カテゴリ:Plantation( 2 )


2013年 10月 07日

2249)①「市川義一 筆墨 365 展」 モリヒコ Plantation 10月5日(土)~10月15日(火)

  


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市川義一 
筆墨 
365 
  
      


 会場:モリヒコ プランテーション (Plantation)  
      白石区菊水8条2丁目1-32
      (会場は飲食店の3階です。
       特に注文しなくても展覧会会場には入れるでしょう。
         地下鉄東西線菊水下車、
         4番出口より歩いて10分)
        ※ 駐車場10台      
     電話(011)827-8868

 会期:2013年10月5日(土)~10月15日(火)
 休み:9日の水曜日(基本的には平日の水曜日)
 時間:11:00~22:30

※ オープニング・パーティー ⇒ 10/5(土) 18:00~ 参加費1,000円 (1ドリンク&フード)

※ 毎日ギャラリートーク365 ⇒ 平日・19:30~20:30 日祝・16:30~17:30

※ 何だかいろんな事を考えています。詳細はパンフを拡大して確認して下さい。 
                       

ーーーーーーーーーーーーーーーー(10.5)


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 1階、屋内なのに屋外?スペース的で、何でもできる開かれた世界だ。もっとも、普段の夜の訪問の場合は、入店するまでの雰囲気作りだ。


 ギャラリー会場は3階。普段は1階と2階が飲食ルームだが、この日の2階はオープニング パーティー会場だ。


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 1,000円の会費で飲み放題!凄い大判振る舞いだ。今展への意気込みを、作品会場に入る前から感じ取ってしまた。作家本人を越えた何かがある。まさしく作家に対する祝いの儀式だ。


 今日の訪問の目的に、ギャラリー・トークへの参加があった。こちらの勘違いで既に終わっていた。毎日、誰か彼かとトーク・ショーの予定です。(パンフを拡大して確認して下さい。)
 その誰もいない会場を会食中に一渡り見た。驚き驚き驚きで感服しまくった。作家の文人技量と展示の工夫、全ては市川義一・遊び心への賛歌だ。



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 平成の文人による壮大な展覧会だ。

 基本は、筆による日々の記録の小冊子。ここが本当は中心なのだが、展示としてはすこぶる地味だ。壁の方にそーっと置いてある。
 日記には言葉があるのは当たり前だが、新聞やいろんな品々を貼り付けている。日々の日課、日課という悠々自適な生活ぶり。楽しみと遊びと、それでも天下国家に物申したいという姿勢がチラチラ満ち満ちている。それらを纏めて小冊子の日記本にした。分量としては10冊程度で、原本のみによる完全一冊自家本だ。
 展示としての迫力はそれほどでもない。手にとってめくりながら、作家のマメさかげん、デザイン能力、能書ぶり、そして、将来の鑑賞者を想定してのレイアウト、優しき気配りを目にする。
 何よりの特徴は、氏は専門のデザイナーではあるが文人的遊び心が充満していることだ。その心にフムフムと同意し、「文化人はかくあるべし」と、その心意気に感服するばかりだ。


 まずは展示としては中心的存在の巻子本を見ましょう。

 もともとは宗左近・著「縄文物」をメモ代わりに写し取ったことが始まりという。それぞれの巻子本には原本があるのでしょう。市川義一流模写です。
 最初に載せる巻子本はその第一号みたいです。筆跡の強弱、土器画に対する作家の思いを彷彿して下さい。




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 人物画の巻子本を見ましょう。



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 こんな感じです。絵も書も上手い。絵は別にして、書はもっと崩すなりまろやかなりにして、一目で「ギイチの書だ」、と言われる存在になればと思った。「平成の文人書家・市川ギイチ」の誕生だ。そういう名声を築かれたらと思う。閉塞した書壇に、デザイナーという地位を逆手にとって、自由奔放にして豊かな字を、書家として世間に出したらと思った。「書」の個展をやりましょうよ!





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 イス、浮いたテーブル、にとりとめのない書物、テングスがチラリと光線を発する・・・、これは演劇家の発想だ。一人芝居の小道具だ。物語が始まる。あるいは朗読という孤独な独白の世界だ。あたりにはだれもいない。『人のいない朗読会』



 何となく壁周りを見てみましょう。



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 ・・・・


 疲れてしまいました。一端中止です。肝心の日記を掲載していません。

 ②に続く





 

by sakaidoori | 2013-10-07 16:58 | Plantation | Comments(0)
2013年 06月 04日

2085) 「杉吉貢 個展 ●墨線遊戯(ボクセンユウギ)●」 Plantation 6月1日(土)~6月16日(日)

   

杉吉貢 個展 

   墨線遊戯
    (ボクセンユウギ)
 
      


 会場:Plantation  
      白石区菊水8条2丁目1-32
      (地下鉄東西線菊水下車、
       4番出口より歩いて10分)
     電話(011)827-8868

 会期:2013年6月1日(土)~6月16日(日)
 休み:水曜(水曜祝日の場合は翌日)
 時間:11:00~19:00
      (初日は、~17:00まで。15日は、~18:00まで。)

※ オープニング・パーティー ⇒ 1日(土) 18:00~ 参加費500円
                      ●櫻井ひろダンスパフォーマンス ●アーティストトーク

※ 東海林靖志ダンスパフォーマンス ⇒ 15日(土) 18:30開場 19:00開演
                           1500円(ワンドリンク付き) 

ーーーーーーーーーーーーーーーー(6.1)


 


 「Plantation」、初耳だ。飲食関係と思うがわからない。舞踏公演も予定しているので狭くはないだろう。
 DMの地図を頼りに目的地に向かう。地下鉄の出口でいつものように方向を失う。自信をもって選んだ道は反対であった。そんな失敗はあったが、地図通りに進んで不思議な会場に着いた。


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     ↑:(近くのセイコーマート。会場は左側に進む。)


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     ↑:(右側の白くて大きな三角屋根のプレバブ風の建物だ。)


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     ↑:(お客さんを迎えに関係者が立っている。)



 以下、会場風景を時系列に載せます。ダンス公演が控えているのでお客さんで賑わっている。ダンスは撮影不可で様子を伝えれません。が、会場風景を見れば演劇だとか舞踏だとかをしたくなるのが分かると思います。



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 会場は建物の3階。上の写真は階段を上がりきった所からのもの。
 下がり物に包まれるようにして場がたたずんでいる。運慶、快慶みたいな力強い裸婦像が垂れ下がっている。
 天井には、踊る裸婦像ともいうべき即興画だ。
 正面の白壁にはカラスの群れだ。
 裏の方には細密描写の巨大な顔がある。
 その顔の隣には、墨絵師・杉吉貢の自画像が、直向きな目を会場に向けている。
 以下の写真で確認して下さい。


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 ダンス(舞踏)は終わった。
 上半身は刺青のようにして緑に塗られていた。アフリカ・ジャングルの保護色だ。肉体は異国の野生となりながらも、音楽は能舞台の幽玄さで若者に襲いかかる。音楽に和してゆったりと・・・激しく・・・体を常に不自然な状態に保ち。若い体は汗に覆われ光り輝く。若い男の肉体美、官能美・・黄泉の世界での妖しきエクスタシー。



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 舞踏家の舞の残痕だ。


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 羅漢図を描いた男が、一転してカラスに挑んでいる。
 羅漢図は祈りであろう。ではカラスは?祈りだけでは絵師の気は収まらないのだろう。
 何かに怒っているのかもしれない。
 社会という獲物に襲いかかりたいのかもしれない。
 「オレは邪魔者だ」と自分を震い立たせているのかもしれない。
 嘴を研ぎ澄ませねばならない。
 何かの決意、宣言かもしれない。
 むろん、自分に言い聞かせているのだろう。できることは、絵師として絵を描くこと、だけだ。


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by sakaidoori | 2013-06-04 23:26 | Plantation | Comments(0)