カテゴリ:◎ 風景( 3 )


2010年 07月 24日

1311) ムクドリの群れとマガモの親子

◎ 7月20日の散歩から

f0126829_89195.jpg
     ↑:月寒川とラウネナイ川の合流地点。


 いつものようにラウネナイ川から八紘学園農場敷地へ。

f0126829_8111292.jpg


 ラウネナイ川に隣接するあやめの中学校のフェンス。ギャーギャー鳥がうるさい。雀にあらず、ムクドリの群れだ。冬になると大通公園に大群をなしてたむろしている。この時期はムクドリの天下だ。


f0126829_8143573.jpg
f0126829_8144946.jpg



 いつものように菖蒲園に行こうとしたら、駐車場の警備員に散歩人の浸入をたしなめられた。恥ずかしいものがあった。


 鳥はほとんどいなかった。

 帰りは東北通りを横断して、サイクリング・ロードから帰ることにした。月寒川の橋の上から川を見ていると、マガモのメスを発見。発見といってもマガモは普通の存在なのだが、体も細身で川岸の藪の中を探し気味にたむろしているのが気になった。

f0126829_8305874.jpg



 ミノムシのように二羽三羽、出てくる出てくる小ガモたち、岸から岸へカモ渡り、遅れた小ガモはバタバタ歩む、母さんマガモはゆったり、辺りを見たり子供をみたり、首や体がゆっくり回る、小ガモを数えてみたら全部で十一羽、岸に沿いながら、右に左によちよちと、狭い川道を昇って行った。
 わずか五分ほどの一家団欒のカモの風景だった。父カモは何処だろうと妻に聞く。雄カモは子育てには関知しないとのことだ。あれだけ番(つがい)で仲の良いオス・メスなのに、やはり人とは違うようだ。どちらが良いのか。


f0126829_8313920.jpg


f0126829_8323268.jpg
f0126829_8332875.jpg


f0126829_8343559.jpg


by sakaidoori | 2010-07-24 08:48 | ◎ 風景 | Comments(0)
2009年 06月 17日

1011) ①ツアー 「三井物産&日本野鳥の会企画:森と自然とふれあおう ~鵡川河口人工干潟」 6月13日~14日

f0126829_17415411.jpg
     (↑:6月14日早朝、ホテル四季の館の前の駐車場。向かいの茶色の建物が町役場。)

 2,000円の1泊4食付森林体験ツアーに当選した。
 ㈱三井物産と(財)日本野鳥の会の主催。地元のネイチャー研究会inむかわスタッフが一所懸命に協力してくださった。
 
 初日の似湾山林散策、翌日早朝の似湾山林バードウォチング、それらは後日書くことにしよう。


 6月14日、12:30~15:00 小雨。
 最後の予定の鵡川人工干潟散策だ。
 あいにくの小雨模様なのでガイダンスを旅館で済ます。雨模様なので、滞在時間を危ぶみながら現地に向かう事になった。身軽にせよという事で資料を持参しなかったのが惜しまれた。
 (メモをしなかったので、記事の中の数字は間違いがあるかもしれません。)



f0126829_15214028.jpg

 (↑:宿泊ホテル・四季の館から徒歩での散策だ。
 直ぐに無舗装の田舎道になったのには驚いた。10分ほど歩けば車止めがある。
 写真は車止めの手前の草地。現在は牧草地かも知れないが不明。

 この広場は、かつて鵡川を放流させた伐採木材の集積場とのことだ。鵡川駅に行く引込み線があり、苫小牧の王子製紙工場に運ばれた。
 材木の川流しという大胆な方法は長続きしなかった。大正末年頃に富内線が開通すると廃れたようだ。鵡川町木材繁盛物語は昭和の声と同時に過去のものとなった。
 三井物産が今回の主催だ。その三井物産所有の似湾山林は鵡川に面している。似湾木材も、かつてはここで一休みしただろう。

f0126829_15374149.jpg
     (↑:旧鵡川の横断地点。)
f0126829_15405928.jpgf0126829_154276.jpg









     (↑:横断地点からの旧鵡川。左は上流、右は下流。)

 車止め柵から直ぐに旧鵡川に着く。2年前には立派な橋があったそうだ。氾濫で流されたとのことだ。作って直ぐの出来事だ。その後、横断方法をどうするかでもめたそうだが、現在の姿に治まった。
 とても橋を流すだけの流量も力もなさそうな川の姿だ。氾濫時期の姿は想像できない。
 新鵡川へと川の流れが変わったのは何時頃だろう?先ほど見た木材集積場は旧鵡川時代だろう。

f0126829_15531124.jpg
     (↑:のんびり歩く。柵があるから左右は牧草地だろう。)

f0126829_15583157.jpg
f0126829_15595788.jpg
     (↑:上。ようやく鵡川に着く。川向こうに見える緑地は鵡川左岸。
     ↑:下。こちら側の防砂壁。)

 櫛状の防砂壁が12箇所ある。右岸に砂が溜まらないための装置とのことだ。川の流れを安定させて、河口を砂で埋め尽くさないためか?


f0126829_1610156.jpg
     (↑:人工干潟は直ぐ傍。右側の茶けた草の奥の水溜りだ。左に鵡川が見える。)

f0126829_16142952.jpg
     (↑:干潟の全貌。)

f0126829_1621195.jpg
     (↑:干潟の泥。全然臭くない。穴ぼこは目指すゴカイの足跡。)

f0126829_1623495.jpgf0126829_16234270.jpg










     (↑:目的のゴカイ掘り?ゴカイ探索?掘れば間違いなくきれいなゴカイが居る。)


 ようやく人工干潟に着いた。
 長方形状に水が溜まっている。水の流れをよくするために、2m程掘られている。
 奥の方の左側で海と結ばれているとのことだ。(次回の個人的探索にはそこまで行こう。)
 鵡川の氾濫は、この干潟には良いそうだ。多量の水が干潟をかき混ぜて新鮮にしてくれるとのことだ。

f0126829_17325049.jpg 畑のミミズの効能は誰でも知っているが、干潟の働き者はゴカイだ。ほぼ同じ働きだ。初めて知った。干潟には無数の穴ぼこがあり、ゴカイの繁殖を知ることができる。
 そして、このゴカイを食べに渡り鳥がやってくる。シギ・チドリの類だ。土壌もゴカイのおかげで新鮮だ、北や南に向かう渡り鳥達にとっては絶好の休息地とのことだ。

 かつて鵡川河口には33haの干潟が拡がっていたとのことだ。それが現在では自然干潟の多くは消滅した。
 幾つかの複合的原因があるだろうが、元凶ははっきりしている。鵡川新漁港の建設にある。漁港は30年前頃に作られた。そして、20年前から急速に河口の姿を変えることになった。長さにして400mも海が進入し干潟が消失した
 港の堤防が海の流れを変えたのだ。港の東側では砂が溜まり、鵡川河口のある西側へは砂の供給(漂砂)が途絶えてしまった。この現象は鵡川ばかりではない。太平洋岸に新しくできた漁港周辺では全て同じ現象が起こっているとのことだ。
 漁港の南壁も砂で覆われやすく、定期的に除去作業をしている。
 鵡川も河口の砂を人工的に海に排出して、海流を利用して河口右岸に砂を供給している。
 この作業は半永久的につづくだろう。

 変貌する海岸を目の当たりにして、2001年3月に第1次人工干潟造作工事が終わった。2003年3月にも第2次造作工事が終わった。
 見てもわかるようにこの干潟は内陸に作られている。これ以上の造作はないだろう。

 「人工干潟」、北海道では例の無い存在であり、全国的にも珍しい。国家を含めた各種研究機関の注目の的であろう。生態系の大掛かりな実験場でもある。
 野鳥の会にとっては渡り鳥達の安息の場の回復が目的だろう。
 研究者にとっては自然の科学的理解の場であろう。
 漁民にとっては人工干潟は負の財産だろう。有力な資源であるシシャモの為には損なわれてはいけない鵡川なのだ。干潟には関心が無くても、鵡川には絶大な関心があるだろう。

 鵡川から遠く札幌に住む私、人工干潟という存在を知った私。とりたてて私は何もしない。知的興味以上をでない自然の姿、興味の枠をはみ出る自然の一瞬の姿。現代に生きるとは何と複雑な系の中に身をおいていることか。

f0126829_17571562.jpg
     (↑:昭和40年代の鵡川河口。
 干潟健在な頃。現海岸線を書けばもっと理解できるのだろう。どの部分が干潟なのかを聞き忘れてしまった。河口部分が随分出っ張っている。そこが中心か?)

f0126829_1736732.jpg
     (↑:この日はカラスしか居なかった。からすも肉食だからゴカイが好きだろう。
 青い草は干潟には迷惑なそうだ。草の根が大地を固めるからだ。
 鵡川本流に青サギが1羽いた。)

by sakaidoori | 2009-06-17 18:42 | ◎ 風景 | Comments(0)
2009年 06月 13日

1006) ②川下公園とライラック


f0126829_20523111.jpg


 川下公園のライラックの接近写真を少し載せます。「ライラックが好き!」という方のコメントを頂きました。うれしいですね。

f0126829_2058541.jpg

f0126829_20594562.jpg

f0126829_212396.jpg
     ↑:フレンチ・ライラック (ライラック八重)
f0126829_2152823.jpg
     ↑:花弁の数に注意して下さい。普通は四弁ですが、これは六弁です。

f0126829_2175191.jpg
     ↑:メイやーライラック パリピン (ライラック一重)
f0126829_21124555.jpg



f0126829_21531923.jpg



f0126829_2110843.jpg
     ↑:公園内のスミレ。


    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

f0126829_21143317.jpg



 ライラック漫遊の後は公園から離れて旧厚別川から現厚別川をグルッと一周した。
 下の菜の花は厚別川の護岸に咲いていた。その向こうの野原は田畑跡地。フラットな景観だから、開拓当初は田圃だと思う。この辺は谷地だと思うが、川淵は灌漑が上手くいけば充分水田可能だ。しかし、春先の水害は大変なものだったろう。
 

f0126829_21302639.jpg
f0126829_21315246.jpg
     ↑:①キジバトと旧厚別川

 公園の東側は片側一車線のぐねぐね道路が走っている。おそらく、昔の厚別川に沿ってできたものだろう。その川の名残が排水溝のように流れている。流れると言うよりも。色も変色しがちで溜まり水と言った方がいいだろう。
 電線にキジバトが止まっていた。この辺は田園地帯だけあってのどかなものだ。

f0126829_2138164.jpg
     ↑:②・(現)厚別川。

f0126829_21411298.jpg
     ↑:③・護岸堤防

 護岸堤防は散策コースだ。次はこの道を下って豊平川まで行って見よう。





by sakaidoori | 2009-06-13 06:39 | ◎ 風景 | Comments(2)