栄通記

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2007年 04月 25日

158) 門馬 「本田征爾展」・水彩 ~4月30日まで

f0126829_13332529.jpg○ 本田征爾展  -幻灯生物ー

 会場:中央区旭ヶ丘2丁目3-38
     門馬 ANNEX・バス停旭ヶ丘高校前近く 
     電話(562)1055
 会期:4月21日~4月30日(月)・無休
 時間:11:00~19:00

 



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 「泳ぐ人・本田征爾」

  1977年 京都生(バリバリの関西人です)。
  2000年 北大水産学部卒。
  2003年 京都の画廊にて初個展。以来、エルエテ・乙画廊・門馬アネックスと個展活動。
  2002年~ マグロ延縄調査船に乗船。一度船に乗ると半年ほど帰らないこともある。近々二ヶ月の乗船予定。


 この半年間、船に乗って青い空や海ばかり見て、ゆらゆらゆれながら描きためた作品展だ。マグロを獲るのが目的だが僕らにはあまり目にすることのできない物もあるであろう。具体的にどんな仕事をしているのだろうといつも思うのだが、会えばわけの解らないことをだべってきて帰ってしまう。そんなことでは本田君に申し訳ないので、しっかり紹介しよう。


 本田征爾、自信をもって海から帰ってきたようだ。
 失礼な言い方だが、本田君の体型は線描質的なところがあって、絵にもユーモアの中にカキッと現れてポキッと消える線質なところがあって、ニッコリ笑う余韻があった。今展を見て思ったのだが、以前は見えるもの描きたいものが技術的にも描けれなくて、少しごまかし気分で綺麗に可笑しく描いていたのだろう。だから、描かれた絵のイメージとは裏腹に結構作家は苦しんでいたのだ。対象としての「何か」を描いていたのだ。彼は乗船すると、いつも頭の中で泳いでいる。泳いでいるとその前後左右に何かの気配を感じるのだが、それらを想像して、願望として描いていた。今は見えるとは言わないが、描くことによって現れる姿に確かな手応えを持ち始めたようだ。
 おかしな魚たちがゆったりとアネックスの白い海を泳いでいる。やけに白い海だ。白昼夢・・。今展の魚たちはようやく誇らしげにその姿を現したばかりだ。「眠れる海の美魚」たちよ、本田君にだまされて十重二十重に群れなし、僕を見返してくれたまえ。

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 左は少しエッチですネ。右は自画像。チョッとカッコ良すぎるかも。

 タイトルだけ紹介します。写真との関係を書けなくてすいません。
 「虚空の産卵」、「白瞑」、「ミルトンの卵」、「青灰止まり」、「めがねのめだま」、「闇色の魚」、「阿蘭陀の魚」、「ツカマエタ」、「花咲甲虫」、「花色」他

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by sakaidoori | 2007-04-25 13:55 | 門馬・ANNEX | Comments(0)


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