栄通記

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2013年 11月 10日

2298)「木陶画石布 脇坂淳 前田育子 別府肇 野村裕之 田村陽子」さいとう 終了/10月29日(火)~11月3日(日)

木陶画石布 

脇坂淳 前田育子 
別府肇 
野村裕之 田村陽子
      
     
             


 会場:さいとうギャラリー 5階  
     中央区南1条西3丁目1
      ラ・ガレリア5階
      (北東角地。
      1階が日産のショールーム。)
     電話(011)222-3698

 会期:2013年10月29日(火)~11月3日(日)
 休み:月曜日(定休日) 
 時間:10:30~18:30
     (最終日は、~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーー(11.3)


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 「木陶画石布 (展)」。安直というか正直というか、参加作家の表現分野をそのまんま展覧会名にしている。良き仲間たち展、でしょう。

 小品中心で、相手の領域を侵すような激しい展覧会ではない。領域への侵入はないのだが、小さくてもピチピチ、パチパチと周りに微笑み合い、小気味良いリズム感。特に男性諸氏は、いじらしいというか可愛いというか、素直な直向きな作品たちだった。そういう男性作品を中心に掲載していきます。

 (以下、敬称は省略させていただきます。)




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   ↑:別府肇



 銅版画の腐食作品みたいだ。実際、そういう先入観で見ていた。『あれっ、水彩みたいだけど・・・』と思っていると、「マルシマさん、銅版画って紹介しちゃって、違うでしょう」と、いきなり楽しく注意されてしまった。

 「絵画」です。タイトルは「磁石」。素材はいろいろで、それらを楽しむのが別府肇ワールドだ。列記するのが面倒です。下の写真をざーっと眺めて下さい。


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 どういう使われ方をしているのだろう?聞けば少しは分かるだろうが、作家の思いのこもった制作過程は無視しよう。あくまでも結果としての作品を楽しもう。
 


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 土の中の微生物にチチッといたずらをして表面に出させて、その動きを楽しんでいるみたいだ。いろんな小さな生き物が引っ付いたり離れたり、その全体が一つになってふわふわふわふわ。
 何よりも優しい。皮膚というか表面を愛でている。
 小品と言うこともあり、決して大仰な作品群ではない。が、一作一作パワーがあって、色の発色も強いから、他を浸食したい勢いがあった。勢いはあるが、ぐぐっと自分の領域で頑張るのが別所ワールドであり、別所パワーだ。ゴー・イング・マイ・ウェイの自由さも魅力だ。




     ~~~~~~~~



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   ↑:以上、野村裕之


 別所肇が「微生物への愛」なら、野村裕之は「小さき家たちに贈る唄」だ。

 長屋のように並んでいる家並み。質素を思わす煉瓦姿。ちょっと上品に白石姿。その間に変な物を入れたり、札幌軟石も登場させて地元・札幌への愛も忘れない。

 こういう作品群はあれこれ言っても面白くないでしょう。以下、ちょっと接近して家並みたちを紹介しましょう。



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   ↑:「煉瓦の家」




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   ↑:脇坂淳



 まさしく「小さき者たち」が、ただただ一列に並んでいるだけ。着色していたりして素材が分かりにくいが、展覧会名から判断して「木」でしょう。おとぎの国に出かける前の、仕立屋さんで可愛く並んでいる「小さき者たち」です。




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   ↑:「風を待つ」。




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   ↑:「ガラクタ-4」。



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   ↑:「ガラクタ-1」。



 この「ガラクタ シリーズ」が特に良かった。何の意味もない「小さき者」です。意味がないから良い、そんなことは言いたくない。大人の玩具だ。なんとも可愛い姿だ。大人とはなんと他愛のないものだろう。




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 他の女性作家作品を簡単に載せます。すでに沢山の写真を載せたので本項も重くなりました。項を改めて紹介する時間もありません。今回は男性諸氏の愛を伝えて終わります。




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   ↑:布の田村陽子



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   ↑:以上、陶の前田育子


 今回は利器中心です。壁には飾り物?のオブジェ。



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by sakaidoori | 2013-11-10 15:28 | さいとう | Comments(0)


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