栄通記

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2013年 08月 07日

2132)「芸術団Jam.24(加藤裕一 木村真哉 宮崎亨 八子晋嗣)」アートスペース201 終了8月1日(木)~8月6日(火

芸術団Jam.24 

  加藤裕一 
 木村真哉 
 宮崎亨 
 八子晋嗣
            


 会場:アートスペース201 6階 A室  
      中央区南2条西1丁目7
       山口中央ビル  
      (東西に走る道路の南側。)
     電話(011)251-1418

 会期:2013年8月1日(木)~8月6日(火)
 休み:水曜日(定休日)
 時間:10:00~19:00

※ ワーク・ショップ ⇒ 「エゾシカの角でワーク・ショップ」
            8/4(日) 13:00~12:00 無料


ーーーーーーーーーーーーーー(8.6)

 (以下、敬称は省略させていただきます。)


 地味な展覧会です。普段の美術発表も、また今展に対する態度もそれぞれ違います。
 ダントツに頑張る宮崎亨、道展にも発表していたが、今はグループ展中心でマイペースの八子晋嗣。少なくとも今展に参加して芸術心を維持している加藤裕一に木村真哉。もっとも、最後のお二方に関しては、僕が深く知らないだけのことです。

 会場をふさぐ勢いで賑わす、そんな風景ではない。淡々とした制作スタンスを淡々とのんびり時間を過ごす。
 毎年開催しているグループ展だ。今は不動のメンバーだ。また来年も会えれば・・・。いつもそんな気持ちで鑑賞を終える。
 

 まずは会場風景から。


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   ↑:(全作、宮崎亨。)



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 この写真はバックの絵画のためのものではありません。台を見て欲しい。



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   ↑:八子晋嗣、「(?)」。


 実は、これは作品を置くための台なのです。某学校に設置されるモニュメンタルな作品の台座です。だから、意味がないと言えば意味のない作品だ。おそらく、今はその制作に追われて、見せる作品がないのだろう。「えい!台座を見せちゃえ!」になっと思う。

 ここにそびえる八子晋嗣・作品、彼の人生中期・代表作になるだろう。できあがったら学校に見に行かねばならない。載せねばならない。断られなければ。

 遊び心満点の八子晋嗣。他の作品を載せます。


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   ↑:八子晋嗣。左から、「飾り棚」、「くたくた」。


 「くたくた」は上蓋を開けて小物入れになっている。入れ物よりも楽器として面白い。中が空洞なのと、蓋の隙間具合で、叩くといい音がした。




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   ↑:木村真哉。左から、「放心、それも生」・油彩。「生霊、それも生」・油彩。


 宮崎亨に影響されたのか、シュールな世界。彼の社会性を排して、より個人的なポエムを浮かべている。




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   ↑:加藤裕一、「空爪」・紙粘土。


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   ↑:加藤裕一、「裂爪」・紙粘土。



 両者共に一癖ありそうで気になる存在だ。上の作品は気持ちよさが忍び寄り、下の作品は小さな不気味さの音がする。



 会場風景で、壁作品を多く見たと思う。赤くてちょっと怖そうな世界だ。それらは宮崎亨・作品だ。
 彼は来年のこの時期に時計台ギャラリーで個展の予定だ。その準備作品が今展と理解した。構想の断片だ。昨年もそこで個展を開いた。やる気満々の人だ。
 今展、ほとんどが「生きる」だ。まさにそれを強く実践している。


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   ↑:宮崎亨、「生きる」。


 薄気味悪く思う人がいるかもしれない。でも、無意識な妄想なり異界を夢うつつに投影した世界ではないから、ドロドロ感は薄い。「生きる。オレは生きているんだ」と自分に、仲間に、他人に、社会に呼びかけている。情念発露を借りたメッセージ絵画ともとれる。
 メッセージ性が強くても構わない。ただ、絵画としては観念性が先走りしている感じで、他人への良き強制力は弱い。いや、若々しい未熟さと明快に記しておきたい。弱いが、それで良いのだ。彼はこの方向でまっしぐらに絵画制作に、美術の社会活動に励んでいる。今時珍しい一本気な人だ。画家として大成するかどうかは未知数だが、この姿勢何かを作り上げると思っている。



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   ↑:宮崎亨。左から、「心の穴が塞がった」・油彩。「北回帰線」・油彩。




f0126829_9334680.jpg →:宮崎亨、「情念が止まらない」・油彩。



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by sakaidoori | 2013-08-07 09:52 | アートスペース201 | Comments(0)


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