栄通記

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2017年 08月 18日

2572) 「野崎 翼(九州大学1年・折り紙)の場合 (’18群青『対展』会合) 」チカホ 終了/8月17日(木) 18:00~




「2018年群青『対展』打ち合わせ」


野崎 翼(九州大学1年・折り紙の場合


場所:札幌市チカホ①②番出入り口付近の白くて丸いテーブル
   (銀だこやモスバーガーの前!)

日時:2017年8月14日(月) 18:00~20:00

-----------(8.17)

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来年の展覧会・群青「対展」参加予定者、折り紙青年・野口翼(旭ヶ丘高校美術部OB、九州大学1年)君との対展打ち合わせだ。

「対展」は写真が基本だ。しかし、写真ばかりの対作品ばかりでは疲れてしまう。誰かいないかな~、と思っていたら、野崎青年からメールが来た。「無事九州大学に合格しました。連絡が遅れてすいませんでした」即、折り返し電話で「対展」参加を打診した。即、「OK!」

そして、お盆の帰省のこの日、この時間に、この場所で対展説明会だ。

一時間ほど経った。何やら落ち着かずにボストンバッグをいじっている。
帰りたいのかな?・・・
と思いきや、いきなり商売道具のお披露目だ。





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イモリのような、ヤモリのような、恐竜の末裔みたいなのがすわっと現れた。
怪しげな和紙でできていて、触るとぬめっと・・・手のひらに心地良い。
カニの甲羅のような、抜け殻の残骸のようなものまで涌いてきた。





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おおっ、次は「心模様」が固まって、岩をなしている。




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剥ぎ取られた一枚一枚の「心という甲羅」、「心の襞」。
素材の紙の色模様は中間色。野崎翼は緑が好きだという。激するわけでもなく、沈み込むでもない。僕には「不安」を引き出す色模様に見えて仕方がない。

野崎翼に8mの壁を与えて、好きに折り紙で壁を刻んでもらいたい。
目の前にある折り紙は本当にカケラだ。でも、全てはミクロのカケラから始まる。
野崎翼はまだ二十歳だ。が、「心の成長」というものはあるのだろうか?今抱いている想念を見える形にする!「見える形」が何かを気付かせて、何かが更に産まれてくる・・・「形にする」とは「生まれいずる悩み」かもしれない。そんな苦しい悩みなんて!しない方が本当は楽だ!野崎翼はどこまで「悩み」を背負うのだろう?いや、折り紙だから「楽しむ」のかな?「悩む」、「楽しむ」、「哀しむ」、同じ心から産まれるのに、身もだえしてしまう心の移り変わりだ。

カケラが重なり膨らみ増え続けて、「野崎・心模様」が大きくなるのを見たいものだ。




さー、野崎折り紙小劇場は店じまいだ。ピースでわかれよう。


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・・・

我が家には2点だけだが野崎即興作品がある。



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2年前に丸島企画展で折ってもらった作品。
なぜだか折り紙の下には「レーニン」がいる。今日、同席した女性はロシア大好きと言っていた。不思議な偶然だ。
そうだ、彼女はロシア語が得意という。
彼女にドストエフスキーの「白夜」冒頭を捧げよう。

素晴らしい夜であった。それは、親愛なる読者諸君よ、われらが若き日にのみあり得るような夜だったのである。空には一面に星屑がこぼれて、その明るいことといったら、それを振り仰いだ人は、思わずこう自問しないではいられないほどである――いったいこういう空の下にいろんな怒りっぽい人や、気まぐれな人間どもが住むことができるのだろうか?これは親愛なる読者諸君よ、青くさい疑問である、ひどく青くさいものではあるが・・・


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上の綠の作品、今日頂いたものだ。ありがとう。

by sakaidoori | 2017-08-18 16:56 | チカホ | Comments(0)


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