栄通記

sakaidoori.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2011年 10月 25日

1590) 「(小菅和成・シルクスクリーン作品展)」 g.犬養  終了・10月26日(水)~11月7日(月)

○ an exhibition of kosuge kazunari
    (小菅和成・展) 

   works serigraphy   kosuge kazunari
 
        (小菅和成・シルクスクリーン作品展)


 会場:ギャラリー犬養 
      豊平区豊平3条1丁目1-12 
     電話(090)7516ー2208 

 会期:2011年10月12日(水)~10月23日(日)
 休み:火曜日(定休日) 
 時間:13:00~22:30  

ーーーーーーーーーーーーーーー(10.23)

 栄通記初登場の新ギャラリーだ。そして間違いなく適時登場する場だから会場そのものを手広く載せたいところだ。幸いスタッフの犬養君は知らない人でもない。そのつもりであったが、こちらの体調と雨のためと既に日も没して、バシャバシャ撮りまくることができなかった。で、日を改めて詳しく場の紹介をしたいと思います。というわけで今回は個展風景のみです。



f0126829_1213983.jpg



 会場は民家の2階。階段を上がればそこに上のような写真風景なのです。見事な旧家のたたずまいだ。間仕切りを取り払って、申し分のない広さだ。床のいた色、壁の柱の締まり具合、天井高も悪くはない。外光の欲しい作品にはもってつけだろう。窓も作品のようだ。

 以下、会場の四囲を載せます。ピンボケ作もありますがお許しを。

f0126829_1233028.jpg


f0126829_124115.jpg


f0126829_1242827.jpg


f0126829_125729.jpg



f0126829_1322455.jpg
f0126829_13225794.jpg
     ↑:左側、「木陰に潜む」。右側、「あの日」。

 小菅和成君を当ブログ57番で取り上げていた。確か、さいとうギャラリーで本人とも会話をしたのでは。残念だが、その時の顔は忘れた。「染めをしている」と語っていたのは覚えている。今もその時と同じ生活スタイルのようだ。普段は「染め」を仕事にしていて、終末のシルクスクリーン制作は個人的な美術活動のようだ。

 さて上の作品、左側は旧作で当ブログでも載せた作品。右側は今展の中心作だと思う。イメージを視覚化するのが創作原点のようだ。イメージに取り囲まれて、暗闇を徘徊するというものではない。イメージの確認であり、心を開く、見果てぬ夢との戯れのようだ。「円」がイメージ空間だ。完結した「円」なのだが、どこかに次の世界への穴が空いて、その穴の向こうにも良い気分の世界がある、その良い気分はどんなんだろう。少年が空を見上げてボーッとしている姿を思う。旧作はいかにも覗き穴という制約があり、穴の破れの楽しみ方も具体的だ。新作は「大地と空」だ。作品自体が「窓」になりあれやこれやと往き来したい。愛や性の影は薄い。丸い形と淡い色の重なりに恋しているようだ。

 小菅青年と呼びたい。30前後の社会人ではあるが、奇をてらわずに素直な道を歩んでいる、そんな風な会話ができた。「染め」という職人的世界が仕事場のようだ。「染め」は技術であり「巧みさ」が第一に問われるだろう。そこにどんな小菅味があるのか、いずれ見ることもあるだろう。その時は宜しく。


f0126829_1351363.jpg
     ↑:「ひとつから」。
 

f0126829_13531134.jpg
f0126829_13532974.jpg
     ↑:左側、「テーブルを囲う」。右側、「振り子」。


f0126829_13552088.jpg
     ↑:「森の中で」。

by sakaidoori | 2011-10-25 14:10 | (ギャラリー&コーヒー)犬養 | Comments(0)


<< 1591) 「鈴木涼子・個展 ...      1589) ②「2011年墨人... >>