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2010年 02月 28日

1212) 岩見沢(マネジメントS.)「煌めき ~1989年炭鉱・閉山~斉藤靖則・写真展」 2月18日(木)~3月末頃

○ 煌(きら)めき 
    ~1989年炭鉱・閉山~
      斉藤靖則・写真展
  

f0126829_20173376.jpg 会場:そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター
     岩見沢市1条西4丁目3番地
     (JR岩見沢駅を出て、左に数分。)
     (電話)
 
 会期:2010年2月18日(木)~3月末頃
 休み:火曜日(定休日)
 時間:11:00~17:00

ーーーーーーーーーーーーーーーー(2・27)

 久しぶりに岩見沢・キュウマルに立ち寄る。そこで得た情報での当館の訪問。
 普通の空間での炭鉱関係写真展と思いきや、展示空間に驚いてしまった。
 事務所風のドアを開けると、やっぱり事務所という入り口空間。どこが展示場だろうと一瞬ひるむのだが、そこは心得たもので関係者がすかさず応対してくれる。
 「・・・、会場はいまでは珍しい札幌軟石を使った倉庫で・・・○○年頃の創建で・・・」
 事務所から再びドアを開けて隣室へ、ガランとした冷ややかな空間から、更にビニールのカーテンを開けて・・・。
 驚いたね~、いきなり座敷牢のような薄暗い倉庫に入ってしまった。どうしてあの事務所からこの倉庫なのか?要するに、事務所と軟石倉庫が引っ付いているのです。その両者の跡地をそのまま「NPO法人・炭鉱(ヤマ)の記憶推進事業団」が借り受けて、「マネジメントセンター」として運営しているわけです。昨年の8月頃にオープンしたとのこと。

 この団体や建物のことはまた書くことがあるでしょう。
 炭鉱写真展です。会場風景のみの掲載です。


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 おおよそ会場ムードは伝わったのではと思います。ハロゲン・ライトが明るく、照明はしっかりしています。薄暗い場所もありますが、それはそれなりにムードが楽しめます。写真作品が坑内の模様や炭鉱夫の煤けた労働顔などですから、奇妙なリアル感があります。
 館内は少しカビ臭い。その辺は春になればドアを開けて、風を一杯吸い込んでしっかりメンテナンスされるでしょう。だんだん良くなる「マネジメント・センター」です。新しい施設です。炭鉱関係の情報の発信基地として育っていくのでしょう。


 撮影者の斉藤靖則さんは、幌内炭鉱に昭和40(1965)年6月に坑内工作員として入り、平成元(1989)年9月の閉山まで勤務された方です。時折カメラ持参で坑内に入られたのでしょう、作業前後の仲間の顔も、当人の顔も登場します。幌内の風景や機械工作の様子など、炭鉱写真に詳しい人には見慣れたものかもしれませんが、やはり撮る人によって目線や価値観が違うものです。
 パンフによれば、斉藤さんは幌内炭鉱跡地のガイドをしたり、旧幌内発電所で閉山時の写真展などを開いたりと、余生も炭鉱活動をされています。
 炭鉱住宅の模型なども作られていて、作品が展示されています。
 幌内炭鉱の職員住宅(事務員&管理者用)と抗員住宅の模型もあります。ともに2軒長屋なのですが、大きさは大分違う。

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 今回は会場紹介が主になってしまいました。「幌内炭鉱」のことなども、もっと詳しく書かないといけないのでしょうが、それらは追々ということにします。
 当館展覧会は記録していきたいと思っています。

 

by sakaidoori | 2010-02-28 12:38 | [岩見沢]キューマル 他 | Comments(0)
2009年 08月 29日

1084) ②岩見沢 「西田卓司・個展 『ワーキング フロー』」 8月22日(土)~9月23日(水)

○ 西田卓司・個展
   「ワーキング フロー」

      (岩見沢アートプロジェクト 「Zaworld」)

 会場:武部建設 結ホール
     岩見沢市5条東18丁目31番地
 
 会期:2009年8月22日(土)~9月23日(水)
 休み:日曜日(定休日)
 時間:10:00~17:00

 主催:岩見沢アート・ホリディ実行委員会 「Zaworld」
    問合せ・電話(0126)35-1190

ーーーーーーーーーーーーーーーー(8・24)

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     ↑:「失われたタブロー」シリーズ。副題が添えてあり、左から「エイリアンズ」、「UMA」。


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     ↑:左から「アルピニスト」、「ユニバーサル」。


 1階の展示の全作品。
 映像のノイズのような絵だ。この広い空間に負けないだけの大きな絵を描く、それがすべてのような作品だ。選んだ色は赤・緑・黄・青の四色。非デザイン的図柄ではあるが、この部屋では壁紙とかポスターのように見える。

 学生が夏休みに美術部の教室で、一人黙々と絵を画いた。荒々しく描き殴りのようにして。その学生の立ち姿が目に浮かぶ。「失われたタブロー」、「過ぎ去りしあの時」、あれは一体何だったのか?
 遥かなる山、宇宙、未確認生物(UMA)、それらにチャレンジするアルピニストや宇宙飛行士・・・作品解説に画題を記している。




 面白いのは2階の展示だ。

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 屋根裏のマイルーム、コレクション・ルームだ。西田卓司君にとっての大事な物を綺麗に丁寧に並べている。タイトルは「ワーキング・フロー」。
 非常に私的なものだから、陳列物の一つ一つや展示意匠をあれこれ言っても仕方がなさそうだ。
 「若い人なのに懐古趣味過ぎる」とか、「過去ばかり見ていて、将来はどうなの?」などと言う事なかれ!自分自身の原点を自分の為だけに開示しているのだ。そのことで他者と共感できれば悪くはないが、その事は二の次なのだろう。自分自身という「他者」と対話しているのだから。日常生活にこびりついている自分の影との語らいの場だ。
 鑑賞者はそういう目に見えない「西田卓司と西田卓司自身」との対話を見させてもらっているのだ。ありがたいことだ。
 面白くない人にとってはやはり面白くない。無理して面白がることもないだろう。それが現在の美術だ。

 展示ルームの傍には明り取りの窓に通じる梯子がある。さー、それに昇ることにしよう。もう一度外を眺めてみよう。

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 それにしても贅沢な空間だ。
 西田卓司、結ホール全体を自分のものにしてしまった。
 いつもいつも似た作品ばかりを見せてくれる作家ではあるが、これからも同じことが続くかもしれないが、そしていつもの延長のような今展ではあるが、いつになく大らかな空間だ。
 ただただ私的作品ばかりというのに。

by sakaidoori | 2009-08-29 00:00 | [岩見沢]キューマル 他 | Comments(0)
2009年 08月 28日

1083) ①岩見沢 「西田卓司・個展 『ワーキング フロー』」 8月22日(土)~9月23日(水)

○ 西田卓司・個展
   「ワーキング フロー」

      (岩見沢アートプロジェクト 「Zaworld」)

 会場:武部建設 結ホール
     岩見沢市5条東18丁目31番地
 
 会期:2009年8月22日(土)~9月23日(水)
 休み:日曜日(定休日)
 時間:10:00~17:00

 主催:岩見沢アート・ホリディ実行委員会 「Zaworld」
    問合せ・電話(0126)35-1190

ーーーーーーーーーーーーーーーー(8・24)

 この個展は会場とのからみ具合が非常に素晴らしい。

 会場は「結ホール」という建設会社のショールーム。その外観の大きさ立派さに驚きもするが、中の展示空間が面白い。

 外観同様に中味も立派だ。高尚なカラクリ屋敷的レイアウトで、一つ一つの流れがアバウトというか全然流れるような空間になっていない。なってはいないのだが、全体が広くて高級感満点で、一つ一つが広々伸び伸び、贅沢なのだが親しみたくなる建物だ。
 その非連結的関係性の空間に、西田作品がはまっている。あまりにもピッタリという収まり方だ。これはたまたまの展示ではないだろう。西田卓司の空間感覚の良さだと思う。
 是非是非足を運んで「結ホール」を堪能してもらいたい。結ホールと西田卓司作品の関係が互いの良さを引き出している。ミスマッチのようなグッドマッチの両者の関係だ。こういうのを現代美術の表現力というのだろう。

 以下、説明的ですが建物の紹介を先にします。

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     (↑:道路側からの全景。)

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     (↑:2階からの西田絵画展の全景。この部分は吹き抜けになっていて、天井は高い。広い空間なのだがなぜかしら机などが所狭しと並んでいる。小中学校の教室みたい。さしずめ西田絵画は色黒板のようなものだ。)


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     (↑:1階の様子。上の写真に見えるポスターはこの施設の備え付けのもの。地元のイベントや美術展のポスターが乱脈に並べられている。2階には現代美術や建築の資料や本も少しではあるが用意されている。
 ここのオーナーは懐の広い人のようだ。無関係性を好まれるようだ。どこか因果律を無視した態度が現代美術と気脈が通じるのだろう。

 2階のポスターの裏の小さな建物の内部が西田卓司のインスタレーション展示。「屋内の建物の、その屋内の・・・・」という入れ子状態の展示。)

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     (↑:作品の裏からの風景。右側には、絵画作品に隠れて立派なストーブがある。「ストーブの人・佐藤」さんに見せたいものだ。作品の裏側は茶室になっている。立ち入り禁止。次回は茶室を利用した美術展をお願いしたい。)


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     (↑:2階の風景。西田卓司小屋の位置が分かると思う。その奥は長机などが並んでいて、会議室のような作業室のような空間。
 右側の廊下の奥は立ち入り禁止。資料等を置く余裕スペースで、見られたら困るというものではない。
 写真を撮り忘れたのだが、右側は吹き抜けで正式の玄関。バリアフリーのトイレもある。軽くドアを押すと「いらっしゃいませ~」と横にドアが開き、自動的に横滑りして閉じられる。カラクリ・トイレみたい。)

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 建物の紹介が長くなってしまった。項を改めて西田ワールドの紹介をします。


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     (↑:裏側からの全景。下の写真は、屋根に立っている明り取りからの景色です。)

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 (②へ続く。)

by sakaidoori | 2009-08-28 16:52 | [岩見沢]キューマル 他 | Comments(0)
2009年 08月 28日

1082) イワミザワ90°  「黒田晃弘の展覧会」 8月22日(土)~9月23日(水)

○ 黒田晃弘の展覧会

   ・岩見沢の商店街の顔を描く!
    「岩見沢似顔絵プロジェクト at iwamizawa 90°」
    ・岩見沢の8つの景色を描く!
    「岩見沢八景」


 会場:イワミザワキュウマル(iwamizawa90°)
     岩見沢市3条西5丁目5-1
     (JR岩見沢駅より駅前通りの左側を徒歩5分。
      通りに面した東南角地。)
     電話:(担当・遠藤)090-7645-0671 

 会期:2009年8月22日(土)~9月23日(水)
 休み:期間中は無休
 時間:10:00~19:00
    (初日は、11:00~17:00。)

  主催:岩見沢アートホリディ実行委員会

※ 1dayイベント ⇒ 「似顔絵カフェ」 8月22日(土) 11:00~17:00
              A4サイズ・1枚2,000円 お一人30分程度 特性額・1枚800円


ーーーーーーーーーーーーーーーー(8・24)

 この日は2泊3日の小旅行の初日。目的は富良野周辺の登山なのだが、どうしても岩見沢を通らなければならない。いい機会だからイワミザワ・キュウマルに立ち寄った。街起こし美術展ということで、市内各地で小規模だが作品の発表を含めたいろんな展覧会・イベントが開かれ始めたばかりで、その中心基地が当館(イワミザワ・キュウマル)だ。

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 1階の奥は「マイ・ラビリンス」で前回記事にした。
 入り口付近に上の写真のようなコーナーがある。
 「看板道中膝栗毛」・チーム☆デザイヤ(太田博子・小坂祐美子・南俊輔)、絵画とビデオのようだ。時間が無いのでこのコーナーは次回に楽しむということでパス。
 2階の黒田展を紹介します。


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 商店街の店長さんなどの似顔絵コーナーと、「岩見沢八景」という黒田流似風景画。

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 お馴染みの似顔絵。ホッペに唇に鼻に顔の輪郭線と、やや膨らみ気味で幸せそうな顔顔顔。描かれた顔よりも画いている作家の好調な心理状態を見る思いだ。

 今回は顔よりも「風景画」が面白い。黒田晃弘の選んだ岩見沢の切り取りだ。
 好みの順番に何枚か載せます。

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     ↑:左から、「製材所」、「JR岩見沢駅」。


 勝手に決めた今展の傑作。
 どこが良いかというと、ご当地選定風景画なのに余計な褒め描写(言葉)が無いことだ。しかも、「岩見沢」ならではという特定な場に対する視座がない。あくまでも画家・黒田晃弘の好み中心主義だ。

 「製材所」。国道12号線を岩見沢に向かって行くと右側に見える。広い敷地だからか、木材は低い高さしかなくて、その代わりに異様に傾けて積んでいる。辺りが広いので、それほどの大木に見えないが、実際はどうなのだろう?近くに行ってこれらの伐採木と挨拶をしたいものだ。

 「・・駅」。新装成った駅構内を描くのをためらっての絵だ。「製材所」といい、単純な輪郭線だけの拘りが見て取れる。


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     ↑:「岩見沢グリーンランド」

 誰もいない遊園地、そういう場所はなぜかは知らないが詩情が立ち込めている。


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     ↑:左から、「百餅祭り」、「レールセンター」。

 「百餅祭り」、どこか懐かしい響きがある。今展で一番清々しい絵。
 「レールセンター」、壁が人の顔に見えて笑ってしまった。



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     ↑:、左から、「玉泉館跡地公園」、「岩見沢公園バラ公園」。


 ともに画家の遊び心満点の絵だ。チョッとした日本画趣味という古さと、新婚模様の100万本のバラの花束。
 余りにも通俗趣味に笑ってしまった。笑いはしたが「跡地公園」、気になるので見に行こう。

by sakaidoori | 2009-08-28 12:30 | [岩見沢]キューマル 他 | Comments(0)
2009年 08月 27日

1081) イワミザワ90° 「『マイ・ラビリンス』  ××ラビリンス」 8月22日(土)~9月23日(水)

○ 「マイ・ラビリンス」
    ××ラビリンス(石倉美萌菜 太田博子 小坂祐美子


 会場:イワミザワキュウマル(iwamizawa90°)
     岩見沢市3条西5丁目5-1
     (JR岩見沢駅より駅前通りの左側を徒歩5分。
      通りに面した東南角地。)
     電話:(担当・遠藤)090-7645-0671 

 会期:2009年8月22日(土)~9月23日(水)
 休み:期間中は無休
 時間:11:00~19:00

  主催:岩見沢アートホリディ実行委員会

ーーーーーーーーーーーーーーーー(8・24)

 三人娘の愛と恋と妄想の世界。どこまでも可愛らしく。

 数珠の暖簾を開けると、布団がひかれている。チョッとびっくり。
 布団には男だ寝ている。三人娘の理想の男性だ。あちこちにも写真姿でお邪魔している。
 というわけで、その彼氏を中心に写真を載せよう。


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 なんとも憎めない三人娘だ。
 「布団に入ってもいいですよ」 
 「・・・・・」

 女房同行の中年おじさんに、素敵なお奨めだ。
 それにしても、若い女の子の部屋というものは落ちつけないものだ。腰がフワフワして定まらない。美術作品は機会があれば触(ふ)れたい、触(さわ)りたい、つかみたいという人間だが、どうもこの部屋はじっくり見るという雰囲気ではない。恥じらいがつま先から頭まで上ってしまい、ニンマリ笑って退散してしまった。

 部屋の中の小道具は彼女達の自慢と工夫の品々だろう。ピンクに染まった部屋の空気が、男をもてあそんでいる女達の夢と空想を写している。恋に恋し、肉に恋し、普段の生活の中での、何かに溺れた姿を可愛く見せている。


 帰りしな、本当の女性達が微笑んでくれた。

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 まるで姉妹のようです。眩しいです。
 右側が当館オーナーで、「岩見沢・まちいっぱいアート展」火付け役の遠藤歌奈子さん。左側が三人娘の一人、石倉美萌菜ちゃん。

 ミモナちゃんへのリクエスト。今展で弾けた心で、次回は是非「ミモナ娘」の絵をお願いしたい。一人作業の絵画はかなりキツイものがあると思う。それにめげずに!
 「パンティー帽子娘」のその後の姿を見たいものです。
 

by sakaidoori | 2009-08-27 15:46 | [岩見沢]キューマル 他 | Comments(2)
2009年 03月 26日

950) 岩見沢90° 「来々展 じゃわの活動展 2階リニューアル」 

○ 来々展
   ⑩ 渡邊靖代 「うさぎたちのひとり言」 


 会期:2009年3月18日(水)~3月21日(土)
 時間:(窓辺展なので常時?)

○ じゃわ2008年度 活動報告展

 会期:2009年3月20日(金)~3月31日(火)
 休み:月曜日
 時間:11:00~19:00

○ カフェ+アート作品の販売スタート
    (4月からキューマルはリニューアル!イベント・展覧会等より充実!!)

 4月7日~
  営業日時: 月・火・木・金  11:30~19:00
    休み : 水曜日(定休日)・・4月8日(水)はオープン。
        土・日・祝は、展覧会・イベント開催時のみオープン


 会場:イワミザワキュウマル(iwamizawa・90°)
     岩見沢市3条西5丁目5-1・(JR岩見沢駅より駅前通りの左側を徒歩5分、通りに面した東南角地)
    電話・(問合せ担当・遠藤)090-7645-0671 


ーーーーーーーーーーーーーーーー(3・22)

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 今年初めての岩見沢訪問。最終目的地は美唄の「田村陸・展」だが、途中に立ち寄りたいギャラリーがあるのはいいことだ。
 「イワミザワ キュウマル」、昨年出来たばかりだ。地域密着型の文化発信を目指しているようだが、現段階では教育大学の学生達の溜り場といった感じか。暗中模索段階だろう。立派なギャラリーや面白い空間もあるのだが、まだまだ利用は軌道に乗ってない感じだ。どう展開するのか、北に行く時には顔だけでも出して様子を知っておきたいと思う。

 「12人の学生たちによるリレー形式の個展」として窓辺展が行われていた。パンフで見ると昨日の土曜日で終了のようだが、まだ展示されていた。

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 教育大学岩見沢校2年生の渡邊靖子、「うさぎたちのひとり言」。
 イスの上のウサギが晒し首に見えて少しドッキリする。壁には小さなウサギの絵がある。小さいのと角度が悪くて見えない。壁面作品は近寄って見れないから余程考えて展示しないと見過ごされるだろう。窓辺展だが空間が広いので立体作品の方が見栄えが良いのだろう。空間造形向きだ。
 そんな他人の意見よりも、学生がここに展示する場合は自分自身が穴の開くほど自作を見なければいけない。どこが悪いのかを徹底的に考えるべきだ。公開授業のようなものだ。同窓の仲間に厳しい意見を求めたらいいのだ。遊び心の「くるくるてん」であっても、研ぎ澄まされた心と目を持つ訓練の場だ。


 2階にも展示しているということだ。何かをしているのだ!ギャラリーが空いていたらもったいないので、適当に何かをしているのかな、そんな気持ちで階段を登った。

 がらんどうの空間かと思いきや、思いっきりイスとテーブルがある。喫茶ルームになっている。近々何かのパーティーがあるのだろう。

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 実は後でパンフを見て分かったのだが、4月7日からカフェが始まるそうだ。同時にアート作品も販売する模様だ。メニューはドリンク中心で営業日もかなり変則的だ。後でパンフも載せるので詳細はそちらを。


 床が10cmほど高い広間は、「じゃわ2008年度活動報告展」だ。
 おそらく最大のイベントは駅前アーケードの柱のペンキ塗りだろう。実に感心な仕事振りだ。女性らしくピンク色だが嫌味も無く新鮮だ。きっと関係者には喜ばれただろう。
 だが、この建物の利用頻度は寂しい1年間だったと思う。仕方が無い。今後に期待しよう。

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 「じゃわ」とはここを支えているスタッフだ。教育大学岩見沢校1年生たちだ。かなりの人数だ。女性ばかりだから、キューマルは「女の園」でもある。1年生だから将来が楽しみだ。実行力を落とさず、企画力を高めてもらいたい。札幌といわず、道内津々浦々からの訪問者を呼び込もう。

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 ちょっと保育園的感覚だが、これがここのスタンスだからいいことにしよう。
 展示は通信誌やイベントの様子などだ。
 おもしろいことをしていた。「岩見じゃわ」は「岩見沢」をもじったものだが、その言葉を市内の公の名称にこそっと書き換えて、写真を撮っているのだ。かなりリアルな騙しかただった。信用するところだった。「ダサイ展」を開いた人達だ。本格的ダサイ行動をしようとしている。親父ギャグ的だがどう岩見沢で泳いでいくのか、当地に行くのが楽しくなるようなことを続けてもらいたいものだ。


 最新版広報誌こ「めーるvol.3」を頂く。
 見て驚いたのだが、この4月からはいままでの静かなイメージを一新するような意気込みだ。
 カフェ・オープンはともかくとして、ギャラリー・スペースは毎日開く方向だ。
 例えば、4月は砂川在住の内海眞治さん達の「7人の童話」展、5月は「林教司・展」、「ロゴマークコンペ展」などんど。
 さて、どういう方向を目指すのか?まだまだ2年目だ。試行錯誤で実績を積んでいくしかないだろう。

by sakaidoori | 2009-03-26 19:03 | [岩見沢]キューマル 他 | Comments(0)
2008年 06月 24日

672) 岩見沢90°「イワミザワキュウマルの1階の風景」 

○ イワミザワキュウマルの1階の風景

 会場:イワミザワキュウマル(iwamizawa・90°)
     岩見沢市3条西5丁目5-1・(JR岩見沢駅より駅前通りの左側を徒歩5分、通りに面した東南角地)
 電話:(問合せ担当・遠藤)090-7645-0671 
 日時:2008年?月?日()~?月?日

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 現在、ここでは企画展として2階でスパイラル展が開かれています。既に紹介しましたが、遅まきながら1階の展示会場の風景を紹介します。写真作品が現在も展示されているかどうかは分かりませんが、会場を想像するには役に立つと思います。

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 場所はアーケード街の一画、岩見沢駅から道路の左側を南下すれば直ぐです。角地で綺麗にモスグリーンで塗られています。初訪問日は夕方だったので暗くてすいません。次回は綺麗な写真を載せます。

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 4つの展示スペースがあります。二階は柱はありあすがワン・フロアーの広い空間で、下は細切れのブース感覚の展示場です。

 ① 外から見えるショーウインドの展示空間。図の緑色部分です。写真でも分かると思います。
   6日間(月~土)を1単位として、1日900円のレンタル・スペース。

 ② 1階の吹き抜け広場。パンフにはスタジオ・スペース1とありますが、関係者が適当に利用するのでしょう。オープン時には三戸唯さんの作品が壁に大きく展示されていました。

 ③ 図の緑の部分。犬小屋の入り口ような、くり抜きの狭い出入口からの進入です。中が意外に広い。鏡が右壁面に大きくあるからでしょう。太田理美さんの作品が展示中。
 キュウマルというギャラリーが繁盛したら、このくり抜きの部屋はギャラリーの顔になるかもしれない。

 ④ 図の黄色の部分、札幌のニュー・スターのような場所。ボードの壁面、冬期間はお休み。
 ここも①と同条件でのレンタル・スペース。外からと会場からの出入口があります。


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 ↑:②の三戸唯・作品。

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 ↑:青い壁に、太田理美さんのコラージュとドローイングの部屋ということでしょう。おそらく彼女は学生でしょう。満足度を聞きたいものです。


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 ↑:④のニュー・スターのような場所。影山宏明さんが個展を開いていました(6・1~6・29)。
 会場の略歴によると、1984年に岩見沢に生まれて、2005年にCAI現代美術研究所を終了された青年です。ポップな感じの作品が大人しく並んでいました。


 岩見沢以北に行った折は、時間が許す範囲で訪問したいです。極力、写真紹介をしたいと思います。関係者の皆さん、宜しくお願いします。

 企画であれ、レンタルであれ、始めたからには創意と工夫、エネルギッシュな行動力しか可能性は拡がらないでしょう。頑張ったからと言って、順調に推移するとは限らないでしょう。メゲル時もありましょうが、自分を信じて進まれて下さい。美術愛好者からの開廊の祝辞です。

by sakaidoori | 2008-06-24 13:28 | [岩見沢]キューマル 他 | Comments(0)
2008年 06月 05日

644) 岩見沢90°②「スパイラル展 グループ「1+3」の場合」  終了・6月1日(日)~6月3日(火)

○ スパイラル展
     グループ「1+3」のイワミザワキュウマル会場・展

 会場:イワミザワキュウマル(iwamizawa・90°)
     岩見沢市3条西5丁目5-1・(JR岩見沢駅より駅前通りの左側を徒歩5分、通りに面した東南角地)
 電話:(問合せ担当・遠藤)090-7645-0671 
 日時:2008年6月1日(日)~6月3日(火)
     (全体のこの会場でのイベント終了は6月28日・土)
 時間:11:00~20:00

 【参加学生】
 グループ・1+3(大塚由夏 桂下いづみ 佐藤祐加里 山内太陽
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 一人一人の作品はそれなりなのだが、どうにも静か過ぎる展示だ。まるで、この新しい会場の宣伝の為の空間になっていた。もっともっと一杯一杯作品を出して、「これでもか!」と、言わんばかりの展示にして欲しかった。省略空間の失敗よりも、誇大空間の失敗を学生は心がけるべきではないだろうか。
 いろんな意味で綺麗にまとめようという意識が強すぎるのでは。それと、グループ展ということで、つまらない平等主義が働きすぎたようだ。

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 ↑:佐藤祐加里、「あふれる」・紙にアクリルガッシュ 650×500 4枚。

 
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 ↑:大塚由夏、「あれこれ」・紙ダンボール ひも。

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↑:桂下いづみ、「すきま」・キャンバスに油彩 1120×1455。

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 ↑:山内太陽、「sanctuary」・キャンバスに油彩 1620×1303。


※このグループの今後の予定

 6月12日(木)~6月14日(土) 於・プラハ2+d
 6月29日(日)~7月1日(火) 於・札幌教育大


f0126829_16101226.jpg ここはフリー・スペースが公称ですか、なぜだか「白猫」と名づけるみたいです。
 白い部屋での気ままな猫なのでしょう。

by sakaidoori | 2008-06-05 15:58 | [岩見沢]キューマル 他 | Comments(0)
2008年 06月 05日

643)岩見沢90°①「スパイラル展 会場(g「1+3」の場合)」  終了・6月1日(日)~6月3日(火)

○ スパイラル展
     グループ「1+3」のイワミザワキュウマル会場・展

 会場:イワミザワキュウマル(iwamizawa・90°)
     岩見沢市3条西5丁目5-1・(JR岩見沢駅より駅前通りの左側を徒歩5分、通りに面した東南角地)
 電話:(問合せ担当・遠藤)090-7645-0671 
 日時:2008年6月1日(日)~6月3日(火)
     (全体のこの会場でのイベント終了は6月28日・土)
 時間:11:00~20:00

 【参加学生】
 グループ・1+3(大塚由夏 桂下いづみ 佐藤祐加里 山内太陽
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 iwamizawa90°(イワミザワキュウマル)
  「岩見沢のアートとまちづくりの活動拠点施設」  (パンフより)

 岩見沢に新しい「場」が誕生した。その実質的なこけら落とし展が、このスパイラル展だ。この展覧会は説明を書くと非常に面倒くさい。概要を簡単に書くと、「9人の学生達が5個展+1グループに分かれて、3会場で一ヶ月間催される展覧会」ということ、その会場の一つが、このイワミザワ・キュウマルだ。他に札幌の教育大学構内の談話室とプラハ2+d。この展覧会はいろんな話しが膨らんでのものだと思うが、ここのオープニング・イベントの兼ね合いも強いのだろう。会場の説明や展覧会全体の記はだんだんと書くことにして、まずはこのイベントの栄通記第一弾の紹介です。

 大仰な書き出しになったが、発表者が学生だから作品のレベルよりも意気込みや心根が伝われば、まずは成功だろう。もちろん、レベルは常に問われるものだから、「いい展覧会だ」と言われたり、書かれたりしても、関係者は天狗にならないでほしい。創作活動はいかなる場合であっても、個々人の自問自答以外には成長のしようがない。この記を書いている「栄通記」筆者自身への戒めでもある。


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 建物全体が施設なのだが、スパイラル展は2階。まずはその階段の紹介から。(1階の紹介は後日。)

 (会場全体を作品には関係なく載せます。僕はこういう場が出来ることがとても好きだし、好きに撮って好きに載せて構わないという言葉には心の中で嬉泣きだ。もしかして将来、ここに集う人達や運営理念が気に入らないということになっても、こういう場は僕の個人的な思いに関係なく、成長してもらいたい。
 文化活動はいろいろと考え方があると思うが、個人の感性が色濃く反映されるものだ。何かの理念や信条よりも「好み」や「人生観」が大きな価値基準だと思っている。逆に言うと、理念・信条・建前が多くて、具体性や好みの反映されていない活動や書かれたものは基本的に好きではない。)


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 会場はかなり広い。7m×6.3mの空間にいろんな出っ張りがあると想像して頂きたい。階段辺りの壁や空間も面白いところだから、広さは充分だ。
 四角い大黒柱と細い支持柱が部屋を切っているが、そんなに視野を遮るという感じではなく、特徴と捉えたら良いだろう。(多分この支持柱は屋根裏に細工をすれば撤去できるだろうが、経費と効果を考えたらその必要も無いだろう。)旧店舗の関係で、大きな鏡はそのままになっている。出発の段階では特徴の一つに華を添えている。展覧会によっては邪魔な時もあろう。
 10cm弱の段差が中央を走っている。鑑賞の邪魔にはならないだろう。演劇などにはむしろ好ましい。
 明り取り(窓)も簡単にふさがるし、僕好みの自然光の遮断された空間も容易に作れる。1日9,000円の企画&レンタルのフリースペースだ。

 外は既に日が没して、柱で適当に区切られた空間をぐるぐると何度も回った。素晴らしい場所だと思う。女性スタッフが多いのだろう、小奇麗にしているのが好ましい。汚いのが味があるなんていう考えは支持しない。顔見知りの関係の時に成り立つ言葉で、不特定多数を相手にするときには通用しない。

 岩見沢駅前に一つの場所が出来た。使う人、見る人、関わる人によって膨らんで欲しいと心から願っています。


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 (↑:クリックすれば大きくなります。)

by sakaidoori | 2008-06-05 12:34 | [岩見沢]キューマル 他 | Comments(2)