2013年 03月 01日

1948)「北海道工業大学 写真部 卒業写真展 2013」アートスペース 終了2012月21日(木)~2月26日(火)





北海道工業大学 写真部 

    卒業写真展 2013
          



 会場:アートスペース201 6F A室 
      中央区南2条西1丁目7
       山口中央ビル 6階 室
      (東西に走る道路の南側。)
     電話(011)251-1418

 会期:2013年2月21日(木)~2月26日(火)
 休み:水曜日(定休日)
 時間:10:00~19:00
      (最終日は、~17:00まで)

 【参加学生】
 高見響 酒井樹生 小林直智 向耕太郎

ーーーーーーーーーーーーーー(2.23)


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 変形な四角い部屋で、それぞれの壁に一人ずつの展示。一人あたりの面積は不平等で、いびつだが、沢山出品して、美的調和を考慮しつつ、何とか個性を出そうとしていて元気が良い。とにかく、余白が少ないのが清々しい。


 (以下、敬称は省略させて頂きます。)


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     ↑:酒井樹生( みきお)。


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 個性を露わでなく余韻を持たせるべき作風なのに、額装を隙間なく引っ付けて、強い撮影者を印象づける。見せる展示のコツをわきまえた学生だ。

 よほど北海道の白が好きと見えて、「白」を意識した発表だ。この時期の冬をそうていしているのか?巣立つ時期の冬をかみしめているのか?見る方は今の生活でどっっぷり染まった「白」で、この作品群に出会うわけだ。ことさら白を強調するでもなく、気分は思いでムードのセピア感覚だ。個々の作品にのめり込むというよりも、「白い世界大好き」と、撮影者の好みに良い気分で引っ張られる。

 やさしい作品群だ。強いていえばこの「やさしさ」に「強さ」が加われば。それも、未知の領域に踏み込む「強さ」が。しかし、それは今後の課題だろう。すでに「写真」の特性をわきまえた人だ。今後もみたいものだ。


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   ※※


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     ↑:小林直智(あるいは向耕太郎)。


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 一つ一つをきっちと撮っている。モノトーンだから、撮影者の生真面目さが強まっている。
 撮影者は「新しい自己紹介」を提言している。それは良いことなのだが、本展でほ自作品に普通のネーム・プレイがない。ここは普通に名前をいれるべきだろう。本作、「小林直智か向耕太郎」で、おそらく小林直智だろう。写真入りで自己紹介をしているのに、画竜点睛の感がある。


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 こういうわけの分からないのも面白い。古ぼけたものが好きな小林直智?だ。



  ※※



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     ↑:向耕太郎(あるいは小林直智)。



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 記録写真のようだ。極力撮影者の感情を挟まないで、それ自体の魅力を伝えたい、そういう意志を感じる。
 人の写真群も展示して、「人間も大好きだ、人も撮れるんだ」と誇示している。が、やはり「都会」という記録写真のようだ。クールな目を通して世界を見たいのだろう。知性を感じて好きな写真群だ。



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     ↑:高井響



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 スナップ写真として、好きなものを形やムードにこだわらずに色々と見せている。花の接写もある、ならば人の超接写もあれば完璧だと思った。おそらく、人の接写は「スナップ」にならないのだろう。あくまでも自然体を好む撮影者なのだろう。



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 好感を持てる卒展4人だった。今後も、何らかの形で作品発表を継続して下さい。

by sakaidoori | 2013-03-01 23:31 | アートスペース201 | Comments(0)


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