栄通記

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カテゴリ:[小樽]ダラ・スペース( 5 )


2012年 10月 16日

1829)②「小樽・鉄路・写真展 13th 2012」 小樽旧手宮線跡地 8月27日(月)~9月9日(日)

  

小樽・鉄路・写真展 
13th 2012



 会場:小樽旧手宮線跡地
   小樽市色内2丁目マリンホール裏

 会期:2012年8月27日(月)~9月9日(日)
 時間:24時間屋外展示、当然無休。
     (最終日は~17:00まで。)

 主催:小樽・鉄路・写真展実行委員会
 協賛:(有)石崎電気商会

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(9.8)

 1822)①の続き。

 それでは後半部分を軽く歩くことにしよう。


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 彼女は歩く。僕の写真を邪魔したかったのか、僕の写真に収まりたかったのか、彼女は去っていく。


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     ↑:M イワナミ。

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     ↑:(左側の写真作品は、M イワナミ。)


 またまた彼女が立っている。ミスター・イワナミの守護姫か。


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     ↑:(上下、ツグミ。)


 小さめのおがみ看板という意匠、びっしりと思春期が詰まっている。
 やや古風な衣装の乙女がビンに詰まっている。コレクション風の男性作品ではない。性欲がないから。「このまま水の浸ったビンの中にいたい、だって気持ちいいんだもの、安心なんだもの、でも外は・・・」そんな感じの女心に見える。
 しかし、その気持ちを連続作品として提示しているのがいい。「小さい世界小さい世界、ワンダフル」といいながら、溢れる思い、増殖するエネルギーを楽しんでいる。当然、この小さい世界は羽ばたくための培養器だ。惜しみなくこの若さを大きくしてもらいたい。

 撮影者の言葉があった。ストレートにその気分が伝わってくる。


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     ↑:國生隆史。


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     ↑:小林直智。



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     ↑:?。


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     ↑:?。


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     ↑:三好めぐみ。


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 ③に続く

by sakaidoori | 2012-10-16 21:27 | [小樽]ダラ・スペース | Comments(0)
2012年 10月 07日

1822) 「小樽・鉄路・写真展 13th 2012」 小樽旧手宮線跡地 8月27日(月)~9月9日(日)

  

小樽・鉄路・写真展 
13th 2012



 会場:小樽旧手宮線跡地
   小樽市色内2丁目マリンホール裏

 会期:2012年8月27日(月)~9月9日(日)
 時間:24時間屋外展示、当然無休。
     (最終日は~17:00まで。)

 主催:小樽・鉄路・写真展実行委員会
 協賛:(有)石崎電気商会

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(9.8)

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 なぜだか、このイベント写真展は好きだ。小樽の再発見とか、写真好きの仲間達の全員集合とか、いろいろと意味のあるとことだろうが、何ともいえないバカバカしさ、ランチキ気分が気に入っている。そんなことをいったら、関係者は不真面目に世間受けをしているだけではと発言しているようだが、そんなことはない。確かに、「真剣白刃で、完璧な静寂の中での作品とのにらみ合い」という作品鑑賞も好きだ。が、見るテンションはそんな律儀な精神だけで成り立ってはいない。女好きから、郷土愛から、社会批判から、哲学問答から、自然賛歌までいろんな気分を持っているわけだ。そんなあやふやな気分に一本の筋を通す、意外にもこういう写真展が持っている。


 今回の鉄路展、それなりにうるさいのだが、チョッピリいつもとは違う。参加者が少ない感じだ。関係者に確かめたら、その通りだった。「枯れ葉も山の賑わい」で、数で押し寄せるマンパワーの力は、絶対的だ。そして思った。僕は「マンパワーに触れたくて展覧会に行っているのでは?」と。一人の力、二人の関係から生まれる力、仲間達の力、企画者や呼びかけ人の作品以外の力、かなりの人間の押し寄せる力・・・。

 数は少なめだったが、それはそれなりに見に行っている人の感覚だ。以下、会場風景を中心に進めていきますが、充分に元気の良いイベントだった。


 会場の入り口反対側から見ていった。ですから、概ねその経路で進みます。


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     ↑:藤女子大学3年・白浜、「カラス傘」。

 破れた傘を使っていて、何となくカラス気分だ。
 広い会場だ。こんなムードで、ポツンポツンと点在して欲しい。あるいは、まとめて10個位の傘隊にしてカラス軍団も良い。そうすれば、哀愁は飛んでいって、にっくきカラス隊の襲来だ。街中でのゴミステーションでの、「ゴミーカラスー人」の三角関係再現だ。。もっとも、今回の撮影者はカラスに託した「独」を表現したかったのだろう。


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     ↑:藤川弘毅。

 ギャラリーたぴおでお馴染みの藤川弘毅。

 今回の環境は建築現場だ。壊れた足場板に収まる生娘、だ。
 鉄路展の藤川写真は実に良い。たいてい若き女性がテーマなのだが、自然体で彼女等に迫っている。もともとそこに登場する若人達はモデルの素人だ。彼女達は普通に振る舞っている方が生き生きしている。天真爛漫というか、無防備というか、世界語になった「かわいい」の見本だ。その若き女性の清新さを、彼特有のムードで接しているのだろ。羨ましいものだ。


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 スタッフの休憩所も兼ねているようだ。いつも写真、いつもお客さん、いつもいつも良い気分、だ。



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     ↑:テーマは「小樽」。


 これが「小樽・鉄路展」だ。
 雨にも負けず風にも負けず、夏の暑さにも台風にも負けず、見る人の悪口にも、批判批評という展覧会儀式にも負けない、そんな丈夫な精神の持ち主達だ。

 以下、その負けない人たちの部分紹介です。僕好みが強く入った選択です。これで一つの写真展になればと思ったのですが。



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     ↑:(この写真群は縦長の配置なのだが、横で見た方が面白かった。)


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 終わりまで紹介となると随分長くなります。 ②に続く





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by sakaidoori | 2012-10-07 07:13 | [小樽]ダラ・スペース | Comments(0)
2008年 12月 02日

828) 小樽・ダラスペース 「曾田千夏・展」 終了・11月20日(木)~12月2日(火)

828) 小樽・ダラスペース 「曾田千夏・展」 終了・11月20日(木)~12月2日(火) ・展
      Chinatsu Aita Exhibition at Mt.Haruka  (曾田千夏at春香山)
       
 会場:ダラ・スペース(Dala Space)
     小樽市春香町292番
    (国道5号線沿いの山側。JRバス停「西春香」近く。国道山側にある張碓稲荷神社の隣で、会期中は看板有り。)
     電話(0134)62-0440
 会期:2008年11月20日(木)~12月2日(火)
 休み:水曜日(定休日)
 時間:11:00~17:00

 主催:ダラ・スペース
ーーーーーーーーーーーー(12・2)



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 曾田千夏の絵は全道展と、さいとうギャラリーでの夏冬企画展で定期的に見ることが出来る。公募展としての大きな力作と、買い易さを考慮した小品の優しい絵という両極端さではあるが。時々の心境はそれらで知れるが、こうして個展としてまとまって見れるのは実に良い。しかも、今年の作品が大半で、表現に幅がある。粋の良い作品群だ。沢山画いている、寡作家で無いのも頼もしい。
 その表現力に注目している人も多いと思う。全道展で最高賞を確保し、ドドーンと道内美術界の注目の人となり、その後の進展を見つめられている。
 表現に枠をはめること無く、静かにグイグイと進んでいるのが今展でも分かる。成長期の人である。

 表現の幅の広さを楽しませてもらったが、彼女の問題意識が激変したとは思われない。
 彼女は緑を多用する。植物的意味合いが強い。線描も得意とするが、最近は線を見せる作品は少ない。線描にはいろいろな意味合いがあったろう。画家の制御しきれぬエネルギーとか・・・、植物の関係で言えば、根毛や生命力であり、目に見えない大地の中の生き様でもあった。
 画家は目に見えない何かに執着していた。地中であり、森であり、地球、宇宙、見果てぬ何かだ。可視的生物と生物を支えている不可視な存在。その不可視な存在が線描の場合は薄気味悪さを伴いながらも、生き物を支えていた。今は不可視な世界は不気味さよりも、暖かい夢や幻想、命をはぐくむ力という面が絵には強くなっているようだ。
 それでも、「煦(アタタ)メラレ耿瞼(コウケン)豁(ヒラ)ケル刻(トキ)」の連作、暖かく夢薫る絵とも見えるが、不思議なあやかしさがある。だいだい色の割れ目からはみ出た表現、割り裂いて子宮が顔を出していると見える。綺麗な子宮だ。だが、子宮というものは外気に触れるものではない。幻想的に生命の象徴として画くか、切り裂いて強引に見せるしか方法はない。画家は欲張りだから両方を選んだ。肉片を裂いてそれを顕わにして、生の可能性を暖かく見つめようと。

 僕は植物としての生命を謳う姿勢に素直に愛着を感じる。それ以上に、それを支える不可視の世界を無意識でも異様な感じとして表現せざるをえない曾田・絵画が好きだ。


 「煦(アタタ)メラレ耿瞼(コウケン)豁(ヒラ)ケル刻(トキ)」、変なタイトルだ。「耿瞼(コウケン)」という意味が手持ちの辞書では見つけれなかったが、(明るい)瞼・まぶただろう。
 「(体を)暖められ、明るくまぶた開く時」という意味か?普通に書けばいいものを画家は死語を連発して鑑賞者を挑発しているようだ。「家に帰って調べて下さい!私のこだわりを感じて下さい!」と言っているようだ。それにしても「豁」の字、単に「開いて広い」ということではない。切り裂くほどの苦難をしたから、その先は広く大きいということか。谷を割るほどの思いで進めば、その先は開けている夢があると。
 まるで豊平川の悠久の歴史のようだ。雪解け時、谷あいを怒涛のように切り裂き進み、その土を札幌の地に扇のように広げて大地の恵みにした。



・「煦(アタタ)メラレ耿瞼(コウケン)豁(ヒラ)ケル刻(トキ)」・2008,10,14。
・「windpipe-sleety」・2008,11,18。
・「train」・2008、6、11。
・「日日蟲」


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 家の小樽側には沢がある。いつ積んだのか、壊れそうな安直な石積みがある。その上には木が伸びている。ここは海に近い。突風でいつかは倒れそうだ。それを心配しながら、このギャラリーに通うことにしよう。
 沢の先は広い国道だから暗渠になっている。そして崖から落ちるように海にたどり着くのだろう。今度確認しよう。この沢の名前は?

by sakaidoori | 2008-12-02 21:31 | [小樽]ダラ・スペース | Comments(1)
2008年 11月 24日

813) ダラスペース 「ダラ・スペース通信第2号 & だらっとすベェー通信第3号」 発行日:2008年11月18日

○ ダラ・スペース通信第2号 & だらっとすベェー通信第3号
    (ともに気まぐれ発行)

 発行日:2008年11月18日    
       
 会場:ダラ・スペース(Dala Space)
     小樽市春香町292番
    (国道5号線沿いの山側。JRバス停「西春香」近く。会期中は大きな看板が道路沿いに有り。)
     電話(0134)62-0440
 
 休み:定休・水曜日
 時間:11:00~17:00

ーーーーーーーーーーーー(11・15)

 通信誌を頂きました。有難うございます。

 記事の内容は表が「ダラ・スペース通信第2号」で、ギャラリーの紹介です。
 現在は「曾田千夏・個展」で、次回が「アンモナイト展」です。そして、ライ君はこの冬4ヶ月2ヵ月程ベトナムに帰省します。(ギャラリーは4ヶ月程お休みです。)何と、2月15日~2月26日まで、彼の個展に合わせて道内在住の日本人達の「Plus 1・展」を予定しています。写真だけでも見たいものだ。

 記事は達者な日本語です。おそらく奥さんが書いているのでしょう。凡調なところは無く、明快で楽しい。しかも記事ごとに微妙に言い回しを変えている。僕もこういう能力を身につけたいものだ。
 それと、この通信は大学ノート大なのだが、僕自身もこの倍の一枚立てのフリー・ペーパーを発行したいと思っていた。来年は無理かも知れないが、「栄通記」を書き続けていたらいずれは出すだろう。

 裏は「だらっとすベェー通信第3号」。発行者は「ダラ・スペースの怠け者の方」とある。
 一齣漫画風で著者の落書き通信になっている。本編の通信誌の裏側が余っているので、「もったいない精神」で同じく奥さんが書いたのだろう。
 「最近は全くだらっとしていない」とある。おそらくそんな暇は無いだろう。真摯な社会人とはそういうものだ。特に子育て中の奥さんは何かと大変だ。

 現在開催中の「曾田千夏・個展」(11月20日・木~12月2日・火)のDM裏表を載せます。
 参加無料のワーク・ショップもあります。
  ①11月30日 13:30~
  ②12月2日  15:00~

 抽象絵画を楽しむこつが分かるよ!とあります。先着6名。詳細はお問合せ下さい。

 ダラ・スペースのH.P.⇒こちらf0126829_12524196.jpg










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by sakaidoori | 2008-11-24 12:56 | [小樽]ダラ・スペース | Comments(3)
2008年 11月 16日

808) ①小樽春香町・ダラスペース 「菅原弘記・遺作展」 10月23日(木)~11月18日(火)

○ 菅原弘記・遺作展
     ー没後十年 蘇る北海道抽象絵画の機軸・記憶ー
       
 会場:ダラ・スペース(Dala Space)
     小樽市春香町292番
    (国道5号線沿いの山側。JRバス停「西春香」近く。会期中は大きな看板が道路沿いに有り。)
     電話(0134)62-0440
 会期:2008年10月23日(木)~11月18日(火)
 休み:定休・水曜日
 時間:11:00~17:00

 主催:ダラ・スペース
 協力:菅原久美子 菅原登
ーーーーーーーーーーーー(11・15)

 初めてダラ・スペースに行った。ダム・ダム・ライ君の自宅兼私設ギャラリーだ。

 個別作品案内は後にして、ギャラリー(自宅)周辺と展示風景を載せます。

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 広い片側2車線の道路、大きいが分かりづらいオーンズスキー場の看板を過ぎる、小さい春香橋を通り越すと直ぐに「ダラ・スペース」の大きな看板が目に入る。辺りは何も無く見つけ易い所だ。

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 入って直ぐの薪を積んであるところが駐車スペース。左側は新築の民家、右側は今は作業棟なのか古い民家、その間の細い田舎道の向こうが目指す家屋。
 写真では分かりずらいが、看板のある手前の建物は物置or作業場風で、本当の入り口はその向こうだ。

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 右側の小高い場所に張碓稲荷神社がある。そこからの建物風景。右側の大きな建物がギャラリー兼住まいだ。手前が沢になっていている。小川のせせらぎは車の音に邪魔されて聞くことはできない。

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 玄関の両壁は赤く塗られている。とてもハッピーだ、テンションが揚がる。作品も赤い。初期の作品と晩年の作品が左右の壁に対の展示。

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 上のストーブのある食卓ルームを横断してギャラリーに入る。
 柱はクリーム色に塗られている。奥の方に小川を眺めながらの語らいの場がある。ライ君はとてもマメな方で、訪問客一人一人にコーヒーをもてなす。会場には展示画家の弟さんとその家族が故人のことをあれこれと語ってくれた。10年前の遺作展のカタログを500円で買った。菅原登氏のサインをもらった。そこには住所も書かれていた。


 個別作品とぞの雑感は②に続く。
 18日の火曜日までです。

by sakaidoori | 2008-11-16 16:52 | [小樽]ダラ・スペース | Comments(0)