありたい、その力にしたい、そういう展覧会群です。

 「企画」と名を売っているが、「呼びかけ展」と言った方がいい。作家諸氏が会場費等々を完全負担しているから。僕はそれに乗っかかって僕の夢を追いかけている。今展の作家はあえてそれに甘んじて自己表現をしている、しかも与えられた制約の中で。時にはこういうスタイルもありかな・・・参加者はそんな好意的姿勢だと思う。僕の強制で自分を鍛えているのでしょう。

 その姿勢が「良い展覧会」になったかどうか?判断して下さい。特に写真関係では3名以外は20代と若い。当然技術・表現力はまだまだです。それに代わる何がしかの魅力を伝えれたか?


 今週の5日・木曜日からです。個別展覧会の紹介は会期が始まり次第、作家紹介を交えながらすすめていきます。

by sakaidoori | 2015-02-06 08:48 | アートスペース201 | Comments(6)
2014年 07月 26日

2428)「『海老AB展 ビセン2GA・2GBポスター展」 アートスペース201 7月325日(木)~7月29日(火)

        

ビセン 2GA・2GB ポスター展 

     海老AB展」            



 会場:アートスペース201 6F 全室 
      中央区南2条西1丁目7
       山口中央ビル 6階 室
      (東西に走る道路の南側。)
     電話(011)251-1418

 会期:2014年7月325日(木)~7月29日(火)
 休み:水曜日(定休日)
 時間:10:00~19:00

ーーーーーーーーーーーーーー(7.25)


 大きくすっきり楽しい展覧会だ。

 ビセン(北海道芸術デザイン専門学校)の課外授業の一環展でもある。グラフィック専攻の二クラスの学生達だ。授業だから専攻学生は全員出品している。先生も在廊している。生徒も4人、受付を兼ねての出席。

 「ポスター展」、テーマは「わたし」。それと小冊子が並んでいる。6階3部屋での展示だが、まずは右側の部屋を載せます。「私」に注目して下さい。





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 中央にぶら下がっている作品は裏表別々です。このぶら下がりポスターはトリッキーな印象を会場に与えていた。





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 テーマが「わたし」とはなかなか悩ましい。だからというわけではないのだろうが、ポスターに付きものの標語だとか、月日や時間を明示した必要不可欠な告知文はない。だから、「わたし」ということがわからなかったら戸惑うかもしらない。

 ですから、以上のポスターを「わたし」として見て下さい。
 この場合、ほとんど全員が「自分自身」をテーマにしている。「『私』というものを人はどう考えるか?」という視点はない。だから、デザイン性の強い「絵画」ともいえる。


 どれもこれも面白くて、「この作品!」を選ぶことができなかった。主観性オンリーだし、学生の説明文も肉声を伝えているし、これはこれで一つの青春群像展だろう。






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   ↑:丸尾美波、「重ねる」。


 ピンクの◯◯でできている。重なって色も濃くなって、煙のようの舞い上がっている。気持がふんわりと大きくなっていく。一番好きな作品かもしれない。
 丸尾美波君は、「◯の形は自分で、だんだんと成長していく姿」と記している。こんなに淡くピンクに成長するなんて考えもつかない。見習いたいものだ。






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   ↑:橋本千春、「19」。



 セピア色でもないし、懐古趣味でもないのだが、今の「19歳のわたし」に過去のいろんな事が詰まっているという感じ。画面一杯に気を配り、動きも強さもあって目を惹いた。一枚の紙が映像のようでもあった。






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 小冊子は好き勝手に作っていいとのことだ。だったら、落書きお絵描き小さいの大好きな学生のことだ。小綺麗にすることだけを考えればいいのだから楽なものだろう。無理なく自然な小冊子軍団だった。



 

 次は真ん中の部屋です。




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   ↑:渡辺花梨、「Rising Mind」。






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   ↑:(?)。






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   ↑:奈良岡紗瑛、「N」。



 デザイン的には細い感じで完成度がもうちょっとか。でも、手作り風のレタリングを多用したり、空間の取り方とかで、やさしさとか暖かさを感じてしまった。「やさしいデザインで賞」でしょう。





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   ↑:石井麻保子、「他力本願系女子」。


 
 タイトルが素晴らしい。「他力本願」、「皆様のおかげで今の私はあります」の意だろう。でも、「彼方任せの人生」とか、「男が働き、あたしは好きな人生をおくる」とか、情けない意味にも取れるし、ブラック・ユーモアにもなる。頭の中が一杯一杯だから、キャラに収めてスッキリしているのかもしれない。






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   ↑:北川沙織、「私」。



 ちょっとニヒルな「私」だ。



※ 以下、今展に関する余談。

 絵画としての「私・自画像」はよく知られるところだ。ところが、今展のようにデザインやキャラ性の高い中で、ストレートに「私を表現する」というのは意外な盲点だ。
 今展の学生は、大半が女性で二十歳前後だろう。「女、真っ盛り」というよりも、「女(おんな)
予備軍としての『女の子』青春群像」だ。そして、「女の子」であろうがなかろうが、女性は自分自信を鏡でいつも見ている。そういう女性が「私」を絵画という枠でなく、何でもありの様式で取り組んでいる。
 テーマとしての「私」は決して自画像である必要はないであろう。「『私』という客観的存在を人はどう見つめているか?」とか、「『私』≒表現者の学生自身」という作品もあっていいと思う。
 が、今展の多くの作品は「自画像としての『私』」ばかりだ。ところが、見慣れている「絵画」ではなく、「キャラ」や「デザイン」で表現していて、そのことが意外に新鮮だった。



 閑話休題、展覧会の様子を伝えます。




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   ↑:亀山貴大、「子孫繁栄」。



 さすがは男子学生だ。高みから自分を見つめている。
 「子孫繁栄」は個人にとっても社会にとっても望ましい。が、「表現」となると価値あることでも「本当にそうかな!」ということになる。「増殖」が「永劫循環」にもなっていて、ブラックユーモア」どころではなくなる勢いだ。







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   ↑:宇賀友里奈、「LOVE」。



 作品としては余白の部分が軽すぎた感じだ。それと、頭の中のものたちも重なりもせずに動きが乏しい感じ。
 ところが、この余白部分にキャッチコピーや、例えば展覧会のタイトルや月日などの項目を入れると、作品の表情がもっと生き生きする感じだ。
 自立度は弱いが、他の要素とのマッチングは格段に良いと思う。






 最後は左側の部屋です。各部屋各部屋に気になる作品があるので、満遍なく報告することになりました。




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   ↑:中川原茉奈、「産みの苦しみ」。



 キツイ作品だ。学生の解説文も、作品以上にストレートな言葉で吐き出している。
 でも、このキツサを「産みの苦しみ」と語っているところに出口がある。





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   ↑:紺野静香、「おちょぼぐち」。



 自分のコンプレックスである「おちょぼぐち」がテーマ。
 たらこ唇で不気味に遊んでいる、そんなイメージだった。コンプレックスだったのか。こうして綺麗に?吐き出したら気持ちよかっただろう。

 しかし、僕もおちょぼぐちだがコンプレックスなど感じたことはない。同じ現象でも人それぞれなんだな。





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   ↑:芳賀彩緒里、「リュックの中身は?」。



 明るくて楽しい気分になってしまった。





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   ↑:藤田あい、「my hert is with you」。


 写真の好きな人なんだな。大きなカメラに小さな写真の組み合わせに発表者のカメラに対する愛を感じてしまった。





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   ↑:横溝静紅、「逃走劇」。



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 男が走って逃げているのか?女である横溝静紅が走っているのか?
 「男」が転がっている。

 いずれにせよ、男と闘っているのだろう。男と闘う?もちろん、「愛」という闘争なんだろう。
 作品はまだまだスポーツ選手のようだ。将来の男女相食む肉弾戦の予行練習かもしれない。





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 セーラー服の小冊子をめくっていたら、「下から覗いたら見えますよ」と受付嬢に教えてもらった。「ありがとう」と応えて実践した。確かに・・・。




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 「火曜日までです。是非見に来て下さい!!宜しくお願いしま~~す」

by sakaidoori | 2014-07-26 23:47 | アートスペース201 | Comments(0)
2014年 07月 07日

2399)「三大学合同写真展2014(札幌学院 北星学園 酪農学園)」 アートスペース201 7月3日(木)~7月8日(火)

    

三大学合同写真展 2014 

 札幌学院大学
 北星学園大学
 酪農学園大学
           



 会場:アートスペース201 5F 全室 
      中央区南2条西1丁目7
       山口中央ビル 6階 室
      (東西に走る道路の南側。)
     電話(011)251-1418

 会期:2014年7月3日(木)~7月8日(火)
 休み:水曜日(定休日)
 時間:10:00~19:00
      (最終日は、~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーー(7.5)


 それなりに楽しんだ。

 全体の印象としては、インパクトの強い作品が少ない。大所帯だから一人一作品なのは仕方がないが、そういう時はやっぱりより大きく出さないと!合い言葉は「大きく沢山!!」。ただ一枚の小さい作品を見ながら、「良いですね~」とか、「可愛い~」では、全く良くないし可愛くない。そういう楽しみ方は全てが許される恋人同士でするものだ。大きく沢山出して上手くなろうではないか。小なりとも芸術家の心意気を味わって気分を大きくしようではないか。

 ランダムに沢山撮ったのだが、1年生の作品が多かった。素直で簡単な視点が好印象なのだろう。



 学生3人と会話をした。どなたもそれなりに良い作品で、勝手に話を弾ませた。おかげで情報漏れにもなった。仕方がない。

 以下、会場風景を交えながら、個別作品を掲載していきます。大人数です、ほんのわずかの掲載です。




 会場は二部屋。右側のB室から始めます。



 (以下、敬称は省略させていただきます。)




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 左側の作品、タイトルが「見返り美人」だ。確かにそうだ。ニコニコしながら名付ける学生の顔が想像できて微笑ましかった。将来は美人かもしれないが、今は生き生きおませガールだ。良い雰囲気。





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   ↑:北星学園大学4年・高橋徹)、「つじつま」。




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 これは良い!

 普通の小さい作品を綺麗に沢山集めた。日常スナップに完璧に徹して、青年達の馬鹿さ加減や、自然や街角やあれやこれやを切り取っている。作品はあまりにも普通、フツウ、ふつう・・・普通以上を全く出ないのだが、「日常」が強く僕の目に迫る。これをリアルというのか?

 なぜこの作品を良いと思うのか?良い作品と感じる秘密がここにはあると思う。一考に値する問題だ。


 (それはともかくとして、作家やタイトルのメモを忘れた。T君ではと思うのだが、何とかして調べて記したいと思います。ゴメン!)






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   ↑:北星学園大学4年・榊原壌史・「ぐ」。



 全作とこの作品が飛び抜けて印象に残った。

 バカでかい作品は無理だから、貼り合わせだ。そうかもしれないが、切り貼りや不自然な合成が作品の良い味になるのが写真の強みだ。こうして大きく見せる榊原壌史に拍手喝采を贈ろう。

 裸婦(裸美人)だ。大きく引き延ばしているから粒子は粗く、しかも色味も淡い。「寝たくなる女」というより、「砂に混じり意識することを止める、そして見られる女になる」。

 この色調や粗さがベストかどうかはわからない。切り貼り具合は普通で、それがベストかどうか?だが、これだけ大きくすれば、いろんなことが見えてくるだろう。






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   ↑:札幌学院大学2年・永綱春奈、「くっだらともだち」。



 にやけたノビタ君だ。表情や仕草は、なんともバカ者というか若者というか・・・締まりなく涎を流さんばかりだ。憧れの彼女を眺めているみたい。そういう仲間を愛を込めて「くっだらともだち」と名付けた。

 今作はうまくいった。こういうのを最低でも4枚位は出品しないと。

 何を聞いても、「写真部に入ったばかりでワカラナイッス・・・ワカラナイッス・・・」とニコニコ顔の永綱春奈。笑顔を撮るのが好きな人かもしれない。人間の喜怒哀楽を永綱流にいろいろと切り取って欲しいものだ。






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   ↑:北星学園大学1年・大原美緒、「STOP」。



 会話した学生だ。これも良い作品だと思う。

 街のいろんな表情がコンパクトに凝縮していている。直線、曲線、丸・・車に建物に木々、そして白と黒の対比と、あれこれあるのだが煩くなくてしっかりしている。しかも、ちょっとピンボケで、で、見る側の意識や視点を優しくしている。鑑賞者は透明人間感覚で街を散歩している気分になる。ミラー効果というものか。

 1年生だ。今回は2枚だが次回は10枚だ。シリーズでもいいし、「うまく撮れた10枚」、いや「うまくない10枚」だっていいではないか。何でもない風景をちょっとヘンチクリンに、それがちょっぴり心にふんわり残れば。そんな気持で写真に取り組んでいるのだろう。さぁ~、一杯撮って、沢山大きく!!






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   ↑:北星学園大学3年・藤岡尚太郎、「秘密基地」。



 壊れた世界が好きな学生だろう。しっかり強く見つめているのが良い。
 一方で、性癖だろうが綺麗に型にしてしまう学生だ。綺麗さは悪いことでもないし、撮影者の美学だから仕方がない。


 ということは「廃墟的被写体」と「きちっとした美学」をどんな風に重ね合わせるかだ。「撮りたい思想」と「見せる美学」との関係だ。その辺がこの作品では弱いから、作品が平板になった。

 自身の若さというエネルギーをどこに持って行くかの問題だと思う。「壊れ」が好きなんだが、「壊れ」という対象の生命の痕跡のなれの果てに対して、表層の美学で覆ってしまった。だから、被写体に対していくつかの距離感を保って迫っていても、「こうしたら綺麗に見えるだろう」という「知恵」が作品の前に出てしまった。撮影は無我夢中の場合や計算ずくの場合といろいろだが、「被写体」と「撮り手の知恵」は強い緊張関係こそ望ましい。特に、こういう「壊れ」の場合は。

 最終的には自己の美学中心になるはずだ。だからこそ今は「壊れ」に強く拘らないと。そこにもっともっと撮影者自身のエネルギーを注がないと。エネルギーそのものに汗しないと。もっともっと闘わないと。
 藤岡尚太郎君、もっともっと頑張って下さい!






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   ↑:札幌学院大学1年・碓井絵里香、「ねむたい」。


 顔でねむけて、ボケピンでねむけて。でも何故か強い作品で、本当にねむいのかな~。真剣な眼差しだ。






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   ↑:札幌学院大学1年・木戸春希、「凜」。



 タイトル通りの作品だ。清々しい1年生だ。







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   ↑:北星学園大学1年・仁部敦元、(4枚組の1枚で、全体タイトルは)「光の道筋」。


 
 (アップした個別作品。)
 レールを見ているのだが、光と線路に導かれて奥の方に自然に目が行く。するとそこには何かが写っている。よく見ていくと鮮明になっていく。それでも部分部分が際立つだけで全体が定かではない。それでも、「何かがある」という意識がレールの先に人を追いやる。






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   ↑:北星学園大学1年・村田主馬、「影法師」。




 シリーズで撮っているのだが、撮り手の生理を確認しているような作品群だ。







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   ↑:(英文学科)2年・高野可奈子、(ノンタイトル)。 



 動物の表情にチャレンジ。組作品を全体で楽しんだ。そして、上掲のような切り口を見つけた。なかなかキツイ表情に迫る高野可奈子だ。





 余裕があれば隣室も報告したいですが・・・?

 ②に]続きたいのですが・・・。

by sakaidoori | 2014-07-07 09:19 | アートスペース201 | Comments(2)
2014年 02月 20日

※※) 「対展」終了

    
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 何はともあれ、18日火曜日18時40分に無事終了しました。撤去も問題なし、作品の返品や資料配布など若干の作業がありますが、小さな小さなイベントの終了です。

 4名ほどの方が来年の参加希望です。これは意外でした。
 参加撮影者の多くも来年の意欲を語ってくれました。無理なく継続活動ができるのも良いことです。

 来場者数ですが約125名位でしょう。この中には参加者親族も入っています。正直言って少ないでしょう。何だかんだと言って、「栄通記」あっての今展です。が、「栄通記」の動員力もしれたものでした。そのことを確認できたことが収穫です。
 何事も「初めてだから」という言葉に免じて良しという数字にしましょう。これが今展の実力であり魅了なのです。仕方がありません。

 
 間違いなく参加作品のコメントをこのブログに記していきます。ですから、ブログ上はまだまだ続く「対展」です。宜しく。



 寒い中をわざわざお越し下さった方々、ありがとうございました。
 来れないまでも、今展に関心を抱かれた方々、今後もよろしく。

 来年も「対展」として開催するつもりです。その時も再度よろしくお願いします。






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 恒例の打ち上げです。飛び入り女性含めての6名です。始まりはしっかりと各自の今展への感想です。

 顔は変わっていても、来年もこういう写真を載せれたらいいですね。







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   ↑:会場休憩所から見た屋外の風景。

by sakaidoori | 2014-02-20 18:20 | アートスペース201 | Comments(4)