2013年 07月 23日

2107)①「三大学合同写真展2013(札幌学院 北星学園 酪農学園)」アートスペース201 終7月4日(木~7月9日(火

   

三大学合同写真展 2013 

 札幌学院大学
 北星学園大学
 酪農学園大学
           


 会場:アートスペース201 5or6F 全室 
      中央区南2条西1丁目7
       山口中央ビル 6階 室
      (東西に走る道路の南側。)
     電話(011)251-1418

 会期:2013年7月4日(木)~7月9日(火)
 休み:水曜日(定休日)
 時間:10:00~19:00
      (最終日は、~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーー(7.8)


 厳密には大学毎の展示になっているのでしょうが、あまり個別大学を強く訴えてはいない。それは主催者の強い意志なのか?せめて、大学別にタイトル・プレートなりを統一してくれたほうが変化が生まれて飽きないと思った。まだまだ個性薄き作品が多い。展示に工夫が欲しいところだ。

 というわけで何となくだらだらと沢山の作品を見ていくことになる。そしてお気に入りに出会ってはうなずき、会場の学生と会話をしたりと、それなりに楽しんできた。


 二部屋の展示。会場風景を載せます。全体雰囲気を確認して下さい。


 以下、全て右側の部屋。


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   ↑:北星学園大学4年・中野このみ、「潮騒」。


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 バライタです。しっとりした画質感と物語性がぴったりで、綺麗な世界だ。今展一の出来映えだと思う。というか、すでにある程度の技術と自分の世界を持っているみたいで、うらやましくなった。
 波打ち際の女と、少女っぽい所作、砂辺への落書きスタイルも小さな幸せだ・・・なんてことのない被写体なのに、ロマンがたっぷり詰まっていて、見つめてしまった。



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   ↑:北星学園大学・神 大登、「藤岡くん、神社と公園に行く」。


 僕は、こういう枠にはまった隙間なしのベタベタ貼り作品が好きだ。だから、どうしても載せたくなる。撮影者もこういう手法を只今勉強中なのだろう

 似た作品が多くて変化が乏しい感じ。それと、男と女を撮っているのだ。友達同士でも、恋人同士でも、この時ばかりのたまたま男女関係でもいい、もっと男女関係を強く表現したらいいのに。
 意外なのは、撮影者は男中心に撮っている。撮影者も男だから、もっと「男」に迫ればいいのに。



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   ↑:北星学園大学3年・高橋徹、「春に見た夢」。


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 大きめの作品が4枚、そこに小品を味付けに加える工夫だ。その魚君達は中央で泳いでいて、ちょっと気取った展示だ。全てが成功しているとは思わないが、いろいろしたいという意気込みが伝わってきて好ましい。

 大作の4枚が、ちょっとダブった感じだ。撮影者は夜桜を撮るのがイントロで、そこに集う人群れ、若者達を撮りたかったのだろう。その気持ちはよくわかるが、作品としては変化がなさ過ぎた。いや、微差を強烈に訴える力量に乏しかった。力量不足は仕方がない。次がある。
 それと、「夜桜」と「夜の若者」という二つの課題を等価に追求している。テーマは一つの方がいい。主従をはっきりさせて、従が隠し味を発揮できれば最高だ。


 ところで、撮影者・高橋徹君とは、以前会話をした仲だった。その時、「作品は大きく沢山」と語った。それを彼は実践したのだ。嬉しいね。
 「大きくしたらアラも欠点も見えて良いスねー。お金もかかったけど、仕方ないっす」屈託のない言葉が次々に聞けた。やる気満々だ。小さな体だが、背筋もビシッとして大きく見えた。発表時の女のオーラは時々出会うが、久しぶりに見る男のオーラがあった。


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   ↑:2年・藤岡尚太朗、「朱鞠内湖には大きいワニがいるんだ」。


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 バリバリの合成風で、いかにも「作った作品だ」、という強さが印象的。
 タイトルもそうだが、作品作りもいろいろと遊ぶ人だろう。2年生だ。大いに大きく遊んだ作品を続々と見せて下さい。期待しています。



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   ↑:北星学園大学4年・尾崎華、「夜溜り」。


 正直で気持ちの良い作品だ。
 「夜の祭り風景を遠くから撮ったら小さくなって見えないだろう。だからそれなりに接近して風景の意味を伝えたい」そんな印象だ。
 が、全体の距離感があまりに一定・安定していて、夜の不思議さが薄くなった。見えることで見えない楽しみが軽くなった感じだ。
 きっと正直な撮影者なのだろう。じっと真面目に相手を見つめている。



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   ↑:()。

 タイトル等のキャプションなしの作品。意図的所作だ。

 そういう作品は当ブログ向きではないのだが、作品は目立っていた。

 おしゃれな作品です。一応、後ろ姿の女性が写っているが、そこが中心ではないでしょう。優しい空気感の演出のようなものだ。その情景を見逃さずに、素早くふんわりと撮っている。



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   ↑:ナ・ヨンジェ、「部屋の心」。


 韓国人でしょう。留学生とのことです。国際的で羨ましいものだ。彼女の案内で韓国旅行撮影会、そんな機会があるのならば、関係者のような顔をして参加したいものだ。

 


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   ↑:北星学園大学2年・宮島佑佳、「まなざし」。


 べたっとした着色に大きく明快なまなざし。強さが良い。



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   ↑:札幌学院大学・山口眞里奈、「見上げればしあわせ」。


 初々しい作品です。見るのが楽しくて、撮るのが楽しくて、見せちゃいます、と言っている。



 意外に沢山載せてしまいました。左側の部屋が残っています。省略しては失礼でしょう。
 ということで、②に続く




f0126829_8485046.jpg →栄通の横顔シリーズ第2作。「高橋徹の右顔」。

by sakaidoori | 2013-07-23 09:05 | アートスペース201 | Comments(0)


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