○ 多面的空間展 VOL.9
会場:タピオ
北2西2・中通り東向き・道特会館1F
電話(011)251-6584
会期:4月16日(月)~4月28日(土) (会期中無休)
時間:11:00~19:00
(注:タピオは日曜日が定休日ですが、今展は開いています。時間は13:00~18:00ですので、気をつけて下さい。)
タピオ得意のグループ展です。
6名の出品作家名を紹介しましょう。敬称は省略。
漆山 豊、上條 千裕、中森 秀一、林 教司、藤川 弘毅、渡辺 英四郎。
上條千裕さん。「凪(レース編みの海)」、「小さい空き地」、「かげもじゆうに」、「海と果実」。

綺麗と同時に<何か>が心に残る作品をいつも発表しています。
彼女は四国に住んでいます。以前、会場の彼女用の記帳欄に感想を書いたことがあります。簡単なメモ的な文です。多分、そのお礼としてカラー刷りの個人通信紙を頂いたことがあります。手元には間違いなくあるのですが、直ぐに見つけられなくて、詳しく彼女のプロフィールを書けなくて残念です。次の機会に譲りましょう。その通信紙で彼女が新天地・四国で、作家らしく新たな場所にすんなり溶け込んで創作活動をしていると思っていました。自己紹介ファイルが置いてあったので軽く読んでいると、自分という存

在を旅人のような中間者として位置付けている走り書きに目が留まりました。てっきり転居先で、気分一新で励んでいると決めつけていたので、ハッとしました。あらためて今展の作品を見直すと、和むというよりも心の刹那さを、「きつい美」を思ってしまいました。
転居先での自己を旅人のような心と認識した時、故郷の北海道はどういう位置付けになるのでしょう。暖かく自分を迎えてくれる処、帰るべき処、本来居るべき処と思うのでしょうか。いやいや、一度自分の事を漂泊者と認識した者にとっては如何なる場所も仮の住まいのようなものでしょう。「終の棲家(ついのすみか)」、彼女にとって創作活動とはそこを見つける旅路なのかも知れません。
漆山豊さん。「作品」。
中森秀一さん。
林教司さん。「種子」。
渡辺英四郎さん。写真です。4点中の2点。僕の写真ではわかりづらいかもしれませんが、この写真作品はガラス越しの被写体を撮り、そのガラスに写った撮影者なりを取り込んで虚実皮膜を表現しています。
林教司さん、「種子」。
以上の作品は壁面作品で入り口から右回りに載せました。
下の作品は立体作品です。
藤川弘毅さんです。